2017年6月30日金曜日

点灯

 曇り一時晴れ時々雨。気温も高め。湿度も高め。洗濯するタイミングだったので外に出した矢先、パラパラと雨が降り出した。慌てて取り込んだら間もなく陽が射し始めたのでまた外に出した。するとしばらくしてまた雨。生乾きだったが仕方なく部屋干しにした。

撮影:2012/07/01

 今日は作画の研究をしたかった。少し前からイメージしている絵がなぜ描けないのか原因を見極めるためだ。陰影や濃淡。多彩な表現が可能ということは選択肢が多いということ。その中から目指す表現を見つけ出す必要がある。
 肌の色を作る際、オレンジ色にグリーン系を少し加え彩度を抑えてから明度を上げている彩度が高いと他の色とのバランスが難しくなるためでもあるし陰影を考えた時スムーズなグラデーションを表現できるのではないかと考えている。デジタルのRGBで作業する場合は黒というのは彩度と明度が共に0の状態だから明度を下げる影の部分は濁った印象になりがちなので工夫が必要だ。
 影を表現する一つの方法としてグレーを使うことを考えていた。無彩色なので補色効果があることを計算に入れないと浮いてしまうことなる。計算上は明度を落としたグラデーションにグレーで反射光を再現することで立体感を表現できるのではないだろうか…というイメージ。しばらく描いてみると影の表現はできても面白くない。それで影に入る前にバイオレット系を入れてみる。オレンジからバイオレットへ色相が推移しつつ明度を下げたことになるだろう。そこからグレイでグリーン系の補色を表現するのもいいだろうし、さらにグリーンへ突き抜けてしまうのもいいだろう。
 そんなイメージを実践しつつ、いつもよりいくらか丁寧に彩色した。

 それにしても蒸し暑い日だった。アトピーの傷に汗が沁みて痛いのでタオルを濡らして滲んだ汗を拭くと気持ちがいい。扇風機の網の部分にに引っ掛けておくと意外と涼しい。今年もそんな季節になったようだ。

 夕方近くなって蛍光管が昨夜切れてしまっていたことを思い出した。暗くなる前に交換しないと手探りで作業することになる。雨は上がっていたので近所のホームセンターまで自転車を走らせた。可能なら電器店やリユースショップも見たいところだ。ホームセンターへ行くと予想したより安く売っていたので今回はそのまま購入することにした。同時に交換した方がいいということなのでついでにグロー管を購入。そのまま帰宅してセットしてみたところ勘違いしてグロー管を一つ余分に購入してしまったようだ。グロー管は蛍光灯の構造によって違った形状になっているらしい。何はともあれ普段あまり使わない蛍光灯なのでこれでしばらく交換不要になるはずだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:126回
2回目:128回

2017年6月29日木曜日

幻影

 薄曇り。昨日は一日どんよりしていたのは一昨日の疲れを引きずっていたせいだろう。明確な筋肉痛のようなものがないので体調の把握が難しい。ほどほどに動いて無理しないでいるのが一番なのだろう。

撮影:2011/06/30

 コンディションを確認しながら作画に取り掛かる。
 現在描いている作品のキャラクターは割と行き当たりばったりでインスピレーションに頼ることが多い。印刷物などに利用できるよう可能な限り個性を抑えて人物を描いていたことがあるので脳内には人物用のテンプレートのようなものがあって個性を肉付けしていくような感覚でキャラクターにしていくのだ。
 本来なら年齢性別はもちろんの事、身長、体重、職業、趣味等細部にわたって設定すべきなのかも知れない。その背景が服装や表情にも影響し存在感も感じられるようになるだろう。その作業を省略すれば設計図を描かないことになり、作品に取り掛かってから同じキャラクターが描けずに悶絶することになるのだ。

 しばらく前から描きたいキャラクターのスタイルがあるのになかなかその表現にたどり着けない。デジタル作画がメインになっているためペンや色の扱いが少し粗くなっているのだろうか。イメージがあるのに描けないというのは何かクリアできていないことがあるはずだ。ゆっくりでも慎重に描き上げていく必要があるのかもしれない。

 夕方になり室温が上がった。いつもより遅い時間に買い物に出るとスーパーは安売りの時間になっていた。日が長い時期なので遅くに出かけた方が財布にやさしいというものだ。こういう時に限って特に買うものもなく帰宅。明日はいくらか涼しいだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:125回
2回目:127回

2017年6月28日水曜日

描速

 晴れ。昨日の疲れが残っているようだ。
 昨夜、蕗の茎を茹でて筋を取った後に切ってあったの炒めて煮物にするところから始めた。若干固いような気がするのは今季二回目ということで蕗も固かったのだろう。味は悪くないようだ。


撮影:2013/06/29

 デジタルで作画するようになってしばらく経ったせいかようやく慣れてきたような気もする。幾つかのアプリを試用してみると使いやすい物とそうでないものもある。最適なものはどれなのか見定める必要があるのだ。どのアプリも一長一短で特定することも容易ではないのでそれならいっそ適材適所に使いわけようと思っていたらデータがあちこちに散らばって収拾がつかなくなってきた。おまけに描画速度が落ちている気がする。
 文字を書く場合はデジタルで入力した方が早い。作画の方はと言うと早いとは言い難いのが現状だ。デジタルの場合は手描きと違って汚れのないクリアなデータを作ることが可能なのもメリットのはずが何度も描き直すのでそれも疑わしい。では、なぜデジタルにこだわる必要があるのかということになる。
…そんなことを思いつつ、他にも気になっていることがある。やっていることがどれも中途半端ということだ。極める所までたどり着く前に投げ出してしまっているのではないだろうか。  デジタルで描いたところでアナログより優れている点が見出せないならデジタル作画にこだわる必要はない…本当にそうだろうか。そうして投げ出してしまうから何もかもが中途半端なのではないだろうか。少なくても1年前と状況が違う。1年後どころか1か月後どうなっているのかさえわからないのだ。たとえ中途半端になってしまっても取り組んだことが無駄になるわけではないだろう。
 結局落とし所はいつも変わらない。前を見て進むしかない。描きかけになっている幾つかのカットに加筆修正。

 最近、幾つかの画像をAIが合成して新たな作品にするプログラムが研究されているようだ。モチーフとタッチのコラージュという感じだろうか。興味深く思っていたら今度は描きかけの絵から描きたい絵を予想するというAIまで研究されているらしい。この傾向は加速するのだろうか。ますます描くという行為の意味を考えさせられる。

 夕方になったので近所のスーパーに買い出しに出た。自転車は大してスピードが出なくても近所を回るくらいなら充分だ。ゆっくりでも着実に進むしかないのだからせいぜい飽きないように続けたいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:116回
2回目:120回

2017年6月27日火曜日

淘汰

 晴れ。予定通り準備していたショートショートの作品を公開。そして直後に間違いを発見して慌てて訂正。こんな具合だから出版なんて無理なんじゃないかと思う。

 天候が安定しているようなので産直の店を見に行くことにした。さくらんぼシーズンとは言え、今日は平日なので来店客もそこそこだろうと思ったのだ。先日、スーパーで品種不明のさくらんぼを購入したら思ったより甘みが少なかった。酸味はしっかりしているのでジャムとか果実酒向きだろう。一番美味しいさくらんぼを食べたければアルバイトして規格外品をいただくのが一番だと思う。2回ほどお手伝いしたことがあるが、たまたま良い方に当たったようだ。農家の方も色々で相性が良くないと苦労するらしい。

撮影:2012/06/28

 気温がそんなに高くないとは言え陽射しがあるのでしばらくすると汗ばんでくる。坂道を上った所でいつもの立ち寄る産直の店だ。さすがさくらんぼシーズンとあって平日にしては来店客が多い。最盛期なので佐藤錦がずらりと並べられていた。最近は紅秀峰などの新しい品種も良く見かけるようになったが時期がずれているのでたぶんこれからだろう。個人的にはアルバイトの時に知った店頭に出回らない酸味の強い品種が好きだった。
 スーパーの価格と大差ない価格帯で真っ赤で色味の良いさくらんぼがパック販売されている。贈答品や発送用として箱入りになって販売されている大粒のものを横目で見て安くて色味の良いものを持ってレジへ。加工用のものも欲しいところだが、今回は我慢した。

 ホームセンターやスーパーに立ち寄って目的地に到着。6月の始め頃にも草刈りをしたので今日は伸びてきた細い竹などを伐採する程度。ホームセンターで鎌の砥石を購入してきたので切れ味が良くて気持ちがいい。近年、元気が無くなっていたカエデの木は辛うじて葉をつけていたが、枯れてしまった枝が目立つ。手入れが悪いせいだろう。施肥らしいことをしていないので次回は気休めにでも何かしてみようかと思いながら出足が遅かったので早々に引き上げることにした。
 立ち寄った道の駅はさくらんぼシーズンなのに客が少ないという。さくらんぼの品揃えが少ないので価格帯もやや高めの印象。知名度的な問題もあるだろうか。

