2017年8月31日木曜日

温存

 曇り時々晴れ。朝は涼しく立て続けにクシャミが出る。天候は下り坂のようだ。

 効率的で手っ取り早い方法ほ採用すれば無駄に苦労をする必要はないだろう。お金があれば解決することも少なくない。にも関わらず愚直に継続しなくてはならない方法を選択するのは持ち駒を使わず奥の手として温存するためとも言えるかもしれない。
 お金で解決した問題は将来的に使えなくなる可能性を否定できない。手っ取り早い解決方法を選択しても実力が伴っていなければ、結局最初から始めなくてはならなかったりもする。そして手段の選択に悩まずに済む一握りの人はもしかするとその手段を行使する目的や意義がわからないかもしれないのだ。
 目的や意義は悩んだり苦しんだりしたことの中で生まれてくることなのかもしれないからだ。

撮影:2010/09/01
若い頃にウサギ気取りだったつもりはないにしても不器用で成長が遅いのだからもっと亀のような一歩一歩の足取りをもっと大切にすべきだったと思う。ブランクや遠回りだってきっと糧になっているはずだ。だからこそコツコツ進むことを忘れないようにしなくてはならなかった。

 ラクガキ程度のデジタル作画しているうちに夕方が近くなってしまったので少し身体を動かしておくことにした。

 自転車を出してみると雲が多く風もありTシャツでは若干肌寒さを感じるので一旦帰宅。再度自転車を走らせ携帯ショップに立ち寄って時間を確認するといつものコースでは遅くなりそうだった。立ち寄る店をスキップしつつ買い物を済ませて帰宅した。

 温存した利便性や効率をもたらす手段はいつかターボのような効果をもたらしてくれるのではないだろうか。そのためにはまず基本性能を高めなくてはならない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:110回
2回目:118回

2017年8月30日水曜日

端麗

 夜間に降った雨が上がり曇りがちの涼しい日。数日前の筋肉疲労もやや緩和されてきた様子。心身ともにコンディションが良い時というのはそんなに多くない気がする。そんなものなんだろうか。

撮影:2006/08/31

 昨日、鉛筆で描き始めたカットをデジタルデータとしてMacに取り混んで彩色を進めていた。朝になって昨日の鉛筆画を見たらデッサンがひどく歪んでいる気がしたので補正しなくてはならないと思いつつMacで確認すると鉛筆画より気にならなかった。ほんの少しのタッチの違いや陰影で矯正されて見えるのかもしれない。ペン入れして改めてデジタル化する必要も考えていたが、現在のデータでデジタルのまま進めた方が良さそうだ。

 光源の方向を考えながら顔に陰影をつけていく。肌の色につける陰影は毎度のことにように悩む。彩度が高すぎるとオレンジ色になってしまうし彩度を落としすぎると濁って見える。これは周囲の色との相対関係によって感じ方が変わるからだろうと理解している。光が当たっている部分と陰になっている部分は彩度の違いの他、色相の変化も必要だと思う。それで微調整しながら描き込んで行くことになる。頬骨の辺りの陰影は意外と難しくていつも悩む。モノクロやベタ塗りなら必要のない陰影かもしれない。口の周りも難しい。骨格を意識しながら描くことで顔を含む頭部全体の形を捉えなくてはならない。



 修正を重ねて描いているうちに存在感が胸に迫る感覚があった。随分久しぶりの感覚だ。美しいものに触れたり感動したりすると脳内で何らかのホルモンが分泌されるのではないだろうか。作品をいつまでも見ていたくなるような魅力が不意に宿るような気がするのだ。時に輝きのようなまばゆさだったりなだらかな曲線を目で追い続けたくなるような感覚だったりもする。いつもその領域を目指していても必ず辿り着けるわけではない。様々な条件が噛み合った時にだけ到達することができるのだ。

 この感覚を味わうことがあるからこそ描くことがやめられないとも言えるかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:125回

