2017年2月28日火曜日

基地

 晴れ。天気も良いことなので気になっていたコワーキングスペースに出かけることにする。気になっていることをそのままにしているとソワソワして落ち着かないのだ。

 例によって電車の発車時刻に滑り込み。一本遅らせると1時間以上後になってしまう。ならば早めに支度をすればいいようなものだが、たいていの場合は直前まで迷っているのだ。
 電車はまだたっぷり雪残る田園風景は正に雪原をひた走る。太陽光が反射して眩しい。

撮影:2007/03/01


 駅に到着して知り合いに連絡すると快く合流してもらえた。デザインでもイラストでも大先輩。この道30年だそうだ。ボクから見れば先生である。コワーキングスペースはまだ見ていなかったとのことで二人で訪ねることとなった。
 それほど広くないスペースは以前に別の用途で使われていた。そしてたまたまボクも利用したことがあった。部屋には女性スタッフが一人で詰めていたが、交代で担当しているので常駐ではないとのこと。そこから3人で1時間以上話していただろうか。利用方法や方向性、そして周辺環境などについて話を聞いた。昨年10月末にオープンして1日平均8名くらいは利用しているそうなので利用状況は悪くないのかもしれない。途中退出もOKだそうなので様子が掴めるようになれば居心地は悪くないような気がする。
 ひとしきり解説していただき今日は引き上げることにした。帰りは先生に送ってもらえるというので車に乗せてもらった。

 途中、ゆっくり話せなかったということでコーヒーを飲みに立ち寄ったのは図書館や絵画の展示も見られるという複合施設だった。隣町にあっても用がないので訪ねたことがなかった。展示スペースを貸し出しているということなのでギャラリーのような利用法もあるだろう。実際、多くの人の協力によってできたという体験型の作品が展示されていた。結構広いスペースなので利用の仕方によっては便利だろう。明るくて開放的なので地元に欲しいと思えてしまう。
 それから喫茶コーナーで話し込んだわけだが、雰囲気が良くてコーヒーもしっかりしているのでコワーキングスペースのような使い方ができないかと思ってしまった。
 やはり志向が近い人と一緒だと話が尽きない。夕方の定例業務があるので切り上げて帰宅することにした。

 果たしてコワーキングスペースは自宅以外の基地として利用できるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:100回

2017年2月27日月曜日

帰着

 晴れ。

 昨夜、コワーキングスペースについて調べていた。買い物などの外出の必要がなければ作画にしても制作にしても自宅が一番集中できるわけなのでわざわざコワーキングスペースへ出かける必要などないわけだ。しかし、そのお陰でひきこもり傾向は強まるわけである。今の時代はインターネットを介して世界各地の情報や知識を調べることが可能である。一方で地元のことは以外とわからない。近所付き合いが希薄になればなおのことだ。

 運動や買い物を兼ねて出かけることはあっても人との関わりはほとんどない。レジの店員さんと世間話するわけにもいかないし趣味や志向が似ている人ということになると知り合う機会はほとんどないと言っていいだろう。
 コワーキングスペースを利用しようという人は多くはないだろう。ネットカフェや喫茶店などと利用目的が違う。そしてそういう人の中にお互いに必要な情報や発想を持っているのではないかと考えたのだ。


撮影:2016/02/28

 少し調べただけでも近所にはそういう施設がないことはわかった。近いところでも電車と徒歩で一時間程度はかかるだろうか。出かけてみて誰もいないようなら自他宅で作業していた方がマシということになる。それでも自宅作業で緩みがちなら気持ちの引き締めには良いだろうか。
 費用的には2時間で500円程度が近所の相場のようだ。その中で1日500円のところがあった。地域おこしのための実験的な試みのようにも見える。コワーキングスペースの利用目的で一般的なノマドや起業家向けということを考慮されているようだ。
 1日500円なら月に1回とか2回くらいなら利用してみるのもいいかもしれない。もっとも1日中ずっとそこに居られるかどうかは他の利用者や雰囲気の都合もあるだろう。何れにしてもちょっと覗いてみるのも悪くないかもしれない。

 今日も作画。昨日描きかけていた線画の加筆・修正が中心。セリフの配置などを微調整して読みやすいリズムや配置を探った。
 夕方になって毎週恒例のカレーの調理に取り掛かる。今日は少し水が多すぎたかもしれない。スープカレーっぽくなってしまった。

 コワーキングスペースで漫画の共同作業は可能だろうか。倶楽部形式の活動から徐々にプロダクションのような形態に成長されることはできないだろうか。将来的な地域おこしに繋げることは出来ないだろうかと夢想する。
 商業デザインはクライアントからの依頼があってこそ成立する。工業デザインも同様だろう。オリジナルデザインを発信しただけで収益につながることは少ないのではないだろうか。
 絵画などのアーティストはオリジナルの作品を公開し、購入されることによって収益につながる。クライアントからの依頼やリクエストであることもあるだろうと思うが、基本的には自分発信で公開・発表することが必要不可欠だろう。
 漫画の場合、少し前までは出版社などとの契約が不可欠だったかもしれない。インターネットが普及し様々なサービスが公開されている。その結果、依頼の場合や自分発信の場合の両方が可能になっているのではないだろうか。

 コワーキングスペースで共同で作品を制作した場合、公開するだけならそんなに難しいことではないのだ。ただ、実際に始めるなら著作権の所在や報酬の分配などの仕組み作りの方が難しい気がする。何しろ結果について約束できることは何もないのだ。

 何年か前にクリエイターが集まる機会があって何かやりたいねと話していたにも関わらずその先へ進めないのにはそういう難しい部分の調整が大変であることが目に見えているせいだろう。

 何をするにしても多くの人に認められるような作品を公開して行くことが先決なのだろうということに帰着してしまうのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:102回

2017年2月26日日曜日

禁断

 晴れのち曇り。

 昨日、作画の疲労感に漂いながら触れてはいけない幻想の末端を掴んでしまったかもしれない。

…これが命を削って描くために生きるということか…

 大げさに聞こえるかもしれないが、作画に集中した後の疲労感はそんなことを思ってしまうほどなのだ。しかもこれはほんの数時間の作画の後でのことだ。気がつくと脳には痺れたような感覚が残り現実感が希薄で心臓に負荷を感じる。
 これがさらに長い時間で深く集中したらどうなるだろう。困ったことにその深みが見てみたい。正気の沙汰ではない。渇望していた狂気の片鱗だ。

 一夜明けて復活。幸いスイッチは切れていないようだ。今日も深みへ潜るべく作画に取り組んだ。
 以前に描いてあった手描きのネームを取り出しデジタルでレイアウト。各コマについて線画から始めた。ある程度手順がわかっているのでためらいは少ない。昨日のような集中したいという欲求を満たしたい。
 夕方まで描いて買い物のための外出の時間になった。あと一時間あれば昨日くらい深みまで行けたかもしれない。

 買い物に出ると南の空が深いブルーに染まっていた。青空の色ではなく雪雲の厚い雲のようだった。

 見失いかけていた描くことの喜び。苦しいことと楽しいことは表裏一体。思うように描けないことが多く集中できずに苦しんだ日々も無駄ではないのだろう。その甲斐あってか今日の線画も迷いが少なかった。描くことそのものを目的にするより深い集中を意識した方が良いのかもしれない。

 集中の深淵。
 禁断の箱に手が届くまでもう少し。
 明日こそは…明日こそは…。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:105回

2017年2月25日土曜日

消耗

 晴れ。明日は天候が下り坂のようなので貴重な晴れだったかもしれない。

 思うように描けないことや制作が進まない日が連日のように続いている気がする。このままではいつまでたっても愚痴ばかりの日々になってしまう。土曜日ということもあって気持ちも緩みがちだ。ここはひとつ引き締めが必要だろう。