 夕方までに帰宅するために最短コースを選んで走っていたら以前はたまに立ち寄っていた店が別の店に変わっている様子。他にも知っている美味しい中華の店が営業していない様子だったので残念だ。地域には蕎麦やラーメンの美味しいが数多くある。にも関わらず人口が多いわけではないから静かな客の争奪戦になっているのではないだろうか。努力家が多いのに報われないことになりかねない状況は実にもったいない話だと思う。

 時の流れに淘汰され残ることができるのは良いものだからというわけでもないらしい。馴染みのものが姿を消してしまうのは寂しいものだ。

 近所のスーパーに立ち寄って帰宅。いくらか日焼けしたようだ。蕗の茎を採取してきたので寝る前に茹でて下処理したい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:126回
2回目:127回

2017年6月26日月曜日

転調

 曇り時々晴れ。昨日は芳しくなかった体調が今日は驚くほどスッキリしている。こんなことは珍しいので自転車で外出も考えたものの天候の方はいまいちスッキリしない様子。天候が曇ったり晴れたりを繰り返していたようだ。起きた時は調子が良かったのに天候の変化で体調もアップダウンする感じだった。

撮影:2006/06/27

 明日公開予定のショートショートのチェックからスタート。何度も読み直しているうちにミスを見つけにくくなる。それが公開直後に見つかったりするから困りものである。今回のイラストは先日描いた一点のみとした。あとで追加することができれば改めて作品を読んでもらえるきっかけとなるだろう。もっとも漫画としての公開が難しいのでショートショートとして公開しているためイラストの追加は簡単ではない。
 ショートショートは公開するだけの状態にして別の作画に取り組む。波はあるものの昨日よりコンディションが良いので途中になっている漫画の作画に取り組むことにした。3Dの背景を制作するところからずいぶん手こずっている。少し前にアプリを変更して改めて作画していたものだ。少し間が空いたせいでデッサンの狂いが見えるので修正しながら制作進行。
 しばらく集中すると脳内スイッチが切れる。幸い気温が高くなかったので横になって休憩。そういえば、昨日は作画出来ないくらい体調が良くなかった。波があるとは言っても描けるだけずいぶんマシだ。

 休憩してからまた別の作品に取り掛かる。前回描きかけだったカットの主線を残して消去。毎回試行錯誤なのでより良いものにするための描き直しである。

 集中できた日は特に夕方になるのが早い。夏至を過ぎて数日経った。幾つかの作品に手を加えることが出来たと言うささやかな満足感に浸る。実際には大して進んでいないのが実際なのでそろそろ転調して回転を上げたい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:128回
2回目:130回

2017年6月25日日曜日

創活

 曇りのち雨。そろそろ草刈りのために遠出しなくてはならないと考えて天候の様子を見ると何とか降られずに済みそうな雰囲気。なのに身体が重く気持ちが乗らない。遠出に適した気象条件だと身体のコンディションが良いのでもしかすると雨が降るのかもしれないと予感した。
 案の定、天候は徐々に下り坂。体調もそれに呼応するように低調になった。

 机に向かっても集中力どころかやる気が微塵も見当たらない。横になってコンディションの回復を待ちつつ思いついたことがあればおもむろに起き上がって書き留める…それを何度か繰り返した。絵が描ける状態ではないのに文字は辛うじて入力できる。文章の組み立てにはエネルギーを要する。絵を描くということはさらにエネルギーを必要とするらしい。

撮影:2010/06/26

 創作の道を進もうとする時、多くの場合はどうやって生活するかという問題が立ちはだかる。家族の理解と支援が得られたら若いうちから専念することが可能かもしれないが、実際には反対されるのが一般的だろう。それに社会勉強は創作活動と無縁ではないような気がする。では一度社会に出た場合はどうだろう。社会に出れば、利益優先の生活に身を投じることになる。仕事が忙しくなれば時間外での創作活動にさえ支障を来たし、圧迫され、継続が困難になる。

 創作活動はそれほど社会にとって無用なものだろうか。
 実際にはその逆ではないかと思う。田畑や町、都市もまた人間の創造的活動の結果と言えないだろうか。衣料品や食事にしたところでデザインや工夫が施されている。意識しようがしまいが、創作活動は日々の生活の中にあるのだ。
 残念ながら現在の社会システムではまず生活できるかということが問題視される。もちろんそれは昔から変わらないということなのかもしれない。
  良いものを作れば生活できる…という発想が常識化すれば、挑戦する人も増えるのではないだろうか。生活ができるか否か不安を抱えたままの状態をハングリー精神と呼んで良いものを生むこともあるだろう。ただし、それを為せる人はごく一部ではないだろうか。希望した道へ進むことだけが全てではないが、せめて納得できるところまで頑張ったり、再挑戦することが可能な社会になれば良いのにと思う。

 夕方になって買い物のため外出。雨が降っていたので徒歩で外出かと思ったら小降りになっていた。自転車を出してスーパーを二軒はしご。最近、毎週土日はこんな感じになりがちだ。明日は体調が回復するだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:130回
2回目:127回

2017年6月24日土曜日

名称

 晴れ。朝は気温が低く夕方にかけて上がった。湿度も高くなっていたようで蒸し暑い。

 作品中に何らかの名称が必要な時、商標だったり既存の名前を調べたりする。インターネットが普及するまではそんなに問題にならなかったことかもしれない。調べることでかなり広い範囲を調べることが可能なので気がつくと海外のことまで調べている。商標に関しては問題なくても既存の名前であれば配慮が必要だろう。逆に言えば、珍しい名前を思いついてしまうと万が一後で商標登録された場合は不利である。だからと言って作品中で使用する名前全てを商標登録するなどということは事実上不可能だ。いっそイニシャルだけで済ませるとか名前をつけない方が無難だろう。


撮影:2010/06/25

 そうは言っても名前があった方が感情移入しやすいというものだ。今回も作品のテーマを反映するネーミングをと思いあれこれと悩んだ。当然ながらこれはいいと思う名前はすでに知らない音楽グループだったり実在の店名だったりと使われていることが多い。インターネット社会は地続きだからどこまで配慮するか判断が難しい。

 夕方近くなって自転車を出した。所用を済ませるついでにショッピングモールを歩くことにした。ちょうど北海道の物産を販売していた。北海道産と言っても鮮魚とかではなく干物とか乾物とかお菓子のお土産がほとんどだ。もっとも北海道産の野菜も鮮魚も普段からスーパーでお馴染みだ。

 土曜日とあってどこから集まったかと思うほど人が多い。こういう時は試食も多いようだ。人の流れを縫うようにして歩きながら誰にも関心を持たれていないことが不思議でもある。もちろんこちらも関心はない。それぞれが空間を共有しつつ世界観は別なのだ。そして一人一人が名前を持っているということも不思議かもしれない。
 スーパーに立ち寄って帰宅。自転車で走りながら考えたアイディアを制作中のストーリーに反映した。ショートショートのつもりだったのに少しずつボリュームが大きくなってきた。こうなると矛盾や綻びが心配になってくる。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:126回
2回目:130回

2017年6月23日金曜日

多能

 晴れ。いつにも増してゆっくりスタートで机に向かった。
 ふと、そばに置いてあったラクガキが目に止まった。ラクガキと言ってもペン入れをして思うように描けなくなって放置していたものだ。今ならそのカットを下絵にしてデジタルで描き起こすことができそうな気がする。次回のショートショートの作品の挿絵に使えそうだ。既にショートショート用の挿絵は別途描きかけていたが、物語そのものもこれまでより書き込んでいる感じがあるので挿絵もしっかりしたものの方がいいような気がする。
 デジタルで描き込んでみると思った以上の仕上がりになった。彩色まで施してみた後で最近注目されている自動着色を試みた。使い方によっては悪くないのだと思うのだが、現時点では意図を持って彩色した方が雰囲気を損なわない気がする。まだ使いこなせていないためということもあるだろう。


 瞬く間に夕方になった。西日が当たって室温は上昇。日が長いのでいつもより遅い時間になって自転車で買い物に出た。


 若い頃、転職が多かったせいもあると思うが、飽きっぽいとか逃げていると評価されるのが嫌だった。一意専心とか終身雇用を至上とする雰囲気が色濃く残っていたせいかもしれない。それが今や苦しかったら休んでもいいし逃げてもいいと言えるようになってきた。追い詰められて心と身体を壊してしまったり、場合によっては命を絶つ人があることをクローズアップされるようになったためでもあるだろう。
 ただ、もしかしたらそれは昔からあったことではないかと思う。今は情報網が発達し共有することが可能になったために表面化してきているだけで人知れず苦しんでいた人は昔からいたのではないだろうか。

撮影:2011/06/24

 社会に自動化の普及が進んだこともあってかこれまで何人もの職人さんがかかりきりだったことも一人でこなせるようになったり全自動で出来るようになって来た。そうなると多能工が求められ始める。専門知識は必要であっても実際の作業は自動で出来るとなれば、新しい知識を習得した人の方が会社にとっても社会にとっても都合がいいというわけだ。もちろん危険がないわけではない。多能工の人が引退などした場合、後任の人は同じレベルの知識や技術を必要とされるだろう。後任の人は前任者が長い歳月の中で習得したことを既に身につけている必要が生じる。新たな技術の発達もあるだろうとは言え、後任の人は前任の人と違った負担を負うことになる。

 時代は変わる。飽きっぽいとか逃げていると評価されていた人がもしかしたら器用な多能工かもしれない。そしてまたきっと時代は変化するのだ。次世代は全自動だろうか。それとも…?


