2016年9月14日水曜日

旧知

 比較的涼しく雲は多いが青空も見える朝。
 昨夜見た夢には大きく岩のような水晶の塊が登場した。大学の講堂のような場所で人はたくさんいるのに誰もその塊に気がつかない。表面がキラキラと輝いていて中の様子を伝えていた。宝物は身近なところにあるのだという象徴のようだった。

 Macを起動すると「アップデートのお知らせ」が表示された。
 早くも来たかと確認すると2つのMac用のソフトがアップデート待ちになっていた。敢えて低速回線を使い続けているのは、ソフトのダウンロードで高速回線を利用しようと考えていたからだ。高速回線には使用量に制限がかかる。試しに低速回線で一つのソフトをダウンロードしようとしてギョッとなった。高速回線で利用できるデータ量よりダウンロードのデータ量のほうが大きい。そうなると低速回線のままじわじわダウンロードしたほうが高速回線の使用量を消費せずに済むのではないだろうか。そこでじわじわ戦法を採用したのだが、どういうわけかダウンロードが少し進んだところで予告なく終了してしまう。何度試しても結果は同じ。どうやらタイムアウトのようだ。これはちょっと予想していない事態だ。何度試してもダメなので高速モードに切り替えて試してみることにして取りあえず買い物を兼ねて外出することにした。

撮影:2011/09/15


 近所のショッピングモールに立ち寄っていつものコースを歩いていたら見覚えのある女性二人連れが歩いていた。何食わぬ顔で隣に悩んで歩いたらボクに気がついて驚いていた。その二人とは知り合いで最近会う機会もなかった。ボクがメールの返事をしなかったりするので多分無礼な奴なのである。
「え〜〜〜!?どうしたの〜〜〜!?」
「どうしたの?」と言われても全くの偶然である。しばらく立ち話をしたが、昼食のために立ち寄ったとのことでフードコートへ移動して四方山話となった。
  旧知の仲なので懐かしい人の名前も出てくる。驚いたことに顔が浮かんでも名前が出て来ない人も少なくない。若い頃は一体何人の名前を憶えられるのだろうと思ったものだったのに思い出せなくなるものらしい。
 そもそも目的があって集まったわけでもない。話はいつまでも尽きそうにないので中座することにした。またそのうち会う機会もあるだろう。ボクとしては普段一人で悶々としていることが多いので良い刺激になった。
 長く話し込んでしまったため買い物は中止。近所のスーパーだけ立ち寄って帰宅。定例業務に取り掛かった。

 夜になって再度ソフトのダウンロードを試みる。低速モードでダメなら高速モードに挑戦するしかあるまい。そこで高速モードに切り替えてみる。モバイル回線にして初めての高速回線となる。切り替えるなりダウンロード開始…確かに速くなったものの一定ではない。目標は268MB。ダウンロードは比較的スーズに進んだ。高速回線のリミットは230MBなので38MB程度足りない。やがて残り15MB程度に迫ったので何とかなったかと思った矢先、ちょっと目を離した隙にタイムアウト。高速回線に使用した230MBが無駄になってしまった。
 その後、再度低速モードでダウンロードを試みるもやっぱりダメ。Macの場合、やはり光回線しか選択肢がないということになるのだろうか。

 そういえば、App store経由ではなく直接ダウンロードを試していなかったので調べて試してみることにした。光回線でないということは言うなれば高速道路が使えないようなものだ。目的地へ達するためには工夫が必要となるかもしれない。

 窮地に立たされている感がなくもない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:110回
2回目:115回

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