2017年9月30日土曜日

洗顔

 爽やかに晴れた。涼しい朝。

 起き出して顔を洗っている時ふと思い出した。漫画の作品には日常を反映させようと思っていたことを。最近は、日常の出来事を面白おかしく表現している随筆的な作品も少なくない。子供のいる家庭の話とか猫の話とか共感も得られるしネタも尽きないのかもしれない。「描く」という技術と「描きたい気持ち」を有効に活かせる気がする。

撮影:2010/10/01


 我が身を振り返ってみると日常は単調に流れ、たまにハプニングがあっても漫画に描くまでもないようなネガティブなことのような気がする。もちろんそんな日々を面白おかしく描くことが漫画家としての腕の見せ所なのかもしれないと思わなくもない。それで日記調の漫画を毎日描いてブログに載せたらと思うこともある。今は過去に撮った写真を掲載しているが、いずれは漫画を掲載したいと思っていた。それが出来ないのはおそらくまだ力が足りないのだろう。

 天気もいいようだしということで買い物ついでに自転車を出した。
 雲が和紙のちぎり絵ように青い空に貼りついている。公園の木の高い所の葉が赤く色づき始めていた。暑い暑いと言いながら過ごした夏を過ぎて今年も紅葉の季節を迎えようとしている。必要な買い物を済ませて回ると天候が怪しくなり始めた。西の空が暗くなり既に降っている様子。30分くらい持ってくれるだろうかと思っているうちにポツリポツリと降り始める。帰宅まで間に合わないかと心配しつつ走っていたらそれ以上降ることはなかった。ところが、帰宅してしばらくすると「バーーーン!」と大きな雷鳴が響き渡った。恐る恐る外を見ると晴れた南の方の空と対照的に北の方の空は暗くなっていた。

 日常を作品に反映させようと考えていたのは随筆的な日記調の作品ではなく比喩としても漫画である。それが技術的な面と根気が足りないおかげで全く手こずっているのだ。以前考えていたエピソードなど霞んでしまおうとしている。これでいいわけはない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:115回

2017年9月29日金曜日

裸足

 曇り時々晴れ一時雨。気温が低く裸足では寒く感じる。気がつけば、数日間外出していないようだ。

 時々、押し寄せる情報が煩わしくなって全てを遮断したくなることがある。
 テレビをボイコットしてみたら寝る時間が早くなり睡眠時間も長くなった。心なしか脳内はすっきり済んでいるような気がする。
 誰に強制されているわけでもないのに取るに足りない予定を詰めんで息絶え絶えに時をやり過ごしている。短く感じる日々の中に必要な無駄と不必要な無駄はどれくらいあるのだろう。時間の使い分けがうまくコントロールできていないと一日は不必要な無駄に紛れていく。

 背負う必要のない荷物や急ぐ必要のないことが貴重な時間を少しずつ埋めていく。

撮影:2010/09/30

 せっかくの静かな時間なので制作中の作品を少しでも進めようと思った。ずいぶん手こずっているせいか描けば描くほど完成が見えなくなる感じがする。全部描き直した方がいいような気がしないでもない。それでも必要な箇所を描き進めた。

 天候が不安定のようだったので今日も外出は控えようかと思ったが、買い物ついでに所用を済ませたら明日の時間が確保できるような気がする。予報では夜まで晴れになっていたようなので自転車を出してみると西の空の雲行きが怪しい。既に雨が降っているようだ。風に流されて雨の飛沫が舞っている。直撃を受けないことを願いつつ自転車を走らせる。すると時々見かける女性を見かけた。行動範囲が決まっていて辿る道も似通っていたりすると遭遇する確率も上がるのだろう。金色の髪のその女性は海外の人だろうか。いつも自転車のようだ。そろそろ顔馴染みになりそうな遭遇率だ。

 携帯ショップに立ち寄っってみるとwi-fiが繋がらなかった。安いとは言えフリースポットではないので繋がらないのは文句の一つも言いたくなる。しかし、端末の問題という可能性もあるので仕方なく近くのショッピングモールへ移動。外は雨がぱらついていた。
 またカフェに入らなくてはならないかと思いつつ来店客が少ないようなのでフードコートへ行ってみた。するとwi-fiはあっさり繋がった。回線速度が心配だったもののなんとかなりそうだ。同じ設定なのに場所によって繋がらないというのはどういうことかわからない。
 用件も済んでショッピングモールから出る。通り雨が降ったらしく駐車場はすっかり濡れていた。日が短くなりライトを点灯する必要がある。
 買い物を済ませて帰宅。そろそろ腹巻が必要な季節かもしれない。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

2017年9月28日木曜日

素体

 雨のち曇り。草むしりによるかぶれは相変わらず痒い。腰痛や筋肉痛はやや落ち着いてきた模様。一週間も影響が残るようでは問題だ。もちろん問題だからといって動かないと錆びてしまうので難しい。

