2018年2月28日水曜日

書籍

 晴れ。昨夜からやや暖かく感じる。忘れ物でもしたようにまたすぐに寒気が戻ってくるのだろうか。

 買い物のため自転車を出すと風はまだ冷たかった。やっぱり雪解けの風だからだろうか。スーパーやホームセンターを回ってからちょっと遠くのスーパーへ行ってみた。顔馴染みの店員さんがいる店なのだが、今日は姿が見えなかった。以前はゲームや休憩所になっていたスペースが軽食コーナーになっていた。安くて美味しいラーメンやカレーが食べられる。そこで昼食を食べてもいいような気がしたが、時間が遅いので菓子パンを買って帰って軽く済ませることにした。

《残影》撮影:2012/03/01

 スーパーから書店に行くには川沿いの細い道が便利だ。車は通れない。桜並木の根が道を凸凹に隆起させている。夏場は蝉しぐれが降りそそぐ道も今は雪が積もって通れなくなっていた。仕方なくまた少し遠回りして書店へ向かった。

 以前はよく立ち寄っていた書店。今はインターネットでほとんどの調べ物ができるため敢えて本を手に取る必要がなくなりつつある。それでもたまに書店を歩くと自分が何に興味があってどういう立ち位置にいるのかを朧げに感じることが出来るのかもしれない。以前は興味があったのに今はそうでもないコーナーも一冊手に取ってみると忘れかけていた感情を呼び覚まされるようだ。
 手に取った本に目を通してなんとなく価格を予想してみる。そして確認して答え合わせだ。以前からよくやっていることだけれど、今はインターネットで情報がタダ同然にあふれている。出版物の価格を確認して「そうだよねぇ。それくらいの対価は必要だよねぇ。」と納得したりする。自分で出版するようなことがあっても一人の力で実現できることではない。つまり関わった人の労働に対する対価も必要だ。本を出すということはたくさんの人の生活を支えるということでもあるのだろう。


 少しずつ日が長くなっているようだ。暗くなる前に帰宅。今日も一日1ショットの撮影に取り掛かった。そういえば、現在2ヶ所のストックフォトに申請しているが、まだ3ヶ所ほどのストックフォトサービスにアカウントがある。この際だから登録申請先を増やしたら良いのだろうか。

 昨日公開したデジタルアートの反応が良かったので作画の方もどんどんやりたい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:148回
2回目:151回

2018年2月27日火曜日

細部

 曇り。昨夜も寝つきが悪かった。なんの加減だろう。

 朝食後、食器を洗っていたら水が冷たくて指がちぎれるかと思うほどだった。おそらく雪解け水のせいではないだろうか。春が近くなると水が温むのではなく冷たくなるような気がする。それが春の報せでもあるのだろう。水温むほどの春はまだまだ先とは言え今季も冬を越えられたという安堵感に油断しているとあっという間に山菜シーズンとなる。

《溢れる》撮影:2009/02/28

 食材はなんとか大丈夫そうなので制作の方を手がけたい。
 そのまま漫画の方へ取り掛かりたい気持ちもありつつ気になっていたデジタルアートの作品に挑戦。いつかやりたいと思いつつラクガキを試してはいたもののイマイチ手応えがなかった。今日は数日前から考えていたイメージがある。いきなり細部に取り掛からずに可能な限りざっくりと描いて細部はポイントだけ描き込むというもの。これが意外と難しい。普段、漫画系のイラストで下絵の線画から取り掛かるためかもしれない。

 漫画用のソフトとは別に使っている作画用のソフトを起動。もちろん漫画も描けなくはない。ブラシパターンがとても多く軌跡を描く時に回転するという複雑な動きをするためか若干重くなったり動作がぎこちなくなることがある。油彩タッチや水彩タッチなど線を描くというよりは面を塗りつぶす描き方に向いているのではないだろうか。

 まずはざっくりと描き始める。テーマは冬の森だ。中央には渓流があり水が流れている。すっかり葉を落とした木立の影が雪面に影を落とす。あちこちで見かけた風景の脳内合成である。雪のある山間を流れる川は青くはないだろうと思う。どちらかというと黒に近いだろうか。夏場の渓流もどちらかというと褐色をしているような気がする。そこを敢えて青っぽくする。目に見える色と感じる色は違ってもいいだろう。おかげで少しイラストっぽくなってしまったかもしれない。風景だけ描いていても少し寂しいので何か登場させることにした。うさぎとかカモシカとか…そうすると冬毛で白いだろう。それも悪くはないと思いつつ熊だったら黒っぽいので白い雪の中で存在が明確になるのではないだろうかと考えた。大型の野生動物を小さく描くことで森の大きさを表現することになるかもしれない。そんなことを思いながらペンを走らせていたら思ったよりいい感じに描けたのでそのまま公開することにした。描いていたのは数時間くらいだろう。


 夕方になったので一日1ショットの撮影。買い置きの素材があるのでバリエーションも考えつつ撮影した。あれこれとやっていると一日が過ぎるのが早い。眼精疲労もあってヘトヘトに疲れてしまう。


 公開した作品に反応があると救われる気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:152回
2回目:155回

2018年2月26日月曜日

申請

 晴れ。風が冷たいのは雪解けが進んでいる証だろうか。昨夜もまたなかなか寝つけず苦労した。結局寝ているのだから問題はないはず。

 一日1ショットの撮影後、ストックフォトに1点ずつ登録申請を続けてきたので毎日販売開始の通知が来る。NGが続くと止めたくなるだろうと思っていたので安堵する一方で出来れば継続したいと言う気持ちが生まれた。そしてせっかくだから一日1ショット投稿先のEyeEmでも販売手続きをしてみることにした。海外サイトということで不安はないこともないが、やってみなくてはわからないこともある。売れなくたってこれまで通り投稿していけばいいだけのこと。その辺りは気が楽だ。

《林立》撮影:2011/02/27

 コンデジのバッテリーについて調べたら思ったほど高くなかったので近所の電機店に行こうと思ったら。例によって買い物も兼ねている。晴れていた空は曇ってきたようだった。スーパーに立ち寄ってみると安くなっている野菜や果物が写真に使えそうだった。安くて面白いからと言っても鮮度も大切なので計画性も必要だろう。

 電機店に着いてコンデジのバッテリーコーナーへ行ってみて驚いた。思った以上に高い。事前にネットで調べていた価格の約4倍だった。必要なものだからと考えればいずれ買わなくてはならないにしても4倍はさすがに躊躇する。ついでなので店内を回って電化製品をチェックだけして店を出た。

 ショッピングモールに行ってみると月曜日ということで来店客も少なめのようだった。
 昼食がまだだったのでで安くなっている菓子パンを購入しコーヒーで胃に流し込んだ。もう少し風情のある生活スタイルができるようになりたいなぁと思う。  子供の頃に遊んだビー玉やおはじきが売られていたので足を止めた。直前に写真のモチーフとしてビー玉を考えていたのだ。昔ながらの模様のビー玉もあれば、キラキラ光るものや艶消しのビー玉もあって面白い。子供の頃には見かけた覚えがないので今もビー玉を生産しているところがあるのだろう。いつものように店内を一通り歩き外に出た。




 最後にいつものスーパーに立ち寄ると唐揚げ屋さんが出店をやっていた。以前に少し話をしたので顔見知りだ。若い人が「試食だけでもいかがですか」と売っている。試食しなくても「唐揚げ専門店だもの旨くないわけがない」と思う。今日も少し言葉を交わして店内へ入ると相変わらず高値の野菜に辟易した。白菜・キャベツ・レタスばかりではなく大根も高い。ジャガイモや玉ねぎが比較的安定しているのが救いだ。本格的に家庭内野菜向上が必要なのではないだろうか。