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:127回

2017年6月22日木曜日

反応

 曇りのち晴れ。二日ほど引きこもったので買い物を兼ねて自転車で外出することにした。いつものように書店や産直の店を回る。風が気持ちいい。さくらんぼシーズになっているが若干小ぶりのような気がする。今年は平均気温があまり高くないのではないだろうか。そうしたことが影響しているのかもしれないし、大粒のものが贈答品に回されているだけかもしれない。ドラッグストア、ホームセンター、スーパーと立ち寄って必要なものを少しずつ買い足して帰宅した。
 自転車での外出が少なかったせいか少しばかり腰が痛んだ。

撮影:2009/06/23

 何かアイディアを思いついた時、忘れないうちにメモをとることは大切だろう。しかし、うっかりメモを忘れていても後になってまた思い出すことはある。さも新しい体験のように毎日のブログを書いていても1年前と大きな違いはないようだ。ともすれば一ヶ月前や一週間前とも大差ない。
 メモが無駄という話ではない。気候や環境、生活パターンや体調など何かのパターンに対してアイディアが浮かんでくるのではないだろうか。身体にも脳にも何らかの特性があって刺激に対する反応としてアイディアが浮かぶのかも知れない。

 何か忘れてしまったことを思い出すために忘れる前にしていた行動をやり直してみたことのある人もいるだろう。その時「思い出した!」と思うのだが、もしかすると記憶を思い出すのではなく同じ刺激に対して再発想するという脳の反応ではないのだろうか。だとすれば、行動することが大切なのかもしれない。アイディアは身体の中で出番を待っているはずだ。

 記憶と発想を明確に分けることは難しいのかも知れない。
 日々刺激を受けていてもその中にはパターン化しているもの少なくないだろう。その意味ではパターン化した日常は再発想には有効でも新発想は得にくくなるのかも知れない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:125回
2回目:126回

2017年6月21日水曜日

手品

 雨。午前中は時折風も強くなっていた。

「手を替え品を替え」という言葉がある。
 目の前の問題や迷いを解決するためにする工夫は「手を替え品を替え」だと思う。略せば「手品」だ。それは工夫の手段や方法を知らない人の目には正に手品と映るかもしれない。敬意を込めて魔法のようだという場合もあるだろう。
 工夫には種も仕掛けもカラクリも必要だ。迷い路に入って悩むのはその方法を知るためなのかも知れない。

 ずいぶん長いトンネルに迷い込んだと途方に暮れていたら昨夜出口の方向が見えたような気がした。いろんな方法を試してみてやっと見えてきた光だ。もしかすると幻想か蜃気楼の類かも知れない。確かめる方法は一つ「進んでみること」だ。

撮影:2011/06/22

 今日は朝からブログの素案を思いついていたので頭のコンディションは悪くないのかもしれない。来週公開予定のショートショートに目を通して挿絵用のイラストを描き起こしてみる。そして改めて読み返していたら新しい展開を思いついてしまった。形はまとまっているつもりでいたので新しいアイディアを盛り込むなら再構成の必要がある。そしてこういう場合はどこかで聞いたような話になってしまうことがあるのでよく練る必要がある。そうしているうちに芋づる式に次のアイディアへつながっていく。しばらく書いて新しい作品に仕立て直した。まだもう一歩工夫できるような気がするので少し時間を置いてみることにしよう。

 少しスタートが遅くなったもののせっかく見つけた出口への方向性を確認したいので作画の方に移ることにした。昨日描きかけたカットを確認し修正と加筆。思った以上にスムーズに描けそうなので彩色を始めてみるとイメージが変化して少し方向性を見失いかけてしまった。無理して台無しにしないように他のカットに作業をスイッチ。なにしろ描きかけのカットがたくさんある。思いついたアイディアはその都度描き起こすので少しずつでも完成させないとどんどん溜まっていくだろう。

 手を替え品を替え…手品を身につけるような工夫は続く。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:125回

2017年6月20日火曜日

活路

 晴れ。ゴミ出しの日ということもあって珍しく早めに目が覚めた。昨夜は遅くまで描いていたので睡眠不足である。体調も乱調。度々睡魔が襲ってきた。午前朝は涼しかったが、夕方になって気温上昇。昨年はもう暑さを愚痴っていた時期なので無理もない。

 昨夜遅くまで描いていたのは気候が安定して夜の方が集中できると考えたからに他ならない。出来栄えはともかく狙い通り集中はできたようだ。体調が芳しくなくても描きたい意欲は高まっているのだから描くしかない。

撮影:2012/06/21

 毎週火曜日に公開しているショートショート。5話になったのでペースが掴めてきているようだ。昨夜遅くまで描いていたのはこのショートショートの挿絵用イラストだ。他の漫画の作品と同時進行と言うこともあって作画はざっくりとしたタッチで形をつかもうと思っている。そういえば、最近なんだか「おじさん」を描くのが楽しい気がする。若い美男美女と違って年相応の年輪であったり風格であったりという味わいがあるのだ。

 ショートショートの公開後はまた作画。スタイラスペンの反応の問題は左手でタブレットに触ることが的外れでもなかったらしい。指先でちょっと触る程度ではなく親指のつけ根あたりをぴったり押し付けることで反応が改善したからだ。乾燥肌の弊害で少しくらいの接触では足りなかったらしい。右手からペンへ流れる電気が左手へ抜ける必要があるということだろうか。だとすればケースへ抜けるような工夫もありそうだ。とりあえず可能な限りしっかり触れるようにして描くことにした。
 夕方になると部屋に西日が当たるので室温が上昇した。30℃くらいにはなっていたようだ。タブレットも熱を持つので手で触っていると心配になる。これからの季節、午後はどこかへ避難して夜になって作業する方がいいのだ。毎年同じことに思考を巡らすということは解決しないまま過ごしているということだろう。

 代わり映えしない毎日の中に活路は見出せるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:120回

2017年6月19日月曜日

雲泥

 晴れ。所用を先に済ませるため外出。風が涼しく穏やかな気候だった。

 近所を自転車で走っていると以前に「貸室」を見せていただいたお宅の前を通りかかった。すると中古品を並べて販売している様子。古い草刈機やバイク置物やタイヤなど様々なものが並べられていた。話を聞いてみると元々倉庫として借りようと考えていたのだが、せっかくだから週に2日間だけお店として商品を並べることにしたとのことだ。中古品を見るのは割と好きなので楽しみが増えたような気がする。

撮影:2010/06/20

 用件は済ませてショッピングモールを散歩。遠足でもしているのかと思うほど子供達が多い。夏休みにはまだ早いはずなので何かイベントがあったのだろうか。子供達のイベントには随分疎くなった。例によって特に買い物をするでもなくいつものコースを歩いて店を出た。ちょうど小学生が下校中だった。
 歩道に格子状の側溝の蓋があって3人ほどの小学生が中を覗き込んでいる。何かを落としたのか気になることがあるのか…と思っていると男の子が覗き込む後から覗き込んだ女の子の水筒の蓋が開いてジャジャ~と男の子の頭にお茶がこぼれた。女の子は突然のことで謝ることも忘れている様子。男の子も笑っている。なんだか無邪気な光景に和んでしまった。

 この土地に移住してもう17年だというのに心のどこかにはまだ馴染めない感覚があるのは地域との関わりが少ないせいだろう。子供の頃に遠方へ引っ越して育った土地でもやはり他所者感があった。
  今日、出会ったリサイクルショップの人も県外出身だという。ほんの少し話していただけで地元人ではないと見抜かれたようだ。あちこちから集まった人が働く場所にいたためわかるようになったらしい。他の人はそう思っていても言わないだけかも知れない。言葉の問題もあるだろう。未だに地元に馴染みきれてないということが寂しくもあり仕方ないという諦めの気持ちもある。

 スーパーに寄って帰宅。食事をしてから少しでも描こうと思い机に向かった。
 結局、突破はなくてはならないことが突破できていないから問題のしわ寄せが日常生活をギクシャクしたものにしているのではないだろうか。それが可能性でもなんでもない路傍の石だったとしても信じるしか前に進むすべはないのだ。答えも解決策もない闇の中にいるのだとすれば希望を持たなければ歩き出すことはできないだろう。