2017年8月29日火曜日

筆跡

 曇り時々晴れのち雨。昨夜はなかなか寝付けなかった上に緊急速報で目が覚め、さらに一昨日の筋肉疲労がずっしり重かった。

ぼんやりして体調も芳しくない上に涼しい気候から一転して汗が噴き出すような蒸し暑い日になった。外出で気分転換する気になれず、制作していた3Dソフトを起動する気にもなれない。デジタルでの制作が続いていたので描く喜びを忘れかけているのかもしれない。そこでアナログのコンディションチェックすることにした。

撮影:2010/08/30

 机に向かって鉛筆を走らせるとデジタル作画とは違った感覚が脳へダイレクトに伝わる気がする。以前に描いていたコピー紙を裏返し、反転した絵を下絵にして透かして描いてみる。バランス感覚の矯正の目的もあるのだが、矯正できているのかどうか実感としてわからない。むしろ狂ったバランスの上からトレースしても正しいデッサンにはならない気がする。そこで別のカットを描き起こすことにした。何度もトレースを繰り返した後ということもあってかこちらは比較的調子が良かった。デジタルでの作画が続いていたせいかついショートカットの「やり直し」をしたくなる。苦笑しつつ消しゴムを使うと修正したい細部を消さずに広範囲に消してしまう始末。これこそがアナログとデジタルの違いだろう。

 夕方になって我慢できなくなったので少し仮眠すると少し楽になった。どうやら睡眠不足のような状態になっていたらしい。

 改めて今日描いたカットを見直してみるとどこかおかしい感じがする。下絵にしてデジタルで仕上げれば修正は可能だろうか。心身のバランスやコンディションが崩れている状態では正しい判断をすることが難しくなるのだろう。
 紙に鉛筆で描く感覚は描くという根本に通じている気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:115回

2017年8月28日月曜日

装備

 薄曇り。昨日、自転車で高原へ出かけたので覚悟はしていたものの今日はやはり疲労感が残っていた。そのせいかうっかり腕立て伏せを忘れそうになった。毎日やっていると腕立て伏せをした記憶が昨日のものか今日のものかわからなくなることがある。そのために忘れないうちに記録しているのだ。

 昨日、高原で会った方が無事に帰宅できたかどうかどうしても気になるので確認の電話をしてみた。すると無事帰宅して今日は動かなくなった車の確認に出かけたらしい。怪我の状態も大丈夫ということだろう。驚いたのは動かなくなった車から3時間も歩いてきていたということ。もし、鳥海山の写真を撮ろうと自転車を止めていなかったらと思うとゾッとする。

撮影:2010/08/29

 久しぶりに自転車の遠出で暗い道を走ることになったので壊れているサブのライトを買い換えておくことにした。自転車のライトはどうしてもハードな使い方になってしまいがちだ。その割には完全防水ではなかったり樹脂製だったりとイマイチ心許ない。忘れないうちにと思ってホームセンターへ出かけてみた。
 ホームセンターの自転車コーナーにはずらりと商品が並べられていて仕様も価格も様々だ。しばらく悩んだがよくわからないので自転車用ではない一般的な懐中電灯のコーナーを見に行った。明るさが強いものは単4電池の直列のものが多いようで持続時間が短い。単3のものは明るさより持続時間を長く設計している様子。自転車用ではないので自転車で使うならクリップする必要があるだろう。そこでもしばらく悩んでから一つを選んで自転車コーナーへ戻ってまた悩んだ。結局、自転車コーナーで一つ選んで購入。自転車で使う時だけ装着する方がいいだろう。単3形の電池を選んだのは使っていない充電池を持っているからだ。

 ホームセンターを出てから近くの百均へ入って目を疑った。ホームセンターで時間をかけて悩んで購入してきたのに百均にも売られている。信頼性や耐久性等を考えるとホームセンターで買ったのも無意味ではないとも思えた。先に百均へ入っていたらどう考えていただろう。

 夕方になって山で行方不明者が出たというニュースが報じられた。これからキノコのシーズンになるので装備をしっかりして無理のない行程を組むことが大切だろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:110回
2回目:116回

