2018年11月10日土曜日

展開

 毎日続けていたことあれこれを休んだらいくらかゆとりが出来た。思っている以上に詰め込み過ぎていたのかもしれない。

 せっかくできた時間で漫画の制作。そして約4ヶ月ぶりに公開。




 日程を組み替えつつ今後の展開を考えたいと思う。
 出来れば漫画の制作を優先したい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:210回
2回目:--回

2018年11月6日火曜日

羽根

 曇り時々雨。ゴミ出しついでにカメラ片手に近所を散策。朝の光があるとくっきりとするのだが、まだ朝もやが出ていた。

 川でくつろぐカモに混じって大きな白鷺がいた。カメラを構えようとする気配に気がついて飛び去ってしまった。それもいつものことだ。大きな翼を広げて舞い上がる様子はスローモーションにも見える。望遠レンズがあれば少し離れていても狙えるのかもしれないが、理想としては近くで警戒されずに撮影したい。


《しゃこう》

 外出する用件があったので電車で出かけた。各駅停車なのでなかなか目的地に到着しないのがもどかしい。駅に着くと小雨がぱらつき始めた。一応折りたたみの傘は持っていた。広げて濡らすほどではないかなぁとそのまま歩いた。

 用件が終わって帰る頃にはもう夕方が近い。駅まで送ってもらってホームで電車を待つ。頭上をカラスが編隊を組んで飛んで行く。ふと一羽のカラスの翼に羽根が足りないのに気がついた。羽根が1本足りないくらいでは飛翔に支障はないのだろうか。それとも羽根の足りない翼は飛びにくいのだろうか。

 しばらくしてやってきた電車に乗ると時間的に学生さんが多い。荷物があったせいか揺られているうちに乗り物酔いしてしまったようだ。それでもたまに見知らぬ街を歩くのは刺激になるようだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年11月5日月曜日

黒猫

 霧のち晴れ。
 紅葉も進んでいるので近所の小高い山の様子を確認することにした。今年は麓の沼の周辺で野草の姿を確認することができたので、今日も何か撮影できればとも思った。
 沼の正面にある駐車場では相変わらず車が駐輪マークを無視して駐車している。何も考えていないのだろう。

 沼のほとりで軽い食事をしてから見て回ったが、思ったより野草や木の実などが見つけられなくてやや残念。



 駐車場を出ようとしたら丸々と太ったブチ猫が色とりどりの落ち葉の上で毛づくろいしていた。近寄っても怖がる様子がない。それどころか猫の方から近寄ってきたので撫でていた。すると猫の方が忙しいようで元の場所に戻って毛づくろいを再開した。ちようど最近、猫を撫でたいなぁと思っていたのでちょうどいいタイミングだった。お腹がパンパンなので子供のいるお母さん猫だろうかと思ったらオス猫だった様子。メス猫よりオス猫の方が気性が荒いと認識しているので撫でるのもちょっと遠慮がち。

 猫に別れを告げて久しぶりに山の坂道を上ってみることにした。いつもとは逆コースで先がきつい。上の駐車場前にたどり着くまで汗をかいてしまった。寒いと思ってやや厚着していたせいもあるかもしれない。展望台からの眺めを抑えておこうと思ったら桜の木の幹にキノコをむしり取った後がいくつか見つかった。先日近所で見つけたマスタケではないだろうか。気になるのは桜の木が傷んでいるのではないかということ。改めて見渡すと桜の木の枝の切り方が乱暴すぎる気がする。
「桜切る馬鹿と梅切らぬ馬鹿」という言葉があると聞いたことがある。
 桜は切ったところから枯れてしまうことが多いのだ。公共事業ではそういう配慮をしないのだろうか。少なくても切った太が腐らないような処置が必要だろう。通行の邪魔にならないようにということを念頭に剪定するせいかありえない角度での剪定も見かける。これでは果樹の剪定の方が見栄えがいい。専門家が足りないのか意識が足りないのか。冬には桜の芽を食べられないようにとけたたましい鳥おどしの音が出るようにしているようだが、肝心の桜が弱ってしまっては意味がないだろう。


《たいひ》

 展望台から下りコースを自転車で駆け下ると道端でツルウメモドキと思しき実が鈴なりになっているのに気がついた。果樹園に人がいたので撮影していいかと確認すると植えたものではないらしい。
 撮影していると黒猫が走っていくのが見えた。以前も会ったことのある黒猫だろうかと思い近くに行ってみると他に2匹の黒猫がヒョコヒョコと顔を出した。どうやらまだ子猫のようだ。だとすると初めて会ったキジトラの孫ということになるだろうか。それともひ孫?顔見知りの黒猫かと思ったので意表を突かれたが、近寄ってみると一匹が寄ってきて甘え始めた。他の二匹は少し離れたところから近寄ってこない。キジトラも親の黒猫も人懐っこかったので遺伝なのだろうか。しばらく遊んでから帰ろうとすると母猫と思しき黒猫が民家の前で寝そべっているのが見えた。以前に会った時はとても痩せていたが、肉付きも良く毛並みも良さそうで安心した。

 今日は5匹の猫に会ったことになる。またいつか再会できる日が楽しみだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年11月4日日曜日

転進

霧のち晴れ。
 朝早い電話で目が覚めた。いくつになっても慣れることはないだろう。寝ぼけた頭で対応してしばらく頭の整理。数日間ほどは予定が組めないだろう。毎日継続していたことも休止した方が良いかもしれない。そういうタイミングのような気もしてくる。継続が力になり蓄積が山となる。それは多分間違いないだろう。しかし臨機応変な対応も時には必要なはずだ。やってきたことは無駄にはならないだろう。

《はじける》

 まず問題になるのは毎日続けている写真とブログだ。それぞれ継続することを旨としてきたが、実際には漫画やイラストの制作時間を圧迫している。この辺りでガス抜きするのが良い頃合いかもしれない。

 一旦ガス抜きするとまた再開するのが難しくなるという不安は拭いきれない。それでもそれぞれを切り替えながら継続できる方が良いだろう。

 撮影は毎日1ショットから気まぐれなショットとして継続することにして、このブログも随時更新とした方が良い気がする。何より自分で立てた目標なので自分に背くような感覚が辛くないと言えば嘘になる。

 まずは今日も近所で撮影。これから冬に向かえば自ずと野外での撮影は難しくなる。昨年も冬場の被写体の選定で苦しんだ。撮影を無理せず、その時間を漫画にスイッチすれば良いはずだ。

 撮影後にレタッチして公開ののち作画に取り組んだが、今日はMacがやたらに重い。どうやら回線が遅いだけが問題ではないようだ。薄暗くなりかけていたが、買い物に出かけることにした。適度に身体を動かす必要は変わらないだろう。

 帰宅してもMacとネットの重さは変わらず。バックグラウンドで動いているプログラムが負荷になって圧迫しているのだろう。本来ならこういう時も無理しても仕方ない。

 もしかして変化ることは生きることでもあるのだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年11月3日土曜日

銀杏

 晴れ。朝は曇っていると思ったのにいつの間にか青空になっていた。曇っているようで実は霧なのかもしれない。ドローンを飛ばすなり高い山の上から見たらどんな光景が広がっているのだろう。

 文化の日。毎年恒例になっている銀杏並木を見に出かけた。例年だと最盛期を見定めるために何度か出かけているのだが、今年は前もっての確認には行かなかった。やや心配しつつスーパーで食べ物と飲み物を買い込んで行ってみるとドンピシャの最盛期だった。天気も良いので人も多い。家族連れや恋人同士が多いだろうか。友達同士もいるようだ。カメラを構えている人も少なくなかった。

 毎年お決まりの構図で撮影していても光の調子や黄葉の進み具合で雰囲気が変わる。何枚か撮影して満足したので場所を移動。花より団子ではないが、黄葉より団子を決め込もうとテーブルのある広場に行った。すると大きな枯葉を集めて掃除している人がいる。落葉は次々に降ってくるので大変そうだった。
 一人で飲み食いしてしばらくすると腹具合も納得したので公園を出た。

 少し走って時折立ち寄っている沼の周辺で撮影しようと思った。
 沼には多くの鴨やいてアオサギや鵜の姿も見える。すでに陽は西に傾きつつあり陽射しは赤みを帯びていた。沼のそばの山も紅葉が始まっていて山裾に沿って眺めていると見覚えのある花の他に赤い実やアケビが見られた。何枚かシャッターを切って帰途に就くことにした。

 遠い山には雪が残っている様子。近くの山は紅葉が降りてきている。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年11月2日金曜日

風味

 晴れのち曇り。暖かくなる予報だと思っていたのに夕方まで肌寒く感じた。厚着するほどではないと思いつつ我慢できずにセーターを一枚追加した。

 曇る予報だったのでまずは近所で撮影することにした。近くの山が紅葉に色づいているのが見える。自転車を出せば良かったかも知れないと思いつつ近所を歩いた。花期を終えた花が色褪せつつも枯れて倒れず姿勢を保ったまま花の形も維持していることに驚嘆する。誰かが植えたのか路傍に咲いているものシオンではないかと思われる淡い紫の花だ。


《こころのこり》

 川沿いを歩くと鴨が川岸で休んでいるのもおなじみの光景だ。顔が知られたのか逃げたり騒いだりせず思い思いに過ごしている様子。立ち止まってカメラを構えたら慌てて逃げるだろうから素知らぬ顔で通り過ぎた。

 帰宅して昼食のためにカレー焼きそばを作ろうと思っていたのにカレーパウダーを切らしていた。仕方なくクミンとガラムマサラを振りかけて雰囲気だけ演出。カレー風味焼きそばだ。子供の頃、伯父が時折作ってくれたことを思い出す。

 写真を公開した後、作画に取り掛かろうとしたらソフトのアップデートの通知が入っていた。ダウンロードしつつ旧版を使っていたらどうにも挙動がおかしいので最新版が使えるのを待つことにした。
 しばらくしてダウンロードしたものを起動してみるとまだ少し落ち着きがない印象だった。しばらく使ってみないとわからないだろうか。

 室温が上がらなかったせいか夕方近くなると寒さが我慢できなくなった。埋もれていたセーターを引っ張り出して着用。甘酒を温め直して飲んだら体調が良くなるどころか気だるさが増加してしまった。

 今日も思うように描けなかった。何をどうやりくりすれば思う存分描けるようになるのだろう。言い訳を並べたところで何も解決しないのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:180回
2回目:200回

2018年11月1日木曜日

秋桜

 晴れ時々曇り一時雨そして虹。天候が不安定だ。
 晴れている間に買い物を済ませておこうと外出したら、すぐに雨が降り始めた。雲も切れ切れだし陽射しはある。上空では雪なのかもしれない。
 自転車を走らせていると遠い山が冠雪しているのが確認できた。

《きたい》

 気温が下がって風もあるので紅葉の進む木々は散り急ぐかのようだ。紅葉の季節もあっという間に過ぎ去っていく。降り積もった紅葉はまだ鮮やかさを残している。しばらくすれば色褪せてしまうだろう。その鮮やかな色を写真にして留めようとしているのかも知れない。考えてみれば花も同じだ。間もなく散ってしまうことを知ればこそ瑞々しく咲き誇っている様子を残したいと思う。家族がいればきっと多くの写真を残していることだろう。

 花も紅葉も一期一会。
 来年また無事に過ごしていたら再会できることだろう。

 いつものところに立ち寄ったりしているうちに雨は上がった。比較的近い山は雪はまだのようだ。頂上から半分くらいまで紅葉が降りてきているのがわかる。すでに市街地も紅葉しているので植生の関係でそう見えるのだろうか。頂上付近はすでに紅葉も終わりのように見える。

 昼食がまだだったので空腹感を感じながら走っていると住宅の向こうに大きな虹が見え隠れしていた。断続的に小雨が降っているので虹が出やすい天候なのだ。

 小さな橋を渡って川を越えたところで少し離れたところに赤いものがあることに気がついた。花だろうか。近くまで行ってみると一輪のコスモスの花が風に揺れて咲いていた。いつものように花がよく見える角度で撮影して立ち去ろうとしたら後ろ姿の佇まいが印象的だった。

 紅葉と落葉、そして冠雪。深まりゆく秋は冬の到来示唆している。
 幸い天気予報ではしばらく暖かい日が続くと告げていた。それでも雪の季節は間違いなくやってくるのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:200回
2回目:200回

2018年10月31日水曜日

減衰

 雨。時折陽射しが射していたものの一日中雨が降ったり止んだりしていたようだ。合間を見て撮影に出ようかと思い何度も外の様子を確認するも行けるかと思っても間もなく降ってくるので外出を断念した。

 外出しなければ作画に専念するだけのこと。ところが、こんな天候だと途端に体調に響く。例によって倦怠感と眠気に侵食される。眠気と言っても本格的に眠いわけではないから仮眠できたとしてもスッキリすることもなくまたどんよりした時間が続く。会社などに勤めていたらどうしていただろうと時々思う。若手に白い目で見られながらボンヤリしていたのではないだろうか。



 今日も描き溜めた下絵のデータを開いて加筆修正に取り組んでみる。以前だったらこんな体調の時に描いてもろくなことにならなかった。幸い、最近は少し安定しつつあるので加筆修正も無意味ではない。好調だの不調だの波があるうちはダメなのかも知れない。どんな時も安定して描けることが必要だろう。

 描き溜めた下絵は夏の間のものだろう。イラストがTシャツだったりタンクトップだったりするのでこの時期の絵としてはいささか寒そうに感じてしまう。



《とうらい》

 倦怠感と眠気に悩まされつつやがて夕方。気温の低下によって動けなくなるなんてまるで昆虫か爬虫類のようだ。暖房を使えば良さそうなものだが、これからますます寒くなることを思うとつい我慢してしまう。
 ふと思い出して甘酒を作って飲んでみるといくらか楽になったようだ。

 今日は外出しなかったので室内で撮影。
 高い山では雪が降ったらしい。明日は晴れるだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年10月30日火曜日

時雨

 朝から雨が降ったり止んだり。買い物と撮影に出ようかとネットで雨の現況とにらめっこ。雨は西から東へ移動しリアルタイムで雨が上がるのがわかるからすごい。外に出てみると青空になり雨の飛沫がまだ残っているかのようだった。



《もえたつ》


 雨が降って気温が下がったこともあってか紅葉も進んだようでハナノキが見事に紅葉していた。最近、あちこちで菊の仲間と思しき花を見かける。色も大きさも様々なので園芸品種だろう。植物の名前を覚えようとすると際限がない。

 書店に立ち寄ろうとしたら改装工事のため休業していた。書店業界は縮小傾向だろうか。その昔、個人経営の書店が大型店の影響で閉店を余儀なくされたようにネット社会が書店や出版業界に変革を求めている。新たな業態を見つけなければ、存続することは難しいのかもしれない。

 いつまた雨になるかと思ったので普段とは少し別のコースを選択してみる。紅葉が進む蔦や存在に気がつかなかったイチョウの木などが目に入った。

 スーパーをはしごして帰宅。写真を公開した後、作画に着手した。そういえば描き溜めてあった下絵があるはずと思って以前のデータを開いてびっくり。溜めすぎである。蓄積は確かに大切だが、下絵ばかりこんなに描き溜めてどうするつもりだったのだろう。
 若い頃から仕事を作るのが得意で片付けるのが苦手だった。ものを集めることはしても捨てることをしない。抱えているものや背負うものは少しずつであっても増えていくことになる。

 作画が安定してきている気がするので、少しずつでも仕上げていくことにしよう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:200回
2回目:175回

2018年10月29日月曜日

存続

 曇り時々雨。日に日に気温が下がり秋が深まってきた。

 昨日、自転車で走った疲れは確実に残っていて身体が重く感じる。天候が不安定なのでまずは作画から取り組んだ。室内で撮影したくても早速被写体に悩んでしまうので可能なら外で撮影したい。

 例によって取り止めのないラクガキを繰り返していても少しずつ安定しているような気がする。今まで描けなかった曲線を描けるようになっただけでも可能性と視野が広がる気がするのだ。


《ふぜい》


 午後になって雨が上がったようなので買い物ついでに撮影に出ることにした。時折陽が射しているようだが、雲が多く気温も低いようだ。田んぼの中の道を通って公園で紅葉の様子をチェック。学童保育の子どもたちが遊んでいるようだ。モミジバフウやサクラの葉が色とりどりに紅葉し降り積もって美しい。

 地球上に登場したのが植物が先だったとすれば、動物は植物に先導されていたりしないだろうか。植物を利用した気になっていても実は植物の都合のいいように動物が生み出されたとしたらどうだろう。
 春は色とりどりの花を咲かせ、深い緑の夏を過ぎ、実りと紅葉の秋を迎える。これらが植物による動物をコントロールするための巨大なシステムだとしても不思議はないのではないかとふと考えた。結局のところ、植物不在の地上で生命の存続は難しいだろう。
 様々な植物を見ていると多くの動物がその変化を捉えて生命活動をしているかに見えてくる。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月28日日曜日