 もう何度目かわからないカットに挑戦。時間が経ってしまったせいでデータがなかなか見つからなかった。今では高いとは言えないマシンスペックでギリギリの作業をしていることがある。メモリを増設する必要を感じつつもなかなか取り組むことができないでいる。データが見つかって加筆・修正を開始。ペンがスラスラ走るとは言えないながら以前はなぜ手こずっていたのかわからない。遠回りも無駄ではなかったということだろうか。

撮影:2008/09/29

 最近は明るいイメージのカットを描いていたためか暗いオフィスのカットに気持ちが乗らない。逡巡していたところで先へ進むことはできないので手をかけられそうなところから取り組んでいった。これまでは斜めやや上から俯瞰になるキャラクターが何度描いても上手くいかなくて苦心していた。窓からの光を計算に入れると立体感を損なわないように描く必要がある。しかし微妙な角度なので歪みが出やすい。モデルなしで描くスタイルなので脳内で思考実験を繰り返す必要がある。あまり夢中になりすぎるとキャラクターが不安定になったり状況を悪化させてしまうことも珍しくない。いっそキャラクターも3Dソフトで作った方が楽ではないかと思ったりもする。それをやってしまうと描く意義を見失いかねない。

 下絵として基本的な素体を描いて本描きに入るという作画手法はまだ会得できたとは言えない。ただ、以前のカットを見る限り今の方が良い結果につながる気がする。逆に言えば、以前のカットは全部描き直したいくらいだ。それも手間がかかって大変だと思いちまちま描いてみても結局全部描き直すことになったりするものだ。

 昨日は蒸し暑かったのに今日は気温が低下している様子。相変わらず体調管理が難しい。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:108回
2回目:110回

2017年9月27日水曜日

昔日

 晴れのち曇り。夜になって雨。やや蒸し暑い日になった。

 時折、過ぎ去った日のことを思い出す。大抵の場合は楽しいこととか懐かしいことを思い出すというより現在との関係性を見直し正当化しようと試みていることが多い気がする。振り返ってみたところで良い結論に至るわけではない。
 もし人生の出来事があらかじめ決まっていて災いも幸福も避けられないことだとすれば、一つ一つの出来事に執着する必要はあるのだろうか。いや、決まっているからこそ前向きに取り組むべきなのだろうか。追われるよりも追った方が気持ちが楽なのは締切ばかりではないだろう。

撮影:2006/09/28

 子供の頃に漫画家を夢に思い描いたことは間違っていなかったのではないかと今は思える。たくさんの人が狭き門を目指すのだから無理な話だと両親は思っていたようだ。もちろんそれは間違ってはいないだろう。今のように出版不況と言われる時代にWeb漫画が注目されるようになっても未だ凸凹道が続いているようだ。しかし、何度も転職して社会を経験したから漫画家だけが凸凹道はではないことを知っている。組織に属せば時間や規則に拘束され厳しい仕事をこなす日々だ。心や体が不調になる人が出ることだってあったし、ボク自身もまた何度かの不調に見舞われた。見えないから確認できないだけで心も無傷だったとは思えない。ゆえに漫画家という職業の大変さだけを特別視するのは当たっていないだろうと思う。

 漫画家は職人的な部分が多々あるのではないだろうか。様々な表現をするために道具や技法も多種多様になるだろう。仕事のスタイルも様々なのではないだろうか。従って、何が必要で何を省略するか見極める必要もある。孤独でありつつも研究や技術の向上を怠ってはいけない。

 子供の頃から高い山の頂上を目指すように少しずつ歩んできた。頂上に立つために過ぎ去った日々を含めた道程にこそ意義があるのではないかと思う。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:108回
2回目:108回

2017年9月26日火曜日

先達

 晴れ。気温もやや高め。先日の草取りの疲れもあってか若干の腰痛がある。加えて腕を中心に植物によるかぶれが出ていてムズムズ痒い。子供の頃からおなじみの痒みだ。

 せっかく地方に住んでいるのだから自然のものを描くのもいいんじゃないかとふと思った。この季節ならキノコとかドングリとか紅葉とか…デジタルよりアナログがいいかもしれない。植物図鑑の挿絵画家になる気はないかと言われたのはずいぶん前のこと。その道に進んでいれば、今とは違った世界を見ていたかもしれない。

撮影:2009/09/27
商業誌で活躍されていた漫画家さんがイラストレーターや絵本作家としてご活躍されている様子を拝見していると人生のステップというかキャリア形成のあり方として一つのお手本を示されているような気がする。
 そもそも商業誌で活動できることが簡単なことじゃないので真似しようとしてできるものでもない。
 Web漫画家としてマイペースで活動できるなら生涯に渡って漫画家として活動することも可能だろうか。ただし生計を立てられるほどの作品を描ける必要があるので簡単な話ではない。
 日本人の寿命が長くなったからといって社会構成が大きく変化するわけではない。見えないところで椅子取りゲームのようなことが展開しているのではないだろうか。実力次第という面がありつつも漫画家として生活できる椅子は無限にあるわけではないだろう。

