2015年5月18日月曜日

谷間

 昨夜なかなか寝つけなくていくらか腹痛のような感じがあった。何か悪いものを食べたかと思案してみたが、今朝起きてみたら喉に違和感がある。どうやら風邪気味らしい。そういえば、何かにむせたような咳が時々出ていた。
 折しもバイオリズムは低調期になるらしいから無理せず過ごすことにしよう。

 新キャラのデザイン中に設定変更の必要を感じたため、今日は漫画のストーリーを再構成。
 ストーリーを文字にして起こすということは、日々の中であれこれ想いを巡らせたアイディアを紡ぐ作業。断片的なアイディアは時に矛盾していたり二転三転と変更が加えられるためつかみ所がなくなりかけている。それを拾い集め流れの中に配置して行く。
 ストーリーが決まれば書き溜めてあったカットとの整合性をとりながら漫画として構成することになる。

 実は既に登場しているキャラの名前をまだ悩んでいたりする。

 今にも降り出しそうな空模様を気にしつつ自転車を出した。支払いや買い物、毎日出かける用事があるということは集中力を途切れさせる反面、気分転換や運動不足の解消に一役買っている。顔なじみの人が孫の相手をしていた。利発そう顔立ちで愛想もいい。時の流れは早いと改めて思う。
 何やら新しい施設を建てているようだった。スーパーとか病院といったスケール感。田舎町も時の流れの中で表情を変える。人の出入りが少なければ長期間の維持は難しいから必然的に入れ換えが行われることになる。新しいことを始める時、おそらく夢や展望を掲げていることだろう。けれど、どれほどの人が事業を継続できるだろう。その建築物の前が何だったのか思い出そうとしてみたら、レンタルビデオ・CDショップだったような気がする。時流に乗って華々しいスタートを切ってもやがてまた時流の中に姿を消すことになってしまうのか。
 通りがかりの床屋の窓辺に澄ました様子の二匹の猫が外を眺めていた。2つの窓に1匹ずつ。そういえば、猫カフェが流行り始めてからどれくらいになるだろう。普通の喫茶店に猫がいて和やかな気持ちになったことがある。衛生上の事情で本来は店に置いてはいけないのだとか。招き猫の職が奪われてしまうではないか。そういえば、犬を置いている床屋が近所にあった。自分でカットするのでボク自身はしばらく床屋に行っていないが、猫がいれば楽しみにして行くかも知れない。

 そんなことを思いつつ、鍋一杯分のみそ汁がなくなったのでスーパーでみそ汁の具を探す。野菜が高値なので店内をうろついた挙げ句に地物のニラを購入して帰宅。

0 件のコメント:

コメントを投稿

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...