一晩寝てしまうと良いことも悪いことも忘れてしまうらしい。イマイチ力が入らない感覚なのでコンディションは低調のようだ。
まずはテキストデータに目を通して修正しつつ整理する。それからデジタルデータに加筆修正を施し着地点を模索する。
撮影:2011/06/09 |
最近、なぜ描くのかということを見失いかけていた。季節的なものだろうか。おそらく作品がなかなか完成に向かわないため迷いが生じたのである。
何のために描いているのだろう…意義とか意味のようなものがあったのではないだろうかと思案していた。けれど…そこにはそもそも意義も意味もなくてただ描きたいという衝動があっただけなのだ。
どうしてその衝動を見失っているのだろう。
そんなことを思いながら紙に鉛筆でラクガキをしてみた。デジタルと違ってアナログならではの手応えがある。気がつけばまたしばらくアナログ作画をしていなかっただろうか。 鉛筆を走らせ、ペン入れをしてみると描くことの喜びがフツフツと蘇る。デジタルでは延々時間をかけるカットにも大して時間がかからないのは解像度の問題だろう。デジタルで描いていると必要以上に拡大してしまい細部にこだわりすぎてしまうのだ。このスケール感の違いが感覚を惑わすのかもしれない。
幾度となく繰り返してきた手順を思い出しながらペン入れしたカットをデジタル化して細部を修正。ザクザクと彩色してみる。
アナログからデジタル変換して細部の修正と彩色。この手順を作業フローにできれば少しは効率が上がるのではないだろうか。デジタルによる細部の修正によってアナログでは難しいカットの制作も可能になる気がする。そんなことを思いながら同じことをしばらく前にやった気がした。要するに忘れてしまっていたということか。いくつもの作業をスイッチしつつ制作しているのでそういうことが時々あるのだ。
まるでリスが木の実を隠した場所を忘れてしまうようだが、時が経って芽が出るのならそれも悪くないのかもしれない。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:112回
2回目:114回
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