2016年4月2日土曜日

工夫

 晴れていたので外出したくてウズウズしていた。
 しかし、今日公開の予定のページを準備。それから次からのページの流れを確認した。
 下絵があるページがあと数ページある。それらのページを仕上げつつその先のページを描かなくてはならない。


撮影:2009/04/02

 流れを確認していたらつながりを考えてページを増やす必要を感じた。全体のページは暫定なので必要に応じて増やすことは可能だが、減らすことは無理ではないかなと思う。
 午後になって公開。
 今日公開したページは、動きやテンポがあって気に入っている。カラフルすぎて落ち着かないだろうか。RGBが得意とする光の表現も使ったのでアニメ的だろうか。敢えて砂目トーンのざらつき感を加えることでぬるっとしたツヤが出ることを抑えいてるのだが、狙いは外れていないだろうか。1ページの中で繰り返し楽しめるようになっているだろうか。今回は擬音にも配慮したつもりだ。漫画では音を文字で表現することは当たり前のことではあるが、改めて入れようとすると迷いが生じる。ありきたりのものや真似になってしまうようなものは避けたいし、響きはカッコいい方が良い。さらに文字をカラーリングする際にグラデーションを施した。
 しかし…作者の想いは伝わらない方がいいのかもしれない。どんな工夫をしたとかどれだけ悩んだかということよりも読者がどれだけ物語に没入することができるかが大切なのだ。そう考えれば、集中を妨げず集中力を高める手助けとなる工夫でなくてはならない。


 夕方になって外出。ちょっと久しぶりにショッピングモールを散策した。春休みだからか中高生くらいの姿が目立つ。漫画を公開後なので頭をOFFにする目的もあったのだが、結局、歩きながら漫画のことを考えていた。
 たとえば、週一回公開するペースのスケジュールはどうなるだろう。今と同じクオリティーの画面作りをするのであれば4ページは無理のような気がする。無駄を省きつつ内容は充実させる必要があるだろう。


 逆算してこのスケジュールで描ける作品のスタイルを考えるのもアリかもしれない。

◇腕立て伏せ
 1回目:90回
 2回目:110回

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