 帰宅して野菜価格の動向を調べてみるとほうれん草の価格が下がる傾向ながら他の野菜は軒並み現状維持。セール品や産直の店を上手に利用するしかないだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:157回

2018年2月25日日曜日

精彩

 晴れ。気温はいくらか高いのに寒く感じるのは雪融けが進むせいではないだろうか。

 昨夜も寝る前になってラクガキをしていたら急にスイッチが入ったので就寝時間が遅かった。制作中の漫画のカットを描こうとするとペンが止まるのにテーマのない自由なラクガキになるとペンは走り出す。目的がない方が気が楽になるためかもれない。ただ、深夜の意識でよくかけたつもりでも一夜明けると精彩を欠いているように見えてしまう。

 昨夜の感覚を定着したくて少しペンを走らせてみたものの一晩眠ったことでまたリセットされている様子だった。

《降雪》撮影:2004/02/26

 天候は安定しているようだったので自転車で外出することにした。道路の雪はずいぶん融けてきていて自転車で走るのは楽になってきたもののやはり風が冷たく感じる。
 立ち寄った産直の店で100%りんごジュースの試飲を勧められた。ブレンドを含めて6種類もあってそれぞれが美味しい。寒天で固めたお菓子のようにしたものも美味しかった。手頃なペットボトルサイズがあれば購入したかもしれない。瓶詰めしかなかったので自転車で走るにはやや心配もあった。
 リユースショップや書店を廻りスーパーのはしごで買い物をする。特売日ということで野菜もいくらか安く出ていた。買い置きで長期間保存できるものというと根菜類に限定されるだろうか。葉物野菜は鮮度が命だろう。




 帰宅する頃にはもう夕方。日曜日であることを忘れて平日の業務に取り掛かろうとしてしまった。気を取り直して1日1ショットの撮影。ストックフォトでの審査に通過した作品が順次販売開始になった。漫画の制作を進めつつ写真がもう一つの柱になればと思う。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:141回
2回目:144回

2018年2月24日土曜日

精度

 小雪のち小雨のち晴れ。気温の変化が天候の変化として現れた。外出して買い物も考えていたのに雪が降っていたので見送ろうかと思った。


《風速》撮影:2011/02/25

 外出することで気持ちを楽にしようとも考えていたので出かけられないとなれば制作に取り組むしかない。ずいぶん手こずっているページの1カット。昨日も下絵がうまく描けなかった。微修正しながら正解を模索。パーツやバランスは大きく間違っていないのに何か違う。そして表情が乏しい。正確さを追求するあまり表情が後回しになる悪い癖だ。もっともはっきりとした感情を見せるシーンではないので喜怒哀楽も抑えている。

 修正を施すうちになんとか形が取れてきたのでペン入れしてみた。少年漫画の登場人物のようだった下絵の角が取れてアニメっぽくなった。少し柔らかいタッチが良いので良い感じで着地できそうになった。



 小雪は雨になったようだったので近所のスーパーへ買い出しに行こうと思った。身体を動かすほどではないもののこもりきりでは鈍ってしまう。
 外へ出てみるとつい先刻までパラついていた雨が上がったようでまだ雲に霞む空には青空が透けて見えていた。これならもう一軒回れそうと思って走り出してみると周囲の雲はまだ厚い。ともすればまた降り出しかねないので欲張らずに最寄りのスーパーで買い物を済ませた。

 スーパーでは撮影に使えそうな食材が幾つか手に入った。問題はどう撮影していくかということだろう。ストックフォトも意識するのでデータが増えている。1カットに光線を変えて4~5回シャッターを切っているので3回くらいに減らして精度を上げる努力が必要だろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:151回
2回目:152回

2018年2月23日金曜日

同調

 薄曇り。気温は上がらない。深夜遅くまで描いていて起きるのが遅くなった。動き出すのが遅いと一日が過ぎるのも早い。

《雪解け》撮影:2007/02/24

 手持ちのコンデジがいよいよ限界らしい。中古で買って7年ほど使ったろうか。解像度が高く接写でも重宝してくれた。一応、予備の充電池は用意したものの、付属していた充電池の方は膨らんで電池室に入れるのがためらわれるようになった。そして充電のため電池を外すと時計がリセットされるようになってしまった。調べたところ内蔵電池ではなくコンデンサーの不具合ではないかと思われた。つまり自己修理は不可能と思われた。もう買い替えが必要かと考えるようになってしばらく経ったが、昨日、電池室のストッパーがポロリと折れた。

 時々立ち寄っているリユースシッョプで安く出ているコンデジがあるのをチェックをしていた。いつもならカメラ店のネットショップで中古を探すところだが、希望の機種が手に入るとは限らない。現物が近くにあるならそれを優先すべきなのかもしれない。ネットで仕様を確認してみるとどうやら遜色なさそうだ。焦るとろくなことはないと思うので少し検討してみようと思う。

 意欲が高まっているということで作画を始めた。昨夜、寝る前に描いたカットがどうも納得行かないので描き直しだ。意欲が高まっている割に作画の感覚となかなかシンクロしない。うまく描けないとつい力んでしまうせいだろう。描けば描くほど描けなくなるという負のスパイラルに入り込む。何度も調整しつつ何度も消しては描き直し…気がつけば夕方だった。一時間や二時間はあっという間に過ぎてしまう。


 気を取り直して今日の撮影。ストックフォトを意識したせいかちょっと考えすぎて撮りすぎた気がしなくもない。77カットのシャッターを切りRAWデータ込みのデータサイズは1GBを超えてしまった。撮影内容を考えないと4日でDVD1枚分のデータ量になってしまう。

 継続が無駄にならない方法を考えていかなくてはならないだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:160回

2018年2月22日木曜日

育成

 晴れのち…?気がついたら夜。外出もしなかった。今日の天候はどう変化したのだろう。とにかく寒さを感じたのは春が近いということだろうか。

 季節的なものか気力が高まりつつある。こういう時は空回りするのが定番だ。総じて言えば今日も空回りしたのかもしれない。わずかながら手応えを感じているのは気のせいだろうか。

《帰途》撮影:2010/02/23

 今日は外出の必要もないのでせっかく高まった意欲を活かすため作画に取り組んだ。一日のうちで調子が上がってくるのは夕方から夜だろうか。感覚を呼び覚まし抵抗なく描けるようになるようにしなくてはならない…と偉そうに言ってみても要するにまずはラクガキしなければならないということだ。
 一時掴んだと思えた感覚をまた見失いかけているのだろうか。昨夜も少し描いていたら少し板タブの反応が良くないような気がする。板タブの調子を確認しつつラクガキを継続。しばし時間の経過を忘れる。





 ちょっと考えていたことがあったので夕方から少し早めに一日1ショットの撮影。すると思った通り時間がかかった。集中力を必要とするため息を殺して取り組まなくてはならない。そして案の定いつも以上に手間取った。

 撮影で神経を使ったせいかすっかり疲れてしまった。ストックフォトへの投稿再開が思った以上に負担になっているのだろうか。意識のバランスが写真に傾き過ぎていないだろうか。描くことと撮ることのの切り替えの必要もあるので脳神経を育成する必要があるかも知れない。まだ始めたばかりなのでしばらく続けて見る必要はあるだろう。
 今日も就寝前にはストックフォトの登録申請とラクガキをしておこうと思う。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:152回

2018年2月21日水曜日

電車

 晴れのち曇り一時雪。今日は準備が間に合えば電車で出かける予定。間に合わなければまた明日にしようと思っていた。せっかく毎日続けていることを休まず別の予定をねじ込むのだから無理が生じないわけはない。それでも可能な限り無理しないように準備を進めるとちょっと頑張ればなんとかなるくらいのタイミングになる。