 先達の歩んだ道は登山のルートのように楽な道ばかりではないし天候の変化への対応も必要だ。それでも同じ山を登るならその足跡は大きな意味を持っているはずだ。

 夕方になって自転車で買い物に出ると遠く西の山へ夕陽が沈もうとしていた。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:115回
2回目:115回

2017年9月25日月曜日

予備

 晴れ。気温も上がった。昨日の疲れが残っていて動作がイチイチぎこちない。いつものこととは言え寝ているわけにもいかないのでのそのそと行動開始。

撮影:2009/09/26

 昨日、コンビニのwi-fiが繋がらなかったので不思議に思って携帯ショップに出かけてみる。ところがやはり繋がらない。しばらく格闘してみたが原因がわからないので店員さんに尋ねてみるとすぐにはわからないとのこと。携帯やスマホを紹介したり売ったりするのが仕事なのだから仕方ない話だとも言える。またしばらく調べてみたもののやっぱりわからないので近所の複数回線が使える喫茶店に移動した。
 時間的に混んでいるようだったが仕方ない。こういう時に複数回線が使えないとネットで調べる事すら出来ないからお手上げになる。取りあえずは窓辺の席をキープしてあれこれ試してみると何の加減かあっさり繋がった。原因不明で解決策も不明。釈然としないが結果オーライとするとかないだろう。

 さっさと買い物を済ませて制作に戻ろうとも考えていたので大幅に予定が狂ってしまった。空腹感を感じたのでスーパーで買い物ついでに軽く食事を済ませる。
 いつもだったらリユースショップと書店などに立ち寄るコースだ。今日はスキップしてスーパーに立ち寄って帰宅した。

 昨日の疲れが残っているのでやむをえないと思いつつ不完全燃焼な感じが残る。明日からの朝食に備えて鶏の肉じゃがを調理。予定の行動があれば準備しておくことでスムーズになる。問題はどれくらい先まで予定するかということだろう。予定しつつも臨機応変な行動を想定しておかないと段々窮屈になるかもしれない
 たぶん誰にも理解されないことだが、漫画家になる夢というのは「予定」だったのかもしれないと思う。その予定のために必要になる道具や環境を少しずつ準備し、絵画教室に通ったりして確実な予定にするための努力もしてきたのだ。

 予定は未定。準備したからといって実行するとも実現するとも限らない。それでもその準備する過程さえ楽しめたら良いのではないだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

2017年9月24日日曜日

格闘

 秋晴れ。
 暑すぎず草むしりの巡回には最適な天候だ。出来るだけ寄り道せずに自転車を走らせた。
 先日の台風の影響はほとんどなかったようで穏やかな田園風景は黄金色になりつつある。赤とんぼが連なって飛び交いあちこちからイナゴが飛び出してきていた。

撮影:2010/09/25

 順調に走って現場に到着。繁茂した植物群もそろそろ最盛期を越えた頃だろう。前回の草刈りから二週間程度だろうか。先日手に入れていた草むしり用の道具を取り出した。カマキリの鎌のような形状をしつつ引っ掛けてむしり取るように刃はない。どこから手をつけようかしばし思案。どこもかしこも繁茂しているのだからどこから始めてもいいのだ。まずは入り口からと意を決して草むしり開始。草刈りより姿勢も視点も低くなる。ここからは地道な作業だ。大したことはないが、まだ蚊もいる様子。アマガエルはあちこちで昼寝を決め込んでいた。
 初めて使う道具なので何が正しいのかわからない。草の根本部分の茎を引っ掛けて引っ張るくらいしか思いつかなかった。根が浅ければ抜けてくるが、深かったり土が固かったりするとむしり取る感じになる。しばらく使っているうちに何となくコツを掴んだ。力は必要だが、鎌を振り回していた時より着実に草取りできるような気がした。取った草を一箇所に集めていたら徐々に山が大きくなる。それが達成感にもなっていた。
 無心になって作業していたらふと右手の指に痛みを感じた。素手でやっていたのでいつの間にか出来ていたマメが破れたのだ。一気に戦意喪失。一時間程度は作業したようなので切り上げることにした。
 帰る前に手土産がないかチェックしてみる。いくつかミョウガが出ているようだったので持ち帰ろうと思ったら既に旬を過ぎているようなので止めにした。その代わりにアケビがなっているを発見。残念ながら五つ葉だったもののアケビには違いない。皮が食べられるのはミツバアケビだけだったろうか。
 このまま除草作業が上手くいくようなら以前のように家庭菜園のようなことが出来るかもしれない。放置しておけばどうせ野草が繁茂してしまうなら何らかの野菜を育てた方がいいというものだ。

 帰りに知人のところに立ち寄った後、昨日調べてあったゲストハウスを訪ねてみた。予約が必要なので思いつきで草むしりに出かけて一泊するのは難しいかもしれない。

 今年も残すところ約三ヶ月になった。厳しい冬を迎える前に実りの多い秋になって欲しいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:109回
2回目:116回

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...