2018年4月2日月曜日

加減

 晴れ。朝あった薄い雲はやがて取り払われ青空になった。また天候が下り坂になるとなればこの好機に洗濯物と布団は干しておくべきだろう。

《シルエット》撮影:2007/04/03
花の季節を待ちわびて

 今日は先に近所で撮影しておくことが可能かどうか試しておきたいと思っていた。「先に」とは言っても毎日のルーティンワークは済ませておかないと後で慌てることになりかねない。いつものようにストレッチやネットのチェックを進める。
 そういえば外出用のカメラバッグがちょっと気になっていた。以前使っていたコンパクトなカメラバックのベルトが切れてしまっていたのでカバンごとリュックに入れて持ち運んでいたからだ。山登りのような格好で近所をうろつくのはいかにも怪しい。だからと言って大きめのカメラバックではまた大げさすぎる。ふと思いついたのは、大き目のカメラバッグの肩掛けベルトが取り外せたのではないかということだった。確認してみると残念ながら縫いつけてあるタイプで取り外しができない。安物を買うとこういうことになるのかなと思ったりする。それにしても取り外し可能な肩掛けベルトを見たような気がすると思って部屋の隅にあったカバンを確認したら取り外し式だった。個人で営業する時に使っていたもので今はすっかり埃をかぶっていた。早速取り外してコンパクトなカメラバッグに取り付けてみるとちょうどいい感じになった。

 外に出られたのはすでに昼過ぎ。早く起きてせめて午前中に撮影出来るようにするのがベストだろう。徒歩で出かけるつもりだったので少し歩き始めたら帰りの時間がもったいないと思った。あくまでも撮影が目的。1時間程度で帰って来られた方が都合がいい。
 自転車で出かけたのはすぐ近所。蓮の咲く池がある。まだ芽が出ていないのか池には昨年の枯れた蓮が沈んでいるようだった。いつもなら人の気配がするとたくさんの鯉が集まってくるはずなのに寄ってきたのはほんの二匹程度だった。
 土手に咲いている小さな野草を撮影した後、黄色い花の咲く樹が目に留まった。先日も別も場所で撮ったものと同じような木がする。前回は夕暮れ近くで日陰になっている場所だった。今日は青空とのコントラストが素晴らしい。足元にはツクシが伸び始めアザミが葉を広げ始めていた。何枚かシャッターを切って次の場所に行こうとして我に返った。踏みとどまらなくては夕方まで撮り続けるだろう。後ろ髪を引かれながら帰宅した。

 遅い昼食を済ませたら停滞していた漫画の制作を再開。少し時間が空いてしまうとどこまで進めたかわからなくなってしまう。データを確認すると例によって大して難しくないカットでつまずいたままになっていた。なぜこの角度が描けないのだとしばらく格闘。ふと気がついたら下絵を描いているのにさらに下絵を描いていた。なんというナンセンスな。全部消して最初から描き直しだ。今度は下絵をほどほどに描いてペン入れに入る。すると思っていたよりスムーズに描けた。しばらく下絵と格闘したためだろうか。
 昔から下書きというものがあまり得意ではない。メールではなく手紙を書いていた時代も下書きが苦手なのでいきなり本番を書いては失敗する。一枚書くために便箋一冊のほとんどを無駄にしてしまうことになる。デジタルは何度もやり直しができるので本当に楽になった。そのデジタル作画で下絵を描いていることがナンセンスなのだろうか。



 一日1ショットは杉の実。松の実が松ぼっくりなら杉ボックリといったところだろうか。とかく花粉で嫌われがちとは言うものの昔は焚き付けに使うため落ち葉を拾っていたと聞くし、建材としては今も重要だろう。杉を植えすぎちゃったのが問題なのではないかと思う。何事もやりすぎは禁物なのだ。



プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:155回
2回目:160回

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