捕獲

 晴れ時々小雨。

 天気予報では週明けから雨や曇天が続くようだ。貴重な晴れ間のようなので自転車を出すことにした。晴れてはいても雲が多い。寒くはないが暑くもない。風も少なく自転車で走りやすい日だ。

《なかみ》

 果樹園を横目に見ながら田園風景の中を走ってると時折サイクリストとすれ違う。場合によってはするりと追い越される。走ることが目的の人は荷物も最小限だしファッションもスマートだ。田園風景に出ると稲刈りはほぼ終わっている。所々に残された稲穂は遅く収穫するために残してあるのだろうか。もしかして体調を崩して収穫が出来ないのだろうかと余計な心配をする。少子高齢化が進めば耕作を放棄せざるをえない農家も少なくないだろう。そうなると農業によって形成されている風景も変化を余儀なくされるのだはないだろうか。

 電線にはカラスの隊列。時折、トビかハヤブサかと思うような猛禽類が見受けられる。通りかかった果樹園で大きな鳥が飛んでいるのを見かけた。どうやらネズミを捕まえたようだ。生態系がそうして成立していると知識としては持っていても実際に目の当たりにすると少し不思議な気がする。一羽のトビが一日に何匹のネズミを捕獲するのだろう。そう考えると農地には相当数のネズミがいなければ、トビの命を支えることはできないはずだ。

 目的地でコンビニのおにぎりを食べてUターン。知り合いを訪ねた後、暗くならないうちにと帰途に就く。道の駅に立ち寄っている間に雨が降ったらしい。濡れずに済んだと思っていたら小雨がぱらつき始めた。夕方近い陽射しはあったのでそのまま自転車を走らせて橋のたもとで休憩することにした。

 高度の低くなった太陽の西日…そして小雨と来れば…虹だ!東の空に目を向けると巨大な虹が姿を現し始めていた。なんというタイミング。いつもなら撮影ポイントを求めてうろつくところだが、今回は広い河原の前にいる。問題は虹が大きすぎてカメラのフレームに収まらないということだ。コンデジの広角かパノラマモードなら取れるかもしれないと思ったが、ここでまさかの電池切れ。仕方なく1/3くらいずつ分割して撮影するしかなかった。

 今日は自転車の遠乗りを見送ろうか迷っていたのにこれほどの虹が見られるとは…。

 偶然の積み重ねがたどり着く結末に息を飲むことがある。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:160回

2018年10月27日土曜日

跳躍

 雨のち曇り。天候の影響で倦怠感と眠気に支配され、例によって体調も芳しくない。思考も鈍化してしまっていた。

 雨天を想定していたので外出せずに作画に取り組む。作画は安定しつつあるようなのでここらで一気に跳躍したいところだが、あいにくの体調不良で思うようにいかない。描きためてあったラクガキを開いて加筆修正に取り組んでみた。


《こもれび》

 消去せずに保存してあったラクガキにはそれぞれ思い入れがあったはずなのに、明らかに線が走っていなかったりデッサンが狂ったりしているものも残っていた。それはおそらくわずかながらでもステップアップしているからそう見えるのだろうと思う。加筆修正しようとしても軸が不安定なものはいくら頑張っても一向に改善しない。

 修正できそうもないラクガキは削除しつつ加筆修正を繰り返す。

 ふと思いついて以前描いた漫画のキャラクターを確認することにした。
 当時はまだデジタル作画ではなかったので下絵を描き、ペン入れして鉛筆の線をを消去した後、スキャニングしてデジタルデータにしてから彩色していたはずだ。彩色の後、コマ割りしたページレイアウトにカットを配置し、セリフや擬音などのテキストをデザインしていた。

 今の絵と比較すると線がシャープさに欠ける。キャラクターの個性も思っていたほど際立った特徴もなくストーリー展開にも無理があったかもしれない。それでもよく描いたと思う。今同じことをしようと思っても無理だろう。ただ情熱だけで描き上げたものだったとしてもこうして振り返ることができる。

 今は作画にこだわりすぎているだろうか。肝心のストーリーがなおざりになっていないだろうか。

 体調不良は時として霧が晴れるように改善することがある。原因がわからないのがもどかしいが、霧の晴れ間を逃さずに跳躍できるよう、焦らず修練を続けたい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年10月26日金曜日

指貫

 晴れ。天候が安定していたのでこんな日は遠出すべきだったかも知れない。

 日程をこなしつつ、まずはラクガキでコンディションの確認。作画の調子が上がってくるとペンだこが痛い。何か良い方法はないかと思案した。
 百均で買った裁縫用の指貫があったと思って引っ張り出してみる。金属のタイプではなく合皮タイプの方がいいだろう。太さに無理がないようゴムで太さのサイズが自由になるようになっている。試しに使ってみると緩くてフィット感に欠けていた。

 買い物ついでに撮影をしようと自転車を出した。もちろんペンだこ保護用の何かを探す目的もあり、亀裂の生じたコーヒーサーバーをチェックする必要もある。
 そろそろイロハカエデの紅葉も始まったようだ。イロハカエデはモミジらしい形状なので色づき始めると写真映えする。近所にイチョウの木が見られないのは実が臭うせいだろうか。


《みつりん》

 とりあえずドラッグストアでサポーター的なものがないかと聞いてみると指先となるとテープのようなものになってしまうらしい。使い捨てとなるとゴミばかり増えるので避けたいところだ。裁縫用品コーナーにも適当なものがなかったので百均を勧められたが、百均のものならすでに持っている。

 次はショッピングモールに入ってコーヒーサーバーをチェック。ちょうど安く出ているものがあった。

 文具コーナーで指サックを探してみたが見当たらないようなので少し歩いて皮革屋さんに入ってみる。カバンとか財布などを置いているの店なので指輪のような形状のものがないかと思ったのだ。残念なことにそういうものはやっていないしオーダーメイドもやっていないらしい。そこでは手芸品コーナーを勧められた。もちろん行くつもりではあったものの材質的に皮が良さそうだと思っていたのだった。

 手芸コーナーに行って指貫を探すと指輪タイプの他に指サックの形状のものがあった。材質は皮のようである。試着はできないもののサイズは大丈夫そうだったので深く考えずに購入して帰った。

 スーパーに寄った後、帰宅して指サック状の指貫に指を通してみると…なんとサイズが小さい。女性の指を想定して作られているせいか内側に折り込んである縫い目のせいか奥まで入らないのだ。少し高くてもサイズに自由度があるゆとりがあるものを選べばよかったのかもしれない。
 革製品は使っているうちに馴染むかもしれないのでしばらく使ってみる必要があるだろう。それでダメならリメイクすれば良いのかもしれない。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:185回
2回目:190回

2018年10月25日木曜日

亀裂

 天候が良いので先に撮影に出かけた。近所ではすでに紅葉が始まっている。青空に赤く色づいた葉が映える。公園を歩いていたら、たくさんの園児がやって来た。写真の仕事を依頼されたのなら遠慮なく撮影させてもらうところだが、このご時世ではカメラを向けただけで怪しい人になりかねない。引率の先生らしき人に挨拶をして公園を出た。

《たんさい》

 いつもの川沿いを歩くと川岸で鴨たちが休んでいるのが見える。最初は我先に逃げていたのに今では見慣れてしまったようだ。多分、知らん顔をしつつも横目で動向を追っているのだろう。
 思ったより撮影できた気がしたので帰宅。所要時間は約1時間ほどだろう。

 写真を公開してからは作画に取り掛かる。ここ数日調子がいいような気がしていたのだが、先に撮影を済ませてしまったことで疲労感が残って集中できなかった。確かに少し無理な体勢で撮影したとは言え、これほど疲労感が残るとは。シャッターを切る時に集中するためだろうか。

 一応、作画を繰り返してみたものの些細なことが気になって思うような線が描けなかった。そればかりか悪くないと思って残してあったラクガキがつまらなく見える。心理的な影響なのか体調なのかわからないながら試行錯誤をしているうちに日が暮れた。
 買い物のための外出をしなかったのでしっかり取り組めるはずだったので残念だ。

 ふと気がつくと耐熱ガラスのコーヒーサーバーの口元に亀裂が見つかった。かれこれ10年以上使っているはずなので扱いが雑なのによく保ってくれたと言った方がいいだろう。確かPL法以前に購入した製品なので直火使用もOKになっていた。製造方法は同じだという話も目にするが、現在は直火禁止の製品ばかりになっているようで本当に直火でも大丈夫かどうか判断する術もない。電子レンジは大丈夫のものがあるようなので安いものを見繕って来なくてはならないかも知れない。

 そんなところで時の経過を感じてしまう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:180回
2回目:170回

2018年10月24日水曜日

整流

 曇り時々晴れ。
 今日も日程の改良について考える。朝型シフトは順調に定着しつつあるようなので内容を組み替える必要を感じている。朝のうちの撮影を定着することが難しかったのはストレッチや筋トレをしてから外出したいという単純な理由だ。加えて食事や定例業務をやってなんとか午前中に外出しても撮影を済ませて帰宅すると疲労感がバカにならない。レタッチや公開をして昼食を終えるとラクガキできるまでに回復するため時間がかかってしまうのだ。
…かと言って腕組みして考えても仕方ないので流れが良くなるよう考えながら動くことにした。


《たくす》

 今日はまず撮影前に作画を組み込んでみた。寝ぼけた頭ではラクガキすらままならないだろうと思ったら意外にもペンが走る。毎度ラクガキばかりでは仕方ないと思いつつ、描かなくては身につかない。調子が悪くないならともかく描いて描きまくるしかない。

 しばらく描いていたらツールの切り替えのショートカットが利かないのが気になりはめた。昨日は使えていたはずなのにどうして急に使えなくなったのだろう。不思議に思いながらネットで調べてみたがよくわからなかった。面倒でもツールバーから切り替えるしかないようだ。

 昼食後、撮影と買い物のため自転車で外出。リサイクルのためのペットボトルを持って出たらスーパーにある圧縮のための機械に行列が出来ていた。こうなると便利なのかどうかよくわからない。ちょうど店員さんがいて受け取ってくれたので待たずに済んだ。

 ホームセンターで防寒具を購入し、被写体を探しながら走ったがなかなか思うような出会いがなかった。
 あちこちうろついた挙句、結局近所の川沿いの土手を歩くと撮影できそうな花が咲いていた。春に刈り取られてしまっていた花が成長して花を咲かせている。技術の成長に比べたら野の草花の成長のなんと早いことか。

 なんとか撮影を終えて帰宅する頃には薄暗くなろうとしていた。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:165回
2回目:175回

2018年10月23日火曜日

機材

 晴れのち曇り。朝型シフトで起床時間が早くなってきたが、早すぎて二度寝したので結局いつもの時間になってしまった。寒くなるとこういうことが増えるかも知れない。

 時折雲がかかりつつ晴れているようなので近所で撮影することにした。自転車がない状態だとじっくり被写体探しができる。紅葉シーズンなので紅葉を撮れば目的達成してしまうのだが、ただ紅葉というだけでは面白くないのでどうすれば絵になるかを考える。近所ではキノコを見られる機会が少ないので少し足を延ばしたい気もするが、時間を考えると気後れしてしまうのだ。
 撮影は完了したつもりで帰宅するとサングラスがないことに気がついた。どこかで落としただろうかと思い歩いたコースを辿りながらまた歩く。結局見当たらなくて諦めかけつつ確認したら元々持ち出していなかったようだ。こういうことは今に始まったことではなく以前から時々やらかす。


《いしんでんしん》

 普段撮影に使っているカメラは中古で手に入れたものだが、毎日撮影しているので活躍してくれていると言っていいだろう。エラー表示が点灯したのを機に手ぶれ補正をOFFにしてからも特に問題なく撮影できている。昔に比べたらカメラはかなり進歩したとは言え、フィルムからデジタルになっても基本的な露出制御の考え方は変わっていないのではないだろうか。如何に撮影者に意図を反映するかと言うことが研究開発され、実装されることで高機能のカメラとなる。

 最新の機材を使いたいと思うことがないわけではない。安心して撮影に集中できればもっと自由な表現が可能になるかもしれない。そうしないのは単純に経済的な理由だ。そして高機能カメラがあったところでその先の努力が可能かどうかという問題もある。絶景を求めて旅をしているわけでもないし、モデルさんをお願いして撮影するわけでもない。近所をぶらついて撮影するだけなら過剰な性能があっても仕方ないと思ったりする。

 しかし、道具が人類の進化や進歩を補助してきたと考えれば、良い道具を使うことは必要なこととも思える。

 無駄なことでつまずいたり悩んだりするより次のステップへ進む方法を考えた方が有益なのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:165回
2回目:165回

2018年10月22日月曜日

折角

 晴れ。撮影のため自転車を出して東へ走った。普段は北へ走ることが多いので久しぶりだ。時間にして往復1時間ほどで戻れる計算だ。もちろん撮影のため何度も停止するので計算通りにいくはずはない。


《はなつ》

 紅葉が始まった木々を見上げながら少し走ると稲刈りを終えた田んぼに出る。遠くに白く霞みがかった山々を眺めながら被写体を探す。新しく整備された広い道路を走ると工場らしき建設が始まっていた。また工業団地でも作るつもりだろうか。農業と観光で発展してきた地域を工業で発展させようとしているなら時代錯誤ではないだろうか。何より牧歌的な田園風景の景観が損なわれる。都会が嫌で田舎町へ移住したというのに都市化を進めたいというならまた居場所を探さなくてはならない。

 ススキやセイタカアワダチソウを眺めながら自転車を走らせているとまもなく目的のポイントだ。橋の上から川の撮影をして時間を考慮してUターン。思ったほどの撮影はできていない。撮影ポイントにもなっているアオサギの巣が多くある大きな樹はもぬけの殻。雛鳥も巣立って餌を求めて出かけたのだろう。

 人は時として好んで負荷を求めることがある。
「折角ここまで来たのだからもう少し足を伸ばそう」
 折角…で始まる言葉はそれまでの努力や経緯を元に新たな感動や満足を得ようとするのだろう。また改めて最初からやり直すことが困難な場合はなおのことかも知れない。自転車で出かけていてもそういう心理になることが珍しくない。そしてつい遠出してしまうのだ。

 漫画だってそうかも知れない。折角一年頑張ったのだからもう少し…とか、折角ここまで努力したのだからもう少し…といった具合に一歩ずつ前に進む。そして場合によってはもう戻れないくらい続けてしまうのだ。

 もしかすると無意識に望んでいた結末なのだろうか。あるいは本当にもう一歩で視界が開けるのだろうか。それすらも進んでみなければわからない。そして折角だからとさらなる負荷を求めている。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:160回

2018年10月21日日曜日

発揮

 晴れ。今日も気温が低い。
 ともすればズルズルと蟻地獄に引き込まれるような感覚。焦燥感に駆られてもがけばもがくほど事態は悪化する。消耗しないよう、疲弊しないように体力と気力を温存する。あわよくば再び活発に行動する日のためにと出来ることは続けなくてはならない。

 いつもと違う方面へ自転車を走らせることを企てて地図を眺めるといつつつも選ぶコースより遠く感じていたコースの方が距離的に近いらしい。人生においてもそういうことがあるような気がする。目的地まで最短距離を進むならただ淡々と走ることの方が早いのだろう。しかし、実際には遠回りを選択した方が良い場合があるのは、長旅の途中で飽きたり挫けたりしないようにする工夫でもある。もちろんそれで目的地にたどり着けなければ元も子もないが、より多くの充実感は得られるのではないだろうか。


《はいしょく》

 出かけるため支度をしようかという所で不意に気が変わった。不調というほどではないが体調に違和感があったこともあるが、気分が乗らなかっという方が当たっているだろうか。近所を散策しながらの撮影に切り替えることにした。もう撮影する対象も限られているのではないかと思いながら歩くとススキの穂が目に入る。すでに何度か撮影しているのに公開に至らないのはイメージとのズレがあるせいだ。もっとススキらしいシーンが撮れるのではないか思ってしまう。そういう時がやってくる場合もあれば、いつまでも待っているうちに時期を逃すこともある。撮り逃さないよう一応シャッターを切ることもあるが公開に至らないことも少なくないのだ。

 川では数人の少年が釣りをしていた。
 街中を流れてくる川なので綺麗とは言えないかもしれない。それでも自然な川の少なくなった現代ではそう飼う環境が貴重なのかもしれない。そして受験だり進学だの就職だのと時間を奪われてしまう前の自由な時間なのだ。

 川沿いを歩き、スーパーで買い物を済ませて帰宅。疲労感が大きい。やはり遠出しなくて正解だったのかもしれない。

 結果、何も成果が得られなかったような気がする。疲れを解消できてないまでも溜めたりすることになっていなければ成功とすべきなのかもしれない。

 近道か遠回りか…はたまた立ち止まるという選択肢もあるのだ。生きがいを見出し微力ながらまた力を発揮するためにはどうすればいいのだろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:150回

