2017年4月30日日曜日

瞬息

 晴れ。風がやや強く予想通り気温が上がった。

 日曜日ながら昨日の続きで3D制作。オフィスに掛け時計を追加して部屋を増築したりするうちに時間が過ぎていく。そろそろキャラクターとの整合性を確認しながら進めた方が良いかもしれない。

撮影:2013/05/01

 残っていた山菜をおひたしにしたり天ぷらにしたりしてお昼はざるそばにした。
 晴れていたから布団を干したのだが、風が強いのでバタバタと音がうるさい。早めに取り込んで買い物に出ることにした。
 先日自転車を出した時、軋む音が気になったので各所に注油。走り出してみると軽快さを取り戻していた。

 食パンを買いに出かけたのにいつもの製品の代わりに新しいものが並んでいて値段も高くなっていた。気に入って買い続けていたものなので違うものになってしまって価格も高くなっているとなれば無理に買う必要もない。それに最近の朝食は食パンからご飯に戻りつつあるのだ。
 ホームセンターに立ち寄ってスタイラスペンのコーナーをチェック。値段が手頃でも機能的に物足りない。やはり充電式のタイプをネットで購入するしかないのかもしれない。

 自転車で走る道すがらアメリカハナミズキの花が咲きかけているのに気がついた。そういえば、いつの間にか桜の季節は終わってしまったようだ。春はいつも駆け足だ。もう一軒のスーパーで必要な食材を調達。手頃な魚介類と野菜が思うように手に入らないのは時期的に仕方ないのかもしれない。

 帰宅して3Dデータを別のソフトで開いてみたら重すぎて作業できないレベルだった。3D制作にはそもそもマシンスペックが不足しているのだ。できる範囲のことをやっていくしかない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:115回

2017年4月29日土曜日

前兆

 晴れのち曇り。気温低めで推移。
 朝コーヒーを淹れてゆっくりモーニング。先日の新月以来、不思議と腕立て伏せが好調。昨日、自転車で40kmほど走ったことになるので今日は身体を休めつつ3D制作に取り組んでみる。

撮影:2010/04/30

 3Dの制作についてはずいぶん時間がかかっている。同じものは複製することができるので便利な反面、ある程度の正確性がないと後で修正のために作業が増加することになる。現在制作しているのはオフィス。大枠が出来れば細かいものを追加していくことで構成されていくのでオフィスにありそうなものを順次追加していく必要がある。

 オフィスのモデルが出来れば、今後の舞台に応用して利用することも可能だと思われる。オフィスにあって然るべきものは何だろうと考える。パソコン、ファイル、ゴミ箱、コピー機…想像力が足りない。そして思いついたものを加えていくことで雑然としたオフィスが出来上がっていく。細部まで作り込むと言っても背景としての3D制作なので細かすぎるとまた問題だ。グリグリと3D画面を回転させつつ制作しているから以前だったら3D酔いしていたものだ。気がつけば3D酔いはほとんどしなくなっている。慣れてきてはいるということかもしれない。
 やはり疲れはたまるようだ。制作はしているはずなのに全体として大して変化している印象がないためまるで仕事していないような感覚に陥る。少し時間をおいて見直す必要があるのかも知れない。
 まだ手をつけていないが、居酒屋の3Dモデルを作る必要もある。

 今日天候が曇りになったのは暖かくなる前兆だろうか。寒暖の変化が波のようにやってくる。そうして一歩ずつ前へ進むんだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:114回
2回目:122回

2017年4月28日金曜日

針桐

 快晴。気温はさほど高くない。やや風があった。
 過去の写真を見る限り、そして近所の産直の様子を見る限り、そろそろ山菜の旬の時期である。天候も落ち着いているようなので外出することにした。


撮影::2011/04/29

 やや肌寒いような気もするが、自転車なのですぐに身体が温まるだろうとペダルを踏み込む。冬の間に出番が少なかったせいか油が切れたように軋んだ音がする。少し心配になりつつ様子を見ながら走ることにする。
 桜の季節は過ぎ、桃の花が咲いている様子。初めて「もも」という名前を思いついた人は何を思って「もも」と発音したのだろうなどと取り留めのないことに思いを廻らせつつ走った。これから花の季節も本格化してリンゴとかサクランボなどの花も咲く。様々な花の季節は文字通り百花繚乱である。
 そして、この季節は環水平アークが出現しやすい時期でもあるはずだ。環水平アークは地平線(あるいは水平線)に対して平行に出現する虹色の光の帯である。雨上がりに太陽が低い位置の時に出現しやすい虹と違って晴天時に太陽が高い位置にある時に出現する。初めて見た時には同時に幻日環が出現した。幻日環は巨大な天使の輪とでも言うような白い輪が天頂部に出現するのだ。天変地異か異世界への扉が開いたのではないかと思うほど荘厳で壮大で神秘的な光景だった。調べてみると環水平アークも幻日環も気象現象として解説されていたので安心したようながっかりしたような不思議な気持ちになった。
 そんなわけでこの季節は空の様子も気になる。全国各地で観測されるとはいえ、年に一度観測できるかできないかという貴重な気象現象なのだ。

 風はあっても幸い追い風だったようで自転車は快適に走る。時々自転車を止めては写真撮影。毎度同じようなところで撮っていても季節が変われば風景の表情が違う。  順調に目的地に着くと旬には数日早かったようだ。それでもいくつもの山菜が出迎えてくれた。
 コゴミ、木の芽(アケビ)、ウコギ、ハリギリ、ヨモギ。今夜の天ぷらパーティー決定である。考えてみると子供の頃に父に教わったのはコゴミと木の芽くらいなものだ。タラノメは知っていたが、葉の広がったものを天ぷらにして食べたことしかなかったように思う。後は移住してきてから少しずつ憶えたのだ。中でもハリギリは山菜の女王という異名を持つほどの美味である。店頭にであまり見かけないのは何故だろう。タラノメの力強い印象に対してハリギリは柔らかい印象。もちろん風味も違う。これだけの山菜を楽しめるのだから季節の贅沢と言えるかもしれない。

 帰宅する前に知人を訪ねて情報交換などをするのも定番コースになりつつある。
 山菜の話をしていたらナンマイが美味しいという話になった。聞いたことはあっても食べた記憶がない。正式名称をミツバウツギというらしい。「今度一緒に採りに行くか?」という話になった。ありがたいと思いつつ自転車なので片道20km走って集合するだけでも一苦労だ。
 産直の店に立ち寄ってタラノメとコシアブラを購入して帰宅。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:112回
2回目:115回

2017年4月27日木曜日

切替

 晴れ。気持ちが不安定な状態のせいか今日も出掛ける気満々だった。一通りの日程をこなして電車やバスなどの交通機関を検討する。そんな考え事をしながら腕立て伏せを始めたら途中でカウントがわからなくなってしまいやり直し。

 電車の時刻まではまだ余裕があると思っていたらあっという間にギリギリになってしまった。そそくさと準備をして外に出る。出掛けるかどうか直前まで悩んでいたが、天候も悪くないし電車に乗ってしまえば目的地に着いたも同然だ。問題は気持ちが不安定で迷いがあったことだろう。考え事をしながら100mも歩いただろうか。ふと我に返った。出掛けることは良いとしても交通費もかかる。その交通費があれば必要なものの購入に充てられる。経験することの意義を重視していたつもりだったのに妄想がガラガラと崩れ去る。
 踵を返して元来た道を戻りかける。それでもやっぱりと駅に行こうとしてみたもののその気持ちを押しとどめる何かが働く。こういう時は素直になった方が良いだろう。結局自宅に戻ることにした。