 昔から時間についてうるさい方かもしれない。約束を違えるようなことや規則違反にならないように可能な限り前倒しでスケジュールをこなす。締め切り感覚が苦手なので逆に厳しくなるのではないだろうか。時間に追われるのが嫌だから追うのだ。


《営巣》撮影:2003/02/22

 今朝も何とか間に合いそうな時間に起きだして腕立て伏せや食事、それから定例業務をこなし残った準備を仕上げる。電車の時間ギリギリになりそうなので駅に向かって急いで行くと寝ぼけ眼で確認した時間より10分ほど遅いのが正しい発車時刻だった。つまり余裕を持って間に合った。電車の本数が少ないので乗り遅れると後のスケジュールが大変だ。
 電車内ではちょっと不思議な光景が見られた。空いた席を奪い合うどころか立ってる人が多いのに優先席ばかりではなくいくつも席が空いている。譲り合うのが面倒だから立ってた方が楽という考え方もあるだろう。

 用件を済ませたら牛丼で昼食を済ませるのが毎年恒例。本来なら地元のそばなどを食べるべきなのだと思いつつ出来るだけ安く済ませたい気持ちの方が勝ってしまう。電車の時間を確認していたもののやっぱり中途半端な時間になった。駅ビルで少し時間を潰して早めにホームに降りたらすでに待っている人もいたので列に並んだ。

 帰りの電車は若い女性の運転手さんだった。発車が丁寧でやたら加速しない印象。スピード感を楽しみにしている人は物足りないだろうか。安心第一だ。同じ車両に学生さんたちも乗り合わせて満員に近かった。普段電車に乗る機会が少ないので通勤電車に乗っていた頃を思い出す。
  単線なので一番前の車両に乗っていて対向の電車があるとややハラハラする。もちろん駅で行き違うタイミングなわけだが、新幹線が見えた時などやっぱり少し心配だ。





 帰宅すると既に夕方近かった。買い物をしておきたかったので自転車を出す。気温が下がっているので雪の残った道も固くなってむしろ走りやすい。

 せっかく続けてきたことをこれからも続けるために行動パターンに少し拍車をかける必要があるかもしれない。そう思ったらMacの動作が遅いがために時々停滞することに気がついた。他のことをするには時間が足りないのでMacの前でじっと待つことになる。そういうリズムに慣れてしまっているのかもしれない。意識して回転を上げていく必要があるのだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:160回

2018年2月20日火曜日

窮屈

 晴れ。今日も冷え込んだ。

 腕立て伏せ。一日1ショット。そしてストックフォトへ一日1回の登録申請。
 ストックフォトに定期的なアップロードが可能になるのは、一日1ショットと言いつつ実際には複数のカットを撮影してきたことが蓄積されているからだ。どこに登録申請するか迷いもあったものの一度方針を決めたら継続するだけだ。

《とばり》撮影:2006/02/21

 同様に一日1カット作画出来れば一週間で1ページは確実なのではないかと思い取り組んでみた。すると漫画を描く場合の一日1カットはなかなか容易ではない。簡単に行き詰る。その辺りが写真と絵の違いなのかなとも思う。

 登録申請用の写真を選定していてふと思った。空間にオリジナリティはあるだろうか。写真にもイラストにも…そして漫画にも共通するであろう空間の扱いだ。間の取り方といったほうがいいだろうか。撮影の際も作画の際も対象が存在する。それが果物であっても動物であっても風景であっても主題があればこそ作品に軸が生まれる。しかし空間のない作品は窮屈ではないだろうか。では、余白があれば良いのだろうか。何もない空間には情緒や雰囲気が宿る。もしかすると何もない空間こそ想像力を働かせる余地になるのかもしれない。主題とのバランスを考慮しつつ何も描かれていない空間について考えていきたい。




 所用のため自転車で外出。まだ雪の残る道を走りスーパーを廻って帰宅。葉物野菜の価格がやや落ち着いてきたような気配を感じる。

 夕方から一日1ショットの撮影。登録申請もあるので少し多めに撮影。これでまたデータの保存先のに悩みが増えることになる。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:150回

2018年2月19日月曜日

奇異

 晴れ。放射冷却で冷え込んだ。朝からガスの工事が入ったようで時折音が聞こえた。すでに起床しなくてはならない時間だった。深夜にストックフォトの登録申請などしていて就寝が遅くなったということもあってかなかなか動き出せなかった。

 昨夜は継続することについて考えていた。
 SNSを始めると物珍しさや新鮮さも手伝って高まった気持ちのまま独走ペースになりがちなのかも知れない。身に覚えがあるので新しく始めた人の記事を目にすると少しヒヤヒヤする。フォロワーさんもまだ少ない状態で勝負を仕掛けても空振りに陥りやすいのではないだろうか。有名人や既に何らかのファンのいる人ならばそれでいいかも知れないが、まだ知名度が獲得できていない人はまずそのSNSで活動している他のユーザーさんに刺激をもらったり交流したりして楽しむことが大切ではないかと思う。そうしているうちにフォロワーさんは自然に増えるような気がする。

《麓へ》撮影:2011/02/20

 月曜日ということもあって業務がやや立て込んだ。Macのスペックの問題もありフリーズギリギリでの作業。拡張機能がメモリを喰っているようでブラウザが他の操作を受け付けなくなる。普段より時間がかかってしまった。低スペックを我慢するのも程々にしないと負担はジリジリと増えるだろう。世間は徐々に光回線を想定したサイト構成だったりプログラムを実装したりしているのだ。インターネット黎明期のようにユーザーの回線やマシンスペックに配慮するなどという良識はもう通用しないのだろう。

 所用をこなすため少し無理して自転車を出した。晴れていても道路に雪は残っている。近所なのでなんとかなるだろう。
 時々顔を出しているところへ立ち寄って少し情報交換…と言ってもこちらの情報は大したことはない。相変わらずお忙しそうで約束のお客様もあったので日を改めることにした。
 帰りにいつものスーパーに立ち寄るとセールをしていた。スーパーにはいろんな人がいる。今日は購入した惣菜をビニール袋へ移し入っていた発泡のトレーをゴミ箱へ捨てて帰る人がいた。洗えばリサイクル可能なもの…と思ったが、そもそも必要のない入れ物といえばそうかもしれない。ゴミを持たされているという解釈が成立するだろうか。
 子供の頃は近所に豆腐屋が車で巡回してきたので容器を持って買いに行っていた。スーパーではすでに何かのトレーに入ってただろうか。魚などは品質の良くないビニールに入れて持ち帰っていたような気がする。
 いつの間にか時代の常識に流され便利なことが当たり前になって基本的なことの方が奇異に見えたりするのかもしれない。

 帰宅して一日1ショットを早めに撮影して月曜恒例のカレー作りに取り掛かった。





 SNSなどのサービスも長く続けていると人間関係が出来ることもある。皮肉なことに時が経てば新鮮さが失われていく。代わりに親しみや信頼が生まれてくるわけだが、あまり良くない感情が生まれることもある。そしてそう言う状況が硬直化することで息苦しくなってフォロワーさんも増えなくなったりするのではないかと思う。
 変わらず続けることの大切さと変わり続ける必要を改めて感じる。自分が変わることで世界も変わるのではないだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:152回
2回目:150回

2018年2月18日日曜日

足跡

 晴れ時々雪一時吹雪。
 晴れてると思ったら吹雪始めた。大した積雪はなかったもののこのまま降り続けられては大変と思い軽く雪かき。近所の人もやっていたくれたのでいつもより楽だった。買い物必要があるので天候を伺っていると吹雪は止んだようなので外出することにした。

