撮影:2010/08/07 |
朝は曇っているようだった空模様は間もなく快晴となった。直射日光が厳しい。自宅を出てしばらく走ったらTシャツでは腕が真っ赤に焼けそうなので一旦帰宅して暑くなるのを承知で長袖のシャツを追加した。
炎天下の中を走ることになるのでいつもの田んぼ道を避けて町中の道にコースをとる。通りかかったコンビニやスーパーにいつでも逃げ込める体制だ。炎天下の中、町角で祭りの山車が出ているのを見かけた。水分を補給しつつ走りスーパーに立ち寄っておにぎりで昼食。最近のスーパーは食事できるスペースがあるのでありがたい。
それから知り合いのデザイナーさんのところに立ち寄って近況報告。1〜2時間ほど話し込んだだろうか。そこから目的地へ向かうと梅雨明けということもあって一ヶ月前より野草が随分繁茂していた。若干怯んだが、他に誰がやってくれるわけでもない。ほどほどにしようと思いつつ全身に蝉時雨を浴びなから草刈りを開始した。そもそも自転車で走った後だ。少しやっただけで汗が滴る。あちこちにアマガエルの姿が見え隠れしていて少し安心した。
体力と相談しつつ草刈りを切り上げたが、今日は早く帰っても近所のお祭りの大音響が待っているだけだろう。少し寄り道して帰ることにする。
車がある時ならちょっとの寄り道が自転車では少しばかり大変だ。繰り返す上り坂に息も絶え絶え汗を滴らせて自転車のペダルを踏む。
限界とは何だろう。越えてはいけない一線。しかし、その一線の手前まで頑張らなくては成長はないだろう。毎日の腕立て伏せの効果か、それとも小中学校でやっていたサッカーの名残か、息が上がりつつも足は動く。
這々の体で辿り着いたのは山の麓にある生涯学習施設。湧き水の水場が整備されログハウスには古いピアノが置いてある。もう夕方なのに水汲みの人や川で釣りや水遊びする親子連れの姿が見られた。時季によってはモリアオガエルが見られる森の入り口まで藪の中に踏み込んでいく。すると腕に一匹のアブが止まった。日焼け対策の長袖シャツが役に立ったと思い無視しようとしたらチクっとして驚いた。刺したというよりは舐めた程度なのだろう。後で腫れることもなかったとは言え服の上からで刺すとは恐るべきアブだ。水遊びしていた子供は水着すら着ていない様子だったので一応父親らしき人に声をかけてアブに刺されそうになったことを伝えた。アブがいることは承知しているようだったので善処してくれるだろう。
池の周りにはアブだけではなく多くの赤とんぼやオニヤンマも飛んでいる。葉の裏には雲が潜んでいるのを見かけた。穏やかに見える風景の中に生きるための弱肉強食の世界があるのだ。
そろそろ太陽が山の陰に隠れていたので手土産代わりに湧き水を汲んで帰宅することにした。
ダウンしそうになりながら坂道を上り続けた甲斐あってそこからの工程の半分ほどは下り坂で実に快適だ。向かい風も気持ちいい。ラストはゆるい上り坂が続く。日も暮れかかり自転車のライトを点灯したのでペダルはさらに重くなった。
スーパーに立ち寄って帰宅すると手の甲だけが真っ赤に日焼けしていた。手袋もするべきだったろうか。近所の祭りも最高潮まで盛り上がっていたようだ。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:111回
2回目:121回
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