撮影:2012/04/28

 すっかり出掛けるつもりになっていたので中止にしてしまうと目的を見失う。もちろんやらなくてはならないことはある。途中になっていた作画に取り組むことにした。

 逃げ回っていたつもりはないが、3D画像と人物の合成カットが遅々として進んでいない。それぞれ別の工程で進めているので人物を描き深めていく際に背景カットへジャンプすることができず意識が中断してしまうのかもしれない。3Dデータの制作も進めなくてはならないので脳内回線の切り替えがポイントなのだ。だからと言って切り替え過ぎていても先に進めない。現時点では他に方法が見つからないのでそれぞれをコツコツ制作するしかないだろう。大切なのは取り組む際の気持ちを作ることだ。

 昨日の雨のせいかまた気温が下がったようだ。夕方になると肌寒くなったので暖房を入れる。外出先が暖かいことを想定していくらか薄着になっていたせいもあるだろう。
 もしも今日出かけていたらどんな未来があったのだろう。選択し決断する度に二度と選べない未来が生まれていく。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:?回
2回目:80回
3回目:121回

2017年4月26日水曜日

乗継

 曇りのち小雨。新月のせいか昨夜はなかなか寝つけなかった。そのお陰で色々考え事をした結果、外出することにした。いつもなら天候が良くない時は外出を控えるのだが、今日は逆だ。
 電車の確認をして先方にアポを取り日常業務をこなして駅へ向かう。昼過ぎの電車にしたのだが、これが間違いだった。乗り換えの駅に到着すると次の電車まで1時間半近くある。失敗に気がついても時すでに遅し。切符の払い戻しはできないし、せっかくアポを取ったのに予定時間より1時間半遅く到着することになる。

撮影:2009/04/27

 他に方法はないかと駅を出るとちょうどバスが停まっていた。果たして目的地に着くのか確証がないまま飛び乗る。そもそもバスに乗るということが久しぶりだ。子供の頃は10mも走ったら車酔いしていたことを思い出した。行き先が合っているのかどうか確証がないながら徐々に目的地方面へ向かっているようだった。目的や路線や運賃を確認しないまま移動することが珍しいので不安と同時にワクワク感もある。バスは満席なのでブレーキやカーブで揺られながら立っているとしばらくすると空いてきたので席に座った。
 目的の駅には着くようだったが、行きたかった方向から遠ざかるようなので急遽降りることにした。先方に連絡すると迎えに来てくれて無事目的地に到着することができた。

 考えてみると4年ぶりくらいではないだろうか。顔なじみの人と挨拶し近況報告。初対面の人もいたので新たな出会いとなるかもしれない。

 ほんの数時間の滞在の後、車で自宅まで送ってもらった。次に出かける時は天候の良い時に電車の乗り継ぎを確認して出かけたいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

2017年4月25日火曜日

薄氷

 晴れ。春は新しい変化の起こる時期。無論それが良い事ばかりというわけでもない。しかし、おそらくはその出来事をよう方向に解釈することが大切なのだろう。

 コツコツ積み上げたものがあっという間に崩されてしまうようなことが昔から時々あった。それは止むを得ない事情であることが多かったし納得できないようなことを無理やりにでも受け入れるしかなかった。そう考えると順風満帆などという時期があっただろうかと思う。いつ崩れ去るかわからない崖っぷちだったり薄氷を踏むような心境でどこかに不安を抱えたまま慎重に進むしかなかった気がする。


撮影:2010/04/26

 春を迎えれば薄氷すら姿を消す。その時に池や沼のど真ん中だったらそのまま冷たい水の中へ落ちるしかないだろう。せめて湿地や浅瀬だったら溺れることはないかもしれない。雪融けの頃にどこを歩いているか、その時になってみなければわからないのである。
 そして迎えた雪融けの時。不安を抱えながら歩いた結果が出るのである。

 春であることは幸いだというべきかもしれない。ほんのわずかな変化の時期であるから受け入れられやすいとも言えるのかもしれない。そしてこれから迎えるのが厳しい冬ではなく活動の時期であることも気持ちを前向きにしてくれる。絶望や諦観といった親しい関係の感情を幾らかでもなだめることができるだろう。
  どんなに頑張ってもやっぱり何も変わらないかもしれない。それでも氷が融ければ水面に波も立つ。不安という重しを抱えたまま変化を前向きに受け容れられるだろうか。

 踏み出すためらいを待つわけもなく春は薄氷は融かしていく。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:105回

2017年4月24日月曜日

展望

 快晴。風も少ない。
 昨日イベントがあって混雑していた桜祭り会場に出かけてみることにする。小さな山になっていてカモシカがいたりする。以前は散歩で出かけていたが、最近は自転車なので少しばかり敬遠しがちである。

撮影:2010/04/25

 カメラを担いで出かけてみたものの晴天すぎて明暗のコントラストが高く桜の花の写真は難しい。ご無沙汰している神社に立ち寄って手を合わせる。山裾にゼンマイが出ていた。少し行ったところでおばちゃんが土手を登って何やら採っていた。なんだろうと思って聞いてみると赤コゴミだそうだ。コゴミというと青コゴミの方を食べているので赤コゴミの美味しさはよくわからない。しかも手にしている赤コゴミはクルンと丸くなっていない。伸びちゃっててもいいのだろうかと聞いてみると美味しいのだそうだ。やっぱり慣れていないとわからない。

 木造三階建ての展望台へ立ち寄って写真を撮る。遠くの山にはまだ雪が残っていて桜との青空との対比が美しい。
 坂道を上っていくと道の端のガードに腰掛けて団子を食べている女性がいた。少し離れたところにお母さんらしい人がいる。そこからは展望台から見えていた絶景が木々の枝越しに望めるのだが、なかなか大胆な人だなと思った。
「絶景ですね。」と声をかけると「そうですね。」と笑顔。
 ボクも一枚写真を撮ってから行こうと思っていたらお母さんとの写真を撮って欲しいと頼まれた。それだけで別れたのだが、気さくで爽やかな印象が残った。

 毎年のように出かけているので撮影ポイントは大体決まっている。陽射しと気温と運動で汗をにじませつつ写真を撮って回る。桜が花芽をつけるシーズンオフに野鳥が花芽を食べないようにけたたましい鳥の悲鳴を繰り返し放送しているのでゆっくり散歩もできない状態になる。なんとかならないのだろうかと思うこともあるが、その甲斐あってか今年の桜はとても綺麗に咲いていた。今年は急激な気温の上昇も少なかったので気候にも恵まれたのだろうと思う。

 山を下りると麓の小さな公園の桜も満開だった。少し風が吹くと桜吹雪のように花びらが舞う。
 季節がまた一歩駒を進めたようだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

2017年4月23日日曜日

攻略

 曇りのち晴れ。朝から桜祭りのイベントの花火が轟いた。
 天気が良ければ、桜の撮影も兼ねてイベントに出かけようかと思っていた。ところが事前情報で見かけた会場の様子は近年にない大盛況。しかも人が多すぎて規制されているほどだという。いくらか人が多いだろうとうことは想定していたもののそこまでの雑踏を望んでいたわけではない。

撮影:2014/04/24

 買い物に出かける必要はあったので外出は時間を変更することにして漫画用ソフトを起動して作画することにした。
 漫画用のソフトにも色々あるが、これまで使っていたDTP系のソフトと若干の違いをうまく解釈できなくてどう攻略すべきなのか攻めあぐねていた。そもそもDTP系のソフトでできるなら慣れたソフトで描けばいい話だ。ただ、DTP系のソフトはコストの問題がある。無料で使えるソフトに移行すれば将来的にも経済的なので使い方をマスター出来ればそれに越したことはない。
 折を見て少しずつ触っていせいか少しずつ慣れてきたようで迷いも少なくなってきた。何より懸念していた描画線が思っていたより綺麗に描けることがわかったことがやる気につながった。どうやらソフトに描画の補正機能が搭載されている様子だ若干悔しいような気もする。