 スタイラスペンの問題も解決していない。相変わらずスイスイ描けたかと思うと急に描けなくなる。いつまでも立ち止まっているわけにはいかないので可能な範囲で描き進めるしかないだろう。そうやって泥臭く進むことしかできないし、続けてきたことでむしろ強みの一つになりつつあるのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:116回
2回目:120回

2017年6月18日日曜日

誤算

 薄曇り。過ごしやすい気候。

 しばらく前からガスレンジの点火の調子が悪い。様子を見ながら何とか使い続けていたら最近は立ち消えが目立つようになってきた。購入してからずいぶん経つので錆も目立つ。もうとうに買い替え時を迎えているような気はする。以前にもそんなことがあってセンサーの汚れが原因ということだと記憶していた。ならば、サンドペーパーでセンサーを磨けば良いわけだろう。サンドペーパーは買い置きがあったはずだと思いそれとなく探していた。こういうものは必要な時になって姿を消す。例に違わずなかなか見つからずにいた。どうせまた邪魔になって使わないからと丁寧にしまいこんでしまったのだろう。我ながら面倒な性格だと思う。

撮影:2009/06/19

 昨日購入したスタイラスペンでの作画を楽しみにしていたので机に向かう。反応の良さは既に確認済みだ。しばらく描いていると手応えが少ないことに気がついた。確認すると先端部の静電繊維が柔らかいのだ。ふわふわとした描き心地はペンというより筆に近い気がする。これが力加減のコントロールを必要とするため慣れるまで時間がかかりそうだ。その前に柔らかい先端が潰れてしまいそうな気がする。
…やはり作画するなら通電して静電気を発生させるタイプのペンを手に入れるべきだろうか。
 そんなことを思いつつ導電タイプのペンは自作可能だということを思い出した。改めて調べてみると限定的ながら以前より材料となる選択肢が増えている様子。ただ、描けるだけでは意味がない。快適に描けなくてはならないのだ。

 思うように描けないためか落ち着かないので気分転換にガスレンジのセンサーを掃除しようと思いサンドペーパー探しを始めた。以前はすぐ目につくところにあったはずなのにどうにも見つからない。そもそも掃除を苦手とするのはしまい込んだ場所がわからなくなるせいだ。それで必要となった時にすぐ取り出せるような場所を決めておいているはずだ。
  そうしているうちにだんだん苛立ってしまった。もはや気分転換どころではない。

 以前に何もかも諦めなくてはならないと思ったことがある。しばらくの間は掃除はおろか片付けることもできない精神状態になった。時が過ぎてもその時のダメージは残っている気がする。少し片付けらしいことをするだけで精神状態が不安定になる。それは身体の調子にも影響を与えるようで急に血圧が上がったかのような感覚になった。
  ちょっとマズイと思い頭を冷やすために外出することにした。サンドペーパーも買ってくればいいのだ。

 外の風は涼しく身体をクールダウンさせてくれるようだった。交差点に差し掛かって自転車を直進させていたら右を走っていた車が急に左へハンドルを切った。前方を塞がれる形になった。典型的な巻き込みである。そんなにスピードは出ていなかったので慌ててブレーキをかける。運転席を見ると悪びれる様子もなくまるでこちらの方が悪いような表情。こちらが怒鳴りつけても良さそうな場面にも関わらずとっさに避けるので精一杯でそこまでのことをする気にもならない。なんと冴えない日なんだろう。

 ホームセンターやスーパーなどを回って帰宅。ガスレンジのセンサー部分をサンドペーパーで軽く擦ってみてもあまり改善したように見えない。しっかり磨く必要があるのかもしれない。
 今日は何やら誤算だらけだったような気がする。今に始まった事ではないが、誤算とは何かの発見があったということかも知れない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:115回

2017年6月17日土曜日

連鎖

 晴れ。いつもよりやや早めに目が覚めたのに今日もぼんやりする時間が長くなかなか動き出せなかった。なんとか起き出していつもの日程をこなす。

 平日の雑事はないのでコンディションを見ながら作画に取り掛かる。導電繊維のスタイラスペンの感度を良くするには左手でタブレット画面に触れたまま描くことと数日前に気がついたばかりだったのに今日はそれすら上手くいかない気がした。仕方なく身の回りにある金属の机の足とかゴミ箱とかを触ってみる。すると一時的に良くなる気がするだけでまた描けなくなる。感覚的には10分も描ければ良い方だろうか。描きながら原因を考えたりするので気が散ってしまう。


撮影:2011/06/18

 そういえば、思い当たる節がないわけではない。
 精密機械の工場勤務の時、静電気を計測する機械で検査してもOKにならなかったことがある。足の裏に汗をかいているとアース効果で静電気が抜けるらしい。OKにならないということは静電気が抜けていないわけだ。
 子供の頃から汗をかきにくい体質だ。汗腺の数が少ないのか小さいのかわからない。それがアトピーに関係しているかもしれないとも思っていた。他にも帯電しやすい体質ということにもなるのかもしれない。工場では静電気対策としてリストバンドを使ってアースする方法が利用されていた。同様の方法で金属の鎖などを金属の机の足などに繋げばアースできるだろうか。
 何か方法がないかと考えつつ描いていてもなかなか良い手が思いつかない。湿度も低かったのだろうか。夕方になって諦めて外出した。

 爽やかな風が麦色に色づいた畑を渡っている。田んぼの畔ではカモが憩い、様々な野鳥の声が聴こえていた。

 携帯ショップに立ち寄ってからもう何度も見に行っては諦めている電器店へ足を向けてみた。土曜日ということもあってかくじ引きのイベントをしていたようだ。電器店のまるで倉庫のような広い店内にはたくさんの商品が並べられている。いつも見に行っているスタイラスペンのコーナーに行き、今日こそは買うしかないかと眺めているとやっぱりいつものように意気消沈してしまった。今使っているスタイラスペンは百均のもの。同じように導電繊維のスタイラスペンの購入を考えると10倍以上の価格となる。ところが、タッチペンとしての使い方に主眼を置いた陳列なのか長さが短いものが多い。イラストを描くことを目的にした時、ある程度の長さが欲しいと思う。確か2000円クラスになると充電式や乾電池式のものが購入できる価格帯になるはずだ。ところが、その乾電池式や充電式のものが見当たらない。毎回品揃えを不思議に思いつつ、店員さんに質問しても要領をえないことは何度も経験済みだ。やはりネットの方が良いのかも知れない。そんなことを考えながら静電気除去のリストバンドやストラップのようなものはないかと思い普段行かないコーナーへ行ってみた。スマホ用のケースなどアクセサリーを扱っているコーナーだ。するとそこにもスタイラスペンがあった。先刻見ていたコーナーはタブレット用のアクセサリーコーナーである。導電繊維で先端部の予備が同梱されている商品が1600円ではなかっただろうか。スマホのコーナーには同じような商品が1000円以下になっている。スタイルや仕様など違いはあるに違いないだろうとはいえ、どうしてこんなに離れたところに陳列しているのだろう。5000円以上する乾電池式の商品もあった。フィルムが貼ってあっても感度が調節できるというものだ。どちらかというとスマホよりタブレット向きであるように思う。
 ここのところスタイラスペンで随分もたついているので思い切って950円の導電繊維のものを購入することにした。
 ついでに店員さんに静電気除去に関する商品がないかと尋ねてみたところ予想通り店員さんを困らせてしまったようだ。

 帰りにホームセンターに立ち寄って静電気除去に関する商品がないかと聞いてみると車の静電気除去用のキーホルダータイプのものとスプレー式のものを紹介してくれた。スプレー式のものは小さいものが500円以下だったので椅子に吹き付けてみるといいかもしれないと思った。消耗品になってしまうので毎日使うにはもったいない気もする。自分で何か方法を考えなくてはならないようだ。

 帰宅してスタイラスペンを試してみるとあっさり描けた。また体調とか湿度に影響されている可能性もあるのでしばらく様子を見ながら使ってみるとしよう。「安物買いの銭失い」という諺がある。だからと言って高価なものを買うことが最善ではないだろう。どの辺りで折り合いをつけるかが問題なのだ。

 あまり汗をかかないという体質は良いこともあるかもしれないが、様々なことに連鎖しているようだ。静電気除去のことに関しては別途考えていく必要がある気がしている。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:110回
2回目:125回

2017年6月16日金曜日

容姿

 雷雨のち曇り時々晴れ。

 布団から出るのがひどく辛いのはいつものこと。今日はまたさらに辛かったのでそのまま寝ていようかと思ったほどだ。それでもいつものように軽い運動をすると血流は良くなり始める。
 最近、朝の食欲がない。生活パターンがズレているためかもしれない。コーヒーを淹れてクッキーを食べた後、急にやる気が出たのは血糖値が上がったせいだろうか。

撮影:2007/06/17

 顔を洗って鏡を見てふと思う。
 子供の頃から自分の顔が好きになれない。好きではないなりに時にはやる気のある表情だったり疲れた表情だったりするのを目にしてきたわけだ。鏡を見て何かを思うという行為は人間独特のものだろう。自然界なら水や氷に映った姿を自分で見ることはあるかもしれないが、鏡のように明瞭ではないから自分の姿だと認識することはないのかもしれない。そうしてみると自分の見た目に自分自身が影響を受け続けている可能性もある。そう考えると女性がお化粧に勤しむ気持ちが少しわかるような気がした。
 好きはない顔だからといって自分自身の顔に決別することはできない。よく考えてみれば、それは顔だけに留まらないだろう。体型だって好きではない。身体の場合は直接的に運動能力と関係する。しなやかで強靭な身体を手に入れたければトレーニングの必要がある。好きであろうとなかろうと自分の容姿は容器でもあるから生きている間は手放すことができない…何かの作品の素材になるかな?

