腕立て伏せは驚くほど力が入らなかった。粘りも踏ん張りもあったものではない。2回目で何とか目標の100をこなしたものの体調が芳しくないことは否めない。
撮影:2010/06/20 |
作画の方は少し視点を変えて断片漫画に取り組んでみる。カットを組み合わせて後でセリフを考える形。何かヒネリを加えてと思ったのに思いついたアイディアは考えれば考えるほど陳腐でありきたりに思えてしまった。それでも取りあえず形にしてみようと手描きのコマ割りに取り組んでみる。
普段コマ割りをイラレでやっているせいか手描きのコマ割りということになっただけで戸惑い、手間取る。そして鉛筆は調子良くてもペン入れでダメにしてしまういつものパターン。鉛筆だけで仕上げることも考えたが、出来るのにやらないのと出来ないからやらないのでは意味が違う。ペン入れは出来るのだが敢えて鉛筆の表現を採用するといった方式が望ましい。そこで何度も描き直したが、上手くいかないばかりか最初のカットの持ち味はどこかへ消えてしまった。
紙を変えてみたらどうだろう。少し厚みのある紙に変えて描き直す。紙面もいくらかしっかりしているので鉛筆で描き直して消しゴムをかけても紙面の荒れはあまり見られない。ペン入れをしてもガサつきが少なくペンの走る音が安定している。
これはいけるか…と思ったのもつかの間。肝心のペン先のコントロールが上手くいかない。そもそも腕立て伏せの不調というのは何か根本的な原因があって繊細さを要求されるレベルに影響を与えているのではないだろうか。
鉛筆では悪くない感じだからやはりペンの訓練が必要だ。
あまりに感覚がつかめないので外出。
悩んでも行き詰まっても田舎の風景は自然に心を解きほぐしてくれている。そのことに甘えてしまっているのだろうか。
夜になってまた机に向かう。外気温は下がっているようだが、室内はまだ蒸し暑く汗ばむほどだった。場合によっては遅くまでかかっても描こうとも考えた。しばらく描いて調子が悪くなる一方なので断念。
物覚えは良くないが覚えると確実なものにする自信が密かにあったはずだ。一体誰の話だろうと思うほどものにならない。
明日こそは明日こそはと思い続けてそれがローテーションになってもまだ明日は来る。安心してはいけない。油断すれば這い上がることを忘れてしまいそうだ。
目先を変えると道に迷う。いつもの悪い癖だ。
腕立て伏せ
1回目:81回(力が入らない。)
2回目:100回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
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