 試しにDTPソフトで描きかけていたストーリーを漫画ソフトで改めて描き直してみる。マウスで描いているのでぎこちなさはあるものの思ったより形が取れる。問題はレイアウトが面白くないということだ。それはソフトに関わらずボク自身の構成力の問題である。肝心なのは構成や作画に集中できる様にソフトをマスターしておくことだ。

 夕方になって買い物のため外出。自転車を出すと風がひんやりしていた。お陰で桜の花は長持ちしているかもしれない。通りかかった公園の桜はハラハラと散り始めていた。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

2017年4月22日土曜日

構想

 晴れ。やや風あり。昨日の桜の様子からすると今日もお花見日和だったことだろう。疲れが残っているのか気力がないので外出せずにゆっくりしようと思った。

 撮影した写真を整理したりレタッチしたりながら何点か公開。思ったほど撮れていなかった割に気に入った写真も何点か目に止まる。デジカメにマニュアルフォーカスレンズを装着しているため撮影の際にピント合わせと露出に気を取られてしまい構図の決めが甘くなっている気がする。レタッチの際にトリミングするものの本来ならトリミングなしでもきっちり撮れているのが理想だ。

撮影:2016/04/23

 公開先は何らかのSNSの場合が多い。いくつものSNSに登録して利用していると公開先の使い分けにいくらか悩む。公開するからには気に入ったポイントがあって見ていただくわけだ。しかし、流れの速いSNSだったりするとあっという間に流れて行ってしまうだろう。少なからず想いを込め手間をかけているわけだから可能であれば多くの人に長く観てもらいたい。それでどの作品をどのSNSに投稿しようか思案するのだ。




 何だか一日中眠かったような気がするが、結果的にはいつもより捗ったような気がする。写真の整理と公開の他にイラストを描いて背景用に加工してあった写真を合成して公開することもできた。背景とキャラクターの相互作用で作品にする構想である。少し前から考えていたことではあるが、キャラクターを描く作業で手間取るだろうと思ったら意外とスムーズに進んだ。多分ソフトに作画の際の補正機能があるのではないかと思う。マウスで描いているにも関わらず実力以上の作品が描ける印象なのだ。

 明日はどんな作品が生まれて来るだろう。
 生まれようとしているものを邪魔しない…それを心がけようと思う。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:108回

2017年4月21日金曜日

没頭

 曇りのち晴れ。やや風あり。

 今日は桜の最盛期と見込んで撮影に出かけようと意気込んでいたら午前中はすっきりしない天候だった。しばらくすると天気予報通り明るくなってきたので予定通り出かけることにした。出かける際におにぎりとおかずを少し作って弁当にした。
 カメラと弁当を背負えばそこそこの重さになる。若干、大地を踏みしめるような歩き方になりつつ自転車にまたがる。

撮影:2015/04/22

 桜の撮影をする時にはフラットな日本画のような仕上がりを目指している。人によっては立体感がないとか陰影がないとかコントラストが弱いと評するかもしれない。けれど、ボクはその表現が好きなのだ。
 毎年毎年似たような写真を撮りつつも一つ一つの花にはあるがままで個性があり光の当たり方や枝ぶりによって様々な表情を見せることに気がついている。ゆえにおびただしい数の桜の花の中に気に入った一輪を探すことは楽しくもあり難しくもある。それは刻々と変化する太陽光線にも影響されるためだ。

 川沿いの桜並木を撮影後、公園へ移動した。桜は満開。花見している人たちもいる。撮影前に腹ごしらえということで早速手持ちの弁当を開く。
 お腹を満たしたところで撮影ポイントを探しつつ移動すると枝の高さが低い桜があったのでしばらく撮影に没頭した。マクロレンズを活かすためには対象により近づく必要がある。
 より近づいて雄しべと雌しべにピントを合わせる。花弁が光にとろけるように露出を設定する。そして風がいたずらしないよう願いながらシャッターを切る。

 こんな風に桜を撮影できる機会は人生にあと何回あるのだろう。この世を離れる時、桜の美しさを抱えたままでいることはできるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

2017年4月20日木曜日

桜花

 薄曇り。やや風あり。

 創作活動においては個性を尊重される時代。どんな表現をしようとも公序良俗に反しなければ良いとさえ言えるだろう。

 漫画家になるために必要なことが書いたあったのは、昔読んでいた漫画雑誌だったろうか。漫画を描くために必要な道具はもちろんのこと。裸婦デッサンや社会経験というものがあった。それは本当だろうか。逆に言えば、どちらも知らずに若くして漫画家としてデビューする人だっているだろう。人生は長い。壁は一つや二つではないし人生ん分岐点も数多くある。漫画家として長く活動するためには基礎や財産となる技術と経験のどちらもあった方が良いということなのだろうと思う。
 失敗ばかりの社会経験を積んだ結果、それが実際に漫画の制作に役立っているかと言えば、その通りだとはまだ言えない。素材はあっても料理の仕方がわからないのだ。そして社会にもまれる間にも守ってきたはずの感性は希薄になり霞のような頼りないものになってしまった気がする。

 ふと思う。雲が雨を降らせ、山が川を生み、川が海へ流れるようにボクを通して生まれるものはなんだろう。そこにボクの意思は必要ないのではないだろうか。むしろ生まれてくる何かを邪魔しないようにすることこそが肝要なのではないだろうか。

撮影:2006/04/21


 先日から描いていたカットがどうも違うような気がして一度リセットすることにした。結構描き込んでいたのだが、それが仇となっている気がする。シンプルに光や空気感を表現したい。最初から彩色のやり直しだ。

 桜が気になるので様子を見に出かけた。毎年のことなのに我ながらよく飽きないものだと思う。外に出るとやや肌寒い印象。花冷えだろうか。桜前線到着から一週間経過しただろうか。気温の低下のおかげで花はいくらか元気がないようで蕾も残る満開少し前だった。手持ちのコンパクトデジカメで撮影するも古いデジカメはすぐにバッテリーが空っぽになる。一応交換用の電池を持っていたが、一旦外すと内臓の時計がリセットされてしまう。撮影時刻の問題があるので時間を再度合わせる手間がかかる。何枚か撮影したものの思うような写真が撮れないのは風のせいか腕のせいか。

 懲りずに撮影に出かけるのは偶然撮影できる奇跡の一枚を追い求めているのかもしれない。明日は天気も良さそうだなので満開の桜を撮影できるだろう。

 桜の花も与えられた命を生きて季節や気象条件に合わせて花を咲かせる。作品もまた花のようなものではないだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:106回

2017年4月19日水曜日

着実

  風が強く雨が降ったり晴れたり。予報通りの荒れ模様。懐かしくも思っていた風の唸り声がやはり怖い。外を見ても木や草がなびく様子でも見えなければ当然ながら風の動きは見えない。姿形の見えない獣が固定されていないものを蹴散らしながら駆け回っているようだ。

撮影:2010/04/20

 今日はとりあえず先日購入したキッチンの排水溝パイプの取り付けから始めた。面倒なことは早めに片付けるに限る。幸いネジ山もぴったりだったようで取り付けも特に問題ない。市販のものはいくらか長いような気がしたのでそんなに長く必要なのだろうかと思いつつ通してみるとスルスルと入っていく。底知れぬ深さに戸惑いを覚えた。深さを確認したところで一旦引き抜く。先端部分の太さが合わないので少しカットして臭い防止用の部品を取り付ける。ぴったりサイズなので少しばかり力を入れてパイプに通していく。本来なら床から出ているパイプの中も掃除したいところだ。そのままセットしたが、しばらくしてから臭い防止用の部品を取り付けた状態ではシンク下の排水溝口の蓋が閉じられないことに気がついた。しばらく蓋を開けておきたかったので忘れていたのだ。改めてやり直すのも億劫なのでついでにやり直した。