2018年10月20日土曜日

歳華

 晴れ一時雨。

 起きてメールチェックするとストックフォトサービスからの通知がいくつも来ていた。これまでにも何度か来ていたものの実際売れたことがないのであまり関心を払っていなかった。たまにはチェックしておこうと思って掲載された作品をサイトで確認すると予想外の高価格設定になっていてびっくりした。考えてみると選定されるまで審査がある。審査を通過したということで品質保証価格みたいな意味合いもあるのかもしれない。いずれにせよ低価格で取引されることが多いので価値を認められたようで嬉しい。あまりに低価格で撮影する意義すら見失ってしまいそうになることも少なくないのだ。しっかり価値を認めてもらえるなら撮影にも気合が入ろうというものだ。

《ためらい》

 雨が降るという予報がまるで外れそうに晴れていた。

 晴れているうちに撮影しようと思い自転車を出した。そろそろ終わりを迎えようというシオンの花をチェックして田んぼの中を走る。川沿いのセイタカアワダチソウが、元気に咲いて良い香りがしていた。

 通りかかった田んぼ沿いの道に子供たちとお母さんらしい人がいた。声をかけるとドジョウとザリガニを捕まえたという。田んぼの稲刈りは終わり水もない。一体どこで捕まえたのかと思ったら田んぼ脇の側溝だと言う。細い側溝には確かに水が溜まっていて網を入れただけで捕まるのだとか。田んぼの水を抜いたので逃げ込んだのだろうか。ドジョウやザリガニが生息できる環境が身近にあるというのは嬉しいものだ。

 気になったところでシャッターを切りつつ自転車を走らせ、ショッピングモールやスーパーを廻った。少しずつ紅葉が進み秋が深まっていることを知る。
 先日見つけたキノコがどうなっているか気になったのでコースを変更。目的地に着くと名前の知らない黄色い野草が花を咲かせていた。近所の野草は一通り把握しているつもりになっているとひょっこり知らない花が顔を出す。以前なら気を止めなかったことだ。
 昨夜、15年ほど前からの写真を眺めていたら当時名前を知らなかった花を撮影してあった。今見ると過去が豊かになったような気がするから不思議だ。

 キノコを確認すると数日前より大きくなっている様子。そればかりか別の所からも出ていることに気がついた。しばらく前に枝を切り落とされてしまった桜の木だ。弱っているのかもしれない。

 帰宅するとしばらくして晴れているのに雨が降り出した。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月19日金曜日

静思

 晴れのち曇り。就寝時間も早くなっているので朝はさほど苦もなく目が覚めるようになりつつあるようだ。身体が1日のサイクルと同調するように感じる。それでも相変わらず日程の組み替えをしているためまだ順応できていない。引き続き正解を模索する必要がある。

 自転車で撮影に出るとつい足を延ばしてしまうということもあり、今日は近所を歩いて撮影することにした。紅葉はすでに始まっていてハナミズキやニシキギなどが他に先駆けて葉を赤く染めている。


《たかめる》

 車では見えないものが自転車なら見えることがある。そして自転車で見えないものが歩けば見える。立ち止まってみればさらに多くのものが見えてくるようだ。
 川沿いの土手でタンポポが咲いていた。綿毛を飛ばしているのもある。気がつけばもうすぐ冬だ。飛ばされた綿毛は来春花を咲かせるのだろうか。
 川岸では鴨たちが思い思いに休んでいるようだ。食べ物はどうしているのだろう。

 何度も撮影しているシオンの花の咲く場所へ行ってみる。風がないせいか蝶や蜂も集まってきていた。キタテハやアカタテハの姿も見える。アカタテハのデザインが好きなので撮影しようとするとすぐに飛んで逃げてしまう。キタテハより警戒心が強いのだろうか。

 帰宅して漫画に取りかかろうとするとなかなか集中力が高まらない。脳の切り替えができないと言ったほうがいいだろうか。何をするにしても脳の状態、意識のあり方が問題だ。調子よく描ける状態を思い出そうとするが、イメージはするりと逃げる。まるでアカタテハのようだ。
 結局夕方までラクガキすら描けなかった。生活パターンの歯車がまだ噛み合っていないのかもしれない。逆に言えばどんな状態にあっても描けることが理想なのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:121回?
3回目:175

2018年10月18日木曜日

占有

 曇りのち晴れ。気温がまた下がった。買い物や撮影など所用のため自転車にて外出。

 昼時なので昼食を済ませてしまおうと思いスーパーでおにぎりを購入。安い上に新米なのでとても美味しい。近所の公園で食べることにした。自転車を走らせて駐車場に止めようとしたら駐輪スペースを車が占有していた。見ればわかるように自転車のマークが描かれているのに意に介していない様子。外回りの営業だろうか。昼食のために立ち寄ったのはいいとしても他に駐車スペースがたくさんあるのにわざわざ駐輪スペースに止める意味がわからない。何も考えていないのだろう。だからと言って駐車スペースに自転車を止めたらこちらがクレームを受けることになりかねない。ギリギリ1台止められるスペースに自転車を止めた。
「ここに止めていいですか?」と声をかけようかとも思ったが、駐輪スペースに自転車を止めるのに断りを入れる必要もないはずだ。


《へんか》

 公園は自転車乗り入れ禁止になっている。駐輪スペースが車に占有されていたせいかどうかはわからないが、公園内に自転車を引いて入る人の姿が見えた。本人は意に介さないところでしわ寄せが出ている可能性もある。規則だのルールだのマナーだのと堅苦しいことばかり言いたくはないが、自分さえ良ければという振る舞いは規制を強める原因になるばかりだ。

 公園内の山裾には四季折々の花が咲く。手入れが行き届いているとは言い難いが、野草が花を咲かせるにはむしろ好都合だろう。池の周囲は整備され、水辺には野鳥の姿も見られる。木陰に白いブラシのような花を見つけたものの薄暗かったので撮影条件が厳しかった。キリギリスに似た昆虫の姿も見られたが、気温が下がったせいで動きが鈍化していたようだ。

 産直の店と書店に立ち寄りスーパーで買い物を済ませて帰宅。近くで撮影するつもりだったはずなのにまた足を延ばしてしまった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月17日水曜日

知人

 曇り一時小雨のち晴れ。昨日外出しなかったので今日は撮影と買い物を兼ねて外出。曇りだと思って自転車を出すと細かい雨が降っているようだった。



 近所の花を確認すると気温が低いためか蝶や蜂の姿も少ない。目新しい花も見当たらないので自転車を走らせて田んぼの中の道を行くと道端に黒い猫がいた。まだ若い猫のようだ。逃げてしまうかもしれないとも思いつつ自転車を止めるとその場に伏せて「ニャア」と声を上げた。こちらも姿勢を低くして声をかけると返事をするようにまた「ニャア」という。人懐っこい猫だとここから駆け寄ってきたりすることもあるが、その猫の場合はどちらかというと警戒の声だったのだろう。近寄ってくる様子もない。逃げないうちにと思って数枚の写真を撮っていたらやっぱり逃げられてしまった。

 そういえば、以前近所の畑にいた黒猫かもしれないとしばらく経ってから思い出した。もうすぐ冬になるが、食べ物はあるのだろうか。



《しんく》

 携帯ショップに立ち寄ってからショッピングモールで散歩。比較的新しいショッピングモールなのに思い出が増えつつある。先日亡くなった知人が引退を宣言されてから偶然会うことがあった。まだ10年も20年も長生きされる方だと思っていたので驚き、そして落胆している。お世話になった方に何も恩返しできないまま時間ばかりが過ぎ去っていく。そして人生の務めを終えた方は残される人に温かく優しい思い出を残して去っていく。いつかボクもと我が身を重ねて見ても不甲斐なさを再確認するばかりだ。

 ショッピングモールを出たら雨は上がっていたようだ。昼食前だったのでスーパーの中にある軽食コーナーに入ると昼時ということで来店客も多かった。安くて美味しいから気軽に入れる。それからもう一軒のスーパーに立ち寄った。天候不順などの影響で野菜の高値水準が続いている。こういう時は地方で暮らしている方が良いのだろうか。そもそも収入の水準が高くないのでやっぱり楽ではないのかもしれない。

 室内で野菜を栽培するキットが販売されていると聞く。機材やエネルギーなどの費用も抑えられるならサラダ野菜などちょっとした葉物野菜を育てるにはいいかも知れない。本格的に取り組もうとすれば一定の場所が必要になるだろうから趣味程度なら悪くないだろう。

 帰宅してラクガキを始めたもののイマイチ身が入らなかった。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月16日火曜日

獲得

 曇りのち晴れ…一時雨?外出しなかったので外の様子がわからない。雨音がしていたような気がする。天候の影響か体調が良くない。いつもの倦怠感と眠気だ。仮眠をとると復活したような気分になるのにまもなくまた不調に陥る。低燃費だとしても活動できなくては意味がない気がしてしまう。

 作画のコツがまた掴めそうな感覚があるので可能な限りペンを握った。
 体調は良くないのに作画の調子は悪くない気がする。半分眠っているような意識のままラクガキを続けた。


《ゆうび》

 ラクガキとは言え体調が良くないのに描けるというのは描き続けたからこそなのだろうか。そこに目的意義もないので飽くまでもラクガキの域を出ないとは言え、無意識に描くことができるようになれば意図を持って描く時に安定感に繋がるのではないだろうか。少なくても体調が良くない時はまとまらないのが通例だったので単純に喜ぶべきことだろう。

 作画感覚というのは言葉に表現しにくい。仮に表現したとしても再現することは難しいようだ。まるで雲のように掴み所がないからこそ繰り返しラクガキして少しでも自分のものにしようとするのだ。

 ブランクなく描き続けていたらもう少し楽だったろうかとも思う。一方でブランクがあったからこそ改めて新たな画風を追いかけることができるのかもしれない。

 人気の作家さんは個性のある表現を確立しているように見える。ブレたりすることはあるのだろうか。どれだけの時間と努力を積み重ねて獲得した画風なのだろう。

 最近の日程改造により少しは作画時間を確保出来つつあるようだ。掴みかけた画風をなんとか獲得したい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:165回

2018年10月15日月曜日

紫苑

 曇りのち晴れ。気温は低め。正解がわからないながら日程の組み換え続行。朝の撮影は定着していないが、起床時間は早くなった。全体的に繰り上げて予定をこなす。朝食前に撮影を済ませておきたいのだが、朝は曇っていることが多いのと外出前にストレッチや筋トレをしておきたいということがあって朝活としての継続が難しいのだ。


《いかく》

 曇天模様から晴れたようなのでまずは撮影と買い物を済ませるために外出。近所に咲く花を確認するとそろそろ終わりの花も見られる。それでも花期が長かった方ではないだろうか。何より色あせてもなお美しい。種を取って育てたいとさえ思う。今年は道沿いに見事な花を咲かせてくれたが、近隣の環境が変化しつつあるので来年また見られるかどうかはわからない。

 川沿いの土手を歩き、道端でシュウメイギクの花を撮影。車通りが多いこともあり花びらがいくらか傷んでいたようだ。それから最寄りのスーパーに立ち寄って食材の買い物。スーパーは夕方の方がお得なのでやはり撮影と買い物は分けた方がいいかもしれない。

 帰宅して撮影したデータの整理やレタッチ及び公開。食事を済ませたりしているともう夕方が近くなる。いつもなら夜やっていたことを日中にやっているだけなのに時間がかかっている気がする。これで流れはスムーズになるのだろうか。買い物を済ませていなければ、また夕方に外出することになるから漫画の制作時間は確保できないことになってしまう。日程を組み替えることはなかなか容易ではない。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月14日日曜日

産物

 晴れ時々曇り一時小雨。毎年恒例のイベントがあったので出かけてみることにした。農林産物を中心としたお祭りだ。いつも終了間際に駆け込むパターンだ。

 今日も出かける前に昨日買ってあった鶏レバーを調理しておこうとしたらいつの間にか遅くなった。思ったより美味しくできてしまったのでそのまま昼食にしたいのを我慢して出発。たどり着いたのは終了1時間くらい前だったろうか。毎年見て回っている間にあっという間に終わってしまうのでまずは腹ごしらえしようと芋煮の店に立ち寄ってみた。するとなんだか覚えがある。そこで昨年も同じ店で芋煮を頼んだことを思い出した。
「去年も出店してました?」と尋ねると「もちろん!」とのこと。ご夫婦でやっていらっしゃるようだ。それからしばらく見て回ると例年のように木工コーナーがあったり家具があったり苔玉や鉢植えが販売されていたりする。お米のコーナーが人気だったようで行列ができていた。



《つきまち》

 薪ストーブのテントで少し話を聞いた。毎年声をかけて話を聞くのだが、うっかり同じ人に同じ話を聞いてしまいそうになる。薪ストーブは多分初めてだったと思う。

 チェンソーで木を加工するも毎年お馴染だろうか。全体的にはいつもの年よりやや出店が少ないような気もする。焼きそばのテントは3〜4軒あっただろうか。地元の地名が入っていた方が売れ行きはいいのだろう。個人商店の焼きそばはかなり売れ残っていた様子。もう終了時間が近くなっていたのでせっかくだからと焼きそばを頼んだら1パックの料金でもう1パックはおまけだと言って渡された。焼きそば2パックはちょっと辛い。苦笑しつつ受け取って1パックは夕食に回すことにした。

 午後3時の終了は早すぎるだろうと毎年思うのだが、日没時刻が早い時期なので撤収時間を考えるとそれくらいでちょうどいいのかも知れない。実際、どこのテントも撤収作業が鮮やかであっという間にたたんでしまっていたようだ。

 近くのスーパーで買い物を済ませ、写真を撮りながら帰途に就いた。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月13日土曜日

日没

 曇りのち晴れ。頼まれものもあったため自転車で外出。早めに準備開始できたと余裕でいたのに結局出発は昼少し前だった。空は晴れていて涼しく感じる。山の頂上付近は紅葉に染まり始めているように見える。



《よいしれる》

 稲刈りも終盤に差し掛かっているようだ。多くの田んぼは稲刈りが終わっている。柿の実などは慌てて収穫するより待った方が大きくて完熟の柿になる。稲刈りが遅いほど稲が重くなるとかいうことはあるのだろうか。

 昼食を食べようと思って、いつもならコンビニに立ち寄る所をスーパーに立ち寄ることにしたためコースを変更。思いがけず眺めのいい道に出た。随時自転車を停めて写真を撮っていたためか普段より時間がかかってしまっていた気がする。撮影が目的の一つでもあるので仕方ないことだ。

 昼食を済ませて知人のところに立ち寄り頼まれ物を届け、しばらく四方山話に花を咲かせた。

 目的地までたどり着く頃には夕方の雰囲気が辺りを包んでいた。ゆっくりしているわけにも行かないので帰途に就く。当初の予定では遠回りするつもりだったが、疲労感も大きくなっていたし日が短くなったので日没も早いため最短コースを走ることにした。

 水分補給をしながらも休憩もそこそこにひた走る。自転車のギアの歯が磨耗してしまっていて変速がうまくいかないことがしばしばある。やがて日は沈み細い三日月が浮かび上がった。

 これから冬に向けて徐々に寒くなる。自転車で遠出する機会も少なくなるだろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月12日金曜日

好転

 曇りのち晴れ。気温が下がってきたようだ。山歩きの疲れはやっと抜けてきたようだ。

 撮影を早めに済ますようにしたら作画の時間を確保できるようになったようだ。撮影時間が短くなっているわけではないので全体の流れがいいのだろう。少なくても夕方まで宿題が残っている感覚がないだけで随分楽な気がする。もともと始めた頃は夜になってから撮影していたと思うので撮影条件も変わってきている。今日は曇天だったので用意してあった柿を撮影した。



《せいくらべ》

 撮影後、作画を開始。ラクガキから始めてみると快適にペンが走る。調子が上がっているのだろうか。しばらくしてから描きかけになっていた漫画本編に戻ってみた。構想はあってもペンが走らないと良い結果にはならない。思い切ってザクザク描ける必要があるのだ。
 今日は思いの外ためらいが少ない。無駄とも思えるようなラクガキを繰り返してきたことがやっと実を結ぼうとしているのだろうか。

 作画の調子がいいとあっという間に時間が過ぎる。
 気がついたら夕方になっていたので気分転換に自転車を出した。既に暗くなり始めていたが、晴れていて風が冷たい。

 気温が下がってきたせいか甘いものが食べたくなる。スーパーをはしごして珍しくプリンを買った。日没が早くなった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月11日木曜日