 作画を開始するまで時間がかかってしまうのはいつものことだが、そこから深みへ潜れるかどうかが鍵だ。描きかけのページを開いて線画に状態だったカットを一コマずつ彩色してみる。3つのアプリを連携させる作業なので適時切り替える必要がある。試行錯誤はその切り替えをスムーズに実行するためでもあったのだと思う。
 作画中、必要以上に彩色してしまっている気がするのは手法がまだ確立していないせいかもしれない。一方で濃度が足りないために明暗のメリハリが足りないことがきになる。ジワジワと濃度を上げるより直感で判断できるようになれたらと思いつつ今はできることを実行するしかないだろう。

 思えばズルズルと緊張感がなくなっていたかもしれない。大切なのはメリハリなのだ。

 夕方になって制作から離れると眼精疲労を伴って動けないほどになり脳が重くなったかのよう疲労感がずっしりとのしかかる。集中していた証とも言えるかもしれない。たぶんこの疲労感が達成感に通じているのだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:108回

2017年2月24日金曜日

散漫

 晴れのち曇りのち晴れ。時折雪。
 風もあって天候が変わりやすい。昨日、買い物が中途半端だったので自転車を出した。風の冷たさが何故か歯にしみる。青空と雪雲がせめぎあっているような空を見上げながら走る。車道の路肩にはいくらか雪が残っているもののいつもの道なので間もなく目的のスーパーに到着。
 鮮魚コーナーを通りかかると新鮮な魚の匂いがする。少し高いのも仕方ないということだろうか。
 以前は売り切りで手に入らないこともあった食パンが今は売れ切れる前に新しいものが入荷するような状態のようだ。カット位置がズレていたりするのでつい選り好みしてしまう。

 目的はあっさり達成したのでいつものように産直コーナーや書店を巡り最終的に近所のスーパーで〆る。
 運動を兼ねているので定期的に外出した方が良いとは言え、天候の都合もあり制作時間の確保も必要ということになると出来れば数日分の食材を確保したい。料理の手間も少ない方が良いということで煮物が楽だということになる。そんなことを考えながら買い物を済ませて帰宅。今日の所要時間は2時間半くらいだろうか。

 遅い昼食を済ませて作画に取り掛かる。身体を動かして食事を済ませた直後のせいか意識が散漫だ。昨日の続きのカットを描いていて手を修正しようとしているだけなのに納得いくように描けないのだった。何度か修正しようと手は動かしていても頭がついて行っていない。身体を動かした後の副作用だろうか。休憩を入れつつ夕方まで描いても結局成果はなかった。

 つまづくはずのない所でつまづいてばかりだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:104回
2回目:101回

2017年2月23日木曜日

暖気

 雨。比較的暖かい日だった。

 寒さが緩んだせいか昨日の疲れが残っているのか一日ボンヤリ眠い日だった。
 アイドリング程度であっても作画のエンジンを温めておきたいと思い作画に取り組むことにする。

 描きかけていたページのコマのに入れていた仮のカットを加筆修正を始めた。正面顏なのて例によって苦戦する。右上がりになってしまうのは字を書く時のバランスの取り方が影響するのではないかと思う。デッサンが狂っていることを意識してみると目の配置が右上がりになっている。そしてそのバランスが全体を狂わせるのではないかと思う。正面顔を描かなければいいようなものだが、キメ顔の時は正面のカットが欲しくなってしまう。
 破棄してしまうのは簡単だが、ここからじっくり修正に取り組むことが大切なのだ。じっくり見ているとあちこちのバランスが少しずつおかしい。一気に直そうとすると取りつく島がなくなるので少しずつ修正。

撮影:2007/02/24

 気だるい眠さがつきまとって仕方がないので雨の中を徒歩で買い物に出た。
 いつも朝食べているパンを切らしている。そのパンを買うためには少し遠いスーパーまで行かなくてはならない。天候も良くないので今日は近場で済ませることにした。明日の朝はご飯にしよう。そろそろ魚を食べておきたいと思いつつ手頃なものが見つけらなかった。昔、お好み焼きやさんで食べた塩サバ定食が美味し買ったことを思い出す。自分で焼いても同じような美味しさを再現できないのが残念。

 帰宅してまた作画。正面顏の修正はある程度整ってきたので別カットに取り組むことにする。これまでも1カットづつ描いていた。そのまま彩色工程に移っていたので1カットにかかる時間が長かったのだと思う。そして1カット終えるごとにタッチにブレが生じていた。今は1ぺーじの線画を先に制作しているので全体のバランスを見ながら進められているのではないだろうか。彩色も背景もまだこれからなので一つずつ解決していけば良いだろう。

 夜になって風が強くなり始めた。明日の天候はまた下り坂になるらしい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:110回

2017年2月22日水曜日

各駅

 曇り。薄陽射す穏やかな日和。

 電車で外出の予定だったのでいつものスケジュールを急いでこなすだけでは足りず朝食を抜いた。

 歩道の雪もほぼ融けて歩くには差し障りない。駅に着くと間もなく電車がやってきた。電車の本数が少ないので間に合いさえすれば後は予定をこなすだけ。
  乗った電車は二輌編成のワンマンカーということで車掌さんがいない。そのため停車した駅によっては一輌目のドアしか開かないことになっていてボクも知らずにいて慌てたことがある。今日は二輌目に乗っていたら旅行者風の二人連れが停車した駅で下りようとしていたようだ。一人のご婦人が一輌目のドアしか開かないと説明していた様子。どうやら海外からのお客様だったようだ。ワンマンカーかどうかも良く分からないのだから一輌目のドアしか開かないというルールは海外からの旅行者にはわからないだろう。逐一解説するのも難しいローカルルールである。

撮影:2011/02/23

 滞りなく予定をこなして空腹感に気づく。既に昼食の時刻。帰りの電車までは1時間以上あった。いつもなら牛丼とか豚丼で済ませるのだが、広くない店内は既にいっぱいの様子。1コインで食べられるような手ごろな食堂やラーメン店などが見当たらない。時間はあるのだしと思って駅前通りをブラついてみてもなかなか思うような店が見当たらなかった。車社会の影響で駅より少し離れた交通量の多い所に出店した方が有利なのかもしれない。それがまた中心市街地の空洞化に拍車をかけるのだろう。

 一旦駅に戻って駅ビルを見て歩いても予算の3倍程度の価格帯。コンビニでおにぎりを買った方がいいかもしれないと思ったりする。せっかくだからと駅の反対側に出てみたらスーパーが目に入った。スーパーで弁当を買って飲食コーナーを利用すれば1コインに収まるはずだ。少し離れているのでそろそろ電車の発車時刻が気になりつつ歩いて行くとうどん店が併設されていた。ちょうど1コインに収まる価格帯。これはありがたいと朝食兼昼食はカレーうどんにした。毎日朝カレーを食べているのに今日は朝食抜きだった。結局カレーなのかと思うとちょっと可笑しい。

 駅に戻ると間もなく電車の発車時刻。これでひと段落だと思うとどこか安堵していたかもしれない。先頭車両で運転席を見ながらの帰宅。各駅停車なのでゆっくり走っているように見えて実際は最高100km/h程度は出ているようだ。急行があれば意外と便利なのではないだろうか。
 停まった駅で下りようとしたご婦人が回収ボックスに切符を入れようと運転手に声をかけた。すると運転手は「ワンマンカーではないので車掌が回収すると思います。」と説明。無人駅なのでホームにも回収箱が設置されているようだが、下りてみないとわからない。またローカルルールだ。

 電車の本数が少ないこともあり地元の電車は必要な時しか利用しない。たまには電車に乗ることだけを目的に小さな旅をしてみるのも良いかもしれない。
 まずは一つの駅から新しい出発をする節目のような気分になる日だった。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:110回

