《保護色》撮影:2010/02/05 |
歩きながら考え事をする。
毎日のように考え事をして何か思いついてもしばらくすると忘れてしまう。朝起きてまもなく見ていた夢を忘れてしまうようなものだ。どんな名案でも忘れてしまっては役に立たない。せめてこうして書き留めることで後で読み返す可能性にかけているわけだ。もちろんどれだけ素晴らしいアイディアだと感じても時が経つと色褪せてしまいどこが名案なのかすらわからなくなる。アイディアにも旬があるのかもしれない。今日も歩きながらまたそんな考え事をしていた。
「神は細部に宿る」という。作画していると細部にこだわることでバランスを見失うことが少なくない。クロッキーのようにざっくりと全体を捉え、デッサンによって明暗を少しずつ掘り下げ、彩色しつつ細部を仕上げていく。絵画の作品を制作するように漫画もまた脳内のイメージを捉える必要がある。結果的にモノクロの線画としてシンプルな絵になってしまうとすぐに描けるラクガキのように思われてしまうが、実際にはイメージが修練によって研磨された結果なのだ。
キャラクターは顔の描き分けが重要なのでつい顔を重点的に描き込みがちだ。しかし、まずは全体をざっくり捉え細部は徐々に細部を仕上げるのが良いのかもしれない。また忘れてしまうのかも知れないが、思いついた手順を実践し少しずつでも脳と身体に焼きつけていきたいものだ。
ショッピングモールやスーパーをハシゴしていると行く手に大きな荷物を抱えた若い男性がいた。声をかけると県外から出張だという。手助けしようかと申し出たものの遠慮された。初めての土地で見知らぬ怪しい人物に声をかけられたのだから無理もないだろう。四方山話をしつつしばらく歩いてスーパーへ。彼は近くのホテルへ向かった。
買い物を済ませて帰宅。出張の彼はこれから三ヶ月滞在するらしい。これから三ヶ月…春に向かって山菜や花が咲くとても良い季節だ。思い出に残る出張になればと思う。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:136回
2回目:140回
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