《黙々と》撮影:2006/02/19

 道には雪があるものの自転車でも走れなくはないかもしれない。歩道を歩いていると通りかかった民家の庭木に一羽の野鳥の姿が見えた。雀よりは大きくヒヨドリよりは小さい。緑色に見えるのでメジロかなとも思ったが、目の周りは白くない。寒いせいかボールのようにまん丸だ。ほんの数メートル先の歩道に降りてきたと思ったらこちらの様子を伺っているようだ。こちらも立ち止まって様子を見ていたらまた庭木の方へ戻ったようだ。
 近所のスーパーで買い物を済ませてまた同じ道を通るとさっきの野鳥がまたいた。その場所がよほど気に入ってるのだろう。

 一旦帰宅してからまた外出。目的のものが手に入らなかったのだ。
 車道の雪はシャーベット状で圧雪より走りやすいのか車のスピードが速く飛沫を飛ばしながら行き交っていた。歩道も比較的除雪がされていて状態は悪くなかった。人の通った足跡と大きめの犬の足跡、そして蛇行しながら続く自転車の車輪の跡が残っていた。





 空は晴れているのに小雪が舞い続けていた。なごり雪というにはまだ早いだろう。自転車を出すべきだったかと思いつつ春を感じさせる天候のお陰で気分は悪くなかった。

 スーパーに立ち寄ってショッピングモールへ行ってみるとポケットWi-Fiの勧誘をしていた。たしか前回も話を聞きかけて今のプランより高いので断ったので今回のスルーしようとしたら若い男性のスタッフが実に解説上手だった。現在のプランより高くなるのは間違いないが、ポケットWi-Fiはレンタルではないという。さらにパソコンかタブレットをつけるというから驚いた。意図としてはこれまでパソコンやタブレットを持っていなくてインターネットをしたことがない人の掘り起こしということらしい。しかもプロバイダー契約が必要ないという。
「今日で最後なんですよ。どうしますか?」
 今現在インーネットもパソコンも持っていなければ飛びついていたかもしれない。今のネット環境は低速回線なので不都合がないわけではない。だからと言って使えないわけでもないから慌てて契約する必要もないのだ。なんと言っても今より高くなることは間違いない。

 なかなかスマートな勧誘を華麗に躱してUターン。行きに価格を確認していたスーパーに再び立ち寄って目的のものを入手。

 雪が解ければ足跡は消える。今日という日の足跡もまた時の流れの中にかき消されていくのだろう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:150回
2回目:153回

2018年2月17日土曜日

活用

 雪。おでん続きなのでそろそろ買い物に出かけたいと思いつつ様子を伺う。歩いて行けないことはないものの今夜もまだおでんがあるので無理する必要もない。

《北上》撮影:2010/02/18

 最近、ストックフォトサービスに登録申請をしていない。毎日1ショット撮影しているのだからいくらか登録してみるのもいいのではないかと思う。白熱灯で撮影しているので気になるのはやはりホワイトバランス。そして写真のクオリティだ。これまでに撮影したものを見返しながら既に登録されている他の作品を確認してみる。どれもかなりシャープな仕上がりで発色も良い。見ているだけで気持ちが萎えていくようだった。同じテーマでも写真ではなくイラストで検索するとぐっと数が少なくなる。どれくらい利用されているのかわからないもののそれなりに技術と知識が必要なので競争率も低いのかもしれない。実際、審査の通過率を考えると写真よりイラストの方が高い。忘れた頃に購入されることもある。つまりはイラストを描いた方がいいわけだ。わかっていてもせっかく撮っている写真なのだから何か有効活用はないかと考える。誰もが手軽に写真を撮る時代だからこそ競争も激しいのだろう。




 ストックフォトのサービスの一つで山の写真のリクエストが出ていた。応募者の写真は世界レベルということでとても敵うものではない。それでも賑わいにはなるかも知れないと思い過去のデータを探してみた。すると山登りらしさを感じさせる写真がほとんどない。登山道の花やきのこ、それから昆虫などの写真が多いのだ。登山道の写真はあるものの高低差がわかりにくかったり緑の木々が生い茂っていることで遠近感もあまり感じられない。現場の雰囲気が伝わらないのだ。山歩き程度で登った山は山菜採りやきのこ採りのついでに写真を撮っているだけだから厳しさとか険しさとは違うのだ。もっともデーマは「山」なのだからそれでもいいのかも知れない。

 やはり写真は自分で加工してTシャツやトートバッグなどのデザインに活用することを考えた方がいいのかも知れない。そして少しずつでもイラストの登録申請を再開できればと思う。

  夜になって窓を開けてみたら吹雪の様相だった。予報によると明日は曇りのようだから今夜峠を越えるのだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:145回
2回目:146回

2018年2月16日金曜日

躊躇

 新月。曇り時々晴れ。
 色のついた夢を見た。スパイ学校で金髪美女とバイオレットの大きな帽子とハイヒールの衣装を身にまとった昔の上司が闊歩する。シュールな構成。目立ってはいけないはずなのに目立っている。

《旅の夢》撮影:2011/02/17
「ためらうな。」
 そんな言葉が浮かぶ。思えば失敗続きで冒険しなくなっているかもしれない。幸か不幸か移動手段は自転車だから遠くまで出かける機会も必要もない。ただ代わり映えしない毎日を送ることで精一杯だ。それが悪いわけではないだろう。ただ良くも悪くも平穏な時間が黙々と過ぎていくだけだ。

 若い頃に聴いた曲を思い出して口ずさんでみた。何度も繰り返し聴いて何度も繰り返し唄ったはずなのに歌詞はいつの間にかあちこち抜け落ちている。確認してみるとまだCDを読み込んでいなかったようだ。レコード時代の曲は既に聴けなくなっているものもある。早速MacにCDを読み込んでみる。1989年頃の懐かしい音だ。理不尽な出来事に出会うたび慰められ励まされてきたような気がする。






 Tシャツのデザインも気になりつつ漫画の制作に取り掛かる。気になっていた背景画に加筆。それからラクガキの中から使えるカットがないかと探して仮に配置してみる。仮とは言えキャラクターを入れてみるとそのままでいいような気がしてくる。イメージをの手がかりになるからだろう。さらに3D背景を配置してみたかったところだが、残念ながらタイムオーバー。
 食後に仮眠をした時に別次元の記憶にリンクしたような気がした。難しい問題に取り組んでいたようで目が覚める時に安堵する。単に夢なのだろうか。経験したことのないはずの記憶にアクセスするような感覚が時々ある。制作中の漫画もそういうことをテーマにしている。

 公開しなければラクガキはラクガキのままなのでnoteの他に公開できるところを探してみた。すると既に参加しているコミュニティーが幾つか見つかった。すっかり閲覧専門になってしまっていたのだ。たまには参加してみることにしよう。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:152回
2回目:150回

2018年2月15日木曜日

畏怖

 曇りのち晴れ。
 昨夜は強い風と雨の音でなかなか寝つけなかった。子供の頃に恐怖すら感じていた風の唸り。久しぶりに聞いた時には懐かしささえ覚えたが、大人になっても不安を掻き立てられる。心配事が思い出されて頭が冴えてしまう。何事もすぐに解決できれば苦労はない。棚上げした問題がいつ落ちてくるのかと見上げては怯える。普段は蓋をして見ないようにしている事が呼び覚まされるのだ。

《雪路》撮影:2011/02/16

 目が覚める時、今日が金曜日のような気がして少し焦った。2月は過ぎるのが一段と早く感じる。木曜日だからと言っていつもと変わらず一日を送るだけのことではあるものの気持ちにゆとりが生まれるような気がする。




