郵便物を発送しようと近所の簡易郵便局へ足を運んでみると閉まっていた。想定内とは言えなかなかの脱力感。その足で本局へ向かう。本局では、若干名の人が列を作っていた。どうやらクレーム対応のため局員の一人が対応に苦慮している様子。聞くとはなしに話を聞いていると機械的な処理がイレギュラーに対応できなかった様子。
様々なケースを想定して組まれたプログラムであっても全ての場合に対応できるわけではない。それは結果的に人間が対応であっても苦慮する内容かもしれないが、クレームを持ち込んだ側としては訴えたい事を聞いてもらえたということで納得することもあるかもしれない。
郵便物を発送したついでにスーパーとホームセンターを回った。ホームセンターではお正月セールをしていたようでセールの品の幾つかは既に売り切れになっていた。子供の頃はホームセンターの福袋を買いに行くのが家族のイベントのようになっていたことを思い出す。
ホームセンターを出るといくらか雨がぱらついていた。
撮影:2009/01/04 |
自転車を走らせながら考えた。
漫画を描くとかイラストを描くとかと言う事は温泉を採掘することに似ているだろうか。そんなところを掘っても温泉が出るわけないと言われつつ自分の感覚を信じて振り続けるしかない。堀り続ければ穴は深くなるだろう。中途半端に掘ってやめてしまえばただの墓穴である。採掘ならぬ才堀なのだ。
才能とは生きることそのものなのかもしれない。だから才能がないなどと言う事はなくて掘り進んだ結果、何を見つけるかが重要なのだろう。そう考えると二十歳前後で人生を決定しなくてはならない社会のなんと生きづらいことか。20年そこそこで才能が発掘できるなら苦労はないのだ。
帰宅して弁当で食事を済ませ作画に取り掛かる。
頭の中では替え歌が流れている。
「今年の〜ボク〜は〜ちょっと違う〜♪」
ちょっとしか違わないので大差ないかもしれないし、ちょっとの差が1年後には大きな差になっているかもしれない。調子がいいと擬音が口を突いて出る。音楽をかけてもラジオを聴いても集中しきれないので自分を鼓舞するような鼻歌があればいいのにと思う。幾つかのカットを渡り歩いているうちに夕方になった。
今日はどれくらい掘り進められただろう。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:107回
2回目:111回
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