制御

 雨模様。わかりやすく体調不良。倦怠感と眠気につきまとわれる。
 体調が良好な時の方が少ないのだからできるだけのことはやりたい。

 もしかするとサナギの期間かもしれないと思う。哺乳類がサナギになるなどということはないのだが、長い生命の進化の中で獲得した生存戦略で生かされているのだから体調不良にすら意味があるのではないだろうか。あえて活動レベルを制限することで力を温存している可能性だってあるだろうと強がってみる。
 もしそうなったら余命が少ないことを疑った方がいいだろうか。



《いろどり》

 買い物はしてあったので外出の必要はない。撮影もミニスタジオで完了。前倒しできているはずなのになぜか順次先送りになるのが不思議だ。

 Google+が終了になるのであれば以降の準備をしておく必要がある。実際に使い勝手を確認する必要もあるだろう。fbで同様のことが出来るだろうかと試してみるとこれまで特に悩まなかったところでやたらにつまずく。fbそのものが商用目的の存在なのだと改めて感じた。

 少し調べてみると広告なしで無料で使えるというSNSが見つかった。何の目的で使うのかという点が曖昧なまま登録してみるとfbより動作が軽い印象。まだ若いSNSの印象で、メニューは日本語化されていても記事本文は別途翻訳の必要がある。情報の制限が厳しいのでグループ活動の内容も参加しないと見られないようだ。この辺りは公開設定でコントロール可能なのだろうか。試しに非公開のグループを作ってみると特に問題なく作ることができた。もっとも全体の利用者数が少ないようなのでしばらくは様子見になるだろうか。

 それからようやく作画に取り掛かった。少し久しぶりになるだろう。板タブも新調したいと思いつつ、中古で入手したもの使い続けている。興味がある製品はあるものの使用感が変わってしまうのが不安でもある。
 描きかけていたカットに加筆修正をしたり新しくラクガキしてみたりしながら夕方まで作画を続けた。

 定例業務は半自動化しているので待ち時間ができる。これまではその間に撮影していたが、既に済ませてあるので他に有効活用することを考えた方がいいだろう。

 昆虫はサナギの期間に何を思っているのだろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:160回

2018年10月10日水曜日

主役

 晴れのち曇り。午前中に撮影のつもりだったはずなのに時間がずれ込んだ。食事の前にするか後にするかでずいぶん違うようだ。いっそ5時頃にでも起きればいろいろとスムーズなのかもしれない。逆算する午後10時頃には就寝する必要がある。


《こんじき》

 買い物の用もあったので自転車を出した。被写体にあてがなかったのでやや不安なままペダルを踏む。少し風があり空には秋の風情が満ち始めている。街路樹や公園の植栽も紅葉が始まっていた。

 まだいくらか山歩きの疲れが残っていて身体が重く感じつつ用件を済ませながら自転車を走らせた。気になるものがあればその都度自転車を止めてシャッターを切る。光をテーマにしようと思っていたのに曇り始めていたので手応えはイマイチというところだろうか。花壇には春のイメージとは違う花が咲いていた。不思議に思うのは春に撮影したはずの花がまだ咲いていることだ。花期が長いのだろうか。それとも気温や日照時間などの開花の条件が揃えばいつでも咲ける状態なのだろうか。

 産直の店の主役はリンゴになったようだ。リンゴにも多くの品種がある。毎年一番楽しみにしているのは酸味が強く野性味のある紅玉ではあっても甘くて美味しい品種となるとまだまだたくさんある。何軒か産直の店を見て回ったが、結局近所のスーパーが一番大きくて安かったようだ。車だったらガソリン代だけでも結構かかってしまうかもしれない。

 大根もいいものが出ていたので少し安心した。なにしろ天候不良や災害などで野菜の高値が続いている。秋冬野菜まで打撃を受けてしまうと食卓への影響も避けられないだろう。

 買い物も出来たので明日は出かけなくてもいいかも知れない。またペンが止まってしまっているので再開しなくては。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月9日火曜日

改善

 晴れのち曇り。少し早めに起きられるようになってきたようだ。ただ、昨日の山歩きによる筋肉疲労が著しい。筋肉痛というほど明確な痛みを伴っているわけではなく全身を脱力感が支配し動くのが億劫だ。同時に倦怠感と眠気がまとわりついている。

 最近の朝型計画の一つで朝活撮影がある。午前中の早い時間帯で撮影をしてしまうことで漫画やイラストの時間を午後に確保しようというもの。ストレッチや筋トレの間に定例業務をこなし、撮影を組み込む。うまくリレーしないとドミノ倒しになる可能性もある。



《こかげ》

 今日もなんとか午前の部をクリアしたもののその後が続かなかった。

 そうこうするうちにGoogle+のサービスが終了するという情報を得た。それほど使っていなかったとはいえ、比較的安心して使えていた気がする。機能的に不足は見当たらないとは言え、積極的に利用する程ではなかったというところだろうか。妙なプログラム処理でブログ更新の告知がスパム判定と思しき警告を受けたのは心外ではあった。ストリームに表示される記事の優先順位のプログラムもしばしば挙動がおかしかったしフォロー関係が勝手に外されることもあった。少しプログラムに頼りすぎていたのかも知れない。何れにしても改善し安定化する余地はまだあったのではないだろうか。
 多くのコミュニティーもできていたので勿体無いことだと思う。可能なら新しいサービスとして生まれ変わってもらえればと密かに期待してしまうのだ。

 現在はいくつものSNSがあり用途によってプライベートな内容や告知や作品の公開などに使い分けている。正直なところ楽ではない。それぞれにユーザーが違うため一本化は難しいだろう。一回ポストすればそれぞれのSNSに同時投稿されたら便利なのにと時々思う。

 体調不良に付き合っている間に夕方。予想はしていたもののほとんど何も手につかなかった気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:165回

2018年10月8日月曜日

山道

 晴れ。山栗の季節は過ぎていると認識しつつ見に行っていないので気になって仕方が無い。かといって、自転車で出かけるには急な坂道を上れる自信がなかった。少し考えてからしばらく会っていなかった友達に連絡してみるとありがたいことに快諾。急な話にも関わらず車を出してくれることになった。

 スーパーで食べ物や飲み物を調達していざ山へ。実はその友達とも栗の季節に山で知り合った。以来、栗の季節に会うことが多い。

 今日も知り合った山へ。意外なことに山の草木はまだ青々として秋というより夏の名残の風情だった。山栗ばかりではなくキノコの撮影も目的にしていたのにキノコ撮りするには早すぎる印象だ。



《らっか》


 眺望のいい所へ行こうという話になったので車を下りて歩いていると、少し前に整備が入った様子。それでも舗装されているわけではない山道を歩く。記憶していたよりすぐ着いた。すでに汗をにじませながらまた山道を登る。すっかり息が上がり始めた頃、登りが急になった。
 以前に何度か通っている道のはずなのにその山道は記憶がない。ちょっとためらって行きつ戻りつしたが、元来た道を少し戻ってみた。すると友達が見落としていた道を見つけた。以前と印象が違い道が見えなかったのは植物が伸びていたせいかもしれない。少し下ったところでまた道が整備されていた。もしかすると新たな道が整備されることで以前の道が使われなくなったのだろうか。迷いそうになりながら何とか車まで戻る。

 さらに車で坂道を上り目的の場所に着いた。夕暮れも近いのでそそくさとまた山道を歩くと山栗はほとんど見当たらない。イガの色も茶色くなってしまっているのでずいぶん前に旬は終わったのだろう。そればかりか不作の印象を受けた。今年の夏の暑さは厳しかったので影響が出ているのだろうか。そればかりかキノコの姿もほとんど見当たらない。まだ気温が高いのかもししれない。条件が整えば爆発的に発生する可能性もあるだろう。

 目的地の風穴周辺にも整備が入ったようだ。以前立ち入り出来なかったところまで入れるようになっていた。薄暗くなってきたので軽く食事をして引き上げることにした。

 旬を逃したことはさておき、山の様子が見られたことで納得できた感覚は残った。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:190回

2018年10月7日日曜日

消去

 朝、夢うつつで風の音を聞いていた。台風25号が日本海側を通過中だろうかと思いつつ目が覚めるまでしばらくかかった。それでもここ数日、起床時間を早めていたせいか今日も早めに目が覚めた。ただし、身体が重く感じる。天候の影響か前日の疲れか…さほど重労働をしたわけでもないので思い当たることがない。

《ものおもい》

 可能な範囲で朝活撮影をしようとカメラ片手に外へ出ると時折陽射しはあるものの風が強かった。近所に咲いていたシオンの花も風に吹かれて倒れかかっているものもある。飛び交っていた蝶も見られない。

 川沿いの土手を歩いてフジバカマと思しき花の近くへ行ってみる。この花の対岸にはどういうわけか鴨が集まって休んでいる。まるで花を鑑賞しているようだ。ゆっくり歩いて花に近寄ると「またお前かよ〜」という感じで下流へ移動してくれた。最初は慌てて逃げていたことを思うと顔を覚えてくれたのかもしれない。

 花の様子を確認して何枚か撮影した気がする…というのは、この後誤ってデータを消去してしまったのだ。朝活撮影の後でミニスタジオの撮影をするつもりだった。全部の撮影が終わったらデータを移動してカメラのデータを消去すればいいと思っていたらミニスタジオの撮影前に消去する操作をしてしまった。つまり朝活撮影はなかったことにしてしまった。そんなことをしでかすとはつゆ知らず帰宅すると疲労感に襲われた。

 なんとか日課をこなしてスタジオ撮影に取り掛かる頃、朝活撮影のデータのことをすっかり忘れていた。そして前日のデータが残っている気がして撮影前に消去…画像データをMacに取り込む段になって気がついた。幸い大した撮影はしなかった気がする。

 疲労感と倦怠感は夕方になっても続いていたが、買い物をしておこうと思って自転車で外出。もう既に暗くなり始めていて風が急に冷たくなった気がした。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:185回

2018年10月6日土曜日

長短

 晴れ。朝の体調は悪いというほどではない。早めに起きたお陰で身体が寝ぼけている印象。外出の予定が入っているので前倒しで日課をこなす。

 体調の良い日はほとんどない気がする。毎日のように怠かったり重かったり眠かったり…。
 もしかして何かしら不調であることにスポットライトを当てることで行動を制限しているかもしれない。どこか痛いとか苦しいという日はほとんどないのだから。

《きらめき》

 いじめに遭っていると思っていた頃。自己防衛に必死だった気がする。弱点を見つけられるのが怖かった。誰にも長所を認めてもらえない気がしていたからそうするしかなかったのかもしれない。平凡で平均的で普通であることが必要だった。
 その構造は社会に出ても大差ないのかもしれない。出る杭が打たれるのは今も昔も変わらない。違うのは打たれることで報酬がもたらされ生活が可能になるという点だろうか。即ち打たれ弱いと生活ができないということだ。

 長所はなかっただろうか。良いところはないのだろうか。
 そんなことを考えてみる。

 今日は遠方より来客があったので外出。10年ぶりくらいということもあって時の経過を感じざるをえない。それでも記憶の確認をしたり共通の話題で話せるのはありがたいことだろう。まるで浦島太郎のような歳月が瞬く間に流れ去っている。これは現実なのだろうか。

 帰宅してから改めて買い物に出る。スーパーをはしごすると顔なじみのおばちゃんがいた。ちょっと個性的な印象の人だが、話を聞いてみるとユニークなお仕事をされている様子。暑い日も寒い日もスクーターで移動しているようだ。逞しさすら感じる。

 今日も早めに起床したせいか濃い一日だった気がする。
 これからは短所より長所。弱点より得意なこと。不調より好調な点に着目していければと思う。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:180回

2018年10月5日金曜日

朝活

 爽やかな晴れのち曇り。ゴミ出ししようと思っていたので昨日に引き続きいつもより早起き。身体がまだ寝ているので布団から出るまで時間がかかる。夏の間は深夜遅くまで起きていることが多かったのでそろそろ朝型にシフトチェンジしたい。



《むかえる》

 ゴミ出しの帰り道、川沿いの土手を歩いていると川岸に花が咲いているのが見えた。気になるので一旦帰宅してからカメラを持って撮影に出た。珍しく朝活である。目的の花を見に行く前に近所に咲いているシオンの花を見に行くと昨日と同じようにキタテハやアカタテハやツマグロヒョウモン、そしてミツバチやアブやアカトンボが集まっていた。気温がやや低いので蝶の活性も低いだろうとカメラを構えると意外に元気よく逃げてしまう。まずは警戒されないように振る舞うことが必要なのだ。
 何枚かシャッターを切ってみると故障しているはずのカメラのシャッター音がやけに軽快だった。故障していると思われるのは手ぶれ補正機能だ。現在はOFFにして撮影しているとむしろ明瞭に撮れている気がする。そもそも手ぶれ補正機能は必要なのだろうか。


 ひとしきり撮影した後、目的の花のところへ向かってみる。先客の鴨がいたが、できるだけ脅かさないように近づいて場所を譲ってもらった。
 何の花かと思ったらヒヨドリソウに似ている。ヒヨドリソウなら初夏の頃に撮影したはずだ。念のため調べてみたらヒヨドリソウではなくフジバカマかも知れない。フジバカマなら準絶滅危惧種に指定されているとか。葉の形状が異なるようなので確認の必要がある。

 近くを見て歩くとミゾソバの花が咲いていて、朝の光が川面に踊り眩しかった。

 帰宅して撮影したデータの選定及びレタッチ。撮影は夕方になることが多いせいか写真の出来栄えが違って見える。気に入った写真が多すぎて選定に悩むほどだった。

 一方で、作画の方は不調。早く起きて生活リズムが狂っているせいだろう。しばしば眠くなる。腕立て伏せもイマイチ調子が良くない。力が入らないのだ。寝たり描いたりしながらなんとか1日過ごし、夕方になって買い物のため自転車で外出した。いつもは撮影もあるのでカメラを担いで大荷物だが、撮影は済ませているということで気も楽だし身体も楽だった。何よりすっかり暗くなっているのでスーパーの安売りを狙うだけ。ブリのアラが安くなっていたので今夜はブリ大根にした。

 明日は外出の予定があるが、朝活で撮影できるように心がけてみたい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年10月4日木曜日

機会

 晴れ。いつもより早く起きたためリズムが狂って体調が芳しくない。二度寝しなかったので予想していたことではある。いつもの日程は滞りなく進められるので眠気さえなんとかなれば好都合なはずだ。しつこい眠気につきまとわれて腕立て伏せも力が入らなかった。

 それでも作画にも早く取り掛かれると思い進行中のデータを開いた。加筆修正しながら作品の立て直しを図る。4年前に描き始めたものなので意図が曖昧になりつつある。テキストで書き起こしておいたストーリーを確認すると大切な部分が抜け落ちていた。意図的に削除したのだったろうか。立て直しには必要な一節だと思い復活させた。

 昼を過ぎても身体が重く食欲もあまりない。こういうときはいつもの様に身体を動かし、再起動を図るのが手っ取り早い。



《みっしゅう》

 自転車を出して近所のシオンが咲く場所へ行ってみる。陽射しがあり暖かい日和だったせいか様々な種類の蝶や赤とんぼ、そしてハチやアブなど昆虫たちで賑わっていた。中にはテングチョウやツマグロヒョウモンなど、山で見かける蝶も多く集まってきていた。

 嬉々として撮影して自転車を走らせる。今日はシャッターを切りたくなる被写体が多かった。

 スーパーや産直の店に立ち寄り、リユースショップと書店を経由して公園になっている沼へ行ってみた。特に目的がなくても何かしら見つかるかもしれないと淡い期待があった。

 自転車を止めて沼のほとりを歩いてみると岸辺に鴨が憩っていた。ふと見ると一羽の鷺が魚を狙っている様子だった。いつも近づいては逃げられるので素知らぬ顔をしながらカメラをセットアップ。カメラを向けてピントを合わせようとしたらまた逃げられてしまった。さほど遠くまで行かなかったので再挑戦。望遠レンズではないのでアップで撮るには一歩でも近づくしか術がない。今度は少し距離のある位置から一歩ずつ近づきながらシャッターを切った。そのうちにまた警戒されて逃げられてしまったものの数枚の写真を撮ることはできた。いつもアップばかりなので少し引き気味の構図も悪くないような気がする。

 山裾を歩いてみるとうちの近所では見かけない花が咲いていた。よく見る花の形のようだと思ったが、調べてみると違うようだ。花の形は似ていても葉の形や草丈が違ったりするのだ。逆に言えば、全体の容姿が違っても花の形は似通っているというのは興味深い。

 ふと気がつくとカメラに見慣れない警告表示がでいた。帰って調べてみると手ぶれの補正機能が故障している可能性が高いようだ。修理出来たとしてても修理費が結構かかる。
 約1年くらいは続けてきた撮影も休止の必要もあるだろう…そんなことを思いつつ、手ぶれ補正機能をOFFにしたら警告表示は消えた。まだしばらくは撮影できるだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年10月3日水曜日