2017年2月21日火曜日

工夫

 雪。予想以上の雪に唖然とした。積雪量は大したことはないものの降ったり止んだり時々吹雪の様相のち晴れ。

 最近、寝る前になって書いておこうと思うことが浮かぶことがある。昨日は夜になってたまたま見つけた「時空」をテーマにしたネットの動画を観ていたせいかもあるかもしれない。漫画のテーマにも近いことなので興味津々で観ていた。
 時間とは空間と密接な関係を持ち、時間の流れが一方通行なのは何故かというようなことを解説していた。納得できたようなそうでないような感覚は空が青いのは何故かという質問に対して科学的な解説を聞いた時の感覚に似ている。
「理論的なことはわかるとしても知りたいのはそういうことだったかな?」という感覚だ。


 そんなことを考えていたせいだろうか。寝る直前になって工夫とは何だろうとふと思った。
 子供の頃から何か変わったことをするのが好きだった気がする。そうすることが楽しかったり面白かったりしたせいだろうと思う。誰かに感心されたり褒められたりするのも気分が良いものだった。だから工夫するのは当たり前でワクワクすることだったわけだ。興味のない人から見たら何の価値もないことなのかもしれない。工夫そのものに興味が持てないし価値も見出せないとなれば「工夫」ということの意味も分からなければやり方もコツも分からないかもしれない。

 例えば日本文化を知らない人に箸を手渡してその意味や使い方がわかるだろうか。必要は発明の母というくらいだから目の前に食べ物があっら少しはヒントになるだろうか。
「工夫」とはコツとか発想のきっかけがあるのかもしれない。自分のことと思うとどうやっているのか説明が難しい。やってみれば楽しかったり面白かったり嬉しかったり喜んでもらえたりするちょっとしたいたずら心だろうか。

 コンビニでプリントしたかったのにあまりに雪の降り方が強いので足止めされた気分。せっかく時間ができたのだからと思い作画に取り組むことにした。少し間が空いてしまったせいか例によって手探りするような感覚だ。描きかけのカットに手を入れたが、着地点を見失ってしまった。

 食事を済ませた頃に雪が小降りになったようなので外出することにした。ところが、準備して外に出るとまた本降り。少し考えて決行。雨ではないので濡れる心配はないだろう。
 コンビニに着いて忘れ物に気がついた。仕方なく自宅に戻って出直す頃に空が晴れてきた。元々その時間にで枯れることが決まっていたような気さえする。慌てて事を急いでも結局あるべき状態に戻るのではないだろうか。焦らないつもりでいてもつい急いでしまうことがある。昨夜観た時空の話を思い出す。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:105回

2017年2月20日月曜日

辛味

 牡丹雪が降っていると思ったらまもなくみぞれになって雨に変わったようだ。

 朝、目が覚めてみるとアラームが鳴る数分前だった。賞味期限が切れたような風邪薬のせいだろうか。まだ寒いので布団でグズグズしていたが、せっかくなので起きることにした。今日はこの時期恒例の事務作業をしようと思っていた。毎年恒例なのに気の重さは変わらない。早く済ませてすっきりすればいいのだが、それがなかなかできない。毎日のように買い物をするのに数字は苦手なのだ。

撮影:2006/02/21

 こんな日に限って毎日の定例業務に手間取ったりする。いつもより時間がかかって第1部終了。そのまま事務作業に移る。
 準備は整ってるはずなのであとはまとめるだけだ。ネットで書類を作っていたらいつもより手間が増えていることに気がつく。ただでさえ気が重いのにさらに気が重くなった。コンビニでプリントして電車に乗って提出に行くので無駄足は避けたい。

 夕方にはひと段落したものの天候が良くない。プリントは明日以降に先送りすることにした。
 また寒くなったせいか風邪薬の副作用か気力が減退して無気力状態に陥った。  今日は毎週恒例のカレーの日。特製カレーを食べれば少しは元気を取り戻せるかもしれない。いつものように夕方から調理に取り掛かった。数日かけて食べていた鶏鍋のスープをカレーに流用する計画だ。えのき茸や白菜の切れ端なども残っているが、鶏手羽のエキスが出ているので冷めて煮こごりのようになっている。残り物のめんつゆや大豆煮も合流。それ以外はいつものように調理進行。何度か味見をしているが、ルーを投入してから物足りなさを感じた。タカノツメを入れ忘れていたのだ。ルーを入れる前に一緒に煮込んだ方が良かったはずだ。仕方なく後入れで投入。

 定例業務第2部をこなしてから夕食にした。
 味はもちろん悪くはない。やはり辛味が足りなくてちょっと甘かったかな。何事もピリッと辛味が効いた方がいいのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:103回

2017年2月19日日曜日

準備

 雪のち晴れ。

 何事も準備が大切だと思う。器用で臨機応変に対応できるなら準備などとまどろっこしいことは必要ないかもしれない。生憎ボクは不器用なので臨機応変などということに対応するのが非常に難しい。それで少しずつコツコツ準備することを必要としているのだろう。ところが、準備することに慣れてしまうと準備そのものが目的になってしまい実践することを忘れてしまいがちなのだ。

 これまで何度も転居してきた。暮らしやすく部屋の棚をDIYしようなどと考えてコツコツ木材を買い揃えていた。もっとも買い揃えるのは安い端材だったりするので長さも厚さもまちまちですぐに何かを作れるものではない。そこでいつしか安い端材を買うことが目的になってしまっていたりするのだ。

撮影:2011/02/20

 今日は古いPowerbookG3にスキャナが使えないかと思いついた。以前に中古で購入したものだが、同じく中古で購入した無線LANカードがあるのでスキャンしたデータを使い回すのに便利になる気がしたのだ。
 スキャナそのものはデータをあちこちコピーして回る手間があってしばらく使っていなかった。以前使っていた1代目のスキャナはSCSIのコネクタがなかったため断念した経緯がある、2代目のスキャナはUSB接続なのでプラグインさえあれば、Powerbookでも接続可能である。必要なものは揃っているのでほとんど滞りなく接続完了。試しにスキャニングしてみると結果も良好。どうしてこれまで試してみなかったのだろうと思う。

 問題はスキャナの配置だ。どうやら配置換えした方が良さそうだ。
 ずいぶん前にDIYで作った木製の棚がある。PowerbookG3はその棚に置いて音楽をかけたりするのに使っていた。出来れば同じ棚に設置した方が使い勝手が良いだろう。早速、棚の増設に取り掛かる。棚は木ネジ止めにしてあるので緩みはほとんどないようだ。ここでコツコツ買い揃えていた木材の登場だ。スキャナを設置することができれば端材だろうが長さがまちまちだろうが細かいことは問題ない。部屋のあちこちに散らばっていた端材を積み木のように重ねただけで棚の増設完了。
 予定していた作業ではないのにいつの間にか材料の準備ができているということに自分で驚く。きっと既に準備は済んでいて実践するだけの状態だったのだ。

 漫画もそれなりに時間をかけてコツコツ描き続けて来たからそろそろ準備はできているだろうか。力がついたかどうかは目に見えないものだからこそ不安と期待が入り混じって同居している。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:107回

2017年2月18日土曜日

融和

 晴れ。風強し。起きるなり喉が痛い。風邪なのか、口を開けて寝ていたせいなのか?鼻水も出るようなので風邪っぽいことは間違いないようだ。
 春一番の声を聞いたので窓を開けてみた。すると冷たい風がなだれ込んできた。冬の間の淀んだ空気をかき混ぜる。清涼飲料水のような清々しさだ。

