晴れ。少し気温が下がった様子。晴れが続けば所によってフキノトウが見られるはず。暖かくならなくてはフキノトウ探しに出かける気にもなれない。
昨夜寝入る直前に不穏なイメージが浮かんでしまった。このままの状況から抜け出せないのではないかと。
例えば創作活動に必要な機材や環境を整えても何の変化もないのかもしれない。さりとて他に方法があるわけでもないからまずは出来ることにしがみついてきたのだ。しかしそんな時間も長くなった。回答が出せないまま時間は無情に過ぎていく。
夢を見るにはエネルギーが必要で不都合なことから目を逸らしながら生きている。このままずっと今の状態が続くかもしれないという現実は好ましいことでないばかりか考えたくない現実なのだ。おそらく会社員として働いていた時期があるからまだ希望があるような気がするのかもしれない。むろん今よりもっと良くない状況になるとすればもうお手上げだ。冷静に考えようとすれば現実はゆっくりと夢や希望を蝕んでいく。
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《活性》撮影:2011/03/08 |
先日、雪原と化した田園風景を撮影してきたのでRAW現像を試みようとして手間取った。機種が古いためか思うようにデータがMacに読み込めない。おまけに撮影したはずのRAWデータが見当たらないのだ。悩んだ挙句やっとわかったのはメモリーカードをカメラから取り出してカードリーダーで読み込む方法。カードリーダーなんてしばらく使っていなかった。そもそもUSBで接続できるのにわざわざカードリーダーで読み込む意味がわからない。
とりあえず目的は達成できたということでRAW現像に取り掛かかったところ、雪原に不自然な影が写っていることに気がついた。何だろうと思って別のカットも確認してみたら同じ位置に影がみつかった。
「ゴミか…?」
レンズ内のゴミではなくセンサー上のゴミである可能性が高い。コンデジでは珍しいことではないようだ。以前に携帯電話のカメラにゴミが写ったことはあったが、コンデジではどうだっただろう。いささかショックだった。
センサー上のゴミということになれば修理しかないだろうかと思いつつネットで調べてみたら意外な方法が紹介されていた。
「掃除機でレンズの隙間から吸い上げてみる」
少なくても写真に関わってきた者からすると予想外の荒技だ。しかし、機種が古く修理してもかなり高額になる可能性があることや再度ゴミが入る可能性を考えれば試してみる価値はありそうだ。そして試してみた。するとレンズ径が大きく掃除機では吸えないという事態。落胆しつつも笑ってしまう。残るは分解清掃か。
これまでにも何度かカメラを分解しようと試みたことがある。その都度ネジを紛失したり元どおりにセットできなかったりして中途半端にバラすのが関の山だった。
今回こそはなんとか出来ないだろうかと取り掛かってみると小さなネジが微妙にサイズ違いになっていて分解しながら記憶することができなかった。組み立てる時に必要なネジは必要な場所にしか入らないだろうと言う打算で分解を進めた。何やらセロテープのようなものが貼ってあるので邪魔だとばかりに剥がした直後、左手にピリッと痛みが走った。気のせいかと思いつつ作業を続行しようとしたらまたピリッ。軽く感電しているらしい。テレビは高電圧注意とよく言われる。カメラに関してはそんなことは予想していなかった。どうやらフラッシュを光らせるために電圧が高くなっているところもあるらしい。慌てて気休めの手袋をして分解を続けていくとまもなくそれ以上進めなくなった。専門知識が必要なのだろうか。工場で働いていた時、某コンデジのレンズ部分の生産に関わっていたのにそんな知識はまるで役に立たない。しばらく悩んで今回は閉じることにした。飽きたというか集中力が続かなくなったのだ。それから徐々に組み立てを再開。案の定、ネジのサイズがわからない。そして一本余ってしまうことに気がついた。仕方なくまたバラして中を確認する。ちょうどテープが貼ってあった場所のネジを忘れていたようだ。これで何とか大丈夫そうだとまた組み立て始めたらネジが一個飛んだ。そして足元で落ちた時の音がした。
「…しまった。」
時すでに遅し。広くない部屋とは言ってもネジが小さすぎる。這いつくばって探し回っても見つかるのは綿状の埃ばかり。だからと言って掃除機をかけたらアウトだ。気を取り直して無関係のものを足元に落としてみた。すると思いもかけない方向に跳ねた。そんなわけはないだろうと思いつつ手探りしてみるとそこに目的の小さなネジが落ちていた。
これで何とか部品の紛失は避けられた。ただし、センサーのゴミは微動だにしていない模様。いずれまた挑戦しなくてはならないだろう。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:140回
2回目:150回