 毎週金曜日は気持ちをさておいて体調が良くなる傾向がある。昨日は力が入らなかった腕立て伏せにも手応えを感じる。
 こういう時は空回りしがち。また早く寝るように心掛けた方がいいだろう。

 昨日は自転車で走って身体を動かしたので今日は机に向かって作画に取り組むことにした。ここ数日取り組んでいた漫画の続きを描くことにする。気持ちは乗っていないのでここでも空回り感。

 季節的な影響もあってまな板をきれいにしたいと思った。干して乾かしてからカンナで削るのがいいだろう。その間、使っていなかったプラスチックのまな板を使おうと思ったら放置してあったので汚れていた。こうなると順番的にプラスチックのまな板の掃除が先である。方法をネットで調べて洗浄した。

 雑用もありつつあっという間に夕方。
 今日の終わりにまた鏡を見るのだろう。好きな顔ではないにしても嫌っても憎んでも仕方ないのだ。自己催眠をかけるならせめて良い夢を。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:126回
2回目:135回

2017年6月15日木曜日

共感

 晴れ。雲は多いようだ。毎週木曜日は身体がずっしり重く感じる。いつものように軽い体操や腕立て伏せをして身体を動かしてみる。

 入浴時に使う自家製の入浴剤が功を奏しているのか悪化しかけていたアトピーの症状が治りかけている。気温が上がればまた悪化するのだろうから一時的なものではあるだろう。

撮影:2011/06/16

 机に向かって少し作画に取り組んでみたもののやはり気分も体調も優れない。こういう時は気分転換を兼ねて買い物ついでに自転車を出すしかない。風は気持ちよく田んぼに甲高いキジの声が響く。
 携帯ショップに立ち寄ると大々的に新しいサービスを打ち出していた。ちょっと新しい機種を触ってみたが、iOSの画面に見慣れているとカクカク動く感じがMacとWinの違いに似ていて違和感を感じる。それに携帯会社のアプリばかりが並べられているのにも抵抗を感じた。機種交換の時は止むに止まれずということが多いので必要があれば乗り換えるかもしれないが、これだったらガラケーのままでいい…と思ってしまった。

 それからスーパーや産直の店などをハシゴ。最後のスーパーで食材を調達し、他に目立った収穫もなく帰宅。もう夕方になっていたので定例業務まであまり時間はなかったが、再度作画に取り組んだ。少し手を加えただけで自転車で走った疲れが出て撃沈。体を動かしたことが幾らかでも明日のためになることを願うばかりだ。

 変化のきっかけはいつも突然だ。進歩も成長もないような日でも平穏な時間は大切にすべきだろう。

 この世界に同じような趣味趣向の遺伝子が均等に散らばっているとしたらその遺伝子は集まろうとするだろうか。そのきっかけは競争かもしれない。あるいは協調かもしれない。そうして集まった者同士でなければ共有できない感覚があるのかもしれないと思ったりする。それは能力の優劣で決まるのはなく音叉が響き合う共振のような感覚ではないかと思う。

 生も死も幻想だとすれば世界そのものが意味を失くすような気がする。もともと意味などないのだという人もいるだろう。けれど、それで人生は楽しいだろうか。生きることでやり甲斐を見つけ、やがてやり甲斐のために生きるようになる。そうして紡いでゆく生命が無意味だと思いたくはないのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:111回

2017年6月14日水曜日

持続

 朝、コーヒーを飲んでから食欲が出ない。腕立て伏せをしてからそのまま机に向かってみた。考えてみると一日のうちに買い物から始まって準備から食事までに占める時間が多い。買い物は気分転換と運動を兼ねているとはいえ作画の時間が少なくなっても不思議はない。つまり食欲がないのはある意味では好都合。ただし、食べないわけにも行かないわけだから煮物のような温め直して食べられるようなものがいいのかもしれない。

 書きためてあるアイディアなどに目を通してからいざ作画へ。どういうわけか今日はそんなに意識しなくてもスタイラスペンが反応してくれたようだ。ラクガキで手馴しをしてから描きかけのままになっていたカットに手を加えてみる。

撮影:2011/06/15

 以前に描きかけたカットと現在とでは経験の差がある。描けなかったカットが今なら描けるようになっているかも知れない。
 経験の差は技術力になるのかも知れないが、以前描きかけた時も丁寧に描いていたのでむしろ今の方が荒くなっている可能性がある。違うのは途中で投げ出さずに描くことができる持続力がいくらか増したことだろうか。
…とは言え、以前描きかけたアイディアというものは鮮度が下がっている可能性がある。輝きや艶が残っているかどうか手探りして補正しつつ新たに描き起こす気持ちが大切だ…と思う。

 転職が多かったのは持続や積み重ねが許されなかったこともあるかもしれない。せっかく取り組んでいたことも会社の方針が変われば無駄になってしまう気がしていた。長く勤めていればそれが経験の一つになったのかもしれないのに当時はそう思えなかった。
 今は続けるか止めるか自分の一存で決まる。判断が間違っていたとしても誰も訂正してくれない。慎重さと大胆さが必要かもしれない。
 言うまでもなく続けてきたことを理由なく止めることこそ無駄に思えるのだ。

 続けることが吉と出るか凶と出るか続けてみなくてはわからない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:131回

2017年6月13日火曜日

留意

 晴れ。今日も気温は低めで肌寒く感じる。梅雨前線が北上して来ていないせいかも知れない。ある意味、春と夏の季節を分ける境界線とも言えるのかも知れない。

 昨夜も遅くまでスタイラスペンと格闘していた。反応すると思えば反応しなくなる。その違いは何だろう。体表面の湿度かと思ったのに昨日は風呂上りでも反応がイマイチだった。それでもしかしたらスタイラスペンを持っていない左手にアクリルの定規など静電気を発生させそうなものを持ったらどうだろう。試してみると一瞬だけ反応が良くなる気がする。それで金属の定規とかに持ち替えてみ流と反応はイマイチ。
 どうしたものかと思ってタブレットの端に触れてみたら急に反応するようになった。ちょっと驚きつつ描く時には左手でタブレットの端に触れるようにしたら随分反応が良いようだ。静電気の通り道が出来たということだろうか。あれやこれやと悩んだ果てに辿り着いた答えは意外とシンプルだった。そういうものかも知れない。そのシンプルな回答に辿り着くために試行錯誤を繰り返すのだ。

撮影:2009/06/14

 今日はまず準備していた作品を見直して公開。何度も読み直したはずなのに公開してからまた誤字に気がついて修正した。今回は挿絵から過去作品にリンクする仕掛けを増やしてみた。気がつく人はいないかも知れないが、そういう仕掛けがいずれ意味を持つことがあることを期待する。何よりも作り込む楽しみがあるのだ。

 公開後、スタイラスペンの作画チェック。昨夜の発見を活かすべく左手でタブレット画面の端を左手で触れるように留意。
 かれこれ20年ほど前にMacのペンタブを使ったことがある。当時は有線だったしMacの画面を見ながらの作業だった。思うように描画できなくてしまいこんでしまったが、20年経ってもこれだけ扱いに苦慮するのだから当時としては無理もないことだったのかもしれない。

 昨夜遅かったせいか眠気が付きまとうので思い切って外出をした。空は晴れて刷毛で撫でたような雲はまるで秋の空のようだ。肌寒い風を掻き分けて自転車を走らせスーパーやホームセンター、それから書店をハシゴした。

 一つまた一つと小さな課題をクリアしてどこまで進むことができるのだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:119回
2回目:125回

2017年6月12日月曜日

合致

 曇りのち晴れ。一時雨音がしていた気がする。

 百均で購入したスタイラスペンが使えそうだったのでとにかく描いてみたかった。ペンシルホルダーを装着した状態で描き始めるとやはり昨日よりいい感じである。あれやこれやとアプリを切り替えて描き味を確認。しばらく描いているとまた描けない感じになってきた。どうも加減がわからない。昨日は風呂上がりの反応がとても良かったのでや晴れ体表面の湿度の問題だろうか。手を濡らしてみたりクリームを塗ってみたりしてみたがやはり反応が良くない。さっぱりわからなくなった。
 空腹感を感じたのでバナナを食べて再挑戦…するとまた急に反応が良くなった。バナナ効果?それからしばらくは調子良く描けた。