 一日1ショットで撮影した写真が気に入ったのでデザインしてTシャツなどのグッズに出来ないかと思った。早速データを加工してみる。ダサいけどカッコイイという感じになるだろうか。ダジャレのようなコピーを思いついて入れてみたらカッコよくなくてただダサいだけのような気がした。
 最近再び使い始めた老舗の画像処理ソフトはクセがあるものの以前使った時より動作が機敏になった気がする。機能的にも充実したのではないだろうか。この手のソフトはメニューを理解することがまず第一関門ではないだろうか。他のソフトに同様の機能があってもメニューのネーミングが違うと理解できない。それぞれのメニューがどんな機能なのかを確認する必要がある。




 便利な時代なのでわからないことがあればネット検索すればかなりのことがわかるだろう。だからと言って最初から検索に頼ってしまうと手順通りにしか覚えられない。ある程度使ってみてどうしてもわからない所は調べるという姿勢の方が身になりやすいと思うのだ。
 もっとも効率よく覚えるためには発想したことが実行可能かどうかそのソフトで遊んでみることだと思う。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:155回
2回目:156回

2018年2月14日水曜日

平静

 薄陽の中を小雪が舞う朝だった。春を感じさせる時期の小雪は風情があって好きだ。天候が安定しているようなので買い物に出かけることにした。

 自転車を出してみると道には随所に雪が残っていて走りにくい。路肩に寄せられた雪があるので交通量の多い道は特に注意が必要だ。用件を済ませなからいつもの道を走る。運動量が少なくなっているためか緩やかな上り坂で息が上がる。

《はるか》撮影:2014/02/15

 ホームセンターやスーパーを廻りながら産直の店に入った。そろそろリンゴも終わりの時期だろうと思いながら試食すると思いがけない美味しさ。黄色いリンゴだったので写真も撮れるから購入を考えたもののリュックには既に買い物が入っていたし価格的にちょっと高く感じたので見送った。他にも少し前から赤カブが気になっている。写真映えはすると思うのだが、そのあとの調理法が酢漬けとか漬物程度しか思い浮かばない。カブだから煮物もいいのかも知れない。

 帰宅して日常業務に取り掛かる前にMacの調整をしようとしたら不調に陥った。以前時々あったフリーズ寸前の動作。こうなる度に新調を検討することになる。しばらく前からリユースショップに並んでいるMacにメモリを増設すればいくらか快適になるだろう。その「いくらか快適」な状態がいつまで続くだろうと考えると新品で納得のいくスペックの方がいいと思える。何しろ価格的な差はそれほど大きくないのだから。





 夜になって雨音と風の音が聞こえ始めた。
 焦れば焦るほど不調は続き、不調な中でも指をくわえて待ってられないと思い何とか日常業務をこなす。終わりが見えてきた頃になって急にMacが平静を取り戻した。一体何が問題だったのかさっぱりわからない。こんなことを繰り返しながら日々は過ぎていく。

 いつの間にか外は静かになったようだ。また雪になったのだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:145回
2回目:151回

2018年2月13日火曜日

配達

 小雪。朝から近所の住宅建築の音が響き渡っていた。早朝から頭の芯に響くような音なので寝ていられない。起きて外を確認すると雪かきするほどではないようなのでひとまずホッとした。

 連休明けということもあって早速灯油の発注。値上がりしているので抑制したいのだが我慢のし過ぎは健康を損ないかねない。配達が遅くなるかもしれないということなので外出は止めて自宅待機したほうがいいだろうと思った。空のポリタンクを出しておけば入れて行ってくれるはずだが、半分くらい残っているものにも継ぎ足してもらったほうが安心だ。譲ってもらったファンヒーターが年々不調になる。暖かくなったら一度分解掃除した方がいいだろう。たまった洗濯物を洗濯機にかけて一日を始めた。


《夢に漂う》撮影:2009/02/14

 灯油の配達が遅くなるから外出できないと思っていたのに思ったより早く来てくれた。やっぱり少し値上がりしているのは仕方ない。もう外出しないつもりでいたので夕飯は冷凍庫からおでんを発掘することにした。ちょうど大根と卵もある。

 作業に集中できると思ってMacに向かったのになかなかノリが良くならない。音楽をかけてみてもダメのようだった。とりあえずラクガキの中から使えそうなカットをページに配置し修正を施すことにした。

 背景用の画像が必要だと思い加増管理ソフトを起動。ちょうど良い代替えソフトがなかなかないので、もう開発終了したソフトを使っている。しばらく試用していたソフトは最近のバージョンアップで不安定になりクラッシュやショートカットエラーが頻発するようになった。仕方なく古いソフトに逆戻りしているのだ。もっともレタッチに関しては老舗のフリーソフトを試用している。ちょっとクセがあるので使い方に慣れる意味もある。




 思ったような写真が見つからないのでまた漫画用のソフトに戻って修正作業。ラクガキの中から使えそうなカットを選んでペン入れ。キャラクターを配置しセリフを構成。まだ3Dソフトの背景も入れてみなくてはならないだろう。こんな亀のような歩みでも日進月歩しているだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:140回
2回目:150回

2018年2月12日月曜日

通路

 朝、起きて窓の外を見て軽く驚いた。予想外の積雪だ。昨日は一時的に暖かい日だったのでもうそのまま春に向かいのではないかと思ったほどだった。まだいくらか降り続いていたので落ち着いたら雪かきをしようと思いつつ日課をこなした。


 《ほのか》撮影:2010/02/13

 雪かきをしようと支度をして外に出る。とりあえず共有スペースの通路を休日ということで手を止めた。駐車場にはご近所の車があるため無理すると傷をつけてしまいかねない。さりとて通路は確保しないと通行に不便だ。とりあえず歩けるだけの道筋を確保して引き上げた。車が外出するようなら改めて出直せばいい。もっとも車の上にも前方にもどっかりと雪があったから除雪せずに出かけるのは難しいだろう。問題は除雪車によって寄せられた雪が堤防のようになっている。今夜また積もれば明日の出勤の際に苦労することは目に見えている…また余計な心配だろう。それぞれが解決するしかないのだ。

 休憩を挟んで作画に取り掛かった。大して疲れてもいないはずだが、ややノリが良くない気がする。最近描いていた下絵をベースにペン入れしてみることにした。アナログでは鉛筆で下描きをしてペン入れした後に消しゴムをかける。その手順を踏襲するため漫画用のソフトでも鉛筆タッチのブラシで下絵を描いてGペンタッチのブラシで本描きしていた。そのやり方を少し前から変えてみている。筆タッチも悪くないと思いながら色々試しているうちに勘違いして下絵もGペンタッチで描いていた。ただ、下絵という意識があったのでインクの色は黒ではなく濃いグレーだった。とても気持ち良い線が描けるのでそのまま本描きにしようかとさえ思っていた。





 これまでの絵が急に変わるのはあまり好ましいものではないだろう。そこで同じGペンタッチで黒を使って本描きをしてみようと思ったのだ。すると鉛筆タッチで描いていた時と違って下絵と本描きのイメージのズレが少ないことに気がついた。タッチが同じなので当然と言えば当然。アナログの頃はこのズレがいささか厄介だったのにデジタルでは下絵も本描きも同じタッチで描けばイメージのズレが少ないことになる。

 ある程度描けたので描きかけていたページに配置してみることにした。制作の手順はイメージと違うもののセリフの配置とコマ割りがうまく構成できずに悩んでいたから丁度いいかも知れない。すると予想以上にぴったりと収まった。おそらくキャラクターと言う軸がないままデザイン視点で構成を考えていたのでうまく決まらなかったのだろう。これでまた一つ突破口が見えた気がした。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:140回
2回目:148回

