撮影:2013/03/17 |
そろそろ煮詰まってきたということで3Dソフトから2Dデータを書き出すために頭の中にあったイメージと照らし合わせつつ3D空間でフレーミング繰り返す。
元になる3Dデータは自作しているが、どのように切り取るかによって構成が変わるのだ。当初のイメージとは多少のズレがあっても良い角度があれば採用したい。しかし、車のデザインにしろ工場敷地にしろこだわって作画していた部分はことごとくフレームアウトしている。むしろかっこ悪く見えてしまう構図を使わなくてはならなかったりするのが心苦しい。
今日は3Dと手描きの画像を構成までして追加のイラストを手描きしようと考えていた。一緒に働く仲間が帰って行く様子が必要ではないかと考えていたのだ。ところが、イラレでカットを配置してから改めて眺めてみると追加の絵を入れる余地がない。元々ネームの段階で入っていなかったのだから当然と言えば当然である。思案しつつ、3Dソフトから書き出したデータの画像はそのままでは硬いので手描き風のフィルタリング効果を追加する。さらに夜らしい効果を加えたり照明の明かりを入れたりした。そしてセリフなどのテキストの配置を入れ替えたりして改めて構成を確認してみる。やっぱりそのままでいいような気がした。そこで明日以降にアップする予定を変更し今夜アップすることにした。
公開しようと思い立つ時はざわざわと血が騒ぐ気がする。時間も手間もかかっていても内容としては起承転結の「承」ということもあり次への布石になるページにすぎにない。ここで青年が疲れていることを描いておく必要を感じたのだ。前ページで情感が欠落していたのでこのページでは「暗さ」と「灯り」を意識している。
次ページはまだこれから準備に入ることになる。
◇腕立て伏せ
1回目:70回
2回目:110回
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