撮影:2010/06/13

 ふと…調子が良くないのに気に入り始めている矛盾に気がついた。時々描けなくなるのだから投げ出してもおかしくないと思うのに手放せなくなっている。導電繊維の先端部がこれまでより小さいためペン先と描きたい線とのズレが少ないため意図したように描けるためかもしれないと思い至った。
 これまで使っていた導電繊維のスタイラスペンは先端が大きい上に使っているうちに潰れてしまった。それで意図した線を描こうとしてもズレが生じていたのだ。長く使っていると無意識に自分で補正してしまうので使いにくいまま使っていたことになる。それが先端が小さく潰れていないとなれば使いやすいのは当然というものだ。

 気合いを入れたら右手に電気を発生させられないかと思ってしまった。残念ながらそれは無理のようだ。

 夕方になって自転車で買い物に出ると風が肌寒かった。少し前に扇風機が必要な時期もあったはず。天候の変化に体調を合わせるのが難しい。もしかしたらスタイラスペンの調子も体調次第かもしれない。
 それにしてもせっかく作画意欲も高まっていることなので道具の調子に気を取られないで描きたいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:126回

2017年6月11日日曜日

執心

 曇りのち晴れ。気温は低め。

 一つのことが気になり始めると納得行くまで突き詰めたくなる。逆に言えば、あきらめが悪いのだろう。
 百均で購入したスタイラスペンがうまく機能しないかと作画練習に取り組んだ。まっすぐな線を描いたりグルグルと渦巻き状のラクガキにも至らないようなことを繰り返す。空振りのような動作を繰り返していると時々何の抵抗もなくスィ〜っと描ける瞬間がある。その瞬間に希望を見出してしまう。やはりちょっとしたコツで描けるようになるかもしれない。
 かなり力技で何とか描けることもあるもののこれでは全く効率が悪い。

撮影:2009/06/12

 夕方になって自転車で買い物に出るとすっかり晴れていた。いくらか気温が低いようだ。腕の関節部のアトピーが思わしくない。ピリピリと痛む。もうずいぶん長い付き合いとなっているがなかなか良い方法が見つからない。以前病院に行っていたことがあってステロイドの薬を処方されていた。しばらく通っていたものの若干のリバウンドもあったため薬と縁が切れなくなる危機感を感じて止めてしまったのだ。それからは弱いステロイドの入った痒み止めの市販の薬を使ったりして凌いできた。これはあきらめたくてもそうはいかないのであれやこれやと気になることを試している。

 帰宅してネットで調べてみた結果、導電繊維にうまく身体からの静電気が伝わっていないのではないのかもしれないと思った。アトピーにも関係があるのではないかと思うが、そもそも乾燥肌である。ペン先だけが反応するように手袋の指の部分を切って使っているが、乾燥肌に加えて手袋の装着でさらに反応が悪くなっているのだろうか。
 試しに手袋から切った指の部分を水で濡らして指にはめて描いてみると反応が良くなった気がする。いちいち濡らして作画するのもどうかと思い今度は金属製のペンシルホルダーに入れて使ってみる。やはりないよりもいいようだ。さらにアルミホイルを巻いたりしてもみた。あれこれ試してみたらやはり金属製のペンシルホルダーが比較的良いようだ。乾燥肌と関係もあるかもしれないのでこれでしばらく様子を見ることにしようと思う。

 物事には執心すれば良いというものではない。早々に見切りをつけて新しいことに挑戦したほうが良い場合もある。ただ、直感ばかりに頼ってしまうと穴に落ちるまで繰り返す可能性もある。どちらが良いか選べるものなら選びたいが、結論は出てみないとわからないものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:118回
2回目:120回

2017年6月10日土曜日

性能

 晴れていると思って洗濯したら風が強くなった。突然雷鳴が聞こえたと思ったらパタパタと雨が降り出した。雨はすぐに上がったが、雲が多く時折雨が降っているようだった。

 昨日百均で買ってきたスタイラスペンを試そうと作画を始めてみると…インクの出ないボールペンのような感覚。反応しないのである。導電繊維で先端がやや細めなので使いやすいだろうと思ったのに接地面積が小さいせいか手応えがない。安物買いのナントヤラというが、高いものを買って同じ状況になったらそれはそれで問題だ。

撮影:2011/06/11

 しばらく描いてみると急に描けるようになったりする。充電式というわけでもないし電池式でもない。つまりは導電繊維部分に静電気がうまく発生していないということだろう。試しに普段使っていたスタイラスペンに持ち替えてみるとあっさり描ける。スルスル描ける。半年以上使っているために先端が潰れていることが使いにくさにつながっていると思っていたが、それはむしろ逆だったようだ。

 描き味の良いスタイラスペンをネットで探している基準に先端が細いものということがあった。そのためには充電や乾電池によって静電気を発生させるものでなくてはならない。ただ、使用率が高いので電池式ではキリがない。それで充電式のものを検討していた。価格帯にも幅があるので買って失敗したとなると無駄な出費となってしまう。近所の電器店には思うようなものがなかったので実機に触れることなくネットで購入ということになるのがまた心配なのだ。そう考えると携帯ショップで試用したApple Pencileはとても描き味が良かった気がする。もちろん高価で高性能なスタイラスペンと百均のものを比較するなど土台から無理な話だ。

 以前購入して普段使っている導電繊維のスタイラスペンも買ったばかりの時はやっぱり描きにくかったような気がする。描いているうちに馴染んでくるかもしれないと思いあきらめずに書いていると時々スイッチが入ったようにスラスラ描けるようになる。静電気が重要なので力を入れればいいというわけでもない。わかっているつもりでいても描けないとつい力が入る。

 気がつくと夜になっていた。しばらくの間様子を見ながら使ってみるしかないだろう。どうしてもコツがつかめないようならやはりネットで見繕うしかないかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:118回

2017年6月9日金曜日

砥石

 晴れ。

 まずは昨日の続きの作画から始める。鉛筆による下絵にペン入れ干してデジタル化。そのデータを加工修正する手法のおさらいだ。最近また視力が落ちた気がしていて、鉛筆やGペンでは描ききれなかった指先などの細部もデジタルで拡大すれば描き込める。コマ割りにも意識を向けて2コマで1ページを構成してみる。

 なんとなく流れは掴めた。デジタル化の際にスキャニングすると手間が増える。正確性を期す場合はその方がいい。ただ、デジタルで加筆修正する工程があるため下絵として考えればスキャニングではなく撮影でデータ化しても良い気がする。ただしクリアな原稿データとして撮影するために安定した光源の撮影台を用意した方がいいようだ。

撮影:2013/06/10

 キリの良いところでいつものように買い物ついでに外出することにした。ホームセンターに立ち寄って手頃な照明がないか探してみようと思った。

 空は快晴とは言えないものの青い空を背景にちぎれ雲が浮かんでいる。午後の太陽は薄い和紙のような雲に大きな日暈の輪を描いていた。

 スーパーを回って百均でスタイラスペンを購入。今使っているスタイラスペンも買い替えを考えていた。電器店やネット検索をしたもののなかなか決めきれないでいたのだ。百均のスタイラスペンは前回購入したものよりやや細めに見える。これでまた半年くらい様子を見ることになるだろうか。

 ホームセンターに立ち寄って照明器具をチェック。撮影台は古い机を利用しているので簡単に設置できるか電気スタンド的なものがいいだろうと思っていた肝心なのは明るさだ。価格的なことも考えあわせるとすぐに結論を出す気になれなかった。店内を歩いていると鎌用の砥石として使うダイヤモンドやすりなるものを発見。先日の草刈の際に使った鎌が切れなくなっている。これもチェックだ。

 いつものコースを走ってリユースショップへ立ち寄ってみた。何気なくいつも見ないコーナーを歩いてみたら照明器具が山積みになっていた。言うまでもなく価格は安い。箱入りで新品同様に見えるものもあった。少し重いようなので検討して改めて出向いた方が良さそうだ。

 書店に寄って歩いているとふと思いついたことがあって調べ物。その後スーパーに立ち寄って帰宅した。

 技術や感性を研磨する砥石はどこにあるだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:115回

2017年6月8日木曜日

発芽

 曇り時々雨。

 一晩寝てしまうと良いことも悪いことも忘れてしまうらしい。イマイチ力が入らない感覚なのでコンディションは低調のようだ。
 まずはテキストデータに目を通して修正しつつ整理する。それからデジタルデータに加筆修正を施し着地点を模索する。