解凍

 朝は晴れていたようだが、外出しなかったので外の様子がわからない。

 冷凍庫の霜が厚くなっているのが気になっていた。春に霜取りをすれば良かったのにタイミングを見計らっているうちに気温が上がりあっという間に暑くなってしまった。結局そのまま夏を越えてしまった。保冷効率も良くないと思うので褒められたものではない。やっと気温が落ち着いてきたので冬を迎える前にやっておきたかったのだ。

《めぐみ》

 冷蔵庫には食材が入ったままなので霜取りは手早く済ませたかった。スイッチを切って冷凍庫の中身を取り出す。保冷を継続しておきたいものは冷蔵室へ移動。解凍されないうちに霜取りを完了する計画。あとは冷凍庫の扉を開けておくだけなのでその間は別のことができる。

 いつも描けば描くほど自分らしい絵というものがわからなくなる。もう随分描いているで他の人から見れば「らしい」が解るのだろうか。「らしさ」には正解があるのだろうか。

 いくぶん調子を取り戻しつつあるので今日も作画。ラクガキが割といい感じなので背景を追加してみることにした。
 普段は3Dソフトに頼っている市街地を描いてみる。イメージが先行しているわけではなく成り行きなので「市街地らしさ」が表現できれば正解ということになる。これもまた雲をつかむような話。ただし、自分らしさとは違い街にあるものを配置していけば何となく「らしさ」となる。一点透視図法なので比較的簡単なはずなのに製図的な作画は苦手意識が強い。レイヤーを分けて描けば修正しやすいのだが、あえて一枚のレイヤーに作画してみた。手順を考えながら描かないと行き詰まってしまう。

 しばらくフリーなイラストのラクガキした後、漫画の作品のためのラクガキにシフトした。もう何度も描いているはずのキャラクターなのに相変わらずあ不安定でそのキャラクターがどんな容姿と雰囲気を持っているのか手探りしながらの作画だ。4年前と比べればいくらか形になってきてはいるだろうか。

 作画を進めながらか霜取りの経過を確認。氷と化した分厚い霜が壁から剥離したら取り除く。あまり力任せにやると故障の原因になりかねないので自然に融けるのを待つ。やっと霜取りが終了するともう夕方だった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年10月2日火曜日

把握

 晴れたり曇ったり。空のまだ台風の余波がまだ少し残っているの様子。体調は回復傾向ながら快調とまでは行かない。いつもの調子といえばそうかもしれない。

 まずは漫画のデータを開いて少し整理することにした。調子を見失うとラクガキのほうへ流れてしまうので本編の方が一向に進まない。ラクガキから使えそうなカットを本編へ格上げ。もちろん加筆修正をしていくことになる。本編のデータもなんども描き直ししているためどれが本編かわからなくなる。ページ単位で描いているため全体の流れが見通しにくいのも把握しにくくなる原因の一つだろう。


《みちがえる》

 昨日、カタツムリの殻が割れているように見えたのでちょっと気になっていた。小さいのでよく見えないのと動いているので平気なのかもしれないとも思った。卵の殻に登るのが気に入っているようで登頂すると安心したかのように眠ってしまうようだ。
 ふと思いついて拾ってきていたヤマボウシの実を入れてみた。少しして見ると卵の殻から降りてヤマボウシの実に登っている様子。こんなに積極的なのは珍しい。よほど気に入ったのだろうかと思っていたらまたしばらくして動かなくなった。硬くて食べられなかったのだろうか…と思っていたらそのまま出てこなくなってしまった。
 気になったので殻を裏返して確認して見るとやっぱり殻が割れている様子。何が原因で動かなくなったのかわからない。生きているのかどうかもわからない。割れている部分は修復可能なのだろうか。しばらく様子を見るしかないだろう。

 夕方になって買い物のため自転車で外出。日が暮れるのが早くなった。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年10月1日月曜日

正体

 晴れ時々曇り。台風一過。余韻のようにやや強い風が吹いていた。
 また気象の影響を受けているのか体調が芳しくない。腕立て伏せにも力が入らないばかりか気力まで減退していた。バッテリーが切れたような感覚。急に涼しくなった時もそうだった。今回もそうなのだろうか。

 ラクガキをしようかとデータを開いて加筆修正を試みる。しばらくすると描き進めることができなくなった。



《あみめ》

 少し休んでみても芳しくないので少し動いて強制再起動を試みることにした…といってもカメラを担いでいつもの外出だ。カメラを持っていると何かと撮影するので辛うじてモチベーションを維持できる気がする。

 自転車を走らせながら自問自答してみる。
「ボクは何者だ。」
 取り留めのない問いかけもいつものことだ。自問に対して適切な自答ができているとは思えない。的を外ししながらの自問自答では何も考えていないのと大差ないだろう。

 カメラを持ち歩いていてもカメラマンという意識はほとんどない。それでもシャッターを切ることで持ち合わせている経験や技術や感性を記録出来ているだろうか。

 絵描きという生き物だと自認したこともあった。それは今も変わらないでいたいと思うが、気持ちだけでも漫画家でありたいとも思う。描けないのに絵描きだの漫画家だなどと言うのは勘違いも甚だしい。それでもそういう意識があるから自分自身を見失わず生きられているのかもしれないと思う。

 ショッピングモールを歩き、スーパーをはしごして帰宅。あったまって眠ることにしよう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:170回
2回目:175回

2018年9月30日日曜日

触覚

 雨時々曇り。外出しなかったので外の様子がわからない。台風が北上中ということもあり雨が降ったり止んだりしていたようだ。買い物に行こうかと少し思案したものの出かけないまま夜になってしまった。もっとも無理をする必要もない。

 気力が減退しているのもいつものように気象の影響かもしれない。


《ろぼう》

 心配していたカタツムリは無事一夜を明かしたようだ。食べるものの嗜好がわからないのでキャベツだのトマトだのレタスだのと与えてみる。何を与えても拒絶しているようなのでしばらく様子を見ていたら足を滑らせてたまたまレタスの上に落ちたようだ。それでレタスが食べ物だと気がついたらしい。しばらくの間、一心に葉をかじっていたようだ。考えてみるとまだ小さいうちに駐車場に転がっていたのだからキャベツもトマトもレタスも食べたことなかったのかもしれない。一体何を食べて生きていたのだろう。
 調べた限りでは殻を形成するためのカルシウムをコンクリートから摂取することがあるらしい。だからと言ってコンクリートばかり食べていたわけではないだろう。
 しばらくレタスを食べていたと思ったら触覚を縮めて眠ってしまったようだ。観察していると意外にわかりやすい気がする。レタスは食べ物だと認識したようなのでトマトやキャベツも食べるようになるといいなぁと思う。何しろレタスは高いのだ。

 気力も体調も芳しくないながらいつものようにラクガキをしてみた。こういう時は線を一本描くのも楽ではない。痛いでも辛いでもなく怠い…言うなれば倦怠感だ。

 今年は災害が多いということもあって台風の北上に伴って情報がもたらされる。実際、大きな影響が出ている地域もあるようだが、前回の台風と同じ水準で比較することは難しいだろう。ゆえに判断は難しくなる。不安を煽るような情報は影響が少なかった時に油断の材料となる。そして油断が蓄積された頃にまた大きな災害が襲うというような負のループになる可能性があるのだ。

 これまでのさまざまな基準を見直さなくてはならない時期なのかもしれない。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:185回

2018年9月29日土曜日

蝸牛

 曇り。夜になって雨。

 昨日は久しぶりにラクガキを公開。描きかけていたカットを加筆修正して背景に写真を配置してみた。写真ではなく手描きの方がいいかも知れないとも思ったが、今回は写真を使うことで良しとした。


 そして気を良くしたためか昨夜また遅くまで作画と向き合ってしまったせいか起きるのがなかなか辛い。そしてエンジンがかかるのがまた遅くなるというあまり好ましくない循環だ。

 昼過ぎても曇天模様でまだ雨は降っていなかった。台風が北上しているということで食材を買い置きしておきたいので自転車を出すことにした。




《とじる》

 カメラを持っているので近所の野草の花をチェック。先日撮影したシオンは撮影条件が良ければさらに撮影しておきたい。立ち寄ってみると花期はまだ続くようだ。タデ科の仲間も何種類か咲いている。そして撮っておきたいと思っていた淡い黄色の花が満開を迎えていた。後で調べてみたところどうやらアキノノゲシという花のようだ。よく見かける花にも関わらずあまり耳慣れない名前だ。例によって露出がギリギリだ。やや風があるのでシャッタースピードも遅くしたくない。何枚かシャッターを切って何とかなるだろうと自分に言い聞かせる。

 買い物をしてスーパーから出たところで自転車のそばに小さなカタツムリが落ちているのに気がついた。コンクリートの上なので乾いている様子。拾い上げてみるとまだ若い個体のようでつまんだだけで潰れてしまいそうだ。これは写真のモデルになってもらえるかもしれないと思い連れ帰ることにした。

 帰宅して水につけてみたところ早速動き出した。カタツムリなのにやたら元気な印象だ。先日、テレビで進化の鍵を握る生物としてコダマという小さなカタツムリを紹介していた。そこでコダマのような名前をつけようと思案。コダマに対してヤマビコという名前がいいかなとも思ったが、駐車場にいたんだからということでチュウタンと名づけてみた。ちょっと親しみやすい名前になったのではないだろうか。

 以前にミミズを飼おうとして失敗したことがあるので果たしてカタツムリをどれくらい生かすことができるのか。調べてみると種類によっては10年くらいの寿命があるらしい。冬は冬眠するようだが、夏場の方が問題だろうか。落ち着いたら写真を撮らせてもらうことにしよう。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月28日金曜日

払拭

 晴れ。やや風のある爽やかな日だった。
 どういうわけか朝から身体が重い。思い当たる節がないのが曲者だ。簡単とは言え、毎日ストレッチや筋トレをしているのでこれでもまだマシなほうかもしれない。単純な動きに終始してしまいがちなのでアスレチックのようなところで全身運動をする方がいいのだろうか。子供の頃は良さがよくわからなかったが、大人になってからの方が必要な動きなのかもしれない。


《きゅうたい》

 しばらくラクガキばかり続いている気がするので今日は描きためたラクガキをベースに加筆修正していくことにした。これもラクガキの一端に違いはないものの想像し展開し、仕上げていく過程を確認することができる。普段、3Dソフトに頼りがちになってしまっている背景もフリーハンドで描くようにしてはどうだろう。
 そんなことを思いながら描き進めていたら背景に写真を配置したら面白い気がした。フリーハンドで描いた部分と写真を加工した部分との整合性がうまくいくかどうかはやってみないとわからない。むしろ違和感がある方が面白い場合もある。
…結果、思ったより中途半端になってしまったような気もする。写真を使った部分を改めて描き起こすかそのまま進めるか検討する必要があるだろう。それとも深く考えずに成り行きで公開した方が習作としては面白いだろうか。

 夕方になっても身体が重く眠気が払拭できなかったが、買い物ついでに自転車で外出した。風は涼しいものの晴れたことでいくらか気温が高くなったようだ。また台風が北上してくるらしい。今年は災害が多いので被害が出ないことを願う。台風が過ぎれば秋も本格的になるだろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年9月27日木曜日

業界

 雨のち曇り。気温が低く肌寒い日だった。昨日までは半袖でいられたのに今日は長袖で一枚多く着ないと寒く感じる。ストーブとかコタツが恋しくなるくらいだ。エアコンを暖房に使ったことがないが、どうなんだろう。少し部屋を片付けてコタツを導入したら出られなくなってしまうだろうか。


《そうき》

 久しぶりにクラウドソーシングに応募してみていたものの残念ながら不採用だった。気まぐれに取り組んだところで結果につながらないということだろうか。4年前は1年やってみて断念したのだからそう簡単であろうはずもない。
 せっかくなので気になる案件を整理してみた。クラウドソーシングの場合は著作権が譲渡になってしまうことが多いのでイラストを描くにしても普段とは違う気の配り方になる。少なくても制作中の漫画のキャラクターやタッチをそのまま使うことは避けたい。
 幸いにしてこの4年ほど取り組んでいたのはフリーハンドによる作画だった。クラウドソーシ案件はイラレ形式指定のことが少なくないのでイラレで作画すれば普段の描き方とは違うものにならざるを得ない。逆に言うとフリーハンドの作画を遠ざける結果になっているだろうか。

 最近の漫画・イラスト業界はどうなっているのだろうと思って少し調べてみると以前は見かけなかったクラウドソーシングや求人が見つけられた。それは歓迎すべきことだろう。ただし、中身がどうなのかということになるとやはり容易ならざるものを感じる。

 藁をも掴む思いで大海を泳ぐ…しかし藁すら掴めない気がしてしまう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月26日水曜日

蜻蛉

 晴れ。気温が下がり朝は寒いくらいだった。所用のため自転車を出すにも服装で少し迷う。もう長袖でもいいかもしれないと思いつつ、自転車で走っていると暑くなるので近所だということもあり半袖にした。長距離だと寒くなった時のことを想定して長袖の準備も必要になる。


《せなか》

 自転車を走らせ用件を済ませていたら忘れ物に気づいて一旦帰宅。そして再出発。いつものコースを走るつもりで出かけたものの気まぐれに反対周りにしてみる。それが何になるのかは自分自身にもわからない。ただ、時折そんな気まぐれが思いがけないことにつながることがある。

 書店に立ち寄ると見覚えのある後ろ姿を見かけた。知り合いでもなんでもない。ただ、よく見かける人だ。書店で見かけることが多い気がするが、他の店でもすれ違ったことがある気がする。こんな風にニアミスを繰り返す存在がいるというのは不思議でもある。それでいてお互いの人生が交わることはない。もし、人智を超えた存在がそばにいたとしても同様なのかもしれない。

 空には雲はあるものの爽やかに晴れていた。近くの山々には雲の影が落ちている。まだ秋色に染まるには時間があるにしてもきっともう秋の味覚がもたらされているはずだ。

 産直の店に立ち寄ると鮮やかな紫色に色づいたアケビが並べられていた。アケビは果肉が甘いものの種が多く食べるというより口の中で濾しとるイメージが強い。ただ、地元では皮の部分を味噌炒めなどにして食べる習慣がある。ほろ苦くて美味しいのだ。

 どうやら逆回りコースを走ったお陰で立ち寄り先を一軒スキップできたようだ。

 川沿いの土手の花が咲いていたので写真を撮ることにした。大きな葉のツル植物でカボチャの花かと思っていたのにどうやら違う気がする。

 あたりには無数の赤とんぼが乱舞していた。土手を歩くと足元から小さな虫が飛び出すのでそれを狙っているのかもしれない。あたかも赤とんぼを従えているような気分だった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月25日火曜日

挑戦

 雨。天候の影響や残った疲れで身体の重さを感じつつ今日も起動。涼しい日が続いているせいか気持ちが前向きなのが救いだ。

 日程をこなした後、昨日から手がけている作品に取り組む。久しぶりにイラレでの作画。いくらか使い方を忘れているようだ。しかも使用中のMacを経由して古いMacでの作業。反応に若干タイムラグががあるため使いにくさは否めない。


《たんせい》


 考えてみると基礎や基本にこだわりたがるのは自信の無さの顕れなのだろう。才能の赴くまま感性の思うがままに制作して高い完成度になるなら基礎も基本も必要ないかもしれない。そもそも完成度というものが様々な技術や論理に裏打ちされているものを指すとすれば、基盤の部分をないがしろにして成立しないだろう。

 もちろん基盤の部分だけではまだ足りない。

 5年前の作品を見て感じるのは懐かしさばかりではない。当時気がつかなかった物足りなさがわかる気がする。具体的に指摘できないのがまだ未熟たる所以だろう。新たな挑戦と実践によって克服するしか方法はないように思える。

 久しぶりのキャラクターデザインはそんなことを思いながらの5年ぶりの挑戦であり実践となる。焦燥感とかプレッシャーとか過度な期待はもうないはずだ。そして5年という歳月が少しは味方をしてくれるかもしれない。

 もし足りないのならまた挑戦したらいい。もう選べるほどの道は残っていないのだから。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:190回

2018年9月24日月曜日

喪失

 曇り。昨日の疲れがしっかり残っている感じ。いつもに増して動作緩慢。やっとの事で食事とストレッチをこなした。

 敵は味方の顔をして、味方は敵の顔をしてやってくるものなのかも知れない。敵も味方も心の問題だとすれば、裏切られるために信頼し遠ざけるために敬遠すれば孤独になるのは当然の末路か。
 単身世帯数が過去最高らしい。一人で過ごす時間が長くなると独断での判断も多くなる。社会全体がバラバラになりかねない。言うまでもなくそういう状況になっているのも社会構造が起因しているのだ。