 昨日、入浴中に何気ないことを思い出していてふと思った。
 なくしたくない思い出ってあるだろうか。
 いつも頑張って来たつもりなのに結果的にハッピーエンドじゃないことが多かった気がする。そうすると途中経過が楽しくても全部台無しになってしまう。きっと今現在に納得できていないから過去のことはどれもつまらなく思えてしまうのだろう。

撮影:2006_02_19

 いろんな経験が作品作りの役に立つと考えてきた。それは結果的にそうなっているだろうか。思い出を語ったところで大したことはない。確かに漫画みたいな出来事もあったにはあった。だからと言って作品として楽しんでもらえるような内容ではないと思える。

 しばらく鉛筆で描いたりインクでペン入れしたりということの練習をしていた。それがここ数ヶ月はデジタルによる作画が中心になっている。よく考えてみるとアナログとデジタルが別の表現になってしまっているのではないだろうか。デジタルにも鉛筆タッチやペン入れのブラシツールはあるのだから双方を融和させたらどんな作品になるだろう。
 そんなことを考えていたら経験と想像力の融和が足りていないような気がしてきた。

 今日は鉛筆描きの下絵を元にデジタル作画に取り組んでみた。
 以前にネームとして描いてあったラフをデジタル化してページに配置し本描きという流れだ。
 ここ数日検証していた手法を元に実際に描いてみると当初の予定と違う点も見つかるが、概ね良好だった。何よりも心的負担が少ない。ただ、行き詰まりを感じたのは吹き出しを描く場面だった。いつもは標準機能で利用出来る楕円を使っている。弾けたような吹き出しパターンは思うようなテンプレートがなかなか見つからないので自作する方が早い。ただ、カッコよく描くには慣れが必要なのかもしれない。何度も描いてみてもなかなか思うように描けないので別のアプリに切り替えて練習してみた。すると難なく描ける気がする。それはそのアプリ特有の補正が効いているからということのようだ。感覚的にはどうやら慎重になって力んでいたことが原因だったようだ。気持ちを楽に持ってまた挑戦。何度かやり直しつつ何とかイメージに近い形になった。最近、根気の大切さを改めて感じさせられている。

 今日は休もうと考えていたような気もする。悪くない手応えを感じられたので良しとしよう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:95回
2回目:107回

2017年2月17日金曜日

収束

 晴れのち雨。買い物は済ませてあるので作画に専念できる。

 しばらくデジタルの作画が続いている。その甲斐あってか手描き風のタッチがやっと見え隠れしている気がする。それはまだ掴んだと思うとスルリと指の間をすり抜けていく藁を掴むような感覚だ。少しずつボクらしいタッチとして獲得して行きたい。

 先日、思いついて以前に鉛筆で描いたカットを下絵にしてデジタルで清書というスタイルをとってみた。アナログからデジタルに工程を収束させる際、どのルートを辿って完成させるかという手法の取捨選択が必要になる。一つ一つを試しては確かめていく必要がある。
 まずは途中になっていたカットを丁寧に仕上げることにした。
 ある程度描けてからページのコマへ配置してみると何かがおかしい。デッサンが狂っているのだろうか?鉛筆の下絵段階から主線を選択する際にズレが生じたのかも知りないと思い拡大して確認するとおかしい点がわからない。縮小すると違和感を感じるようだ。彩色の段階で凹凸がうまく捉えられていないのかもしれない。色数を限定して整理した方が良いだろうか。

撮影:2006/02/18

 気持ちを切り替えようと鉛筆で描いていた別のカットを取り出して眺めてみた。すると以前は解らなかった歪みが見える。鉛筆の擦れによる汚れも風合いと解釈していたはずなのにデジタル画像に目が慣れてしまっているせいか汚れにしか見えない。
 気になった歪みは直しておきたくなって鉛筆を握った。すると以前は気にならなかった紙質が気になる。そもそもコピー用紙なので滑りが良いとは言えない。気がつくとペンだこも固さを失いつつあるようだ。
 鉛筆を走らせようとして描き方を忘れていることに気がつく。筋トレだって数ヶ月も休んだら筋肉は落ちてしまうだろう。幸いにして描きたいイメージは頭の中にあるので歪みを修正しつつ作画。


 気がつけばもう金曜日。時が流れるのが早い。
 この道は間違っていないだろうか。時々思い浮かべては答えのない闇に踏み込みそうになって慌てて止める。今は考えても仕方ないことだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:95回
2回目:105回

2017年2月16日木曜日

間断

 曇りのち晴れ。

 早めに寝るようにしているせいかおかしな時間に目が覚める。今日はゴミ出しの日だったので二度寝を目論んだが、朝焼けが綺麗だったせいか眠れないようだったのでそのまま起きることにした。
 午前中にしっかり時間があるのはありがたい。
 例によって体調のリズムが狂ったらしく腕立て伏せがまた不調。充分休んだつもりのペナルティの3セット目に力が入らない。不調な時にあまり無理しても仕方ないのでそこまでとした。

撮影:2011/02/17

 2日ほど引きこもってしまったのでそろそろ買い物などの所用をこなす必要がある。自転車に乗らないと腰痛に悩むことになるので全身運動の必要もある。外を確認すると曇り空が時折明るくなっている様子。ただ、体感温度は大して高くないような気がした。暖かくなるような予報を聞いていたので期待が膨らみすぎたらしい。

 イマイチ気持ちが乗らないので一旦作画の方に取り組んだ。これまでと違った手法ので綱渡りの道筋を確認しなくてはならない。その道筋がまだ確立していない。

 昼食後に外を確認すると陽が射してきたようだった。気が乗らなくてもまた引きこもって作画できる環境を整えるためには出かけなくてはならない。

 自転車を出すといくらか風があるものの間もなく身体が温かくなった。
 所用を済ませながら自転車を走らせる。そろそろネギもなくなる頃だと思いつつ産直の店をチェックするも端境期なのか意外高い。今年は白菜やキャベツやニンジンも高値のまま推移したような気がする。昨日、初めて挑戦した大豆ご飯が気に入ったので今まで見向きもしなかった豆のコーナーもチェック。書店やスーパーにも立ち寄って3時間ほどかかってて帰宅。そもそも一日のリズムが狂っているのでどっと疲れが出た。

 明日からまた寒さが戻るらしい。寒暖は行きつ戻りつ。そして制作は間断もありつつ…明日は一歩進められたらと思う。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:94回
2回目:102回
3回目:86回

2017年2月15日水曜日

技術

 晴れ時々雪一時霰。
 腕立て伏せはペナルティのが辛いため意地で2セット合計200回をクリア。
 買い物ついでに外出と思ったが、天候が不安定なので中止して作画に専念することにした。

 昨日、あまりにも出足が調子悪かったので恐る恐る作画に取り掛かる。
 方向性としてはクロッキーの様な線画からシンプルな線を残していくやり方。最初からきっちり描くことを目的にすると動きが封じられてしまう気がするのだ。そこできっちりキャラクターを描こうとするより流れや動きで捉え、そこから存在感や個性を明確にしていこうということになる。


撮影:2011/02/16

 デジタルはアナログと違いやり直しが容易なので修正も気軽にできる。その反面、白黒が明確で融通が利かない。アナログの鉛筆であれば擦ってボカシ効果として使うことができるが、デジタルでボカそうとすると写真のピンボケのような効果であったり擬似的に擦った方法しか見当たらない。重ねや滲みの効果についてはかなり良くなっているのでいずれ擦ったボカシ効果も出てくるだろうか。

 デジタルでクロッキー的な作画した場合、無駄な線を消去する必要がある。その際、必要な線以外だけ消すという作業が意外と難しい。アナログの場合はペン入れをして消しゴムをかければ無駄な線を消せてもデジタルの場合は選択的に消すことが難しいのだ。ともすれば消し残しが出てしまう。