 漫画のレイアウトに配置したカットの歪みが気になっていたので修正に取り掛かった。デッサンが狂っていることに端を発していると思われるのでほんの少しずつ修正。ある程度かけた所で作業風景を公開。

 頑張っても頑張らなくても何も変わらないとすれば何をやっても無駄ということだろうか。いっそ全て投げ出してしまえば楽だろうか。そうかも知れないとしてもそれはできない。

 途中になっていたオフィスのカットの作画を進めることにした。そもそもそのカットに行き詰まってあちこち回り道している気がする。結局、そのカットを進めるしかないことはわかっているのだ。3年前に比べれば少なからず望んだ画力レベルに達しつつあるのだから着実に歩みを進める必要があるだろう。

 夕方になるに従って気温が低下。身体が気象の変化についていけない気がする。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:108回

2017年4月18日火曜日

接合

 晴れたり曇ったり。風も強く天候の変化が激しい。

 キッチンのシンク下の漏水対策のこともあり買い物ついでに外出した。
 近所の川沿いの桜が五分咲きくらいになっていただろうか。数日前はまだ一週間程度はかかるだろうと予想していたのでちょっと油断していた。雨だの風だのと言っている間にも桜は着実に花を開かせていたのだ。

 市街地を自転車で走っていると風があまり当たらないような公園の桜は既に満開を迎えているように見える。毎日のように桜の写真をチェックしていたからそろそろ咲いても不思議はないと思ってはいたものの爆発的な開花は予想を上回っている。

撮影:2010/04/19

 ホームセンターに立ち寄るとちょうど排水パイプのメーカーさんがいたので声をかけて話を聞いた。排水口のパイプを取り付けるにはいくつかの規格があってサイズを気にせず取り付けるには漏斗型になった取付口を金属のバンドで締め付ける製品があった。しかし、その取付金具が緩むのが心配だ。ネジ式のものであれば落下の心配はないだろうと思った。ネジ式のものにも規格が二つあり、口径を測るためのノギスが必要ではないかと思ってしまう。長さが長すぎるように思ったので聞いてみると切断するか切り売りタイプのパイプを購入して取付用の部品に接着して使うと良いとののこと。
 接着…その言葉が引っかかった。接着剤なら経年劣化は仕方がないと思える。もしかしたらウチのパイプも接着タイプのものが経年劣化で外れたのではないだろうか。それで製品タイプのものなら外れないかと念を押してみると「接着してあるので外れません。」とのこと。確かに自分で接着するよりは信頼できるが、接着は接着だ。どうして構造的に外れないものができないのだろうと不思議に思う。
 臭い防止のための接合部品も欲しかったのだが、店頭在庫がないとのことだったので出直すことにした。

 その足で携帯ショップとスーパーを回って別のホームセンターに立ち寄った。品数はいくらか少ない印象だが、別のメーカーの製品が並んでいた。接合部の規格を合わせるためのアダプターのないタイプだったので間違って買うと困ったことになる。ただ、先ほどの店舗になかった臭い防止用の接合部品があった。意を決してレジへ行き、サイズが違った場合に返品可能か聞いてみると未開封でレシートを持参すれば交換に応じてもらえるとのことで安心した。

 陽当たりの良い所の桜は満開を迎えている。写真撮影のつもりで出かけたわけではないので迷いつつ結局撮影しないという選択肢はない。毎年桜を撮っている公園に寄り道すると満開だった。昨年だったか近所の人たちで花見をしていたようだ。除草剤を撒いてしまう公園もある中、以前通りかかった時にマメに草取りをする人がいた。草取りと言っても選択的に草取りをしていたようだ。お陰でその公園は緑あふれる瑞々しい公園となっている。

 帰宅して排水パイプのサイズを確認してみるとどうやらサイズは合っていたようだ。
 ネジ山が一致しない場合もあるので取付けて確認するまで大丈夫とは言えないが、開封してしまえば返品はできなくなるので諦めるしかないだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:108回

2017年4月17日月曜日

水難

 曇り時々晴れのち雨。

 今日も写真のレタッチと加工を継続。写真ごとに条件が違うのでその都度微調整が必要だ。少しコツがわかってきたような気がしなくもない。良くも悪くも時間を忘れて作業することになる。
 しばらくかかって2006年分のデータに目を通すことができた。毎年同じようなとこへ行き、同じような写真を撮っているわけだから似たようなデータばかりになる可能性もある。

 一区切りついたところでキャラクターの作画に取り掛かる。ピックアップした写真を背景画として使うために描きかけていたキャラクターの修正。ある程度描いたところでレイアウトしてみた。後で背景画像を重ねてみることにする。


撮影:2009/04/18

 今日は毎週恒例カレーの日ということで夕方からカレーの調理に取り掛かった。

 ふと、足元が濡れているので何だろうと思って見てみるとシンク下が水浸しである。慌てて確認するとキッチン下の排水パイプが緩んで水漏れしていた。調理中なのに排水パイプの構造確認をする羽目に陥った。どうやら外れても不思議がない構造になっている。しかも床側のパイプとの接合部にパテのようなものが詰めてあった。臭い防止かもしれないが、水漏れのせいかベタベタになっていた。少し迷って取り除いてみる。するとパイプが難なく外せた。以前にパイプの内部を掃除する方法を悩んだことがあったが、外せるなら外して掃除した方が良いだろう。しかし、問題は引っ張れば外れてしまうような構造である。ものが当たったりしている間に緩んでくる可能性は充分ある。
 ネットで調べてみるとネジになっている部分からのパイプの部品が販売されているらしい。ネジがついているくらいだから引っ張っても外れないのではないだろうか。
…そういえば、ずいぶん以前に同様のことがあった気がする。何度か引越しをしたのでどの部屋でのことだったか記憶が曖昧だ。

 それにしてもこれだけ世の中が進歩しているというのにキッチン下は実にアナログである。現代社会は優秀な頭脳が一極集中しがちである。足元の異常に気がつかないようなことにならなければ良いが…。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:110回

2017年4月16日日曜日

関連

 曇りのち晴れ。比較的暖かい日になった。

 昨日から始めている写真のレタッチと漫画用背景としての加工を継続。何しろ画像データだけはかなりある。あまりパッとしないと思っていた写真も漫画用背景としての活用を考えれば急に意味を持つ。
 加工しながらどんなシーンで使えるかと想像が広がる。

撮影:2011/04/17

 背景画という位置付けなのでキャラクターのタッチと合わせる必要があるだろう。そんなことを考えつつも次から次へと加工する。背景先行型だと物語に背景との関連性が必要とされる。それはそれで面白い構成ではあるが当初からコンセプトを決めておかないと行き詰まってしまう気がする。

 目的とやるべきコトが明確であるため自ずと集中力も高くなるらしい。このままではしばらく写真の加工ばかりに専念してしまいそうだ。加工したデータをプロジェクトとして保存すると雪だるま式にサイズが大きくなる。それがいずれハードディスク容量を圧迫することになるのは目に見えているので程よいところでコンパクトなファイル形式に切り替える必要があるだろう。作業そのものも切り替えながら進めた方が良い気がする。
 試しに描いてあったらキャラクターのカットと背景用のカットを重ねてみたら思った以上に馴染みが良かった。


 夕方になって買い物のため外出。近所の川沿いの桜がほころび始めていた。咲き始めたらあっという間かもしれない。

 写真を撮影する目的も増えることになってしまうので成果物としてまとめることを忘れないようにしたいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:110回

2017年4月15日土曜日

財産

 朝から断続的に雨が降っている様子。
 今日は過去に撮影した写真から漫画の背景に使えるものがないか発掘してみることにした。残っているだけでも10年以上分のデジタル画像データがある。その中には写真の作品として活かせなくても記録の意味を持つ者も少なくない。そして漫画の背景として使える写真というのはむしろなんでもないような街角の写真だったりする。探してみるとそういう写真は多くない。