2018年2月11日日曜日

筆圧

 小雨一時強風のち雪。少し暖かくなったようだ。
 昨夜は爆弾処理に立ち会う夢を見た。無事に処理が終わったと思ったのに飛び火して爆発。爆竹程度の爆発だったので問題はないとはいえ、どうしてそんな夢を見たのだろうと思う。

 買い物の必要があるのでスーパーへ出かけようと思いつつまずは作画。最近調子が悪くないので抵抗感も少ない。
 元々鉛筆で描く際も筆圧が強い方だ。力を入れた際に中指に負荷がかかるのでペンだこができることになる。タブレットの場合は導電繊維のタッチペンの反応が良くないのでつい力んで描く癖がついている。板タブでも力を入れてしまう傾向があったかもしれない。板タブ本体の上に厚紙や軟質の下敷きなどを敷いているので力加減でホンの僅かにペン先が沈む。それは筆圧と認識され画面上では太い線になる。




 今までは最初から太い線になりがちだった。丁寧に描くことを誤解していたのかもしれない。今は最初は撫でるような柔らかいタッチでアタリを取る。それから必要な箇所で力を入れて少しずつ線を明確にする。それが見失いがちだった雰囲気を画面に留めてくれるような気がする。何れにしても調子は上がってきているのだ。




 買い物に出ようとしたらフリースのポケットに入れていたはずの保護用のメガネが見当たらなかった。どこか他へ入れ替えたかと思って探してみたもののどこかへ落としてきたような気がする。仕方なくいつものサングラスをかけて自転車を走らせると小降りだった雪が強くなり吹雪の様相を見せ始めた。いきなり冬へ逆戻りだ。夕方近いこともあるのでサングラスでは視界が良くない。また買っておかなくてはならないだろう。

 走る雪だるまになりそうになったものの食材を調達。冷蔵庫に在庫がないと心配な季節はまだ続くようだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:140回
2回目:150回

2018年2月10日土曜日

鍛錬

 曇り。少しずつ暖かくなっているので朝も楽になってきた。腕立て伏せのコンディションが上がってきていて自分でうんざりする。いったい何回やれば納得するのだろう。

 昨夜もネットショプを準備しようとショップ名を考えていた。一旦決めたはずなのに朝になって迷いが生じる。新たな名前にするよりこれまでの活動を継承するようなネーミングが良いのではないだろうか。

《兆光》撮影:2012/02/11

 買い物と身体を動かすために自転車を出した。時々陽射しがあって楽なのだが、道にはまだ随所に雪が残っていてルートを選ばないと走れなくなる。目的のものを手に入れつついつもの立ち寄り先をクリアしていく。野菜はまだ高値水準が続いているようだ。
 特に問題もなくいつものスーパーにたどり着き最後の買い物を済ませて帰宅。寄り道が少なかったわけでもないはずだが、暗くなる前に帰宅できるのは珍しいかもしれない。
 少し休憩してから作画の感覚を確認するためMacに向かった。

 ここのところ作画の調子が上がってきている…というかコツを掴めてきていることは自覚がある。ずいぶん前に一度挫折した板タブだが、それも仕方なかったのではないかと思うくらい手こずった。何度もラクガキを繰り返し、最終的に板タブの上に厚紙と軟質の下敷きとスケッチブックの紙を重ねている。そんな努力と工夫をしろと昔の自分にアドバイスできない。挫折しても仕方なかったのだ。板タブが手に入ればすぐ描けるようになると甘い考えを持っていたわけではないはずだ。



 ラクガキは自分でも驚くほど快調だ。ラクガキだからかも知れない。ただ、腕立て伏せの調子とリンクしているような気がする。もしかすると脳内回路を形成する必要があったのかもしれない。
 脳内回路の形成は脳内の筋肉を鍛えることにも似ているのだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:137回
2回目:140回

2018年2月9日金曜日

渋滞

 曇りのち小雪。昨夜は調べ物を始めてしまってやっぱり就寝が遅くなった。その割に頭が冴えてしまってなかなか寝つけない。外から何かしら音が聞こえて気になる。深夜でも活動している人がいるようだ。

 珍しく起きてもまだ気力が残っている。季節が変わったのだろうか。普段なら一旦リセットされてしまって気力を高めるためにまた時間がかかる。ともすれば夕方まで充電が間に合わないこともある。

《春待ち》撮影:2012/02/10

 少し前に始めたことが意味など考えていなかった毎日の行動の意義を見出してくれた。やり甲斐とは何だろうと考えてみる。そういえばnoteを始めた時も同じだったのではないだろうか。これまで意味なんてなくただ描きたいと思って続けてきたイラストや漫画に光を当ててくれた。もしかすると意味を欲しているのだろうか。そう言うわけでもない気がする。何かしら取り組んでいることは自分自身のためであると思いながら実は見えない誰かと連携しているかのようだ。人類という生命体が実はそうして進化し文明を発展させてきたのだろうか。自分を信じることが見えない誰かを信じることになるとは。

 そんなことを考えていたらまだ可能性が残っているばかりかやるべきことが無尽蔵にある気さえしてくる。まだ干上がっていなかったようだ。むしろこれからが正念場だろう。
 思いついたイメージを実践するためにまずは準備。これまで利用してきたネットサービスの一覧を作ってみることにする。思いつく限り表にしてみて唖然とする。脳内にはいつもあったはずだが、書き出してみるとかなりの数になる。もちろんほとんど利用していないサービスもある。
 蜘蛛の巣のように各サービスに糸が繋がっていると想像してみる。その中心にいて漫画やイラストを描いたり写真を撮ったりデザインをしたり…適時適切なサービスに作品をアップできることが理想。それはもしかするとずっと前から考えていたことかも知れない。ただ、各サービスを理解する必要があったり作画力を上げる方が優先だったのだ。その作画さえ安定すれば出来ることはまだあるはずなのだ。



 想いとは裏腹に色んなことが渋滞を起こした。まずはネットが重く、ソフトの動きも緩慢。それからソフトのアップデートが上手く行かず、やっとインストール出来たと思ったら不具合で起動しない。そういう時に限ってそのソフトが必要な業務があった。改めてネットからダウンロードしたらやっぱりクラッシュ。結局他の手段を使うことになった。そればかりではなくブログの写真を選定する作業でも手こずった。毎日やっていることなのにどういうことだろう。

 こう言う事は気持ちが前向きだからこそ起きる現象なのだろうか。前に進もうとするからこそ抵抗が生まれるのかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:136回
2回目:145回

2018年2月8日木曜日

計測

 小雪のち晴れ。

 寝る前になってラクガキを始めるので夜更かしシフトがなかなか治らない。昨夜も風呂上りにラクガキを始めて気がつけば1時だった。脳がすぐにクールダウン出来るわけでもないので寝入るのにまた時間がかかる。そろそろ気温も上がってきたようなので活動時間を調整したい。

《進路》撮影:2015/02/09

 深夜にラクガキするより出来るだけ日中に描こうとMacに向かう。少しずつではあるものの感覚を掴みつつあるのでとかく今のうちに描きたい。
 ウケる漫画とはどんなものなのだろうとふと思う。ウケ狙いで描きたくないと思いつつ描けないだけではないかと自問自答しているのだ。お色気だったりアクションだったりを描けば良いのだろうか。やっぱり描かないのではなく描けないような気がする。子供向けのヒーローものだったらどうだろうと思いつつ描いてみたらちょっといい感じになった。昼食の準備をしながら名前やタイトルを考えてみる。キャッチコピーもそれっぽくカッコイイ感じで。考えを巡らせても結局これまで見てきた漫画やアニメの焼き直しに過ぎない気もしてしまう。今は他に描いている作品があるのだからそれはそれとして少しずつ膨らませてみたら楽しいのかもしれない。