 昼食後、いつもならすぐにでも作業に取り掛かろうとしてしまう。そこで敢えてゆっくり休憩することにした。
 目を閉じていると脳裏に作画の映像が去来する。そうしているうちに今までやったことのない手法が浮かんだ。
 1ページを制作するためにはネームから作画、彩色まで様々な工程がある。現在使っているアプリの都合もあって複数のアプリの連携で構成しているのだが、イマイチうまく連携できていない。今回はネームから作画への作業がいくらかスムーズになる気がしたのだ。
 むくりと起き上がって早速試してみる。ネームの段階から仕上げに使用するフォーマットをベースにするため以前に作ってあるフォームを利用する。こういう時のために時間と経験を積み上げてきているのかもしれない。

 しばらくして制作のための準備はできた。
 そこでふと思う。最近、作品のアイディアが降りてきていないのではないか。過去のメモなどを辿って制作しようと考えているが、アイディアの鮮度が違うのだ。
 これも季節的なものなのだろうか。技術的なことにばかり気を取られないようにする必要があるだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:95回
2回目:107回

2017年2月14日火曜日

符合

 晴れ。

 今日も早めに目が覚めてしまった。最近早めに床に就くようにしているせいかもしれない。もうそろそろ少しずつ気候が暖かくなるはずので起床時刻を早めていくのは問題ない。ただ、リズムが狂うと一日が台無しになってしまうので布団の中で少し我慢。ところが、うまく二度寝が出来ないので仕方なく起床した。

 おかげでリズムが狂ってしまったのかいつも以上に腕立て伏せの調子が悪い。2セットやっても合計が200回に達しないのでマイルールによるペナルティで1セット追加。当然疲労感も大きい。3セットやるなんて久しぶりだと思って記録を確認すると昨年の8月以来だった。猛暑の時期と極寒の時期、ちょうど半年ということが符合している気がする。腕立て伏せの不調は年間を通した体調のリズムを意味しているのかもしれない。そう考えるとペナルティで1セット追加するより身体を休める方が先決だっただろうか。

撮影:2014/02/15

 いつも食べる朝食のカレーを昼食のカレーうどんに回した。順序を変更したのも良くなかったのだろうか。作画に取り組んでみたものの集中どころか起きていられない。コタツがあれば夕方まで出られなくなること請け合いだ。やっぱり少し休もうと座椅子に移動したら腕立て伏せの疲れと相まってしばらく起きていられなくなった。昼食後になってカレーが効いたのかなんとか復活。

 コーヒーを淹れて再度作画開始。今度は不思議なくらい意識が明瞭で意欲も戻りつつあった。

 クロッキータッチの線画の調子がいい。作画は力加減なのだろう。書にも通じるだろうか。力を入れ続けても抜き続けてもダメ。強弱を加減することで線の剛と柔を操れるようになるのかもしれない。この調子で漫画も描けたら制作の効率も上げられるのにと思う。

 身体の低調期はしばらく続くのかもしれないから無理しない程度に体力を維持するようにしよう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:90回
2回目:100回
3回目:91回

2017年2月13日月曜日

配属

 晴れ。なぜかいつもより3時間も早く目が覚めてしまった。すでに明るい時間だし気候が良い時期ならそのまま起きてもいいのだが、寒いのと睡眠不足になると調子が狂うのでしばらく布団の中で我慢しているうちにまた眠りに落ちた。気がつくといつもの時間。どうやら体内リズムがあるらしい。
 深夜勤務のある工場派遣の仕事をしている時は体調のコントロールがとても難しかった。昼間に眠らなくてはならない時はアルコールの力も借りていたような気がする。一緒に働いていた仲間の中にはどうしても調整ができない人もいて、気がついた時は声をかけて起こすこともあった。一人、また一人と辞めて行ってボク自身も辞めたが、体内リズムを狂わせるので健康を損なったり事故につながるようなこともあるのではないだろうか。


撮影:2009/02/14

 今日はカレーを作る日なので夕方から調理に取り掛かるつもりだった。

 まずはいつものように作画に取り組む。
 描いても描いても上達した実感がないのは相応の作品を残せていないせいだろうか。
「才能がないから…」と言い訳できたら楽なのかもしれないと思う。それなら何の才能があるだろう。分業化が進み専業化が進んだ社会は何かに長けていれば生きやすいだろうか。必ずしも得意なポジションに配置されないのが常ではないだろうか。
「才能がないから」と言って投げ出せば済むほど甘くはない。たとえ欠員補充の不得手な事であっても取り組まなくてはならない事が往々にしてある。

 夕方になって近所のスーパーに特売品を買いに行き、帰宅したらカレーの調理に取り掛かった。今日は少し小分けして肉じゃがにしてみた。久しぶりなのと下味をカレー用にしてあることもあって味がピンと来なかった。

 今日も思うような成果が上がらなかった。明日もそうだとしても目の前に取り組むべき事があるのなら出来るところまでやるしかないのだ。この配属は誰かに強制されたものではない自分自身で決めたのだから。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:93回
2回目:108回

2017年2月12日日曜日

充血

 雪のち晴れ。
 起きて顔を洗おうと目が真っ赤に充血していた。昨夜遅くにラクガキをしていたせいだろうか。調子が出ないのはそのせいなのか日曜日だからなのか…。

 いつものように作画に取り組む努力はしてみたものの気持ちが入らない。描きかけのカットに手を入れてみたものの修正どころかダメにする負のループに入り込んだ。腕立て伏せの調子も戻らないままなので全体的に低調なのだ。
 しばらく描いても埒が開かないので昼食を済ませて買い物に出ると雪は降っていなかった。薄い雲の切れ間から陽射しも差し込んでいる。

撮影:2014/02/13

 運動を兼ねているというのに少し足を延ばす気力がない。スーパーとホームセンターをハシゴして帰宅した。

 帰宅してからまた作画に取り組む努力をしてみる。負のループを抜けられているどころか泥沼に沈み込む感じになってしまった。描きかけていたカットを難点かボツにしてついでにデータの整理という流れになった。

 結局休むべきだったか…と毎週日曜日のお決まり文句のような気もする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:95回
2回目:108回

2017年2月11日土曜日

反芻

 雪。小雪は次第に本降りになった。

 今日も作画に取り組む。まずはこれまで描きかけになっていたカットの修正から始めた。修正というものは描いた時よりよくするのが目的だから当然精神的にも技術的にもより良い状態になっていることが必要ではないだろうか。そうでないと描きかけのカットは一向に良くならないばかりかボツへ真っしぐらということになる。

 何が原因で良くないのかがわからないでいることが少なくない。ただ、良くないということだけがわかる。それが一目でわかるようになれば描きかけで止めてしまったりボツにすることも少なくなるはずだ。
 しばらく修正に専念する。クロッキーのような線画の修正が中心なので重要なのはバランスや動きである。不自然さが修正されると突然存在感が感じられるようになるはずなのだ。

 思うままにペンを走らせていると高速で作品を描くイメージが不意に浮かぶ。今はまだ辿々しく小さなことに気を取られてはいちいち躓いている。迷いなく描くことに専心することができるようになったらどんなに楽しいことだろう。

 漫画は思い描いていたよりずっと奥が深かった。ストーリー・作画・構図・リズム…そんな一つ一つをクリアしなくてはならない。簡単に克服できるものではないからこそ挑む価値もあるというものだ。

 それから昨日の反省を踏まえつつ新しいカットに取り組むことにした。反省を踏まえて…と言ってもカットが変われば留意点も変わる。今日は描きかけの漫画のキャラクターに昨日の作画タッチを反映されようと考えていた。内容によって無意識に作画タッチを切り替えているのだが、厄介なのは自分でうまく使い分けられていないことである。昨日のカットはどちらかというとよりリアルな描写に近かった。漫画のキャラクターにそのまま反映するには無理があるのだ。意図としてはそれらを融合させることで親近感と存在感を両立させたいと考えている。しかし、描けば描くほど今まで通りの作画タッチに落ち着いてしまい思うような雰囲気にできなかった。