《いろどり》

 これまで何度意欲を失ってきただろう。
 小さな落胆は数えるまでもないが、生活のための気力まで見失ってしまうようなことが何度もあった。

 そんな度重なる喪失感の果てに生きる気力も見失っていたのかもしれない。もちろん日々の生活はあっても受動的で積極性のない日々をただ流されている。そこにあるのは妥協であって納得ではない。

 現代は生きることをテーマにしなくてもなんとなく時をやり過ごすことができる。能動的だろうと受動的だろうと人生の終わりまで生きなくてはならない。どうせなら能動的に積極的に生きることがまだできるだろうか。

 キャラクターデザインに取り組んでいたらいつの間にか夕方近くなっていた。曇天模様な上に日が短くなっているので薄暗く感じる。そそくさとカメラを準備して自転車を出した。

 この先、何をどれくらい失うのだろう。
 それでもまた前を見て歩き始めることができるだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月23日日曜日

確認

 晴れ。不安定な天候が続いていたので久しぶりに自転車を出した。いつものように目的地は決まっているのでどのコースを走るかによって日程が変わる。
 早めに出たいと思いつつ結局出発できたのは昼過ぎだった。

 風が強い日や陽射しの強い日は身体の負担を減らし休憩する場所のある町中を走っている。今日は快晴ながら涼しく風もほとんどなかったので田んぼの中の道を走ることにした。


《しゅっこう》

 広い田園風景。稲穂は黄金色に染まり、少しずつ稲刈りの準備を進めているところもある。明日からまた天候が下り坂のようだから次の晴天を狙う感じだろうか。田んぼのそばの野草に何匹ものイナゴがかじりついていた。黄色くなった稲ではなく青々としたエノコログサのようだ。一見不思議に思えたが、考えてみれば葉っぱを食べるなら新鮮な方が良いのかもしれない。

 目的地に着くと相変わらず野草が繁茂していたものの夏と違ってこれ以上伸びることはないだろう。草刈りできる準備をしていたが、例によってたくさんの蚊に襲撃された。そういえばカエルの姿が見えない。産卵の準備なのだろうか。代わりに蜘蛛が巣を作っていたので期待するしかないだろう。

 前回、ミョウガを採取して甘酢漬けにしたらとても美味しかったので探してみると今日も収穫できた。これでまたしばらく楽しめるだろう。

 勝手に生えて伸びている木の枝を少し整理するのも次回に持ち越すことにしてまた自転車を走らせた。

 知り合いのデザイナーさんのところに立ち寄ってさ前回撮影させていただいていた写真のデータを届けて帰路に就く。

 途中の公園で休憩ついでに散策し少し遠回りして産直の店に立ち寄ることにした。長い坂道を上ってやっと着いてみると閉店30分前だった。日曜日とあって野菜も果物もほとんど売れた様子。遅い時間に行ったのだから仕方ない。この目で確認すれば納得できるのだ。

 そこからまた自転車を走らせていていつもと違うコースを選んだ。少し遠回りした方がスムーズに坂を下れると踏んだのだ。誤算だったのは既に日暮れだということ。日没が早くなっている上に雲が出ていたので暗くなるのが早く感じる。仕方なく自転車のライトを点灯させるとダイナモの負荷で速度が落ちた。そのため快適に下れるはずの坂道に出ても思ったほど進まない。いつの間にかすっかり暗くなってしまった。暗くなった道を自転車で走るのは危険だと認識している。後続の車を気にかけてヒヤヒヤしつつなんとか近所のスーパーに立ち寄り、夕飯の買い物をして帰宅した。

 久しぶりの長距離になった気がする。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年9月22日土曜日

残影

 雨あがりの曇りのち晴れ。
 朝の腕立て伏せの後、回復するまでに時間がかかる。限界まで頑張ることも大切ではあると思うが、その結果動けなくなってしまうというのは褒められたものではない。

 やっと動けるようになる頃には陽が射し始めていたようだ。


《あでやか》

 天候が回復しているなら買い物ついでに写真を撮っておこうと自転車を出した。ネットで見かけたサフランの花が撮れたらと思っていたらすぐ近所の駐車場脇に咲いているのを見つけた。駐車上のすぐ隣は民家でもあるので撮影するのは難しい。

 近所に咲く薄紫の花が気になっていて連日撮影しているので今日も様子を見に行った。咲き始めということもあるし、天候の都合もあってなかなか納得の行くように撮れていない。今日も撮影してみたもののもう2〜3日待った方がいいだろうという印象だった。

 自転車を走らせると木のようになった野草が白い花を咲かせていた。タデの仲間ではないかと思うが、白いのは珍しい気がする。

 スーパーに立ち寄った後、しばらく見ていなかった川沿いの土手に差し掛かった。遠くに赤い花が咲いているように見えた。久しぶりに少し歩いてみると一輪だけ咲いたヒガンバナだった。川岸にはツリフネソウが咲いていて、土手の斜面に咲いていたのはアレチウリではないかと思う。大きな黄色い花をつけていたのはなんだろう?カボチャかウリのような気がする。
 そしてなんとサフランが咲いていた。花の匂いに誘われたわけでもないのにと我ながら驚いた。花壇に咲いているわけでもなく側溝の周りの野草をかき分けるように伸び上がりピンクの花を咲かせている。もう少し背景に風情があればなぁとは思ったが、想いが通じたような感覚は嬉しい。

 夕暮れ時、川では鴨が憩い、蝶やトンボが寝床を探しながら飛び交っているようだった。

 帰宅して調べると咲いていたのはサフランではなくイヌサフランのようだ。サフランは香辛料に使うのにイヌサフランは有毒だとか。勘違いしたままだと大変だった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月21日金曜日

裁量

 曇りのち雨。

 生きているとロクでもないことに遭遇する。いや、個人的にはむしろロクでもないことの連続と言ってもいいかも知れない。理不尽なことで石を捻じ曲げられたり進む道を邪魔されたりする。そうして従順に従うことが組織では評価され、都合で使い捨てられたりすることさえ正当化される。社会全体がそういう構造なのかも知れない。そんなことを繰り返していると生きているのが嫌になることだってある。
…悔しい。自ら命を絶つことは負けを認めることにならないだろうか。家族や知人、支えてくれる人や期待してくれた人、さりげない日々の交流をしてくれた人にも迷惑がかかるだろう。だから生きるしかないのかも知れない。


《さいかく》

 生活の糧を得られるものはないかと少し調べてみた。クラウドソーシングに挑戦していたのは5年ほど前になるだろうか。1年ほど続けて手応えがないので心が折れた。少なくても3年くらいは続けるべきだったかも知れないが、自分の裁量がよくわからないまま我武者羅に取り組んでいたためか全く手応えがなく、藁すら掴めなかった。
 それでも経験を生かせるものはないかと模索して漫画を描くことに落ち着いたつもりだ。実際のところ、イラストは描いたことがあっても漫画として仕上げた経験はなかった。けれど、最終目標と考えていたことは確かかも知れない。

 画力の向上と安定、ページレイアウト、全体の構成、そして作画ツールの習得…やらなくてはならないことは山積みだったが、それまでの経験は随所で役に立ってくれた。

 改めて生活の糧について調べてみると漫画以外何もできないことに気がつく。それで漫画の募集を検索してみたら状況の変化が見て取れた。少なくても以前だったら「漫画家募集」というものが選べるほどなかった気がする。あったとしても怪しい内容だったりしたのではないだろうか。それが今は漫画家として成立する構造が朧げながら分かるサービスが幾つか見られた。

 ただ、条件としては原稿料だけでなくノルマが達成できるかという問題がある。指標になっているのは1ヶ月24ページくらいだろうか。そしてページ単価を掛ければ月収が見込める訳だ。今は1日1ページ描くことさえ難しいのに1カ月に24ページがクリアできるかという問題なのだ。


 逆に言えば、1カ月に24ページをクリアできる描き方とはどんな描き方だろうと考えてみる。

 今の制作パターンだと数ページで終えるはずのアイディアが描いているうちに膨らんで完結がどんどん遠くなっている。初めからページ数を決めて取り組めば、全体の流れや濃度のコントロールも可能だろう。今の書き方だとページごとの濃度が高すぎる気がする。

 作画の訓練やページの構成など様々な角度で取り組んできたのだからそろそろ全体を俯瞰した作品創りも必要なのかも知れない。

 アイディアのボリュームの把握と裁量。
 1日1ページ描くのと1週間で7ページ描くのとではとの組み方が違うはずだ。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月20日木曜日

試練

曇り。涼しい日。身体が重く感じるのは気候の変化のせいか昨日の自転車のせいか…それとも心配ごとのせいか。

 精神的なバランスを取るかのように昨夜の夢はちょっと楽しい夢だった。幸福感を感じていたわずかな時間…懐かしい記憶を掘り起こし再構成されている。続編を期待させつつ目が覚めた。

《でんえん》

 トンネルの出口がなかなか見当たらないと思っていたらもしかして洞窟なのだろうか。暗中模索している最中の落とし穴はともすれば命取りだ。ただでさえガラスのような心臓をしているのでちょっとした振動で破損する。
 結果的に出口のある洞窟であればいいが、どこを通っても行き止まりだとしたらそもそも前に進むべきではない。だからと言ってもと来た道すらもうわからないのだ。

 試練とはそういうものかもしれない。
 思いがけないこと、予期せぬ事態にどう対応するかで道が見つかるのであれば、立ち止まってしまっては答えが出ないかもしれない。しかし暗闇で闇雲に動き回るのが得策とも思えない。

 珍しく知人から電話が入った。アルバイトの話だったが、現実的な話ではなかったので口実だったのかもしれない。久しぶりに話したからといって特別なことはなく、いつもの近況報告といったところだろうか。お陰でいくらか気持ちが軽くなったかもしれない。

 曇って薄暗いので少し早めにカメラを担いで自転車を出した。近所に咲いている花を撮影。継続的に撮影しているとベストショットのタイミングを選ぶことができる。

 ついでに納豆を買いに行くつもりだったのに忘れたまま帰宅。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月19日水曜日

不穏

 晴れ。今日も涼しい。
 穏やかな日々は長く続かない。波風が立つことは良い方向へ向かうきっかけでもあるのかも知れないが、軌道に乗せようとする方向性を見失わせコツコツ築いて来たものをあっさりと消し去る。賽の河原とは地獄にあるものではなくこの世のことではないだろうかと思うことさえある。
 それでも結局、執着することにも意味がないのだろう。積み上げたものを崩されたからといって嘆いてても始まらない。不格好だったのかも知れないし、崩されなくとも風で倒れるような不安定なものだったかも知れない。また新たに美しく安定したものを積み上げる他ないのだ。

《ささやき》


 この世には様々な人がいる。それぞれが役割を持ち、ともすれば憎まれ役を淡々とこなす人もいる。同じ立場だったら精神的にもたないかも知れない。その人の人生はどんな景色だろう。安全なところから苦しむ人を見ても何の感情も持たないように冷静さを維持する。喜怒哀楽のある日々を思うとむしろ同情に値するかも知れない。

 少し精神的な負荷が大きかったので最近出かけていなかった道を自転車で走った。
 いつの間にか黄金色に色づいた田園風景の中を自転車で走っていると赤とんぼがそばを飛び交う。写真を撮るために自転車を止めると足元の草むらからイナゴが飛び出す。電線を見上げるとカラスが列をなしていた。

 目的地の沼に到着すると釣り人が一人、釣り糸を垂れていた。沼には期待したほど花が少ない。それでも何枚かシャッターを切った。ここ数年、整備している間は見られなかった鴨や白鳥も冬になったら戻ってくるだろうか。

 食事をしていなかったし近くにコンビニもないのでそれからひたすら家路を辿る。青空に月が浮かんでいた。負荷があったからこそ見られた光景なのかもしれない。不穏な雰囲気とは裏腹に見事な収穫の季節を迎えていた。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月18日火曜日

画素

 曇りのち晴れ。気温が下がって寒さを感じるほど。朝のくしゃみ連発が定番になりつつある。
 所用のため買い物ついでに写真も撮ろうとカメラを担いで自転車を出すことにした。

 曇っていた空はいつの間にか晴れて風も涼しい。携帯ショップに立ち寄ってからちょっと久しぶりに電機店に寄り道。平日なので客の姿も少ない。特に用があったわけではなかったが、カメラのラインナップの確認をしてみる。すると仕様を確認して目を疑った。センサーが2000万画素超が当然のような雰囲気だ。コンパクトデジカメのズーム倍率もかなり高い。野鳥の写真を撮るなら高価な望遠レンズを購入するより手頃なコンパクトデジカメを手に入れた方が良いのではないだろうか。最近はスマホカメラの性能も向上しているのでカメラ業界も懸命なのだろう。

《どうき》

 USBメモリのコーナーに立ち寄ると8GBサイズが500円程度だった。8GBといえば、ちょっと前まで1000円くらいしていたし、もっと遡ればノートパソコンのHDD容量だった。時の流れと技術の進歩に目を丸くするばかりだ。ちょうどデータ交換用のUSBが欲しいと思っていたのでレジに行ってみるとポイントがたまっていたので財布から出すことなく購入できた。そんなにポイントがたまるほど買い物をした覚えがない…ずっと使わずにいたからデータ保存用のDVDなどの細かい買い物をするうちに溜まったのだろう。

 それからショッピングモールを少し散策。セールの日の割には来店客が少ない気がした。

 涼風を感じながら自転車を走らせつつWebshopの店名を考えたりする。暫定的に決めてあるもののもっと良い名前はないかと迷っているのだ。まったく往生際が悪い。

 スーパーに立ち寄って写真に撮れるものはないかと少し回り道。すると夕暮れ色に染まった蕎麦畑の花が満開を迎えていた。少し赤みがかった写真になってしまったもののそれも風情かもしれない。蕎麦の花は風に揺れ、あちこちから秋の虫の声が聴こえる。こうして少しずつ秋は深まっていくのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月17日月曜日

参加

 晴れのち曇り。相変わらず体は重い印象。発汗が少なくなったせいか体重も増加傾向のようだから物理的にも重くなっているのだろう。

 昨夜は寝る前に漫画の制作を進めてしまったせいか疲れも残っている印象。寝る前の作業は翌日に疲れを持ち越す。何も寝る前に始めなくても良さそうなものだ。要するにエンジンがかかるのが遅すぎるのだ。



《あんど》

 思うところあってまたSNSの参加グループやコミュニティを増やしてみた。それぞれに個性がありテーマに沿った内容ならささやかながら交流もある。写真の投稿が中心になってしまっているのでイラストなどを投稿できればと思う。これまでにも参加していたものの空気や雰囲気を読んでしまいがちで気を使ってしまうのだ。居心地のいいところがないか模索しているのかも知れない。もっとも人の集まりというものは参加している人の構成によって変化するから居心地のいいところが見つかったからと言ってそれがずっと続くものでもないだろう。

 今日はカボチャの断面写真を撮ってパンプキンシチューを作ろうと思っていた。しばらく前から放置してあったピーナッツかぼちゃもそろそろ中で芽が出ているのではないだろうか。硬くてツルツル滑るので手を切るのではないかとヒヤヒヤしつつなんとか切ってみると中に種が見当たらなかった。種無しかぼちゃなんてあるのだろうか。
 イメージでは断面の縦と横を並べて撮影できればと思っていたのに実際にはツルツル滑って縦にも横にも立てられなかった。できる範囲でと思って数パターンを撮影。本来ならそこにこだわりが必要なのかもしれない。

 撮影を終えていざシチューを作ろうと思ったらニンジンがないことに気がついた。外出しないつもりだったのに近所のスーパーに自転車を走らせる。するとセールになっていないせいか3本セットで180円くらいする。高い気がしたのでもう一軒のスーパーをハシゴしてみたらさらに高かった。台風や地震の影響だろうか。少し大きめのニンジンが1本80円くらいでバラ売りしていたので購入して帰宅した。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月16日日曜日

柘榴

 晴れのち曇り。夜になって一時雨。
 体調が芳しくないのは天候と気温の変化のせいだろう。起きるなりしばらくクシャミが止まらなかった。

 少しシンボルマークデザイン的なことをしていたらうっかり夢中になってしまった。やっぱりデザインも楽しい。


《みずべ》

 曇ってきていたのでカメラを担いで出かけてみることにした。昨日はたまたま花を見つけることができたとはいえ、今日の花の当てがあるわけではない。最近走ってない道を走ってみることにした。

 考えてみると数日おきに別のコースを走れば、前回見つからなかった花が咲いていても不思議はない。ただ、同一種の花期は似通っているので別の花と言うことになるだろうか。
 近所では彼岸花が咲いていた。鮮やかな赤い花は鮮烈な印象を残す。ゆえに撮影が難しい花だと思う。

 昼食がまだだったのでパンとヨーグルトを買って近くの公園へ行った。夏の暑さを凌ぎ、秋を迎えようとしている公園には犬の散歩をする人やウォーキングする人たちが見られた。
 噴水のある池にはカモやアオサギが憩い、ハスの花は花期を終えようとしている。代わって萩の花が満開を迎えていたようだ。