撮影:2011/06/09

 最近、なぜ描くのかということを見失いかけていた。季節的なものだろうか。おそらく作品がなかなか完成に向かわないため迷いが生じたのである。
 何のために描いているのだろう…意義とか意味のようなものがあったのではないだろうかと思案していた。けれど…そこにはそもそも意義も意味もなくてただ描きたいという衝動があっただけなのだ。

 どうしてその衝動を見失っているのだろう。
 そんなことを思いながら紙に鉛筆でラクガキをしてみた。デジタルと違ってアナログならではの手応えがある。気がつけばまたしばらくアナログ作画をしていなかっただろうか。  鉛筆を走らせ、ペン入れをしてみると描くことの喜びがフツフツと蘇る。デジタルでは延々時間をかけるカットにも大して時間がかからないのは解像度の問題だろう。デジタルで描いていると必要以上に拡大してしまい細部にこだわりすぎてしまうのだ。このスケール感の違いが感覚を惑わすのかもしれない。
 幾度となく繰り返してきた手順を思い出しながらペン入れしたカットをデジタル化して細部を修正。ザクザクと彩色してみる。

 アナログからデジタル変換して細部の修正と彩色。この手順を作業フローにできれば少しは効率が上がるのではないだろうか。デジタルによる細部の修正によってアナログでは難しいカットの制作も可能になる気がする。そんなことを思いながら同じことをしばらく前にやった気がした。要するに忘れてしまっていたということか。いくつもの作業をスイッチしつつ制作しているのでそういうことが時々あるのだ。

 まるでリスが木の実を隠した場所を忘れてしまうようだが、時が経って芽が出るのならそれも悪くないのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:112回
2回目:114回

2017年6月7日水曜日

不満

 曇り。梅雨の季節に入るということでカビとか虫が気になる季節だ。風呂掃除もしなくてはならないが、山積みになっているゴミを片付けたり掃除機をかけたり。いつだって溜まらなくて良いものばかりが溜まっていく。

 天候は下り坂ということもあり作業をスイッチしながら漫画の原案の推敲や描きかけのカットを描き進めたりした。少しずつ手をつけるので全体として大して進んではいない。それから下書きの状態でかなり時間が経っている原稿に目を通した。鮮度が落ちている気がするので読み直してなんとか何とかなりそうな記事に加筆修正。
 こうしてみるとやらなくてはならないことが山のようにある。積み上げるばかりではいつまで経っても作品にはならないので少しずつでも公開していくことにしようと思う。


撮影:2011/06/08

 最近、何かの作業をスイッチする際に気持ちをニュートラルにすることを心がけている。無駄に力まないようにするためだ。子供の頃からアガリ症で人の視線を意識すると途端に挙動がおかしくなる。一人でいても所作がギクシャクしていたりするのでどこかのネジが緩んでいるか錆びているのではないだろうか。優雅な所作の人が羨ましい。

 そんな日々を過ごしているとほんの少しずつ苛立ちが溜まっていく。洗った食器を乾かすために積むときの音、何気なく歩いている時に足の小指をぶつけたり、配慮が足りなくてものにぶつかって落としたり…誰しも我慢の一つや二つはしているだろう。あるいは上手にガス抜きをしているだろうか。
 毎日の腕立て伏せや自転車などで身体を動かす機会はあるので、さほどストレスが溜まっている自覚はないとは言え、思うように行かないために我慢していることも一つや二つではない。考えてみるとそれは子供の頃からそうだった。夢や希望や欲求は叶わないものとして蓋をしてしまっている傾向があるので我慢している自覚が足りないかもしれない。

 それが限界を迎えたらどうなるんだろうとふと思う。
 溜まりに溜まったフラストレーション。上手に活力に変換できれば、そのエネルギーは相当なものかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:125回
2回目:126回

2017年6月6日火曜日

文字

 晴れ。気温はさほど上がらなかったもののそれなりに暖かくなった。明日からまた天候が下り坂になるらしい。

 以前から時々不思議に思うのは、漫画の登場人物も文字も英語にするとCharacterであるいうこと。おそらく文字の方が先ではないかと思うので何かの比喩表現として登場人物をキャラクターと呼ぶようになったのだろうか。

 最近、文字を綴ることに対して調子が良いので引き続きショートショートの執筆。思えば漫画を優先するあまり文字を綴ることを遠慮していた節がある。毎日のように書いているブログがあるので飢餓感はなかったものの想像力を働かせて作品を執筆することとその日のことを思い返して書くブログとでは自ずと違う回路を使うのだろう。

撮影:2011/06/07

 描く行為と想像力を働かせて文字を綴る行為はリンクしているようで文章を綴りながら脳内には映像が浮かんでくる。それが作画の方に好影響があるのではないかと期待している。

 今日は準備してあったショートショートを確認して公開。何度も見直したつもりでも再度読み返すと誤字や脱字が見つかる。書きためた作品を週一ペースで公開することを考えている。並行して漫画やイラストを制作する予定。リズムがかみ合ってきたら漫画やイラストの公開についても曜日を決めていけたらと思う。



 ショートショートの公開後、次回作に加筆修正。ショートショートと言いつつ少し長くなりそうだ。

 調べてみるとキャラクターは「性格」という意味が強いらしい。文字も登場人物も性格や性質や意味をシンボル化したものと考えると納得がいくように思う。
 文字を綴るということは性格や性質を綴ることでもあるのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:120回

2017年6月5日月曜日

余力

 晴れ。気温は低いがそろそろ草刈りをしておかなくてはならないだろう。今年は雨が多かった気がするので植物の成長も早いのではないかと思う。

 いつもより早めに目が覚めたのでいつもの日程をこなして自転車を出した。念のため衣類を一枚余分に用意していたものの風が強くやや冷たい。風に逆らって走るので身体の温まる方が早い。風向きによってルートを変更した方がいいのかもしれないと思いつつやっぱり慣れた道を走ることにした。

撮影:2010/06/06

 今年は向かい風の強い日に長距離を走ることが多い気がする。先日、調べていたレンタカーの話を頭の中で繰り返し吟味して何か良い方法はないかとつい考えてしまった。
 田植えを終えた田んぼにはまだ小さな苗が風に吹かれている。春から夏の濃い緑色に装いを変えつつある山の頂上にはまだ残雪が見える。コントラストが美しかった。

 自転車を走らせながら鴨やキジ、トビのような猛禽類にカラスはもちろんの事、アオサギやヨシキリなど様々な野鳥の姿が見られる。詳しくないので同定できない種類の野鳥もいるから名前の知っていればもっと楽しむことができるだろう。

 強い風に向かって走っているので無駄に力まないように走る。口笛とも歌ともつかないような音を出していたらホーミーのようになって驚いた。向かい風だったのでうまく音がなったのかも知れない。しばらくホーミーのような音を口ずさむことに熱中して気を紛らわせた。

 何とか目的地に着いてみると案の定植物が繁茂している。ちょっと予想を上回っていたのでげんなりしつつ切れなくなった鎌で草刈り開始。歯を研ごうと思ってずいぶん前に砥石を買ってあるのに研いだ試しがない。準備をしているのに実行力がないのが最大の弱点だろうか。いつもより早い時間に到着したので慌てず刈っているとあちこちにアマガエルやシュレーゲルアオガエルがくつろいでいる。申し訳ない気持ちになりつつカエルを傷つけないように進める。一体これまで何世代のアマガエルを見てきただろう。彼らから見たら人間はドラキュラのような長寿の種族に見えるだろうか。
 ふと青みがかっているアマガエルが目についた。アオガエルとは言っても通常は葉っぱのような黄緑色。しかもアオガエルではなくアマガエルの方で青っぽいと言っても空色のような淡いブルーだ。以前見かけた個体よりは緑が強いような気がする。今年はカタツムリも多いようだ。雨が多かったせいだろうか。
 草は入り口のところが多く奥へ行くと蕗の葉っぱが多い。ちょうど良いサイズの蕗の葉の茎を採取して持ち帰ることにした。蕗は柔らかいので刈らずに放置しておいてもいいと思っている。その方が地面に陽が当たらず他の草が成長しにくいのだ。下手に刈ってしまうと後の手間が増えることになる。厄介なのは竹やイタドリだ。放置しておくと際限なく増える。それから野ばらやウコギもトゲがあるのであまり増やしたくない。

 1時間半ほど格闘して切り上げることにした。自宅で腕立て伏せなどの運動をしているせいかいつもより楽だったような気がする。何れにしても草刈りはマメにやらないと厄介だ。車があった時も草刈り機を使わず鎌で刈っていた。草刈り機を使うほどではないということもあるし石などの固いも多いので無意識に草刈りをすると刃を痛めてしまう。手刈りならある程度避けることができるのだ。