 冷静になって見直すとそもそもデッサンが狂っている。いつの間にかまた細部に気を取られていたようだ。

…また出直しだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:100回

2017年2月10日金曜日

残像

 小雪。西の方から雪になるという予報だった。

 数日前に浮かんだイメージがまだ掴まえ切れていないので作画の続行。今回の作画に当たっては丁寧でありながらなめらかな線を描きたいと思っていた。丁寧さを心がけることは手数が多くなりがちでなめらかな線とは裏腹にパサついた線になりがちだ。鉛筆タッチということもありパサつき感には注意が必要だ。加えて陰影のコントロールも肝になる。アナログの鉛筆タッチの場合は指で擦ったりすることで陰影の表現が可能だがデジタルはそれができない。今回は筆タッチの併用で陰影を表現し背景にパステルタッチを使用することにした。
 今回の作画では新しく背景画の手法を模索する試みも兼ねている。


撮影:2010_02_11

 言うは易し行うは難し…である。
 いくら言葉を尽くしても作品に反映できなければ机上の空論。

 手を動かしつつも頭の中では作画とは関係のない色んな想いが行き交う。集中することとは相反することなので雑念を振り払いたいと思ったこともある。今は雑念に抗わず受け流すことにしている。だからと言って翻弄されるわけにもいかないので丁寧さや陰影などに気を配りつつ作画を続行する。一通り描いてからポーズが手持ちぶさたであるのが気になった。デジタルなのでここからの修正が可能である。もっとも鉛筆ならアナログであっても修正は可能なわけである。

 修正を施して公開。


 しかし…このタッチならまだ描き込めそうである。モノトーンであるがゆえ濃淡のコントラストが重要である。そのコントラストがまだ甘い気がするのだ。このカットを描き進めるのも良いが、線が硬さが気になるので別カットで追求した方が良いかもしれない。その方が全体のバランス訓練にもなるだろう。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:113回

2017年2月9日木曜日

椅子

 曇り。雪は降っていないものの冷んやりと寒い。先に買い物を済ませようと自転車を出した。

 スーパーに着いて目的の一つを済ませ、百均に立ち寄ってみた。無塩のピーナッツやアーモンドが目的だったのに売り切れている様子。ないものは仕方ないのでついでに店内を見て回る。すると横から声をかけられた。
「ヨォ。」
 以前、勤めていた職場で知り合った人で時々出先で一緒になることがある。一通り挨拶をすると一方的な近況報告が始まった。相槌を打ちつつこちらの話を挟んでみても興味がないのか聞こえていないのかと思うほど。顔を憶えていてくれただけでも感謝すべきかもしれない。70歳になって自動車免許を返納したとか。今は徒歩や自転車を使っているらしい。最後に「あなたの元気そうな顔見てホッとした。ありがとう。」と締めくくった。100%社交辞令だとしても爽やかな別れ際だった。ボクにはその一言が言えているだろうか。

撮影:2012/02/10

 その足でホームセンターに立ち寄ると体調不良でしばらく顔を見なかった店員さんとすれ違った。今日は顔見知りとよく会う日だ。
 ホームセンターに行くと決まってチェックするものに座椅子がある。現在のパソコンデスクの高さが中途半端なのでちょうどいい高さのものがなかなかない。これは良さそうだと思うものがあっても生活が安定したらと買おうと思い先送りにしている。その甲斐あってか以前よりデザイン性の良いものを見かけるようになってきた。今は雑誌を積み上げた上に座椅子を乗せて使っているので長く座っていると雑誌がズレたりして不安定なのが不愉快である。今日も見るだけにして店を出た。

 もう一軒スーパーに立ち寄って帰宅。

 昨日、入浴中に浮かんだイメージがあった。それを作品にしたいと思っていたので作画に取り組む。昨夜のうちに描き留めておいたカットは描きたいイメージとの間にズレがあったため既に雰囲気を取り逃がしているので再度捕獲を試みる。目的はシンプルな線と淡い陰影で存在感を出すことだ。  例によって何度も何度も描き直す。そして例によって掴まえきれない。悶々としつつ時間切れ。

 ふと思いついて座椅子の下にしている雑誌を片付けて置き場に困っていた大きな木材を下に置いてみた。すると当然ながら雑誌のようにズレることはないので安定性抜群。数分で出来ることを数年間放置していたことになる。木材を使って自分で椅子を作ろうかと思ったりしていたせいだ。妄想先行で現実の問題が解決していなかったわけだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:92回
2回目:108回

2017年2月8日水曜日

偏食

 曇りのち晴れに雪。
 寒いことに変わりはないが、運動不足なので外出したかった。窓から外を見る限り雪がちらついている。積雪は少しなので大雪にならなければ大丈夫だろうという読み。

 まずはこれまでに描いたカットの修正や蔵出しアイディアを元に作画する。最近はデジタル作画が多いので意図次第でペン先の形状も選択できるので便利である。ただ、実際のペン先とは異なるのでコツを掴む必要がある。
 いつもあまり使っていないペン先を選択して描いてみた。特に敬遠していた理由があるわけではないので実際に使ってみると悪くない気がする。

 しばらく描いて食事を済ませてから自転車を出した。空は晴れているのに雪が舞っている。思ったより寒いので近場で買い物を済ませて帰ろうという考えが脳裏を過ぎる。

撮影:2006/02/09

 ショッピングモールまで走って店内を歩くことにする。
 昨日、麦ご飯にしてみたら朝の目覚めが良いような気がしたので手ごろな価格で販売されていたら購入しようと考えていた。昨日使った麦は随分前にお米屋さんでもらったものではなかったかと思う。食べないまま放置してあったので何も期待していなかった。そう言えば、随分前に五穀米を食べていたことがある。栄養バランスのとれた食事をしていればそれで良いのかもしれないが、ひとりごはんは同じものを続けて食べることになりがちだ。やる気が出なかったり寝起きが良くなかったりするのはそうした栄養バランスの問題かもしれない。
 食品コーナーで商品を眺めてみると予想より少し高い気がする。12穀米なる商品もあったりしてまるでサプリである。小分けして個包装してあるものも多いので使いやすそうだ。一応頭に相場をインプットしていつものように店内を歩く。大体1時間くらいのコースをその時の状況次第で半分でやめることもある。今日も半分でやめようかと消極的な気分だった。インフォメーションで目が合った人に軽く会釈をしたものの何度も歩いているのに面白いほど顔馴染みがいない。買い物をしていないから同然かもしれないが、それは商売だけの付き合いということを意味していないだろうか。

 ショッピングモールを出て二軒のスーパーをハシゴした。結局、一番近所のスーパーで五穀米を購入。小分けした個包装になっていないが、加減しながら使うので問題ないだろう。

 今日は、マーボ豆腐にしようと思っていたら3年前に賞味期限切れの謎のレトルトが出てきた。豆腐料理に使うものなので丁度いい。真空パックだから大丈夫なんじゃないかな。たぶん。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:108回

2017年2月7日火曜日

時計

 雪のち晴れ。
 相変わらず体調が冴えない。気温の低下ばかりが原因ではないだろう。気持ちの問題か、単に運動不足なのか。
 雪が降っていたこともあり外出せずに制作に取り組む。