撮影:2011/04/16

 困ったことにそういう時に限って漫画の背景として利用できなくてもレタッチして写真の作品として仕上げたくなる画像が目についてしまう。ついでなのでレタッチしつつ写真としての作品と漫画の背景として利用する画像を分けて作業することにした。
 撮影した時には後で作品として仕上げようというところまで考えが及んでいない。手間がかかるのだ。手持ちのソフトは古くても写真のレタッチには充分な機能があるのでその気になれば一通りのことはできるはずだ。

 少し前に新しい写真加工ソフトが紹介されていたので試しにインストールしてあった。しばらくGoogleのPicasaを愛用していたが、Picasaの開発が終了してしまったので閲覧や修正と加工が出来るようなソフトを探していたのだ。乗り換えには使い勝手の違いでやりにくい部分もあったので試用感覚が続いていた。しかし、思った以上に機能が充実していて写真から漫画の背景を起こすことにも利用できる気がしたのだ。

 もちろん基本的には写真用のソフトということでレタッチの機能も充実していた。古いデジタルデータはコンデジで撮影していたこともありjpgデータである。本来ならRAWで撮影できればいいのだと思うが、現在の利用方法ならjpgデータでも十分かもしれない。
 jpgデータと言っても新たにインストールしたレタッチソフトはかなり繊細な補正ができるようになっていた。フィルムデータでもないのにいくらか緑色っぽく色が薄く感じられたので色かぶりを除去したり焼き込んだり…と手を加えているうちに画像は見違えるようになっていく。

 煮詰まったり行き詰まったりするのは、工夫の余地がなくなっているからということはないだろうか。工夫出来なければ解決できず、やがて興味を失っていく。三年も経てば、挫折したと言って他に興味が持てることに鞍替えする方が良いのかもしれない。
 鞍替えという道が選べないのなら新たに工夫する方法を見つければ良いのだろう。言うまでもなくそれが簡単でないから苦しんでいるわけだ。工夫の余地が見つかれば、再び興味を取り戻し改めて取り組むことができるのではないだろうか。それが新たな希望でもある。

 それにしても10年分の蓄積は言ってみれば宝の山である。使い方によっては大きな財産になるだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:114回

2017年4月14日金曜日

目印

 昨日の強風が嘘のように晴れた。
 なんとか閉塞感や停滞感を抜け出したいと思い、生活パターンを変えてみるのはどうだろうと思った。朝はパン食にしてしばらくになるが、ちょうどパンを切らしたタイミングでご飯にしてみた。起床時刻にタイマーをセットしたのですぐに食卓につくことができる。そういえば朝の食事の準備が煩わしいのでパン食にしたはずだった。以前は炒め物などを作ったりしていたせいだろう。今はカレーを常備しているので手間が少ない。
 朝食を済ませてから買い物ついでに写真を撮って回ろうかと考えていたら、ふと「ご飯があるから弁当が作れる」と思った。そそくさと弁当箱を探してみたら洗ってしまっておいたはずなのに結構汚れていた。洗っても乾かしたりする時間がないのでおにぎりとタッパーで代用することにした。

撮影:2006/04/15

 おにぎり弁当を持って颯爽と自転車を走らせたら意外と風があった。近所の川で一羽のカラスに出会った。
「ヤァ~。ヤァ。」
 妙に親しげである。そしてこちらに飛んでくると数メートル先の橋の欄干にとまった。しきりに嘴を欄干に擦りつけている。怒っているのか真似しろと言っているのか?少ししたら「話のわからんやつだな」と言わんばかりに飛び去った。
 少し走って信号待ちしていたらまたカラスがやってきて声をかけられた。
「ヤァ~。ヤァ。」
 はて?知り合いだったかな?それともさっきのカラスがついてきたのかな…と考えているうちに飛び去った。
 またしばらく走って公園に到着。桜前線は到着したようだが、近所の桜の開花にはまだ早い様子。噴水のある池のそばでおにぎり弁当を開いておにぎりをほおばる。予想以上に美味しい。パクついていたらまだ声をかけられた。
「ヤァ~。ヤァ。」
 なんだか昔話のような展開である。今回はおそらく弁当が目的だろう。おにぎりをあげたら柿の種でもくれるのだろうか…いやそんな昔話は聞いたことがない。以前海辺でトビにたこ焼きを狙われて取り落としたことがあったので慌てて弁当を平らげると残念そうに飛び去った。果たして知り合いのカラスなのか初対面なのか目印がないからわからない。

撮影:2017/04/14

 桜の花にはまだ早くてもコブシの花が咲いていた。コブシと言っても品種があるようで正確にどの品種かはわからなかった。毎年撮影に出かけている気がするが、花期を逃してしまうこともある。満開には少し早いものの今年は撮影することができた。

 花壇のパンジーやアセビがきれいに咲いていた。春が風景を染めていく。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

2017年4月13日木曜日

果報

 雨(ところによって雪?)時々晴。天候が不安定で時折風が強くなる。やがて断続的に強風が続いた。

 春は気候も体調も気持ちも不安定になりがちなのだろう。
 ここ数日、体調も芳しくない気がする。過去の写真を見てみると既に桜が満開の時期になっていた年もあるようだ。

 停滞感や閉塞感が続いている。「果報は寝て待て」とか「急いては事を仕損じる」ということわざもがある。こういう時に焦ってはいけないのだろう。もがけばもがくほど深く沈んでしまう泥沼のようなものだ。心を鎮めて落ち着かなくてはならない。
  何度かの転職経験がの中でもこういう時期はあった。どの職場でも忙しく集中力を求められた。仕事というものはそういうものだと理解している。しかし、それすらいつしか当たり前の日常となりこの先何十年繰り返すのかと考えて不安だったりうんざりすることもあった気がする。
 つまりこの時期は忍耐と工夫で乗り切らなくてはならないのだ。

撮影:2008/04/14

 コンディションが低調なので気持ちを大きく持ってゆっくりした方がいいような気がする。そう思いつつも結局机に向かって作画に取り組む。集中力が欠片も見当たらないのでとにかく途中になっているカットに手を加えたり意味もなく新しいカットを描いてみたりを繰り返した。そのうち漫画アプリを開いて試用してみる。解像度の都合で少し敬遠していたのだが、以前に感じた印象とは少し違う気がする。解像度による画像のジャギーがさほど苦にならないのだ。
 試そうと思っていたのは、モノクロでシンプルな3コマとか4コマ漫画の制作だ。実際取り掛かってみると思ったように描けない。普段あまり使っていないアプリのせいかもしれない。ツールの選択に手間取ってしまう。加えて、ラインが思うように描けないのはアプリ独特の補正がかかるからということもあるようだ。若干動きがきこちなくなってしまうのはスペックの問題もあるだろう。
 何度か休憩を挟みながら断続的に作画に取り組む。その間も強風が続いた。今日は外出しなくても良いようにしていたが、気分転換も兼ねて隙あらばと思っていた買い物は断念。チェックした時の最大瞬間風速は10m/sに達していたようだ。自転車だと風速5m/sでも走るのが辛い。

 明日は復調を願いたいが、不調が少し続きそうな気がする。
 焦ってはダメだ。果報は寝て待て。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:117回

2017年4月12日水曜日

波風

 雨のち曇りのち晴れ。風が強く気温が低い。

 春眠暁を覚えずというくらいだからひたすら眠いかと思ったら昨夜は眠れなくて延々考え事をしてしまった。きっと夕方飲んだコーヒーのせいだろう。そういう時の考え事はネガティブになりがちでさらに目が冴えてきたりする。普段波風の立たない生活をしているからさざ波程度の変化にも敏感に反応してしまうのだろう。
 頑張っても頑張らなくても大差ない。何も変わらないということが如何に不愉快で如何に平和なことか。どっちにしてもさざ波すら立たないほどの存在なのだ。