 帰り道はいつもと違うコースを使ってみた。いつもなら山沿いを走ってホームセンターや産直の店に立ち寄る。山菜シーズンは過ぎたので産直の店はスキップすることにした。そうすると通り道にあったホームセンターも必然的にスキップすることになる。車の交通量がやや多い道を走ることになる。
 交通量が多いだけあって道沿いには様々な店がある。ほぼまっすぐな道を走っていても退屈しないのはありがたい。ただ、味が好きで以前は時々行っていた中華料理の店が営業していないようだった。味が良くても来店客が少なければ継続は出来ないということはわかっていても美味しい店がなくなるのはやはり寂しい。

 今日は寄り道も少なかったせいかスムーズに帰宅できた。いつもより2時間くらい早いだろうか。それもそのはず調べてみると走行距離がいつもより5kmほど短かかった。早く帰宅すれば色々と余裕ができるのがありがたい。

 夜になって蕗の茎を調理した。一旦茹でてアク抜きして筋をとる。それから油で炒めるために先日百均で購入した中華鍋がちょうど良かった。味見してみると止まらなくなる。毎年1回くらいしか調理しない割には美味しく出来たようだ。数日は楽しめそうだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:111回
2回目:115回

2017年6月4日日曜日

不覚

 曇り。気温が低い。寒いので日曜日恒例の買い物に出かけるのも躊躇する。そろそろ少し遠出しなくてはならないと思いつつ二の足を踏んでしまっている。

 今日はブログなどのテキストデータに整理ついでにアイディアを書きとめたメモの整理をした。描きかけになっている漫画の原案が見当たらないので書き起こしておくことにしようと思って執筆に取り掛かる。以前に描いてあるページを参考に思い出してみる。ネーム程度とは言え記憶を呼び起こすきっかけになってくれた。書きながら思わず目頭が熱くなる。ストーリーを考えている時にも同じようなことがあった。自己陶酔なのかもしれないので客観的な視点も忘れてはならないが、描いていることや書いていることに心が動くということは作家としての活動の醍醐味ではないかとも思う。

撮影:2009/06/05

 夕方になって買い物に出ると衣類を少し多めに来たのに相変わらず風が冷たかった。近所のスーパーに一軒だけ行って帰ってこようかとも思ったが、せっかく自転車を出すのだから少し運動したいので近場のスーパーを2軒ハシゴすることにした。
 田んぼ沿いを走っていると少し離れたところからキジの声が聞こえていた。風をかき分けるように自転車を走らせる。1軒目は特売品がないかスルスルと見て回り外に出た。宝くじ売り場の当選金額が目に入ってちょっと考える。今考えると若い頃ほどお金の価値を理解していなかったような気がする。お金が欲しければ働けばいい。目的と行動が一体化して単純明快だった。しかし、歳を重ねると労働力の需要がなかったり健康問題だったりが絡んで単純ではなくなる。一方で社会保障制度は働き盛りの世代に対して充分とは言えない。一律公平な制度設計は個人差に対して平等とは言えない気がする。
 自己責任という言葉はバブルの産物だろうか。そうした思想は自由であることへの足かせになっている気がする。
 当選金額数千万円…当選したら今なら少しは上手に使えるだろうか。

 2軒目のスーパーに立ち寄って安売りのものを見て回る。不覚にも卵を買い忘れてきたことを今思い出した。買い物に出た意味が半減してしまった。こういうことが最近多い気がする。寄る年波には勝てないとはこのことか。

 帰宅してから原案を探してみたら見つかった。時を経て今日改めて書き起こしたストーリーと書き始めた頃のアイディアを比較して整合性を見ながら一本化する必要があるだろう。以前は払拭できない矛盾があったような気がするのでよく見直す必要があるはずだ。

 気温が低いせいか体調が芳しくないようだ。せっかく創作意欲が高まりつつあるのでなんとか調整していきたい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

2017年6月3日土曜日

投影

 曇り一時晴れ一時雨。数日外出していなかったので自転車を出すことにした。気温が上がらず肌寒く感じる。空には雲が波のように押し寄せ、遠い山には雨で霞んでいるようだ。あの雨がこちらに移動してくるかもしれない。

 気になっていたレンタカーの店を訪ねてみると車両のレンタル代の他に保険料がかかるらしい。その中に自損事故は含まれていないということだった。事故をするつもりで借りるわけではないがそういう時に限って何かあったりするのではないかと気になってしまう。自損事故の補償がないとすれば、2年車検の中古車を購入する方が賢いような気がする。それができれば苦労はない。いろいろ話を聞いていると気軽に借りるものではないという気がしてきてしまった。レンタカーは引越しや旅行の際に利用してことがあるが今考えると深く考えていなかったんだろうという気がしてしまう。

撮影:2006/06/04

 買い物のためにスーパーに立ち寄った。ついでに併設されている100均を覗いてみたら500円の中華鍋が目に入った。片手鍋のスタイルで軽い。調理で使っている中華鍋は重いのが難点だった。フッ素加工のものは買わなくなっているので鉄の中華鍋はありがたい。少し迷って購入することにした。リュックに入れて自転車で走ったらかっこ悪いような気がしたが、某アニメを思い出して逆にかっこいいような気がしてしまった。

 産直の店や書店を回って最後にもう一軒スーパーに立ち寄るいつものコース。そろそろネギが切れるところだったのでちょうど安売りになっていて良かった。ピーマンやキャベツなども安くなってきた。昨年は豪雨などで野菜が高騰したので今年は大きな災害がないように願いたいものだ。

 今日は意図的に脳を解放したいと思っていたのに帰ってからラクガキをしてしまった。  自転車を走らせて見た光景、聞こえてきた音、風の肌触りや匂い…写真には写せないことを無意識へ投影して記録する。それはやがて創作の資源となるはずだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:125回

2017年6月2日金曜日

原案

 雨が降ったり止んだり。時折陽射しあり。

 昨夜遅くまで起きていたため例によって朝がつらい。温めるためにカップにお湯を入れていたらうっかりそのままコーヒーを淹れてしまった。昨日も同じことをやったので気をつけていたつもりでぼんやりしていたのだろう。

  撮影:2011/06/03

 軽く身体を動かして今日も制作。

 集中することを目的に作画を優先してきたが、どうやらいろいろなことをスイッチした方がいいようだ。作画の際は先にイメージができているとスムーズに進められる。ところが、練習とか訓練とか作画に専念ということを心がけるとイメージがないまま空回りすることがある。それが迷路の入り口で調子が良くないと思い込んでしまうのかもしれない。そもそも完成イメージがないのだからゴールがないわけだ。


 写真とか文章とか他のことを手がけている間にさまざまなイメージが浮かび始める。それは作画に取り組む前の準備運動のようなものかもしれない。
 ちょうど良い準備運動になっているのは執筆である。漫画の原案として書きためていたものをショートショートとして再構成しているのだが、文字を読んでいると脳内に映像が浮かぶのだ。ちょっと挿絵を入れたいと思いついて作画にスイッチすることもある。

 制作が途中になっている漫画の原案を読んでいたら忘れかけていたワクワク感を思い出した。書いておいて良かったとつくづく思う。ショートショートとして書いている物語にも舞台設定として通じるものがある。乏しい想像力の中で構成するので似たような物語になっていることは否定できないにしても舞台設定という根幹からエピソードを枝葉のように広げていけばいい。

 それにしてもアイディアが熱いうちにもっと書いておくべきだったと思う。言うまでもなくそれはきっと今も同じなのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:120回

2017年6月1日木曜日

緩慢

 雨。過ごしやすい気温。

 例によって動作が緩慢。亀より遅いのではないだろうか。そうしているうちにフワフワとイメージが浮かび始める。

 一つは昨日の夢を簡単な漫画にして公開すること。作画とまとめの訓練でもある。
 一つは少しデザインテイストのイラストのイメージの制作。昨日、使っているアプリのデータをpdfにしてMacのイラレで開いてみたらストローク別にオブジェクトがバラバラになっていた。イラレで開けるのはいいとしてそのデータを再利用できないのでは意味がない。そこでシンプルなデータを作ることを意識しながら作画してみたらどうだろうと考えた。
 もう一つは漫画のテーマ。今までになく過激なタイトルが浮かんでしまったのだ。タイトルの背景にはいくつかのエピソードが透けて見える気がする。まずはトップページだけでも作ってみようと思った。

撮影:2007/06/02

 腕立て伏せをする頃にはやっと動けるようになって来た。
 思いついたイメージの制作を進めつつショートショート用に書いている原案を見返して推敲を重ねる。もともと漫画の原案として書き留めておいたものだったはずだが、読んでいると漫画として描くためには実力があまりにも足りない。

 作業をあちこちスイッチしながら朝のイメージの手がかりは残すことができたような気がする。
 思いついた漫画のタイトルのインパクトが強いので検索してみたら案の定すでに同様のタイトルの書籍やサイトがヒットした。考えることは皆同じということだろうか。何と幕末の志士吉田松陰も同様のことを言っていたようだ。普遍のテーマだとすればタイトルにも内容にも工夫が必要だろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:120回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...