最近、無意識について考えきたが、意識について考える機会があった。
かれこれ一年になろうかという毎日の腕立て伏せだが、ここしばらく不調が続いている。原因はなんだろういくら考えてもわからない。以前と変わらないやり方でやっているはずなのに持続力が落ちている気がする。トレーナーがいるわけではないからわからないながらもとりあえず続けてみるしかなかった。
撮影:2010/07/26 |
数日前、力の使い方が間違っているのではないかとふと思った。
これまで「一生懸命やる」ことしか考えていなかった。腕の筋肉だけでは100回をこなせないので腕の力だけではなく胸筋に力を分散することはしていたが、それだけでは100回をクリアできなくなっていた。
「もしかしたら力の入れ方ではなく力の抜き方が違っているのかも。」
そこで全身に力が入らないように腕と胸筋に注力するようにしてみた。イメージとしては両腕と胸筋で形成されるアーチに全身の体重を乗せるように意識してみた。
すると全身の力みが軽減され必要な筋肉が増強されているようだ。逆に言えば、全身で力むことで力が無駄に分散されていたのかもしれない。まだ以前の調子に戻ったわけではないが、少しずつ改善しているような手応えがある。
そんな風に考えていたら、創作活動もまた同様なのかも知れないと思い至った。
一生懸命取り組むことは当然であるとして、一定の力がついてくると全力で力むことで柔軟さや粘りを奪ってしまっている可能性がある。余計なところに力が入っていれば却ってブレーキになっているかも知れない。
必要な力を効果的に発揮することが作品の出来栄えにもつながるのではないだろうか。
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:105回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
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