 夕暮れも近いのでまた自転車を走らせると時々立ち寄る公園で近所の人が宴会をしていたようだ。どうやら公園内の草刈りをして打ち上げ的な宴会の様子。ちょっと仲間に入れて欲しい気もしつつ部外者なので素知らぬ顔で花の写真を撮る。ザクロの実が気になっていたのだが、割れている実は見当たらない。茶色く萎んでしまっているものが多かった。残った実がこれから完熟だろうか。要経過観察だ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月15日土曜日

役者

 雨のち晴れ。陽射しがあるとやはり暑くなる。食事をすると汗が噴き出す。室温を見ると28℃程度なので湿度のせいだろうか。ほんの一ヶ月前はでは考えられないほど快適なはずだから体調の基準がシフトしたのだろう。
 体調がまた優れないのでノロノロと動く。何事もなかなか思うように進まない。

 夕方近くなってカメラを担いで外出。少し前に満開だった野草もそろそろ終わりかなと思ったらタデの仲間はむしろ増えている印象だった。近所の蕎麦畑の花も満開だ。

《ふぜい》

 春から撮り始めた様々な植物もそろそろ役者が出揃った感じだろうか…と思っていたら、まだ撮ったことのない花に遭遇した。春も夏も花が咲く機会があったはずなのに秋になって咲くというのはずいぶん準備期間が長い。大器晩成?冬になる前に種を残そうとすれば、かなり急がなくてはならないだろう…春と秋の二度花を咲かせるのか、あるいは果実のように果肉を充実つさせる必要がないのか。もっともこれから数ヶ月間の猶予はある。

 四季折々の花や果実は1年経ったことを感じさせる。見慣れた花を見かけないからといって日常は変わらず過ぎていくことだろう。しかし、もしかすると気づかない間に花や果実の記憶は失われてしまうかもしれない。それは四季を意識する記憶とも繋がっている可能性があるだろう。

 山へキノコの写真を撮りに行きたいと思いつつスーパーで買い物をして帰宅。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年9月14日金曜日

範囲

 晴れ。案の定、一昨日の疲れがどっと出たようで身体が重い。そして忘れかけていた夏を思い出したように暑くなった。

 日常業務等をこなして買い物ついでに自転車を出す。そろそろコスモスの花を撮影しておきたいと思っていた。一応、撮影できそうなコスモスに目星をつけていたものの近所を限定するとなるとそれほど選ぶことができない。可能なら赤白ピンクの3色揃っている所を撮影したいが、目をつけていた所にはピンクしか咲いていない。


《つつむ》

 花を探して走り回るのもいいが、時間がもったいない気もする。本来であれば納得いくまで探すのが正解だろう。買い物ついでということもあって行動にも制約が生じるのだ。

 以前だったら飛び出したらなかなか帰らないくらいのノリだったのに最近はある程度の日程が決まっているのでなおのことだろう。自転車とはいえ、なんだか行動範囲がこじんまり小さくまとまっているような気がしなくもない。

 やや遠回りしつつも陽が西に傾いているのでのんびりしているわけにも行かない。夕方に帰宅して定例業務を処理する必要があるのだ。こんな風に行動範囲は決まり、出来ることや出会いにも範囲がある。良くも悪くもそういうことが自ずと現在と未来を決定するのだろう。

 自転車で少し遠くまで走っていた頃や車であちこち走り回っていた頃に見かけたコスモスは今年も咲いているだろうか。花が時間と空間を超えて記憶を繋いでくれるようだ。

 いつものようにスーパーや産直の店、書店などをハシゴして帰宅。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月13日木曜日

現像

 晴れのち曇り。昨日の疲れが残っているは筈なのに早めに目が覚めた。涼しくなったせいだろうか。ただ、そこからなかなか起き出せない。結局いつもの時間まで動けなかった。





 なんとか日常業務をこなした後、昨日撮影した写真のレタッチに取り掛かる。普段は撮りっぱなしになることが多いのだが、昨日は人物写真を撮らせていただいたのでなんらかの形で写真をお届けしなくてはならないだろう。実際、このレタッチが結構手間なのだ。フィルムカメラ時代ならフィルムを写真店へ持って行けば現像してプリントまでしてくれた。確かに満足の行く仕上がりばかりではなかったが、今ほど細かい調整ができないので仕上がりをそのまま受け入れていたのだ。


《うるおい》

 現代は、カメラの性能が向上している上に撮影条件が厳しかった場合でもデータをレタッチすることで調整することが可能だ。

 昨日の撮影も条件が厳しかった。暗い屋内だったのでISO100では露出が確保できない。それで普段使わないISO400まで感度を上げて撮影。あまり高感度の設定にすると画質が荒くなる可能性がある。それでいつもは可能な限り低感度で撮影しているのだ。ISO400にしても撮影条件がまだ厳しくてシャッタースピードは1/30。手ぶれ補正があるにしても三脚があったほうが良いくらいだ。

 写真のデータは予想通り暗かったのでまずは明るく調整。そして黄色っぽい照明の色を調整。さらに撮影時に気づかなかった不要な背景をトリミング。全部で8点くらいなので全体としては大したことないのだが、現像専門のソフトではないということもあり手間取った感は否めない。

 そのあとレイアウトソフトを使ってチラシのデザイン的な構成を考えてみた。最近デザインの仕事をしていないせいか感覚が思い出せないので保留にした。改めて取り組んでみることにしよう。

 夕方近くなったので買い物ついでに自転車を出した。
 スーパーをはしごしながら撮影できる花はないかチェックしながら自転車を走らせて帰宅。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月12日水曜日

道草

 曇りのち晴れ。珍しくいつもより早めに目が覚めた。起きるのには毎朝苦労しているので昨日何かあっただろうかと考えてみる。そういえば、昨日は昼食抜きで出かけたらスーパーでパック寿司が割引になっていた。あまり食欲を感じていなかったのに急に食欲が出てきた気がして購入してイートインで食べたのだった。鮮度が落ちていたせいなのか思ったほど美味しく感じなかったとは言え普段の食生活に魚介類が不足しがちだ。朝の目覚めが良い時というのは前日に魚介類を食べている率が高い気がする。これをいつの間にか忘れてしまうのが問題だ。


《みやび》

 せっかく早く目が覚めたのだからと自転車で遠乗りすることにした。変速の調子が良くないので出がけに注油。先日の台風の影響と草刈りの必要を確認する必要も感じていた。

 やや風はあるものの比較的穏やかな曇天模様だった。田園風景の中、自転車を走らせると稲穂は黄色く色づき始めていて道端の草むらからは秋の虫の演奏が聴こえている。ツユクサやタデの花が咲き、月見草やキクイモの花も咲いている。そばの畑も花が満開になっていた。ちょっと久しぶりということもあって寄り道は程々にしてひたすら自転車を走らせた。

 目的地に着くと植物は繁茂していたもののもう9月なので草刈りするほどでもないだろうと判断。台風の影響もなさそうだ。入り口の白い花に気づいたのは昨年だっただろうか。今年はそれがニラの花だと知った。どうやら殖えているようなので種を播くまでもないようだ。

 1ヶ月ほど前にミョウガの花を確認していたのでチェックしてみると前回より大きなミョウガがいくつか見つかった。好んで食べるわけでもないのでいつもは素麺の薬味に使うのが関の山だ。思ったよりたくさんあったので甘酢漬けでも作ってみようかと思った。

 あちこちをヤブ蚊に刺されるので退散することにして途中で知り合いのデザイナーさんの所に立ち寄った。
 来年の4月に個展を開催されるということで展示する作品の制作に余念がなさそうだった。少し話をしてから帰路に就くと急に疲労感に襲われた。やっぱり一ヶ月ぶりとなると身体が鈍るのかも知れない。産直の店に立ち寄りたいと思っていたのに今日は割愛。スーパーに立ち寄って帰宅した。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月11日火曜日

画数

 曇りのち晴れ。夕方にかけて暑くなった。
 体調は天候に合わせるかのようにやや回復。雨の日が続いていたこともあってなかなか自転車での遠出をすることが出来ない。その分、制作に時間が使えるはずなのに今度は体調が良くないときた。思えば、20〜30代の頃に持って制作に打ち込めていたらと思わなくもない。しかし、その頃は制作するための環境も条件も整っていなかったので「もし」を考えても仕方ないのだ。


《であい》

 昨夜は物販のために準備していたサイトの設定を見直した。ショップ名を延々悩んでいたのでわかりやすく親しみやすい名前にしようと考えた。一応、商標を確認してみたら大丈夫そうだったのでついでに占いを見てみる。画数で判断する占いということで漢字の場合とひらがなの場合では結果が違う。漢字とひらがなが混じった名前にしようと思っていたら「凶」と出た。どちらかにした方が良さそうだったが、漢字だけだと気難しい印象だしひらがなだけではシンプルではあってもインパクトが弱い気がする。気分的な問題なので見なくければ良かったかも知れない。サイトでは英名もつける必要があったのだが、そのまま英訳すると商標でぶつかりそうなので再考の余地がありそうだ。

 いくら考えたところで落ち度がないパーフェクトな名前などない気がする。それでも考えないというわけにも行かないのが難しいところ。
 お祭りで金魚すくいをすると迷った挙句にほとんどすくえないということもあったので程々の見極めと思い切りが大切なのだろう。

 夕方が近くなったので自転車を出して買い物。ついでに撮影。近所で彼岸花がは咲き始めたのに気がついていた。彼岸花は赤が強い割に線が細く、近接撮影しようとするとピント合わせが難しい。そんな苦手意識がありつつも何枚かシャッターを切ってみたが、やっぱり手応えはなかった。

 自転車を走らせると空には筆で撫でたような雲が浮かんでいた。山の稜線を眺めながらキノコは出ているだろうかと思いを馳せた。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月10日月曜日

紙屑

 曇り一時晴時々雨。相変わらず体調が良くない。どこか痛いとかいうことではなく眠気と倦怠感だ。

 Macの調子も良くなくて毎日の定例業務をこなすにもいちいちフリーズしたりクラッシュしたりするので苛立ちを堪えるのが一苦労だ。OSのバージョンアップしてから悩まされている症状でどうも日本語入力の文字変換時に不具合を起こすことが多い気がする。解決手段はないか調べてみても手応えがない。ハード的に新調しOSも最新にしたら解決するのだろうか。むしろバージョンダウンした方が良いのではないかと考えたりする。


《たいわ》

 体調不良の隙間を縫うように漫画の制作を進めることにした。

 描いたページはレイアウトソフトに配置して見開きで見られるようにしている。そのソフトがバージョンアップしていたのでダウンロードしておくことにする。レイアウトに関しては開発中の新しいソフトのβ版を試してみていたところなのでどちらが良いか検証する必要があるだろう。
 価格的なことを考えれば、これまで使っていたものは無料だから有利だ。ただし日本語の取り扱いに注意が必要。開発中のソフトは正規版で有料になるだろう。ただ、日本語への対応がやや強い気がする。どちらも縦組みができないので縦組みのできるQuarkXpressやInDesignといった老舗のソフトを使うのが一番良いはずだ。DTPの実務があるならそれも必要かもしれない。現状は漫画のページ構成に利用するだけでDTPの実務がないので制作したデータが使えなくなるのは都合が悪い。

 これまで制作してあったページを確認しつつネームの整理。言い回しを変えてみたりしてセリフを短くコンパクトにする。多分、雑誌の漫画よりフォントサイズが大きいのであまり長ゼリフにすると紙面がセリフだらけになってしまうのだ。

 夕方になってカレーの調理と写真の撮影。
 やっぱり思ったほどの仕事は出来なかった。それでも何とか踏ん張ることは出来ただろうか。

 紙屑みたいにくしゃくしゃに丸まった人生を何とか立て直したい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年9月9日日曜日

気運

 曇り一時晴れのち雨。体調の回復を期待していたのに相変わらずのポンコツ具合。錆びた身体を軋ませながら何とか動く。体調が良くないと日課の腕立て伏せに抵抗感が強くなる。そもそもノルマは100回だったはずだ。自分に憤っても仕方ないので今日も出来る限り頑張ってみる。

 やはり動かないと身体が鈍るのだろうと思い天候を見ながら自転車を出した。今日も室内撮影の予定でいたので珍しくカメラを持っていない。曇っていると思ったら少し青空も見える。ただ、西の空は雲が厚く暗かった。雨が近づいているようだ。


《ふりかえる》

 春から撮影していた花は実をつけているものも見られる。地域によってはキノコも発生しているようなので通りがかりの公園を少し見たものの期待したようなキノコは見つからなかった。

 ショッピングモールは人でごった返していた。日曜日ということで家族連れが多いようだ。時には知り合いに会うこともあるようになったが、もう18年も暮らしいている割には地元の知り合いが少ないかもしれない。今日は知人に会うこともなく店を出るとやはり西の雲が流れてきていた。

 最近、気運がゆっくりと良い方向へ動いているような気がする。新しいツールを試して可能性を感じているだけの単純な理由だから思い違いかもしれない。それでも出口の見えない日々の中で希望を感じられるのは精神的にも良いだろう。

 それからスーパーをハシゴ。どの店も来店客が多かった。小雨がぱらつき始めていた。

 帰宅して作画と撮影。変わり映えのない日々の中に見つけた小さな希望を明日につなげる努力を積み重ねるしかない。





プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年9月8日土曜日

試用

 雨。降ったり止んだりしていたのだろうか。今日は外出なし。天候のせいか例によって体調が芳しくない。

 予定のない土曜日はしっかり休んだ方がいいのかもしれないと思いつつ、つい時間がもったいないと感じてしまう。捗らないのにMacに向かって作画練習。ここ数日取り組んでいる新しいソフトだ。ベジェ曲線を扱うことができる点が大きな魅力だ。試用期間が過ぎてしまうと購入の必要があるので実際に作画しつつ操作性を確認する。ある程度使っていると自然にわかってくるようになっているのはすごいと思う。



《しずく》

 あちこち錆だらけのポンコツマシンのような身体を随時休ませつつMacに向かう。今に始まった事ではないもののMacもまた時折動作がおかしい。

 休んでいた方がマシなのではないかという程度しか制作は進まない。

 別のソフトに切り替えてフリーハンドの作画に取り組む。もちろん結果としての線画も大切だが、作画のためのイメージが大切なのだ。ペンを素振りするように何度も何度も描き直す。ベジェ曲線でコントロールできるとフリーハンドでの素振りのような手に覚えさせる感覚より描きたい線のイメージを思い描くことが必要なのだ。




 夕方になって室内で撮影。
 これまではしっかりピントを合わせた近接撮影スタイルだった。今日は画面の中のピンボケになる部分を大きく扱ってみた。もちろん主題にはピントを合わせることが必要。そしてホワイトバランスはあらかじめ数値設定にしてみた。これは後のレタッチ対策だったのだが、結果から言うと特に楽な感じはなかった。被写体がグリーンのブドウだったせいかもしれない。

 就寝前になると作画意欲が高まったりするので困ったものだ。出来れば明日は回復したい。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月7日金曜日

知識

 曇りのち小雨。

 デジタル全盛の時代になって新たに学ぶべきことが多い。最先端はどうなっているのだろう。デザインの仕事もWebへと拡張されイラストや写真の活動の場も広がった。しかし視覚的だった芸術分野の背景にはプログラムやスクリプトと言った見えない技術が存在している。これまで漫画家やイラストレーターに必要だった紙や絵の具の性質といった知識やカメラマンに必要だったフィルムや現像の知識といったものが別のものとなった。プログラムを勉強するまでもなくても各種ソフトやツールの知識は必要となった。

 ツールはより便利に研ぎ澄まされ…あるいは淘汰されつつ、残ったものが大きくなり安定していく。


《ほしぞら》


 漫画家やイラストレーター、あるいはカメラマンとして活動するためにそういったツールを研究し続けていくことも必要だ。何しろ栄枯盛衰の中で愛用していたツールが使えなくなってしまえば、データそのものが利用ではなくなる。幸い汎用のデータ形式があるので上手く利用していくことも必要だろう。

 デジタルは果たして半永久的な作品の保存を可能にしたのだろうか。それはまだわからない。少なくても制作にも閲覧にもパソコンの存在が必要不可欠であり、クラウド上にデータを保存するための企業もまた栄枯盛衰。半永久的に保存してくれるという保証はない。

 また新たなツールを見つけた。それは以前から利用しているツールに操作がよく似ていた。今日はしばしそのツールの研究に時間を費やした。

 夕方近くなって買い物ついでに自転車を出すと霧雨のように雨がぱらついていた。





プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:170回

2018年9月6日木曜日

震源

 晴れ。起きたら何やらネットの様子がおかしい。未明に北海道で大きな地震があったことをずいぶん遅れて知った。最大震度7にも及ぶという。次々に入る情報は信じられない光景だった。大型台風21号が関西を直撃し甚大な被害を残しながら北海道へ駆け抜けたばかりだったはずだ。もはや適切な言葉も見当たらない。



