2016年4月30日土曜日

課題

 目標を設定するということは課題ができるということ。
 夢があるということは課題があるということなのだ。
 そう考えると夢や目標がない状態は課題がないのかも知れない。現状に不満が無かったり平穏だということなのだろうか。
 不安や不満があるということは無意識であれ夢や目標のための課題が既にあるということかも知れない。

撮影:2010/05/01

 今日も晴れていたが気温が上がらない様子。
 虹色ティッシュ最終ページに取り組む。今日はMacに向かってデジタル作業。先はまだ見えていなかった。
 コマ割りや台詞回しを調整しつつ背景を制作。3Dソフトでカメラ位置を探し2Dデータとしてエクスポート。今回はモノクロで書き出してイラレで一コマずつ背景をセットし透明効果で対応する。モノクロ背景には砂目調のトーンを貼り込む。p13-14でかなり時間をかけたせいかどこまで完成度を上げるか迷う。完成形はあってないようなものだからだろう。
 制作はしていたが不採用にしていた背景がここに来て使えそうなので採用。全体としてバランスが良くなければ描き直そうかと思って仮に入れたのだが、悪くない感じなのでそのままとした。


 まるでジグソーパズルを組み立てるようにページを構成していく。デザインの仕事をしている時とは違った感覚も必要な気がする。お弁当を詰める時の感覚に似ているだろうか。その内に煮詰まってきたので公開することにした。

 構想から完成まで5ヶ月程度かかっただろうか。15ページだから計算してみると1ヶ月に3ページという遅筆ぶりである。週刊漫画どころか月刊漫画だって無理だろう。今は達成感より疲労感の方が大きい。
 今後の制作については課題も多い。画力が足りないのはもちろんのこと、色彩に頼りすぎている点、演出、効果、構成…限られた紙面をどう使えば真意は伝わるのか今後も試行錯誤が続くのだろう。課題が多いということは目標や夢が多いということだから望ましい状態なのかも知れない。

 今回の作品に関してはともかく最後まで描くことを第一目標にしていた。それほど途中になっている作品が多い。ところが、描き上げた途端、次の展開が浮かんで来てしまった。
 何よりも多くのフォロワーさんに支えられている感覚がありがたい。読者にどう楽しんでいただくのかという意識が日増しに強くなっているような気がするのだ。

 ただ、今の執筆速度では一生のうち何本描けるか…ともかく描き続けることが目標であり課題なのだ。


腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:110回

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