穏やかな日々は長く続かない。波風が立つことは良い方向へ向かうきっかけでもあるのかも知れないが、軌道に乗せようとする方向性を見失わせコツコツ築いて来たものをあっさりと消し去る。賽の河原とは地獄にあるものではなくこの世のことではないだろうかと思うことさえある。
それでも結局、執着することにも意味がないのだろう。積み上げたものを崩されたからといって嘆いてても始まらない。不格好だったのかも知れないし、崩されなくとも風で倒れるような不安定なものだったかも知れない。また新たに美しく安定したものを積み上げる他ないのだ。
《ささやき》
この世には様々な人がいる。それぞれが役割を持ち、ともすれば憎まれ役を淡々とこなす人もいる。同じ立場だったら精神的にもたないかも知れない。その人の人生はどんな景色だろう。安全なところから苦しむ人を見ても何の感情も持たないように冷静さを維持する。喜怒哀楽のある日々を思うとむしろ同情に値するかも知れない。
少し精神的な負荷が大きかったので最近出かけていなかった道を自転車で走った。
いつの間にか黄金色に色づいた田園風景の中を自転車で走っていると赤とんぼがそばを飛び交う。写真を撮るために自転車を止めると足元の草むらからイナゴが飛び出す。電線を見上げるとカラスが列をなしていた。
目的地の沼に到着すると釣り人が一人、釣り糸を垂れていた。沼には期待したほど花が少ない。それでも何枚かシャッターを切った。ここ数年、整備している間は見られなかった鴨や白鳥も冬になったら戻ってくるだろうか。
食事をしていなかったし近くにコンビニもないのでそれからひたすら家路を辿る。青空に月が浮かんでいた。負荷があったからこそ見られた光景なのかもしれない。不穏な雰囲気とは裏腹に見事な収穫の季節を迎えていた。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回
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