 しばらく描いてから買い物のため自転車を出した。空は晴れていて自転車でも問題ない。道の雪が融けかかっているのはちょっと辛い。最近使い始めている自転車用のアプリを起動していたのにスーパーで確認すると自動停止になっていた。自動停止ということは走れば自動的に動き始めるのだろうか。スーパーまでのルートが記録されている様子がないので失敗か誤動作なのではないかと思った。帰宅途中に自動停止機能を使わないようにして計測してみた。精度がいいとは言えないものの概ね計測できている。正確性を求めている訳ではないようだ。随所でショートカットしているのでせめて道沿いにトレースしてほしいものだと思う。



 帰宅して調べてみると自動停止機能は走り始めるとまた動き始めるらしい。正常に動作していない気がしなくもないが、何度か試してみるしかないだろう。  走ったコースを登録することもできるようなのでこれから季節が良くなったら遠出して記録するのもいいかもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:136回
2回目:140回

2018年2月7日水曜日

遅延

 曇りのち晴れ。昨夜寝る前に作画していたためか布団に入ってもなかなか寝つけず、朝方には珍しくトイレで起床。寝直したため寝過ごすというパターン。脳が休む体制になっていないと活性化したままアイドリング状態になってしまうのだろうか。

 脳が活性化するのは歓迎すべきことだ。ただし、コントロールする必要はあるだろう。買い物に出なくてはならないと思ったのでその前に昨夜の懸案だった板タブ用の水彩紙を探してみる。ところが、あるとばかり思っていた使いかけのスケッチブックの束が見当たらない。そもそも捨てるのが苦手なので物が溜まる一方だ。逆に言えばどこかにあるはずだと思って大して広くもない部屋を探してみてもやっぱり見当たらない。捨てられない性格ではあっても何度かの引越しの際に思い切って処分したものはあったかもしれない。その中に使い古しのスケッチブックもあっただろうか。

【雪灯】撮影:2009/02/08

 残っていたスケッチブックが何とか一冊見つかったので描いていなかった最後のページを切り取って使うことにした。早速板タブに敷いて描いてみた所、どうやら昨日使った水彩紙より摩擦抵抗が大きいようだ。ペンが走らずもたついてしまう。紙面の質でこんなに違うのかと再度水彩紙のスケッチブックを探してみたもののやっぱり見当たらなかった。
 これではダメだよなぁと思いつつまた描いてみた所、今度は滑りが改善したようだ。どうやら紙が湿気を吸っていたために滑りが悪かったらしい。しばらく時間が経ったので乾いたのだろう。水彩紙に心残りがありつつもすこと試してみようと思う。




 探し物をしたので少し出遅れたが、買い物ついでに外出することにした。時間を短縮するために思い切って自転車にする。車道の路肩にはまだ雪が残っていて自転車も走れる歩道には場所によって数センチの残雪があった。つまり自転車ではまだ走りにくい状態なのだ。道を選びつついつもの立ち寄り先を廻る。ショッピングモールで品のいい男性と目があった。ご無沙汰していたので思い出すのに時間がかかったが、近所の食堂のマスターだった。店に入る雰囲気と違うこともあり知らない人だとやり過ごすところだった。美味しいラーメンをまた食べに行きたい。簡単な挨拶を交わして別れた。

 スーパーに立ち寄りつつ雪の残る道をガタガタと走る。小学生の下校時間と重なったので少し道を変えた。陽射しはやや春を感じさせる強さを持っていた


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:131回
2回目:132回

2018年2月6日火曜日

改良

 晴れのち曇り。気温が低い日。買い物も考えたが、外出せずに作画に集中することにした。

 ボクの絵には魅力があるのか。尊敬し影響を受けてきた諸先輩、諸先生方の作風を寄せ集めただの真似事に終わってないかという不安が頭をもたげる。そんなことを考えるのは危険な迷宮への入り口だ。そんな時にフォロワーさんがいてくれることを心強く感じる。
「大丈夫。心配ないよ。」と見守ってくれている気がするのだ。
 もちろんそれは思い込みかもしれない。それでもいいんじゃないだろうかと思う。前に進むために信じることが必要なことはあると思う。

【冬の青】撮影:2010/0207

 改めて自分らしい魅力を描くためにラクガキを始めてみた。不調とかスランプではなく開拓だ。これまで当たり前に描いてきた絵を見直す。今さらかもしれないし今だからこそかもしれない。そもそもずっと前に掴んでいなければならなかったものなのかもしれないのだ。
 昨夜も寝る前に描いてみた。何が良いのか見失っている感覚。そもそも初めから幻想を見ていたようなものだ。楽に掴まるわけがない。

 数日前から茶封筒の質感を利用していた。比較的丈夫とはいえまだ滑る感覚がある。摩擦が少ないのでペンの引っ掛かりが弱いのだ。そこで水彩用の紙を利用してみることにした。ちょうどポストカード用にカットされた紙があった。すると思った以上に丈夫で摩擦もいい感じなので紙に鉛筆で描く感覚に近い気がした。ポストカードサイズということでやや小さいので使い古しのスケッチブックを探してみるといいかもしれない。描いているうちに紙がやや反ってしまうようなので何かで固定した方がいいだろう。





 試行錯誤を繰り返し改良していくことで無駄も少なくなって行くだろうか。磨きをかけることで自分らしい絵の魅力が見つかればと思う。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:回
2回目:回

2018年2月5日月曜日

覆水

 曇り時々小雪。体感温度はさほど寒く感じない。厚着をしているせいだろうか。

 朝、起きてから歯を磨き顔を洗ってMacの前に座ってしばらくしたら水音に気がついた。水道管の凍結が心配で水を出して寝たわけでもないし気のせいかと思いつつ耳を澄ませるとやっぱり聞こえる。浴室に行ってみたら割と多めに水が出ていてびっくり。いつからだろう?風呂上がりからずっと?それにしては顔を洗った時に気がつかなかった。凍結防止のために少し水を出して寝たら早朝になって急に勢いが増すことはあったが、そもそも風呂上がりに閉めたはずではなかったか…覆水盆に返らずという諺もあるように流れてしまった水を元に戻すことはできない。

【氷垂】撮影:2012/02/06

 先日、投函されていたチラシに漏水に関する注意喚起が記載されていた。全ての水道の蛇口を閉めてメーターを確認すれはわかるとのことだったので確認したばかりだった。それが漏水どころか蛇口が緩んでいるという不始末だ。

 最近、健忘的な物忘れを少し心配している。窓の閉め忘れとか鍵のかけ忘れといったことが多く水道の閉め方が甘いというのも気になっている。考えてみるとこう言う傾向は今に始まった事ではない。何か次に手がけることや行動を意識すると今やっていたことや現在の状況をすっかり忘れたように疎かになってしまうのだ。しかし、水道の蛇口の閉め方が甘いというようなことはこれまでそれほど目立たなかった気がする。
 まだ忘れたことに気がつくからマシなのだろうか。気がつかないままになっていることがあると考えると心配である。




 年齢のこともあるだろうし生活パターンや健康状態も影響するかもしれない。少し自分のしたことの始末に心を残すようにできればと思う。

 今日は、外出もせず作画していたが、一度描きかけていたページを立て直す必要がありコマ割りやネームを再考していたので進展はなかった。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:135回
2回目:135回