2017年8月27日日曜日

黄昏

 快晴。湿度も低くなったようで爽やかな日になった。久しぶりにカメラを持って高原へ撮影に行こうかと思った。電車で行くことを検討してみたものの乗り継ぎが上手くいかないと時間ばかりかかってしまう。結局自由度が高いのは自転車なのだろうと思い自転車を出したのは昼過ぎだった。この選択が今日という物語の重要な設定になったようだ。
 外出前にリュックの荷物の重さを計ったら約6kg。腰への負担がやや心配だ。

撮影:2016/08/28

 徒歩なら4時間の行程とは言えずっと上り坂だ。自転車で半分の時間ならまずまずではないだろうか。前回行ったのはいつだっただろう。記憶を辿りながら体力を温存するコースを選ぶ。すると何度か立ち寄っていた産直の店が閉店していた。気さくな店長さんはどうされただろう。時は気がつかないところでも経過している。
 爽やかな日とは言え陽射しは強かった。スーパーで飲み物と菓子パンを買い込んでいたもののおにぎりにすればよかったと後悔。ペダルを踏む力が入らない気がするのだ。

 通りかかった山里で洗車する人に声をかけしばし立ち話。もう今日は帰ろうかと思い始めていたにも関わらずさらに上へ向かうことにする。記憶していたイメージよりずっと苦しい上り坂で自転車を降りて押して歩くスタイルになった。「もう止めよう。もう帰ろう。」と思っていると友人から電話があった。車で差し入れを持って同じ目的地へ向かうとのこと。何と言う有り難いことか。これでもう目的を途中で放り出すことはできなくなった。一人では出来ないことも他の人に支えられて実現する。

 バテバテになりつつ高原へ着いて久しぶりに会った友人としばらく話をした。空は黄昏て夕闇が迫る。ふと気がつくと遠くに悠然とした鳥海山が見えた。何年ぶりだろう。かなり距離があるのでまさか見られるとは思いも寄らなかった。既に暗くなりかけているが、重いだけで全く出る幕のなかったカメラを取り出してシャッターを切った。やがて肌寒くなったので帰宅することにした。

 帰り際、鳥海山の写真をもう一枚撮っておこうと自転車を止めた。
 すると道の向こうから一人の男性が歩いてくるのが見えた。何やらゆっくりとした足取りで足元がおぼつかない様子。身なりが作業服のようだったので公園の管理スタッフの方かと思ったら意外なことを言った。
「キャンプ場の方に電話あるかな?」
 管理棟は既に閉まっていたようだし公衆電話も確認していないので「わからない」と答えるとがっかりした様子で「下まで行かなくちゃダメか」とつぶやいた。
 下の方にある管理棟まで歩いて行くは結構距離がある。
 見れば右手に怪我をしている様子。事情を聞いてみると車が動かなくなったので歩いてきたらしい。連絡するための電話を探しているようだった。
 電話したい相手を聞くと電話番号の書いたメモ帳を取り出そうとしたはずみにバランスを崩してその場にひっくり返った。疲れているのかいつもそうなのかわからない。右手の怪我もそうして転んだのだろう。脳のトラブルを心配したものの受け答えはしっかりしている様子なのだ大丈夫だろうと判断。電話の相手先は車屋さんだった。家族に電話するわけではないということは一人暮らしなのかなと想像する。手持ちの携帯電話で代わりに連絡してみると迎えに来てくれるということだった。

 自転車でなければ気がつかなかったことだが、車ではないから送ってあげることは出来ない。夕闇が迫り自転車のライトだけではボク自身の帰宅も危ぶまれる時間になっていた。怪我したご老人を一人残してその場を離れて良いものかと後ろ髪を引かれながら暗い山道を駆け下った。
 夜道を自転車で走ると路面の凸凹や傾斜の判断が難しくなる。下りでスピードが出ているので判断を間違うと大変なことになる。何とか近所のスーパーにたどり着くと何故か顔なじみの店員さんに大きなピザをブレゼントされた。

 通りすがりとは言えまだ出来ることはあったのではないかと考える。帰宅して車屋さんに確認したところ二人で迎えに向かったとのこと。ご家族からも連絡が入っていたようなのであとはお任せするしかないだろう。

 苦しい思いをして山を登ったのは自分のためだと思っていた。しかし、実は誰かのためだったとすれば無駄な努力ではないばかりか報われたような気さえする。
 もしかしたら世界はそんな風に回っているのだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:117回
2回目:116回