撮影:2013/04/13

 そんな考え事をしていているうちにいつの間にか眠っていたらしい。目が覚めるとふと気になるとこがあった。それは普段使わずにいつの間にか失効しているポイントである。様々なサービスがあってポイントが付与されるようになっていることがある。基本的にはそれぞれが独立してるが、中には連携しているサービスがある。上手に使えば便利なのに携帯電話やインターネットのポイントは使い方が限定されていて失効させるばかりになっていた。しかし、ポイントのシステムもそろそろ普及し発展したのだから以前調べた時より使えるようになっているのではないだろうか。

 今日はどういうわけか朝から雑用が重なってバタバタしつつ、よく眠れなくてぼんやりした頭で調べ物開始。
 おびただしい数のポイントカードのうちよく知られるカードはポイントカードマップまで見つかった。そればかりかさらに多くのポイントカードを調べられるような検索システムまであるようだ。考えることはみんな同じだということだろう。
 残念ながら意図したような使い方ができないようだった。それは元になったポイントの交換出来るカードが限定的で、持っていないポイントカードなのでポイントの使い回しをすることができないのだ。
 目的は達成できなかったものの知識が増えて勉強になったような気がする。

 夕方になって風が凪いで雨が上がっていたようなので買い物に出た。
 明日はところによって雪の予報も出ているようだ。すっかり冬に逆戻り。暖房機もまた活躍することになった。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:113回

2017年4月11日火曜日

理由

 曇りのち雨。

 行き詰まっている理由は本人にわからないものである。わかっていれば行き詰まらない。その点は将棋に似ているような気がする。
  飽きたわけでは無いが、高揚感を感じにくくなったのは続けてきたことの代償だろうか。アナログ作画で同様なことがあったような気がする。おそらくデジタル作画もしばらく時が経って同じような感覚を味わっているだけだろう。いくつかのツールを使えるようになってきたわけだからそろそろ直感的に操作する感覚が身についていても良さそうなものだ。

撮影;2015/04/12

 閉塞感が続いていてもブレイクスルー感はいつも突然なので続けてみるしかない。
 今日も方向性を模索しつつデジタルで作画。気持ちのスイッチを入れる方法はないかとデジタルはデジタルでも鉛筆タッチに取り組んでみた。しばらく使っていなかったためか試していなかった方法を思いついたりする。お陰でしばらく没入感を得られた。
 鉛筆タッチはアナログ感を想起させる。できれば木炭タッチもあると良いと思ったのだが、鉛筆タッチのサイズを変えれば類似のイメージになるだろう。消しゴムは消去のツールがデジタル調そのものなので鉛筆タッチの色を白にしてみるとよく馴染むようだ。
  タイミングを見て途中になっていたイラストに手を入れて回ったりした。

 現在はデジタルの漫画の制作がメインだが、手描きによる制作にも未練がある。アナログによる作品は額装などの費用がかかることと一点ものになってしまうので価格設定を高くせざるを得ない。デジタルであればコピーが可能なので販売方法をよく考えないと複製が出回ってタダ同然になりかねない。

 描き続けるためにどうすれば良いかよく考えなくてはならない時代なのかもしれない。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:110回

2017年4月10日月曜日

縄張

 晴れ。月日の流れに意識が追いつけていない。

 今日もチマチマと作画進行。3D作画が続いていたので飽きないように作業をスイッチ。デジタル作画に取り組んだ。数日の間、作業が空いたおかげでデッサンの狂いや歪みが見える。修正を中心進めてみたが、何が進んだのかわからないくらいの微修正なのだ。
 3Dの場合は作業の大部分をソフトに依存しているせいか直感的に操作しているうちに集中力が加速する。一方、デジタル作画とは言ってもフリーハンドでの作画なので思うような線が描けないだけでイチイチ手が止まる。

撮影:2011/04/11

 買い物を思い出して昼食後に外出した。晴れていても冷んやりした感じがある。

 いつも通りかかる田んぼにはいつも一羽のキジがいる。ナワバリなのかいつも同じところで見回りに余念がない。確か昨年も同じ所にいたから同じ個体なのだろうか。ならば名前をつけた方がいいかもしれない。キジローでどうだろう。キジというと大抵は人間に敏感に反応して逃げ去ってしまうのにキジローは大人しいのか鈍いのか堂々たる雰囲気がある。自転車を止めて写真を撮るくらいのことには動じないのだ。

 特売の米を調達して夕方から毎週恒例のカレー調理。7食分くらいのカレーを4食分のルーで作るのでいつも薄めに出来上がる。中辛か辛口のルーを使用して唐辛子を1本加えても若干甘めに出来上がる。

 時が流れても田んぼに佇むキジローとボクは大差ないのではないだろうか。季節が変われば取り組むべきことも自ずと変わる。
  実感はないが、新年度が始まってまたあてのない旅が始まっているのだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:108回

2017年4月9日日曜日

整然

 曇りのち雨のち晴れ。
 雨の後、少し気温が下がったようだ。日曜日ということもあってなかなかエンジンがかからなかったものの今日も3D作画に取り組んでみる。一旦取り掛かってみると条件反射で脳が活性化するようだ。


 最近、ざるそばを食べる時は、あらかじめ乾麺を水に浸けておくことにしている。茹で時間が短くなり食感が生麺のようになる。そして蕎麦湯も濃くなるようだ。
 今日の昼食はざるそばにしようと思っていたので水に浸けておこうと思っていた。乾麺を食べる分だけ取り出した後…3D作画の方に気を取られて忘れてしまっていたようだ。1時間くらい経過してから思い出し慌てて水に浸けたものの1時間ほどお預けである。

 そばがいい感じに水を吸うまで3D制作の継続。小腹は空いているのでバナナだのチョコだのと口に放り込む。
 今日は、デスクのパソコン周りやブックスタンドなどを制作。パソコンのディスプレイなどは一つ作れば複製して使える。少しずつ物が増えているが、まだ散らかり方が足りない。

 残っていたフキノトウを天ぷらにしてそばを食べてから買い物のために外出した。
 外に出てみると思ったより風が冷たい。身体を動かす目的もあるのでちょっと遠いスーパーまで自転車を走らせてホームセンターにも寄り道。途中で梅の花が咲いているのを見つけた。外に出る機会が少ないので気がつかない間に季節が動いているようだ。近場のスーパーで目的の買い物を済ませ帰宅。雪がないだけでも移動が楽な季節になってきた。

 コブシの花も咲いていたようだ。次は桜だろうか。花の季節になると写真を撮る事に忙しくなる。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

2017年4月8日土曜日

机上

 曇り。

 創作活動とは、思いつきや想像上の産物を現実世界に出現させることだとすれば、それはまるで魔法のような行為かもしれない。実体を持たなかったものを存在させるばかりではなく空想を共有することも可能になる。
 机上の空論とは理屈は通っていても現実の問題に直面した時に無理があったり実現不可能だったりすることである。
…だとしても、空想上の産物を机上に並べることには意味があるだろう。想像だけでは次のステップへ進めないからだ。


撮影:2012/04/09

 背景用の3D空間の制作を始めてしばらく経った。3Dソフトを使い始めた時は3D酔いに悩まされながらもかなり長い時間取り組むことができた。今はいくらかコツをつかんでいるものの今度は集中力が持たない。当然、少しずつでも取り組まなければ何も出来上がって行かない。
 3D空間の制作は複数のクリエイターが一定のルールの下で各々制作した方が面白い空間が出来る気がする。しかし、3Dクリエイターはそんなに多くはないだろう。そしてそれぞれに世界観があり一堂に会して制作に取り組むということはゲームや映画などのプロジェクトでもないとなかなか難しいのではないだろうか。故に漫画の背景としての3D画像の制作となると孤軍奮闘にならざるを得ない。