 今日は少し頭を楽にして取り組もうと思い背景となる風景画に取り組んでみた。ずいぶん長い間遠回りして後回しにしてきた背景である。その間に設定が進んでいたかというと全くそんなことはない。あまりに広大な世界観を設定してしまったがため手に余っているのだ。しかし、漫画の設定を考える上で世界観は重要である。現実世界を舞台にするとしても地域性や気候など考え始めたらいくら時間があっても足りないだろう。それがオリジナルの世界観となったら必要な設定だけでも膨大な情報量と作画が必要になるはずだ。そんなことを知ってか知らずかいくつもの作品を中途半端にしてしまっている。実際には一本の作品を完成させるだけでも大変なはずなのだ。
…とは言え始めてしまったものは仕方ない。描けるところまで描くしかないのだ。
 鉛筆タッチでサラリと描いた背景画は思ったよりいい雰囲気になった。

撮影:2009/02/08

 次にしまい込んでいたアイディアを眺めつつ作品に出来そうなアイディアを引っ張り出す。キャラクターを登場させることにこだわらず台詞回しと挿絵で一枚にすることにした。
 目覚まし時計がテーマになるので記憶が曖昧になっているところを調べながらフリーハンドで描き始めた。基本は円を描けばいいのだということでフリーハンドらしく割り切ってグルグル描いてみる。ベルなどを描き足しながら文字盤をどうしようか考える。アイディアがより活かせるものが良い…と考えついたのが砂時計だった。この辺りでフリーハンドの作画に限界を感じ始めていた。円が円にならないしベルも何がかカッコ良く描けない。さらに彩色が気に入らなかった。円や直線など基本的な図形で構成できるならデジタル定規を使って描いた方がシンプルになるのではないかと思い最初から描き直すことにした。この際、彩色もしない方がいいかもしれない。



 結果的にセリフと線画だけの予想以上にシンプルな仕上がりになった。狙いは外していないので悪くはないと思うのだが、面白くもないだろうか?日々研鑽である。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:100回

2017年2月6日月曜日

教示

 晴れのち雨。天候が崩れる予報は出ていた。雪混じりのような雨音が聞こえていた。明日は雪になるらしい。

 体調はイマイチで腕立て伏せにも気合が入らない。昨日より少しだけ多くできたことがせめてもの慰めだ。休んだ方がいいのかもしれないと思いつ風邪をひいているわけでもないのでまずは制作に向かうことにする。


撮影:2010/02/07

 拾い上げていた過去のテキストを眺めることから始めてみた。これまでも試みていたことだが、あちこちに分散していたのでスムーズに制作へ繋げることができないでいた。

 しばらく見ていなかったせいか自分の書いたものなのに新鮮に見えたりする。むしろ今より面白いこと考えていたなぁと感心したりもする。人間なんだから歳をとれば脳の機能だって若い頃のようにはいかないだろう。代わりに経験値は上がっていくはずだから若い頃の発想を経験値で形にしていくことが大切なはずだ。実際、面白いと思えるアイディアも作品としてまとめようとすると気が遠くなるような内容だったりする。
 自分の実力を顧みず、何だってそんなことを思いつくのだろう。



 しかし…ある意味で過去からの贈り物であると考えることはできないだろうか。
 毎日書いているブログも未来への贈り物になるかもしれない。

 そう考えると今までどれくらいの種まきをしてきただろう。
 大切なのは蒔いた種を育て収穫すること。その時に必要なのが経験値だとすれば、過去に蒔いた種に秘められた謎を読み解き作品にする柔軟な思考が必要だろう。

 今、欠けているのは思考の柔軟さなのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:104回

2017年2月5日日曜日

重複

 曇り。すっきりしない天候のせいか体調も朝から芳しくない。そろそろ動かなくてはと思いつつしばらくの間ズルズルと時を過ごす。
 昨夜思いつくままにストーリーの原案を書いていた。思いの外書き進められて調子に乗っていたらいつの間にか深夜遅くなっていた。体調がおかしいのはそのせいかもしれない。調子に乗って書いていた内容がどこかで読んだような気がしたので調べてみたら昔読んだ作品の影響を受けてしまっていたようでガッカリした。朝改めて考えてみたらる似ているようで同じではない気がする。影響を受けないことは不可能とは言え、敢えて誤解を招きそうな内容を公開する必要もないだろう。


撮影:2011/02/06


 昨日の執筆作業は毎日ブログの原稿を書くために使っているソフトと同じものを使用した。カレンダーと一体型で日付ごとにフォルダー分けしてくれる。ファイルはRTFデータで保存されるので使い勝手がいいし検索するにも都合がいい。ところが、ソフトの開発は終了してしまったようでアップデートが期待できない。現状の機能だけでも充分すぎるとはいえ、OSのバージョアップに対応していかない事態はなかなか歯痒いものがある。気のせいか起動も少し重い気がする。他のテキストエディタも試用したことはあるが、独自のファイル形式だったりデータ管理が複雑だったりして結局使わなくなっている。そこで改めて執筆向けのソフトを探すことにした。マシンスペックがOSのバージョンアップについていけなくなっているのでしばらくは現行バージョンを使い続けることになるだろう。しばらく探したらいい感じのソフトが見つかったのでインストール。テキストデータで保存できるシンプルさが良さそうだ。カレンダー機能はないようなので作品の執筆用に使うのが良さそうだ。

 体調は優れないものの運動を兼ねて近所のスーパーを回ることにした。2軒回って必要な買い物をしたが、2軒目のスーパーで米が特売になっていたので帰宅して確認した。そろそろ買って置いた方が良さそうだと判断し再度スーパーへ。これでまたしばらく生き延びられる。それは即ち制作することができることを意味する。

 帰宅してからも体調は戻らず、気力も出ないのでどうせならと事務作業に切り替えたが、この事務作業がエラー続きでまたゲンナリ。土日は他の業務がないので出来るだけ制作したいと思いつつ身体の方は休みたがっているのかも知れない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:101回

2017年2月4日土曜日

厳寒

 曇りのち晴れ。

 今日は立春。暦の上では春である。陽気に誘われて自転車を出す。道路脇にはまだ数日前の雪が残っていて走りにくい面もある。前方の道で雪かきをしている人がいた。後方からスピードを出した車の気配を感じたので自転車を止めたら融け残った雪を跳ね上げて走り抜けて行った。雪かきしていた人と「危ないなぁ」と顔を見合わせる。地元の人だろうか。雪の季節は慎重に走るものなのに随分配慮のない運転だ。

 必要な買い物だけして帰ろうと考えていたが、少し遠回りすることにした。書店や産直の店などに立ち寄りつつ走る。近くの山裾には何者かの足跡が雪の斜面に続いていた。カモシカだろうか?ウサギだろうか?それとも猿だろうか…。晴れ間には半分の月が見えていた。


撮影:2014/02/05


 腕時計をストップウォッチにして時間を見ているつもりだったのに何だかおかしいと思ったらいつの間にか止まっていた模様。気温が低いせいだろうか。

 自転車で走りながら昨夜の夢のことを考えていた。毎日のようにおかしな夢を見ていて漫画にできるだろうかと考えてみる。脈絡もなくオチもない漫画は面白いだろうか。
 昨夜の夢にはUFOと宇宙人が出てきた。言葉はわからなくてもアイコンタクトで意思疎通ができてしまうというご都合主義な夢だった。

 たとえば宇宙人がいたとしてUFOを建造できるほどの文明を築き上げていたら地球に興味を持つだろうか。
 この宇宙の果てがどうなっているのかまだ特定できていないらしい。もし宇宙に寿命があったとしたらどうだろう。宇宙人がその寿命が尽きる時期を推定できていたとしたら他の星を訪ねたり侵略したりしようなんて考えるだろうか。宇宙の構造には諸説あると聞いている。宇宙がたくさんの泡のような構造になっていたら他の泡宇宙へ移動する計画の方が先決だろうう。その移動計画に地球人など地球上の生命体を誘ってくれるだろうか。

