2017年10月15日日曜日

先陣

 曇り。気温が低めで肌寒い。昼過ぎの時点で室温が20℃。暖房を入れるほどではないもののこの機会に暖房機器の試運転をしてみた。最初は寝ぼけたようにぐずっていたが、間もなく運転開始。ずいぶん長く使っているファンヒーターだ。1年で故障するという話も聞くので17年も故障しないというのはタフだなぁと思う。最低温度設定だと臭いがするようなので今季は少し使い方を変えてみようかとも思う。

 何事も期待通りに進むものではないと心得ているつもりでいてもつい期待をかけてしまう。期待が圧力になってはいけないと思いながらも心は残る。遠くへ行くためには仲間がいた方がいい。けれど、その仲間に依存してしまっては進めたい方向へは進めないだろう。ことが思うように運ばない時、何かに依存していないかと自らに問いかけてみるべきだ。無理矢理に方向転換をしようとすればはじき出されるだろう。それでいいのかも知れない。一人でも進みたい方向へ歩き続ければ同じ志を持つ新しい仲間に巡り合えるかも知れないのだから。


《山稜の月》撮影:2005/10/16

 いつものようにブログの写真を加工していたらまだ手掛けたことのない手法が見えた気がした。技術的には今までより難しいレベルに挑戦することになるだろう。
 最近、難しいことをやろうとしすぎているのかも知れないと思う。自分のレベルを基準にして常に上を目指せば技術は高まっても心が置き去りになるのかも知れない。求められているのは難しいことよりわかりやすいことだとすれば、理解されないのはむしろ自分自身に問題があるのだ。シンプルさが好まれるのはそこに理由があるのかも知れない。
 技術的にどうあれ結果的によりわかりやすく胸に迫る作品のスタイルになれば良いのではないだろうか。もう少し脳内で練ってから折を見て挑戦したいと思う。

 もしAIが脅威になるとすれば、技術的な模倣の枠を超えてまだ誰も気がつかない領域を表現するようになることだろうか。将棋の世界や社会の分析などでは既にその片鱗が見えているようだ。写真やイラスト、絵画や音楽といった芸術分野でもそれほど遠い将来のことではないかもしれない。ただし、前衛的な芸術表現は受け入れられるまでの社会的な醸成を必要とする場合もあるだろう。一歩先に焦点を当てられるかどうかがポイントかもしれない。先陣を切ったところで結果が出せるかどうか別問題。昨今の話を聞いているとそれすらも時間の問題なのだろうかとも思う。豊かな社会のために一役買ってくれるならそれも悪くないのかもしれない。

 漫画の制作をしているうちに日が暮れた。たった一コマでこれだから時間がいくらあっても足りないのが現実なのだ。

 夕方になって買い物ついでに外出。曇り空なのですっかり暗くなっていた。いつものスーパーへ行くと野菜が大安売り状態。来店客がひしめき合っていた。昨年台風で打撃を受けた野菜も回復しているようで何よりだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:108回
2回目:105回

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