《せいか》

 そんな自然災害などなかったかのように気温は上がり夏日が戻ったかのようだった。

 日本は海に囲まれ急峻な山地が多い。四季に恵まれた気候と雨によって豊かな自然が山の幸や海の幸をもたらしてくれる。一方で古来から自然災害と無縁ではいられなかったのだ。自然災害への備えがないと危機意識が低いという人もいるかもしれない。けれど、予期せぬ災害に万全を期することができるなら苦労はない。思いがけない出来事だからこそ災害なのだ。

 こんな時はどこか安全な土地はないかのと考える。それこそ昔から考えられて来ただろう。にも関わらず埋め立て地に住宅を建てたり海に飛行場を作ったりする。
 予知もできなければ万全を期することもできないことを証明しているかのようだ。

 今回は震源近くに発電所があったということも問題のようだ。活断層などは避けて建設しているだろうと思われるが、未知の断層の可能性が指摘されているという。ここでもまた万全を期することの難しさが見て取れる。

 万一に備えるとは万一に際してどう対応するかの方が大切なのかもしれない。言うまでもなくそれもまた容易なことではないのだ。影響が最低限に済むよう対策することが求められるのかもしれない。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年9月5日水曜日

小径

 曇りのち晴れ。台風一過。涼しくなると思ったら暑くなったので頭も身体も切り替えが追いつかない。

 台風の影響はほとんどないだろうと思いつつ買い物ついでに巡回することにした。もちろんカメラを持ってあわよくば撮影する魂胆。
 写真を撮った後にタイトルをつけることが多いが、タイトルをイメージしながら撮影すると意図が明確になるような気がする。


《ひねる》

 自転車を走らせると思ったほど暑くなかった。最近、あちこちで新築の工事風景を見かける気がする。裏道の細い路地を通り抜けた所で気配を感じた。なんだろうと思ったら山裾の民家の玄関先から出てきて立ち尽くしていたのはタヌキのようだ。痩せて元気がないように見える。元気なら人間と対峙して立ち尽くしている場合ではないだろう。
 安心させるため少し通り過ぎた所で自転車を降りた。カメラを構えようとする気配にそそくさと駆け出したのだが、足に怪我をしている様子。ヒョコヒョコと足を庇うように駆けていく。そして近くの側溝の中へ入って行ってしまった。

「蛇の道は蛇」というが、側溝はタヌキの道になっているのだろうか。人間と野生動物がお互いを意識せずに共存できるとすれば悪くないのかもしれない。可能なら側溝ではなく市街地に敢えて「けもの道」を作ったら面白いかもしれない。

 買い物を済ませつつ馴染みの店をはしご。
 帰宅すると室温が31℃あった。夏が戻ってきたかのようだ。

 最近またペンが握れないでいる。ボクはボクの道を行かねばならないだろう。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月4日火曜日

目的

 曇り時々晴れ。また台風が北上中。関西方面では暴風雨により多大な被害が出ているようだ。速度を上げながら今夜日本海を北上するらしい。

 体調は回復してきているのに気持ちが入らない。台風の影響で気温と湿度がまた上がってきているのでその変化に対応できていないせいだろうか。


《ひやけ》

 何事も三年取り組んでみなくてはわからないと言われてきた。何かを始めた時にまずは三日坊主で投げ出してしまわないよう取り組んでみる。そして次の目標は一週間。そして一ヶ月…やがて一年が過ぎ、二年を経験してみると三年が見通せるようになる。そして三年経ってやっと周囲を見渡すことが可能になるのかもしれない。ところが、三年を費やして一人前になるとは限らない。ただ、基礎固めの三年なのかもしれないのだ。

 そのまま四年を迎え五年…ふと我に返る。
「何を目的にしていたのだろう。」
 コツコツと努力した結果、何が残っているのかと問われたら何も答えが出せない。幸運にも仕事として生計を立てられるようであれば嫌でも続けられるだろう。しかし、それが可能なのはごく一部なのだろう。
 職人として腕を磨いて五年経った後、続けられる人は少ないという。腕を磨くことを目的にしてしまうことは、納得できるレベルに達することが一つの着地点だろう。それが生きる糧にならなければ、続ける意味を見いだせなくなってしまう。新たな目標を設定する必要があるのかもしれない。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:200回

2018年9月3日月曜日

故障

 どうやらこのブログの記事は昨日で1000回を数えていたようだ。あまり意識していなかったので特に感慨もないが、毎日書くようになるまで手探りの期間があったと記憶している。つまり連続1000回ではないだろう。それでも最近はほぼ毎日書いているはずなので始めた頃に比べればいくらか変化もあるのだろう。何の変哲もない代わり映えしない毎日を蓄積したところで大した違いにはならないだろうか。

 今日は曇っていたのだろうか。外出しなかったので外の様子がわからない。体調はやや復調の兆し。10日ぶりくらいのような気がする。



《わける》

 Macの調子はすこぶる良くない。ちょうど安く出ているようなので買い替えを考えてしまうレベル。定例業務の際に何度もブラウザがフリーズしたりクラッシュしたりする。これがOSのバージョンによるものなら新しくすれば解消するのかもしれないが、別の問題が発生する可能性も否定出来ない。

 製造年からかれこれ10年になろうとしている。中古で手に入れてから5年くらい使っているだろうか。その間にも何度かのバージョンアップがあり便利になった反面、不安定になった部分もある。新しくすることで古いソフトが使えなくなるなど、不便になることだってあるかもしれない。

 とりあえずHDDの整理、メールソフトを整理、ブラウザのキャッシュをクリア、そして日本語入力をリセットしてみた。少し様子を見る必要があるだろう。

 最近、ギアの変速がうまく行かないと思っていたら自転車のギアがずいぶん磨耗していた。かれこれ8年ほど乗っているだろうか。これまた買い替えを考えてしばらく経つ。8年前のような自転車の価格相場はもうない気がする。少し高くても安心して走れるものに乗り換えたい。そうしないと長距離を走った時の身体の負担も大きいのだ。

 何か新調の必要性があると、あと何年使うだろうかと言う考えが脳裏を過るようになった。人生もまた永遠ではないのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:回
2回目:回

2018年9月2日日曜日

倦怠

 曇りのち晴れ。雨の日が続いていたので久しぶりの晴れ間。このタイミングで自転車で遠出したいところでもあるが、天候がまだ不安定で体調もあまり良くないので見送ることにした。

 涼しくなってからの気候に身体がついていけない日々が続く。辛うじて腕立て伏せは続けているもののたまには休んでいいのではないかと思う。


《こくち》

 倦怠感に支配され眠気に絡まれつつ作画をやっておきたいと思う気持ちだけが空回り。体調が優れない時はいつもこんな感じだ。どこか痛いとかいう明確な理由がないので休む他に方法が見当たらないのだ。気温が急に下がった時の変温動物のようだ。そういえば雨の日に草に掴まって休んでいる蝶を見かける。動けないなら休むだけ。自然界はシンプルである。

 結局作画できないまま夕暮れ時になった。せっかく雨が降っていないのだからとカメラを持って買い物ついでの外出。体調が優れなくても自転車なら走れるのはありがたい。
…とは言え、日没も近く思うような写真は撮れない。夕焼けも思ったほどにはならなかった。スーパーやホームセンターをはしごして帰宅。帰ってから先日撮影した梨をカットして撮影。

 季節の変わり目…何とか耐えて乗り切りたい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:185回

2018年9月1日土曜日

秋雨

 曇り時々雨。予報では晴れだったと思うが、霧雨のような細かい雨から通り雨のような激しい降り方をしたりして断続的に雨が降り続いた。

 ここ数日体調が芳しくないのは相変わらず。やや快方へ向っている気はする。体調が良くないと厄介なのは腕立て伏せだ。やろうと決めているのになかなかその気になれない。回数を減らした方がいいのだろうか。

 2日ほど外出しなかったので身体を動かした方がいいかも知れない。腕立て伏せが負担に感じてしまうのは他の筋肉を動かさないために全体的に活性が落ちているのかもしれない。

 時折雨が降るので外出の機会をうかがっていたら夕方近くなって上がったようだった。カメラを担いで撮影の準備をして自転車を出すことにした。


《ほうじゅん》

 花期を狙っていた花を撮影しようと行ってみて呆気にとられてしまった。この数日の間に伸びたツル性の植物が絡みついて倒れかけていたのだ。野草の撮影だから仕方ないことではあるが、しばらく待っていただけに落胆も大きい。仕方なく自転車を走らせるとまた雨が降り始めた。すると小さなピンクの花が咲いていた。少し前に撮影したイヌゴマに似ているが丈が小さい。花の形から察するにイヌゴマ同様シソ科ではないかと思った。

 雨は大したことはないだろうと読んでそのまま自転車を走らせて気になっていたオモダカの花を見に行った。矢印のような葉で田んぼの稲の根元に白い花を咲かせている。すると草刈りの際に倒されたようになっていた。残念だか仕方ない。

 買い物の必要があったのでそのままスーパー巡りをしていたら雨が強くなり始めた。産直の店に入ったところで土砂降りになったのでしばし雨宿り。遠くから強い雨が近づいてきているのは気がついていた。降り方はまるで通り雨のようだ。思ったより長く降りそうなのでドラッグストアに移動して店内を歩いているうちに雨が上がった。

 それから書店とスーパーを巡って帰宅。

 イヌゴマに似ているシソ科の花を調べてみたらクルマバナに似ているようだった。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年8月31日金曜日

眉間

 雨。相変わらず体調は低調。天候に影響を受けているのだろう。室温は26〜8℃程度なので活動しやすいはずだが、湿度が高めで70%を超えているせいかちょっとしたことですぐ汗をかく。湿度が高いのが苦手なのだ。


《すなお》

 最近、イラストを使ったデザイングッズを作っておきたいと考えている。そのせいか起きて間もなく浮かんだイメージがあった。イメージを具体化するため下絵だけでもと思い作画を始めた。
 漫画や普段の描いているイラストとはアプローチが違う。写真を使ってデザイン的な趣向でまとめたかった。イメージがあって意欲もあるのに身体が思うようについて来ない。たとえ動かすのはペンを握った手先だけだとは言っても脳が機能してくれなくては描きたくても描けない。

 そういえば眉間に赤い吹き出物のようなものが出来た。半月ほど前に軽い熱中症のようになって頭痛があった時にも出来ていた。体調不良の信号だろうか。前回同様なら数日間〜一週間は注意が必要かもしれない。

 外出しなかったので食事はあるもので対応。写真も室内で撮影した。
 そろそろコーヒーフィルターがなくなりそうだ。明日は好転してくれるだろうか。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年8月30日木曜日

蛇行

 曇り時々雨。一時雷を伴って強く降ったのでそのまま降り続くかと心配したが間もなく上がったようだ。天候が不安定な日は例によって体調も不安定。何度も眠気に襲われた。

 今日は外出しなかったので作画に集中できるはずだったのに思ったほど捗らずラクガキに終始してしまった。ラクガキのコンディションは悪くなかったのがせめてもの救いだろうか。この調子で描きかけの漫画やイラストを制作したいのに作業は遅々として進まなかった。


《ぶんき》

 自転車を走らせているとゆっくり走るよりスピードが乗っている方が安定する。体調が良くない時にスピードを出して走るようなことは出来ないから自ずとゆっくりペースにならざるをえない。そうして走っているとゆらゆら蛇行したりしてなかなか前へ進めないのも当然なんだろう。

 夕方になってマクワウリの断面を撮影しようと包丁を入れてみた。すると中が熟しすぎて液状化していた。切った途端、種と果肉が流れ出したので何が起きたかわからずしばし呆然としてしまった。幸い、切ったのはまな板の上だったので大事には至らなかった。ただ、食べてみたらメロンのような香りにスイカの皮のような味なのでフルーツとして食べるには物足りないような気がする。もう少し早く切って漬物にすべきだったかもしれない。

 マクワウリの代わりにキュウリを撮影。夏野菜ということで安くて新鮮なものを撮影したかったのに今年は猛暑の影響かなかなか安くならなかった。鮮度の問題もあるが、どうやら元気がない様子だ。ほぼ年中手に入る野菜とは言え、旬の時期に撮りたいと思っていたのでやや残念だ。

 天候や旬に左右されるので撮影対象のローテーションも難しい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:180回

2018年8月29日水曜日

残心

 今日も雨模様。霧のような雨が断続的に降っていたようだ。体調もイマイチ芳しくないのは天候のせいもあるのだろう。涼しいのはありがたいが動作が緩慢になっている。

 少し作画をやっておこうと思ってペンを握る。少し前からまた変化を感じている感覚を良い方向へ誘導したい。

 強い線としなやかな線を織り交ぜ、線端を投げ出さずに最後まで意識を残す。言うなれば残心である。筆圧を感知するペンであればこそ、筆文字を書くような意識を持つことで絵柄に魂を宿せるのではないか…と思う



《あめにうたう》


作画練習として描いていたキャラクターが言う。

「そろそろ本気になったらどうだい。」

 練習ばかり繰り返していつになったら本気になるのかと。
 本気とはただ殴り描きすることでもないし、スピーディーに描くことでもない。筆圧が高ければいいというものでもないし寝る間を惜しんで描くこととも違う。
 残心…それはある意味で丁寧であることだと思う。最後まで気を抜かないこと。それがイラストや漫画に息吹を与えるのではないだろうか。

 霧雨の中、撮影のため自転車を出した。ここ数日、立て続けに入っている場所でまたカメラを構えたものの相変わらず撮影条件が良くない。シャッタースピードは1/60〜1/30s。f8〜5.6…あるいは4.0。ブレたりピンボケを起こすギリギリの線だ。

 買い物を済ませて帰宅し、データを確認するとやっぱりほとんどのショットはキレが良くない。少し風が吹いても手が震えていてもブレになるしピンボケになる。ここでも残心が意味を持つのかもしれない。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

2018年8月28日火曜日

冷静

 時折雨の降る曇天模様。昨夜は涼しいと言うより寒く感じた。早めに寝たのに眠りは浅く早めに目が覚めて二度寝した。お陰で燃やせるゴミは出せずじまい。野菜くずなどは一旦乾燥させているので臭いに悩まされることは少ないが、部屋の一角をゴミが占有するのは邪魔である。

 片付いた部屋が嫌いなわけではない。それ以上に整理整頓が苦手だ。そのことについては神経症ではないかと自分で疑っている部分がある。とにかく片付けようとすると全身が拒否して電源が切れる感じなのだ。

 一歩外に出ると公共のスペースが散らかっていたりリサイクルの分別が間違っていたりするとひどく苦になる。この苛立ちはなんだろう。


《けなげ》

 体調は思わしくないものの撮影と買い物のため自転車を出した。外は霧雨のような細かい雨が降っていた。近所で野草の花を撮影し、ついでに靴を見たくて靴屋に向かう。珍しく2000円未満の靴があったので少し安堵した。すぐに買う必要はないにせよ去年買った靴はすでに壊れ始めている。安くて丈夫な靴をと思いネットで手に入れたのに思ったほどの強度がなかったようだ。もっとも2000円未満の靴の強度はどれほどのものか疑問は残る。

 目的の買い物をしつつスーパーをはしご…最後に立ち寄ったスーパーに入ると前の客が買い物かごを手に取るところだった。するとカゴの中に不要なレシートが入っていたようだ。するとそのレシートを拾い上げて次のカゴに放り込んだ。こういうことをコトも無げにする人がいる。自分が良ければ次の人のことは関係ないし自分には責任がない。そもそも最初の人がレシートを残して置くのが悪いと言わんばかり。しかし次の人にも責任はないはずだ。負の連鎖を止められる立場にあっても止めようとしない。そんな些細なことが社会全体を構成している。

 敢えて前の人のレシート入りの買い物かごを手に取って一通り商品を入れ、そのままレジに並ぶとレジの担当者が黙ってレシートを取り除いてくれた。それでも残っているようなら「忘れ物」として店員に渡せば済むことだ。それで不快感の連鎖は解消されるというのになぜ?と思う。

 こうして散らかり放題の部屋に戻る。片付け上手の人から見ればそれこそ不快だろう。けれど、ここは公共のスペースではない。不快感は自分一人の問題なのだ。ネックになっているのは分別の面倒くささとゴミ出しの時間が朝早いことだ。

 ヒステリーを起こしても仕方ないので普段は気持ちを抑制している。面白くないこと不安なこと絶望感…それらを直視したら平常心を維持することは難しいだろう。だから敢えてポーカーフェイスで冷静を装っているにすぎない。つまりは偽善者なのかも知れない。




プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:160回
2回目:175回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...