気温が下がると腕立て伏せの際にも力が入らない。
撮影:2013/04/13 |
ペン入れの調子が良くないのも気温のせいだろうか。鉛筆ではいい感じだと思ってもペン入れでイメージがガラッと変わる。当然といえば当然ではあるとは言え許容範囲というものがある。デジタル彩色によってまた変化することになることを承知していてもペン入れの線が骨子となるのでポイントを捉えられていないと歪みとなる。
明日公開できるペースを維持したいと思い、5カットほどの下絵を描いてペン入れした。下絵の調子がいいような気がしていてペン入れも順調のように感じた。
夕方になって買い物ついでに外出した。自転車を走らせながら作画用の紙を廉価なコピー用紙を使っているということをふと思い出す。少し厚手の上質紙を買ってある。その紙にした方がペンの走りも良いはずだ。少し高いので失敗した時にもったいないと思い廉価な紙に戻っていたのだ。
帰宅してからまた机に向かった。するとまた調子が上がっている気がする。気分が良くなってそれまでに描いていたカットを見直して愕然としてしまった。どうしてこの絵で調子いいと感じていたのだろう。慌ててそれまでのカットを描き直すものの調子が上がればそれまでの絵の歪みがまた見えてくる。
…好循環の悪循環である。
今日は何カット描いただろう。いつもでは考えられないスピードだったはずだ。好循環に苛立ちを憶える。自分の欠点など気づかない方が幸せなのかもしれない。
結局、最後に描いた2カットを残して全て破棄した。二度と見たくないひどい絵に思えたからだ。最後に描いたカットも納得の行く出来ではないが、一晩眠れば見え方が変わるだろうか…いや、それもどうなんだろう。
集中力が高まって空中分解してしまったかのような感覚だ。
好循環の悪循環…受けて立たねばなるまいか。
腕立て伏せ
1回目:102回
2回目:108回
0 件のコメント:
コメントを投稿