2018年11月5日月曜日

黒猫

 霧のち晴れ。
 紅葉も進んでいるので近所の小高い山の様子を確認することにした。今年は麓の沼の周辺で野草の姿を確認することができたので、今日も何か撮影できればとも思った。
 沼の正面にある駐車場では相変わらず車が駐輪マークを無視して駐車している。何も考えていないのだろう。

 沼のほとりで軽い食事をしてから見て回ったが、思ったより野草や木の実などが見つけられなくてやや残念。



 駐車場を出ようとしたら丸々と太ったブチ猫が色とりどりの落ち葉の上で毛づくろいしていた。近寄っても怖がる様子がない。それどころか猫の方から近寄ってきたので撫でていた。すると猫の方が忙しいようで元の場所に戻って毛づくろいを再開した。ちようど最近、猫を撫でたいなぁと思っていたのでちょうどいいタイミングだった。お腹がパンパンなので子供のいるお母さん猫だろうかと思ったらオス猫だった様子。メス猫よりオス猫の方が気性が荒いと認識しているので撫でるのもちょっと遠慮がち。

 猫に別れを告げて久しぶりに山の坂道を上ってみることにした。いつもとは逆コースで先がきつい。上の駐車場前にたどり着くまで汗をかいてしまった。寒いと思ってやや厚着していたせいもあるかもしれない。展望台からの眺めを抑えておこうと思ったら桜の木の幹にキノコをむしり取った後がいくつか見つかった。先日近所で見つけたマスタケではないだろうか。気になるのは桜の木が傷んでいるのではないかということ。改めて見渡すと桜の木の枝の切り方が乱暴すぎる気がする。
「桜切る馬鹿と梅切らぬ馬鹿」という言葉があると聞いたことがある。
 桜は切ったところから枯れてしまうことが多いのだ。公共事業ではそういう配慮をしないのだろうか。少なくても切った太が腐らないような処置が必要だろう。通行の邪魔にならないようにということを念頭に剪定するせいかありえない角度での剪定も見かける。これでは果樹の剪定の方が見栄えがいい。専門家が足りないのか意識が足りないのか。冬には桜の芽を食べられないようにとけたたましい鳥おどしの音が出るようにしているようだが、肝心の桜が弱ってしまっては意味がないだろう。


《たいひ》

 展望台から下りコースを自転車で駆け下ると道端でツルウメモドキと思しき実が鈴なりになっているのに気がついた。果樹園に人がいたので撮影していいかと確認すると植えたものではないらしい。
 撮影していると黒猫が走っていくのが見えた。以前も会ったことのある黒猫だろうかと思い近くに行ってみると他に2匹の黒猫がヒョコヒョコと顔を出した。どうやらまだ子猫のようだ。だとすると初めて会ったキジトラの孫ということになるだろうか。それともひ孫?顔見知りの黒猫かと思ったので意表を突かれたが、近寄ってみると一匹が寄ってきて甘え始めた。他の二匹は少し離れたところから近寄ってこない。キジトラも親の黒猫も人懐っこかったので遺伝なのだろうか。しばらく遊んでから帰ろうとすると母猫と思しき黒猫が民家の前で寝そべっているのが見えた。以前に会った時はとても痩せていたが、肉付きも良く毛並みも良さそうで安心した。

 今日は5匹の猫に会ったことになる。またいつか再会できる日が楽しみだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:175回
2回目:175回

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