2016年8月15日月曜日

浮沈

 晴れていたので洗濯したものの天候は下り坂。少しずつ雲が多くなり夕方には雨がパラついた。
 お盆ということもあってお墓参りと思っていたが、明日は雨の様子。ここ数年、同行する人がいたので連絡を待っていたのだが、今年は既に行ってきたとのこと。もっと早く行っておくべきだった。そして、自分一人でも実行できるよう予定を組むべきだったと反省。何事においてもそうなのだ。依存してしまうと踏み外す。

 曇り空ながら気温は上がったので例によって暑さを堪えつつ机に向かう。思考があちこち飛び回るから集中できていないことが自分でよくわかる。作画の調子は悪くない気がしつつもリズムが掴めていない。深い所へ潜りたいのに水面近くでもがいている感じ。無理したって良い結果が出ないことは周知の事実だが、描かなければ鈍るのは腕立て伏せも同様ではないだろうか。


撮影:2006/08/16

 夕方になって買い物のため外出。雨が降りそうだというのにコピー用紙がそろそろなくなることを思い出して500枚購入。最近、描き損じの紙に描くようになっている。それでも足りなくなろうとしている。
 これだけ描いて何を描こうとしているのだろう。夢は描けているのだろうか。
 年齢を重ねることで感情の起伏が穏やかになって来ている気がする。いや、喜怒哀楽で言えば、「怒」の反応だけが敏感になり喜哀楽が鈍くなっているのではないだろうか。つまらないことに憤慨したり苛立ったりすると抑えるのに苦労する。もっとも若い頃は持つと大変だったかもしれないから、やっぱり喜怒哀楽の全てが穏やかになりつつあるのだろう。

 それで面白い作品は描けるのだろうか。

 ご高齢になっても作品に向かう諸先輩方の事を思えば、むしろこれからなのだと考えてきたことは正しいのだろうか。
 どうすれば心に残る作品を描くことができるのだろう。
 




腕立て伏せ
1回目:85回
2回目:105回
3回目:80回
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回

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