2018年2月4日日曜日

滞在

 晴れのち曇り時々雪。買い物もあるので徒歩にて外出した。道の雪はあちこちで融け始めシャーベット状になっている。まだあちこちに残った雪を見ると自転車でも走れるようになるまではもう少しかかるだろうか。歩く道もまだ雪で行き止まりになっている箇所もあった。

《保護色》撮影:2010/02/05

 歩きながら考え事をする。
 毎日のように考え事をして何か思いついてもしばらくすると忘れてしまう。朝起きてまもなく見ていた夢を忘れてしまうようなものだ。どんな名案でも忘れてしまっては役に立たない。せめてこうして書き留めることで後で読み返す可能性にかけているわけだ。もちろんどれだけ素晴らしいアイディアだと感じても時が経つと色褪せてしまいどこが名案なのかすらわからなくなる。アイディアにも旬があるのかもしれない。今日も歩きながらまたそんな考え事をしていた。

「神は細部に宿る」という。作画していると細部にこだわることでバランスを見失うことが少なくない。クロッキーのようにざっくりと全体を捉え、デッサンによって明暗を少しずつ掘り下げ、彩色しつつ細部を仕上げていく。絵画の作品を制作するように漫画もまた脳内のイメージを捉える必要がある。結果的にモノクロの線画としてシンプルな絵になってしまうとすぐに描けるラクガキのように思われてしまうが、実際にはイメージが修練によって研磨された結果なのだ。

 キャラクターは顔の描き分けが重要なのでつい顔を重点的に描き込みがちだ。しかし、まずは全体をざっくり捉え細部は徐々に細部を仕上げるのが良いのかもしれない。また忘れてしまうのかも知れないが、思いついた手順を実践し少しずつでも脳と身体に焼きつけていきたいものだ。




 ショッピングモールやスーパーをハシゴしていると行く手に大きな荷物を抱えた若い男性がいた。声をかけると県外から出張だという。手助けしようかと申し出たものの遠慮された。初めての土地で見知らぬ怪しい人物に声をかけられたのだから無理もないだろう。四方山話をしつつしばらく歩いてスーパーへ。彼は近くのホテルへ向かった。

 買い物を済ませて帰宅。出張の彼はこれから三ヶ月滞在するらしい。これから三ヶ月…春に向かって山菜や花が咲くとても良い季節だ。思い出に残る出張になればと思う。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:136回
2回目:140回

2018年2月3日土曜日

定着

 晴れときどき曇り?やや暖かくなったような気がしたのに室温は4℃だった。
 天候が良いなら外出しようかとも迷いつつ昨夜遅くまで描いていたので感覚を定着したいと思っていた。


《風雪》撮影:2006/02/04

 昨日のデータを開いて描き始めると出足は悪くない感じだった。ラクガキ感覚で描き始めるカットは制約が少ないので自由に描けるせいだろうか。実際にコマへ配置しようとすると考慮すべき要素が急に多くなる。その枠の中で構成する必要がある。縦横無尽に描けるように修練は続くのだ。制作ペースとしては目先の成果ばかり追わずに少しずつ完成に近づける作品を手がけたいと思っている。それは焦りとの戦いでもある。性急に仕上げるのではなく計画的に進める必要があるかもしれない。その計画性もまだ手探りの最中だ。





 しばらく描いてから休憩のつもりで昨日作った甘酒を温め直した。そういえば夏にも冷やした甘酒を飲むようになった。酒粕は夏場のために取っておいた方がいいだろう。
 甘酒によって身体は温まったものの徐々に眠気に襲われた。頭の芯が痺れているようで集中力など欠片もない。ともかく描き進めようとMacと向き合っていたが、結局手応えを得られないまま日が暮れていく。コーヒーを飲んでも効き目なし。そのまま日が暮れたので外出も買い物も明日へ先送りだ。

 夜になってやっと回復してきたようだ。明日は雪の予報。もしかしたら天候の変化による影響を受けたのかもしれない。やっぱり今日は外出した方がが良かっただろうか。

 出来れば今夜も作画を進めたい。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:131回
2回目:136回

2018年2月2日金曜日

質感

 晴れ。冷え込んだため早めに目が覚めたのに布団からなかなか出られなかった。

 途中になっている漫画に取り組もうとして使っている板タブがもう少し使いやすくならないものかと考えた。板タブで直接描くと硬くて滑る感じなので厚紙を敷いてみたら手応えは良かったものの描いているうちに摩擦で削れて凸凹になってしまう。そこで軟質の下敷きを手に入れて厚紙の上に敷いてみた。良い感じになったのでしばらく使っているとやはり表面が滑るのが気になる。ペン先が思ったような軌跡を辿らずに逸れたりズレたりするのだ。
《伝説》撮影:2012/02/03

 少し前に調べたらペーパーライクフィルムというものがあるらしいことがわかった。つまり表面が紙を模倣したような質感になっているということだろう。厚紙を使った時も手応えはあったので紙質に近い摩擦が得られれば良いことになる。これまで使ってきた軟質の下敷きで弾力はいい感じだったので後は摩擦力だ。もっとも簡単なのは紙を敷けば良いわけだが、厚紙のようなものだと一箇所だけ凹んだりするので厚みはなくて丈夫なら良いわけだ。手近にあった茶封筒に軟質の下敷きを入れた状態で板タブに置いてみたら悪くないようだ。茶封筒はある程度の強度もあるのでしばらく使ってみることにしようと思う。





 作画中の漫画のデータを開いてみると絵が酷い。以前と見え方が違うのは、作画が上手くいかなくてしばらく別の絵を描いていたせいかも知れない。回り道は無駄でなかったのだろう。そのまま進めていなくて良かった。ただ、どう考えても全部描き直しだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:135回
2回目:136回

2018年2月1日木曜日

一葉

 晴れ。こんな寒い時期なのに近所では朝から住宅を建てているらしい。木槌か金槌かわからないが、トントンカンカンとけたたましい音が響き渡っていた。だからと言って早く布団から出るわけでもなく睡眠不足を警戒して意地でも布団から出ない構え。もちろんいつもの時間になればそれもおしまいだ。

《雪化粧》撮影:2012/02/02

 今日はお米が安くなっているはずだということで徒歩にて外出した。軽いサイズにすれば良さそうなものなのに10kgを選んでしまうのは、やはりその方が安いからに他ならない。問題は、自宅まで運ばなくてはならないということだ。リュックに入れて背負った後、自転車ならそれほど大変でもなくても徒歩の場合は一歩毎に体重とお米の重さを感じざるを得ない。次にお米を買うタイミングは雪がないといいなぁと思っていても天候がそんな都合を考慮してくれるはずもない。

 せっかく外出するのだからということで朝食用の食パンも買いに行くことにした。少し遠いスーパーに向かって歩いていると冬空の青が濃く感じた。上空の塵や埃が雪で落とされたからだろうか。春を待ちわびて膨らむ冬木立ちの蕾に生命を感じる。野鳥の姿が目に止まるのは木々に葉が少ないからかもしれない。




 食パンを手に入れ、焼きそばで昼食を済ませて帰宅の途に就く。日中は気温が上がったようだ。車道の雪は融けてシャーベット状になっていても歩道には山積みの雪が残っている。下校中の小学生や中学生とすれ違いながら歩いていると雪の上に一枚の落ち葉を見つけた。ミズナラかカシワか…と思いつつ手にとって辺りを見回してもそれらしい気が見当たらない。そういえば、通りがかりに見かけたことがあったような気がする。どこだったか思い出せない。美しい形状を写真に撮りたくなったので持ち帰ることにした。そこからまた歩いて目的のスーパーでお米を購入しリュックを背負って帰宅だ。明日腰痛にならないだろうか。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:131回
2回目:132回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...