2017年8月26日土曜日

無名

 晴れ。比較的涼しい日だった。
 気がつくと毎日のように反省したり後悔したりしている気がする。そして失敗や苦労を肯定して足場固めしようとしているのだ。いつからこんな風になったんだろう…とまた過去に想いを馳せる。言うまでもなく進むべきは過去ではなく未来だ。

 寝る前に考えていたことが翌日に影響するという話があるらしい。床に就いたにも関わらずなかなか眠れなかったりするとネガティブなことを考えがちだ。それを翌日に持ち越しているとすれば起きるのが辛くなるのも無理はないというもの。意識の深層にある無意識層を明るく照らすように日々を過ごせたら良いのだろうか。

撮影:2010/08/27

 今日もコツコツ3Dソフトで制作。居酒屋店内の様子を少しずつ作り込んでいる。ドラマや映画の撮影セットを作るようなものだ。コーディネーターやスタイリストが他にいるわけではないので些細なことが一々気になる。それが大したことではなかったりズレていたりしても自分で気づくことは難しい。
 細かい作業をしながら、もしかしたらとてつもなくすごいことをしているのかも知れないと妄想してみる。そんなわけはないと笑われてしまうかも知れないが、誰も未来を見通せているわけではない。

 過去の偉大な画家には無名のまま生涯を終えた人もいるのだと聞く。何も報われないまま人生を終えたとしても珍しいことではないのだ。

 ボクがいない世界で楽しいことが起きるとすればそれもいいだろう。むしろボクがいない世界のために現在を生きているのかも知れない。そう考えれば、納得できないまま生きることの方がずっと心残りだ。ボク自身は訂正も修復もできなくなるのだから。
 稚拙でも未熟でも考えられる手を尽くしてこの世を去るべきだろう。

 夕方になって食材を調達するため自転車を出した。雲間から夕暮れの陽射しが射し込んでいる。風が涼しくすごしやすい気候だった。いつものスーパーがなんだか遠く感じられてペダルが重い。無意識層を明るく照らし前向きに生きられるようになるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:120回

2017年8月25日金曜日

発酵

 晴れ。気温上昇。暑さに耐えかねてショッピングモールに退避した。店内の電気料はどれくらいかかっているのだろう。その金額に見合う売り上げは上がっているのだろうかと少し心配にもなる。

 平日のショッピングモールは来店客が少ない様子だったが、長居しようとしても意外と落ち着ける場所がないものだ。ご高齢の方も目につくようだったが、炎天下の商店街を歩くわけでもないのでかなり楽なのではないだろうか。その意味ではかなり地域貢献していると思われる。
 安売りになっているものを数点購入し店を出ると少し風があるもののやっぱり暑い。帰宅途中で二軒ほどのスーパーに立ち寄った。夏野菜が安くて美味しい時期なので手に入れておきたいと思うが、必要以上に買い込むこともできないので眺めているだけということも少なくない。

撮影:2012/08/26

 二軒目のスーパーでヨーグルトとキムチが半額になっていた。賞味期限を確認すると今日の日付。しかし、発酵食品の場合は賞味期限の頃が一番美味しいのではないかと思ったりもする。特にキムチの場合は少し酸味が出始める頃の方が好きだ。そう考えると食べ頃の時期が一番安いというのは不思議な気がしないでもない。

 帰宅すると案の定、室温が高い。これまでなら日暮れ近くまで我慢していたエアコンを入れた。湿度が下がっただけでも随分涼しく感じる。

 現在、3Dソフトで背景を作り込んでいるが、その中で制作したデータを3Dプリントしたらどうだろうと考えた。漫画の世界で登場するものに実物ととして触れることが可能になるわけだ。さらにその3Dプリントされたものを使用してストックフォト用の写真を撮影することも可能だろう。ストックフォトに関しては様々な制約があるためオリジナルの素材の方が自由度が高まる気がする。

 こんな風にアイディアが出て来るということは脳の状態は悪くないということだろう。変調期と思しき週が終わるまであと1日と少し。やっぱり関係あるのだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:110回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...