 今日は、なかなか手が出せなかった作画用ソフトの使用方法についても少し勉強した。DTPやデザインツールで慣れ親しんだソフトと似ている点も多いが、頭を切り替えなければならない部分もある。やりたいことは同じでも機能の呼称が違っているだけでも戸惑ってしまう。コマ割りした場合の機能を確認したかったのだが、2つのソフトの機能を比較すると一方はクリッピング、もう一方はマスクと呼んでいるようだ。クラウドを介してパソコンとタブレットの双方で作業できるソフトとCMYKが扱えるソフトとそれぞれに捨てがたい魅力がある。さらにDTPやデザインで利用してきたソフトの操作感の良さも捨てがたいのでどれか一つにはなかなか決められない。これからも良いとこ取りで制作していくことになりそうだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

2017年4月7日金曜日

旧交

 雨のち晴れ。人と会う約束があったので天候が気になる。毎日の日程をこなしているうちに雨は上がり晴れ間が広がった。

 約束の場所へ時間までに着くためにそそくさと自転車を出す。10分前には到着したので理想的だと思ったら遅れて約束の相手二人が到着。知人なので多少のことは問題ない。昼食を摂りながら四方山話に花を咲かせる。一時的ではあっても苦楽を共にした旧知の仲は大切にすべきなのかもしれないと思う。

撮影:2011/04/08


 仕事のために一人が中座してからまた話し込んだので帰宅する頃には数時間が経過していた。自転車に乗ってスーパーに立ち寄り外に出たところで手袋が一つないことに気がついた。寒さと転倒した時のための対策なのだが、結構使い込んでいるので紛失しても惜しいわけでもない。ただ、ゴミになってしまうのなら勿体無いと思い、スーパーの中を見て回ったが見当たらなかった。仕方なくさっきまで話し込んでいた所まで戻って見て回った。こういう無駄のような動きが何らかの意味を持っていることに後で気がつくことがある。一通り見て回ってもやっぱり見当たらないので念の為スーパーに戻って案内カウンターに立ち寄った…するとカウンターに置いてあった。すぐそばに落ちていたらしい。お礼を言いつつ受け取って店を出てもう一軒のスーパーに立ち寄って帰宅。

 意味があるのかないのかということは、ある一定の基準に照らしているのではないだろうか。一方からの見方に意味がなくても他方から見たら別の見え方や意味があっても不思議はないのである。様々な方向からの見方を持つことも無意味ではない気がするのだ。

 今日のことも旧交を温めただけなのか、それとも別の意味を持っているのか今はまだわからない。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:106回

2017年4月6日木曜日

途上

 快晴。朝は早めに目が覚めたが、昨日の疲労感が残っていてなかなか起きられなかった。

 note.muがサービスを開始して明日で3周年である。そしてそれは僕自身が創作活動に専念するきっかけになってから3年経ったことを意味する。それまでも写真やデザインなどはやっていたが、子供の頃からの夢だった漫画を描くことは一番最後まで大切にしていた気がする。様々な可能性を模索し挑戦をしてきたつもりだが、noteでもしばらくは写真やデザイン、それから随想などで活動を始めた。そしてしばらくの紆余曲折の果てに辿り着いたのは漫画だった。

撮影:2015/04/07

 それまでは注文あっての仕事だった。故に人と会う営業活動が大切であり、何ができるかを知ってもらうことが必要だった。しかし、営業活動にも資金と時間が必要だ。営業している時間は制作はできない。実際に営業活動と称して外に出ても注文は取れないまま夕方まで彷徨うのが関の山だった。
 クラウドソーシングが普及し始めた頃は一縷の望みを託しても営業が受けた注文を上司がスケジュールを組んでただひたすら制作に打ち込んでいたせいかコツがつかめないまま時間ばかりが過ぎ去った。
 noteを始めた頃はまだその癖が抜けていなかった。何とかして注文してもらえるような制作物の見本を作らなければと思っていた気がする。そのうち気がついたのは、受動的ではいけないということ。能動的になるためには発信者としての作品を創作しなくてはならないと考えるようになった。
 継続的な創作活動を考えた時、漫画はうってつけだと思ったのだ。以前にも他のサイトで少し描いたことがあったが、会社勤めをしながら漫画の執筆を進める意義を見出せなかったような気がする。
「漫画を描きたい」という思いがあっても何を描きたいのか明確ではなかった。
 noteで漫画を描き始めてもやはり何を描きたいのか明確になったわけではない。ただ、幾つかの作品を描くうちにボクなりの世界観は見え隠れしてきたような気がする。
 この3年間は作画力の向上も必要だった。新しいアプリの習得や連携など道はまだまだ途上にある。

 予報通り夜になって雨が降り始めた。
 まずは最近続いている閉塞感を打破したい。3年という節目が次への扉を開いてくれるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:112回

2017年4月5日水曜日

春閑

 晴れ。天候は安定している模様なので思い切って遠征。時間の都合で最短のコースを走って往復38km弱の自転車走行である。寄り道をすると50kmくらいになるはずなので今日は控えめといえば控えめかもしれない。それでも冬の運動不足明けなのでちょうどいいだろう。

撮影:2010/04/06

 晴れてはいても陽射しは比較的柔らかく風も穏やか。路肩には既に摘み取られたフキノトウが見つかった。その近くには新たなフキノトウも出ていたが、来年のためにそっとしておこう。しばらく走っていると場所によってはたくさんのフキノトウが咲いている所もあった。路肩だからなのか誰も採った形跡がない。食べ頃は過ぎているのでそのまま通過。花が満開の時期ならいい写真になったかもしれない。ほんの一週間ほど遅かったようだ。

 年々進む自動車道の建設は田舎の風景を変えていく。人生の長さを考えれば、思い出として大切にできるのもせいぜい100年弱だろう。そう考えれば大切な風景も少しずつ変わって行かざるを得ないのだ。
 何気なく縁石の隙間を走り抜けようとした時にペダルが当たって転倒しそうになった。幸い転倒は免れたもののハンドルのグリップでしたたか膝を打ったため鈍い痛みを抱えたまま走ることになった。

 目的地に着くと小さめのフキノトウはすでに開いていて美味しそうに見えないので採るのを断念。行けば何かしら採れるものがあるのに今日は空振りになった。2週間くらい後になればまた別の山菜が収穫できるだろう。
 その足で知り合いのデザイナーさんに会いに行った。ちょうど休憩時間だったようでいつものように四方山話に話を咲かせた。空き時間を見て描いているというパステルのイラストを見せていただくと素晴らしい作品だった。今なら即SNSに投稿したい所だ。ところが現物のみというのがウリでもあるという。確かに一点ものの希少価値や魅力があることは否めない。一方で原画を手放した場合、二次利用を避けられないことになる。転売ばかりか複製を制作して販売したりスキャニングしてデータ販売も可能だろう。そう考えると原画を手放すリスクも大きいことになる。
 まだ販売の予定はないとのことで作品展ができるほど描いてあるらしい。最近はデジタル作品を完成形と考えがちだったが、原画の美しさは脳へダイレクトに伝わってくるような感覚を覚える。他に水彩や油彩も描かれるということで携帯電話に収められた写真を見せていただいたらそれも現物を見たいと思わせる作品だった。惜しいのは携帯の写真は画像が荒かったり画質が良くなかったりすることだろう。

 帰路はまた静かな田園風景の中を走る。直線道路をひたすら走っていると耳を掠める風の音と自転車のタイヤの音くらいしか聞こえない。まるで時間が止まっているかと錯覚しそうになる。久しぶりの長距離走行。明日は天候が崩れるらしい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:113回

