作画しながら想うことがある。
正確で克明に描写することが正解なら写真で良いではないか。
では、なぜ描くのだ。正確で克明に描くだけでは表現できない何かがあるからではないだろうか。それは漫画のように誇張することかもしれない。あるいは絶妙な筆さばきかもしれない。
撮影:2009/08/12 |
何に魅力を感じるか。
透明感、空気感、爽快感…あるいは、美しいという言葉だけでは表現できないものもたくさんある。そういった様々な感覚の中からこれと思うものを抽出して咀嚼し新たな作品として再構成する。初めはお気に入りの画風を真似てみるのも悪くはないかもしれない。ただ、それはあくまでも魅力の要素を借りているに過ぎない。自分自身が何に魅力を感じ、どう伝えようとしているのか研ぎ澄ます必要がある。借り物の画風では伝えきれない何かがあるはずである。
個性はいつしか才能と呼ばれるかもしれない。正確さよりも優先されることの中に魅力がある。
千差万別。様々なものに様々な魅力があるはずなのに自分自身が伝えようとする魅力が何なのか見定めることが難しい。その難しさそのものがまた魅力なのかもしれない。
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:105回
腹筋運動(Vシット):25回
背筋運動:10回
0 件のコメント:
コメントを投稿