 おそらく地球人は地球の生命体と切っても切れない関係にある。食べるものだけでなく呼吸に必要な酸素も地球なしでどうすればいいのだろう。宇宙人は地球人を飼育するために必要なものを準備してくれるだろうか…何のために?そもそも他の泡宇宙に生存可能な環境があるとは考えにくい。宇宙の組成も違えば物理法則が通用するかどうかも解らない。そう考えると同じ宇宙で生存可能な宇宙人は地球上の人類以外の生命体同様に仲間であると考えることもできる。

 たくさんの泡宇宙があったとして我々地球生命体や地球外生命体が生存可能な宇宙空間はあるだろうか。おそらく宇宙の寿命が尽きる前に地球の寿命が尽きるのだろう。そんな日は遠い未来のことであるとしてもどんな計画を立てているか興味深い。
…そんな空想も漫画の設定になるからだ。

 考え事をしながら数軒のスーパーをハシゴして目的の買い物を済ませる。予定時間を大幅にオーバーして帰宅。

 食事と休憩を挟んで作画チェック。描く時間を思うように確保できなかったせいか線に伸びがない。少し休むと鈍ってしまうのは筋トレ同様かもしれない。かと言って描き続ければ煮詰まることも多々あるので加減が難しい。

 今日は穏やかな日だったとはいえ本格的な春になるまではまだしばらくかかる。厳寒期には違いないのだ。それでも陽射しは日に日に力強さを増すだろう。
 厳寒期は春の玄関口なのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:103回

2017年2月3日金曜日

節分

 小雪のち晴れ。曇りの予報だったのでそのうち止むだろうと見込んだ。
 いつもの業務をこなしているうちに珍しく電話が鳴った。なんだろうと思ったら数年前に作った名刺の修正依頼だ。基本的にデータを破棄することはまずないので探せば出てくるはずだが、捨てないだけにたくさんのデータがある。記憶を辿りながらなんとか目的のデータたどり着いて改めて詳細をやり取りし修正作業に取り掛かる。数時間ほどで納品完了。ただし日程は狂ってしまっていた。


撮影:2006/02/04

 先に買い物を済ませてから雪かきをしたほうが流れが良いと考えてまずは近所のスーパーまで徒歩で外出。昨日から降り続いていた雪は上がって陽射しもある。気温が上がったおかげで道路の雪が融け、耕した田んぼのようになっている。スーパーでは雪かきの際の水分補給のために飲み物を買いに行ったはずなのに味噌だの油だのと補充の必要を感じていたものが安売りになっていたのでしばし肝心なことを忘れていた。買い物を済ませて雪融け水の中を長靴でジャブジャブ歩いて帰宅。

 早速準備して雪かきに取り掛かる。午前中の雪の量は昨日の倍ほどあると思っていたが、気温が上がったおかげでいくらか落ち着いていた。落ち着いているということは雪が水分を含んで重くなっているということだ。融けたおかげで面積的には昨日の半分くらいだろうか。雪かきの機会が多くなっているので身体の方は慣れてきているようだ。10分もすると温まってくる。離れたところで雪かきの音がしたので顔を上げるとありがたいことに同じアパートの人が雪かきをしていた。おかげで昨日1時間ほどかかった雪かきが30分ほどで終了した。

 雪かきを終えるともう夕方。時間がずれ込んでいたこともあって定例業務の時間だ。短い時間で済んだとはいえ、少しばかり疲れもたまっているらしい。

 作画の気力も鬼退治の気力も残っていないようだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:108回

2017年2月2日木曜日

吹雪

 雪時々吹雪。
 黙々と降り続く雪。結晶の一つ一つの重さは微々たるものなのに集積することで存在感を持つ。今日は一日中降り続く予報だったので合間を見て雪かきする必要があるだろうと思った。様子を見つつ準備をして雪かき開始。

 厚着せずに速やかに雪かきを開始すると間もなく身体が温まる。結構頑張ったと思いながら時間を見ると大した時間が経っていない。15分もすると疲れが出てくる。用意してあった炭酸飲料を一口飲んで気合いを入れ直す。
 黙々と降っていた雪が小降りになって薄っすらと陽射しを感じられた。駐車場のアスファルトを露出させれば太陽光の熱で融けるのが早くなる。これはありがたいと思わず感謝したくなりつつ雪かきしていたのもつかの間、辺りはあっという間に吹雪の様相を呈し始めた。粉雪が風に舞って吹き付ける。これが山中なら心細くなって危機感も抱くところだろう。


 過去の写真を見る限り雪の風景しか見当たらないのでこの季節の雪は仕方ないのだろう。

撮影:2012/02/03


 一時間ほど雪かきをして上がることにした。汗をかいて自宅に戻り着替えるついでに温かいシャワーを浴びる。温泉なら格別かもしれないが、出かけている間に身体が冷えてしまうだろう。風邪をひかないうちに着込んで厚着モード。


 昼食は焼うどんで簡単に済ませた。
 作画練習を兼ねてラクガキ開始。ただのラクガキというより発想を作画に繋げる訓練も兼ねている。




 今日は一段と冷えるのでコタツのない部屋で足の冷え対策で考えた配置。後方に置いたファンヒーターの暖気がひざ掛けの中に溜まってコタツのような効果を生む。段ボールで風洞のようにしようとも考えたが、そもそも部屋を暖めるのが目的なのでこの形で問題ないだろう。普段は離れた所に置いているので移動しなくてはならないのが面倒といえば面倒である。



 夜になって雪かきの後を確認したら雪かきする前の状態くらいまで積もっていた。
 明日は曇りの予報だったが、また雪かきの必要がありそうだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:105回

2017年2月1日水曜日

大根

晴れのち曇りのち雨。

 晴れているようだったので身体を動かすためにと思い自転車を出すと曇っていて思ったより気温も低い。晴れているつもりでウィンドブレーカーを着ないで出てしまったので風が染み込んでくるようだった。

 電機店に立ち寄って気になっていることをチェック。外付けのHDDの価格は既に底値なのかセール品もいつもと大差ない気がしてしまう。Wi-fi対応機種だとさらに1万円くらい高値ということだろうか。すぐに必要なわけではないが、HDDの場合は突然故障することが心配である。データは出来るだけ分散するようにしているものの突然のクラッシュでデータを失ってしまったことが何度かある。

撮影:2012/02/02


 電機店を出ていつものショッピングモールに立ち寄り店内を歩く。意外と来店客が多いようだった。
 バレンタイン商戦でチョコレートの特設コーナーができている。立ち止まって眺めるのもおかしいのでスルリと通り過ぎる。
 衣料品コーナーを歩いていてふと思った。商品全部で一体どれくらいの金額になるのだろう。時計店や宝飾品店などもある。一つの店舗の商品の全額となると相当な額になるだろう。そのうちセールの掛け声が聞こえてきた。
「店内の商品を7割引からをさらに3割引〜!!お買い得ですよ〜!!」
 歩きながら「それって0円て事?」と思ったが、そうでないだろう。それにしても物の価格なんて不思議なものだ。


 コンパクトデジタルカメラは内蔵電池がダメになってしまっていて既に買い替え時を過ぎている。それより以前に購入した別メーカーのコンデジの内蔵電池は生きているようなのでメーカーによる考え方の違いだろうか。ただ、価格帯の安いコンデジはどれも軽い…軽いことそのものは悪いことではないが、軽いものはボディが樹脂性である。そうすると強度や耐久性に不安を感じてしまうのだ。手ブレの軽減のためにもある程度の重さが必要だと考えている。機能的には何ら問題はないのかもしれない。

 外に出ると天候が怪しくなっていた。スーパーをハシゴしてブリのアラを入手。冷蔵庫の奥に大根が眠っていたのでブリ大根にすることにした。






プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:109回
2回目:117回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...