2017年4月4日火曜日

野生

 穏やかに晴れた。
 運動不足解消のため自転車を出すことにした。買い物もあるので今日は少し遠回りすることにした。冬の間、長距離を走っていないので少しずつ長い距離に身体を慣らす必要がある。ペダルを踏むと風に春の薫りがする。服装はまだいくらか冬仕様だから屋内に入ると汗がにじむ。
 携帯ショップに寄ってショッピングモールを歩くと多くの来店客が訪れていた。まだ春休みだからだろうか。

撮影:2013/04/05

 スーパーやホームセンターを回って産直の店に立ち寄るとフキノトウが並んでいた。1パック数百円ではあるが躊躇するのはやはり採りたての味を知っているからだろう。これから少しずつ春の山菜が並ぶことになる。以前は車でひとっ走り山へ行き、時には沢に入って山菜を探し回ったりしていた。今はそれができないのでせめて産直の店で手に入れるしかない。
 一軒目の産直の店のフキノトウはスルーしたものの二軒目は安かったこともあり無視できずに購入することにした。
 小さなタラノメも並んでいた。もう少しすれば大きなサイズが出回るようになるだろう。大きなサイズのタラノメこそ採りたてが美味しい。産直の店であっても店頭に並ぶ頃には固くなっていることが多いのだ。採りたてのタラノメは天ぷらにすると外はカリッと中はトロリと柔らかく揚がる。今はせめて鮮度が高いものを選ぶのが精一杯だ。
 以前はこれほど好んで山菜を食べることはなかった。17年前に移住してきて以来、少しずつ覚えた山の幸の味。この贅沢さを都会の人がわからなくても無理はないと思う。

 帰宅して3D制作に取り組もうとしたら疲れが出て眠気と戦うことになった。

 夕飯はフキノトウの天ぷらにした。パックを開けてみると既に開いてしまっているものも多い。ボクなら採らないものなので残念な気がしてしまう。味は野生味に欠けるような気がしなくもないもののさっぱり美味しいフキノトウだった。残りは蕗味噌にでもしようか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:97回
2回目:110回

2017年4月3日月曜日

配置

 晴れのち曇りのち雨。
 気温が上がらない様子。雪の予報も出ていたようだ。

 腰を据えて3Dに取り組もうと考えていたのだが、少しデジタル作画をしてコンディションを整えることにしてみる。作画の内容は3Dのオフィスに配属するキャラクターなので何れにしても同一を制作していることになる。扱いとしては小さいのでざっくり描きたいキャラクターもデジタルは拡大できるため可能な限り細部を描き込もうとしてしまうのも相変わらずだ。

撮影:2010/04/04

 昼食を済ませてから予定通り3D作画へ移行。オフィスに本棚を配置しようと考えていたが、他の作品で準備していた本棚を利用することにした。いくらか修正の必要があるかと思い手を加え始めたらなんだか意味不明なことになっていた。まだ3Dソフトに慣れていなかったせいか必要以上に複雑な作り込みをしているのだ。一つずつ解きほぐすように確認しているうちに結局外形がほとんど残らなかった。寸法だけは参考にできるのでサイズだけ参考にしてほとんど新しく作り直したようなものだ。充分ではないものの本棚としての見栄えは整った。
 以前制作した本棚には既に本が入れられた状態になっていた。本棚を作り直しても本は残っている。ただし、すべてサイズも装丁も同じである。相当な数の本が並んでいるので全部同じというのは不自然だし全部変えるというのは相当な労力になるだろう。こういう時、ランダムでサイズ変更ができるプログラムがあれば楽だろうなどと思ってしまう。こうして今度はプログラムがないか探し始めてしまったりするのだ。確かRubyが使えたはずではなかっただろうか。しかしRubyを扱えるわけではないので習得から始めなくてはならない。仮にプログラムで可能な作業であってもコツコツ手作業で進めた方がいい場合だってある。もちろん手描きだったらもっと効率が良かったかもしれないと思わなくもない。
 デジタルにはデジタルの良さ。アナログにはアナログの良さがあるのだ。 


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:108回

2017年4月2日日曜日

手段

 曇り。気温が上がらず肌寒い日。

 漫画を描き始めて改めて感じるのは「準備の大切さ」である。設定や物語の構成はもちろんのこと作画力や必要なソフトなどの習得…生きていれば生活や暮らしの中で基礎に相当する経験は積み上げているにしてもその中から得られた発想を活かす必要がある。
 今は泥縄式に必要なものをかき集めて描いている感じなので時間ばかりが過ぎて行く気がする。同じ時間をかけるなら準備と割り切ってしっかり時間をかけた方が良い作品になるのかもしれないと思う。一方で公開予定の作品がない状態だとこれまた時間ばかりがズルズルと過ぎて行く。


 効率ばかりを優先すべきではないと思うが、延々描き続けることが目的というわけでもない。作品の完成に向けた手順は工夫する必要があるだろう。
 少し前に3D画像へ直接描き込む作画を進めていた。しかし、描けば描くほど非効率である。特に直線を描く場合や後で角度を変えた場面を描こうとした場合にデータを再利用できれば効率が上がるだろう。それには3Dデータ上で可能な限り作りこんでおくことが必要となる。3Dソフトは直線や透視図が得意だが、曲線や不定形のものを作ろうとすると手間がかかる。つまり不定形のものだけを残して3Dデータになっていれば良いわけだ。

 今日は3Dソフトに戻って制作を進めることにした。目的は可能な限り作り込むということ。少し手描きしたおかげで描きたいものの目星はついている。以前作ったデータから必要なパーツを集めたりしつつ制作を進めた。数値設定で出来上がっていくのである意味楽である。ただ、レンダリングするとなるとまだまだ勉強不足。マシンパワーも圧倒的に足りないらしい。朝食を忘れて制作を始めていたが、大して進んだわけではない。ただ、手描きするよりは効率が良いだろうと思う。舞台となるこうした背景をいくつも制作しておくことは作品世界の構築の準備の一環であることは言うまでもない。
 効率よく進めることが焦りを解消する為であっては本末転倒なので作り込むための手段の一つと考えていきたい。

 夕方になって買い物に出たら風が冷たくて冬が戻ってきたかのようだった。スーパーの店員さんの話ではみぞれが降ったようだ。過去のこの時期の写真を見ると自転車で少し遠出しているようだが、今年はなかなかそういう気候になっていないような気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:102回

2017年4月1日土曜日

齟齬

 曇り。気温はあまり上がらない。
 エイプリルフールということで楽しいウソが飛び交っている様子。近年、手の込んだものも多くなったので準備が大変だろう。

 今日も時間がかかっているカットを進めるべく作画に取り組む。使っているアプリが解像度によるピクセルのジャギーが出ないため、つい拡大して必要以上に細部まで描き込んでしまいがち。結果、無駄に多くの手間をかけてしまっていることも否めない。だからと言って投げ出してしまえば今後そういう作画を敬遠し続けることになりそうな気がする。今は時間がかかってもコツをつかむことが大切なのではないだろうか。

撮影:2009/04/02

 もう何度描いたかわからないキャラクターも描いているうちにゲシュタルト崩壊のような感覚に陥ってバランスが取れなくなる。それでも描き続けるからもう粘土細工をしているようだ。取り組んでいるのはオフィスのカットなので主人公以外に何人ものキャラクターを描く必要がある。いわゆるモブキャラなわけだが、描きながら今後の物語の重要人物になる可能性を考えてしまう。描き込むほどに思い入れが強くなっていくのだ。役職や性格、仕事の内容、把握できていないと後で齟齬を生じる可能性がある。

 そんなわけで今日もヨチヨチ少しずつ描き進めた。他のカットも同時に描き進められればいいのだが、生憎ひとりで描いている。愚痴をこぼしている間にもコツコツ描いた方が生産的と言うものだろう。

プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:107回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...