時折、覚えのない記憶にたどり着くことがある。
大抵は夢の中なのだが、時代も立場も現在とは違っていて現在とは別にその存在としての記憶を持っている。何のスイッチもなく意識だけが入れ代わるのだ。
「あれ?この記憶って何?」
そう自覚した途端、現在の記憶に引き戻され夢を見ていたのだと納得することになる。しかし、果たして本当にそうなのだろうか。
もし、記憶は脳に付随するものであって意識だけが自由なものだとすれば、眠りについている間は時間も空間も超越することが可能なのではないか。或いは、目覚めている間ですら自由に行き来しているのではないか。非科学的な話かもしれないが、実際、科学には科学のルールがある。科学が万能でないとすれば、ルールの違う世界では通用しないことなのかもしれない。そしてそれは奇異なことではないのかもしれない。
その記憶が現在のものであるとするなら何のためにある記憶だろう?少なくても日々の生活とは全く縁のないもののように感じられる。もっとも遠い昔の記憶が残っていたりするから意味などなくてもいいのかもしれない。
記憶が脳内でどんな仕組みになっているのかわからないが、現在見ているわけでもないのに映像として思い浮かべられるわけだから大したものだ。時には匂いや味まで思い出すことができる。
撮影:2009/07/31 |
少し前から描き進めていた鉛筆のカットを漫画仕立てにしてみた。ちょっと実験的な試み。鉛筆画は加筆も修正も容易なのでスキャニングしてデジタル化することでストップモーションのような作品となる。スキャニング後に原画が変更されることでデジタルデータがオリジナルデータということになるから不思議な気がする。しかもデジタルとなっても修正は可能だから方向性が枝葉のように増えて広がる。
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:103回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
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