撮影:2012/02/11
|
今日は描きかけていた下絵に加筆修正などがメインだった。以前デジタル彩色にはイラレを使っていた。イラレは様々な局面で使用して来たから慣れているしフラットな彩色には向いているだろうと考えたのだった。しかし、アウトラインの抽出に時間がかかることもあってフォトショに切り換えた。懸念していた通りブラシの使い方でボンヤリしてしまいヌルっとした印象になる。印刷を前提として漫画であれば、スクリーントーンを使う所をデジタル彩色してしまうのでザラッとした要素を排除出来る代わりに力強さに欠ける気がする。適材適所使い分けるのが良いのだと思うが、まだイメージ先行になっていないため試行錯誤になってしまうのだ。
先日制作したイラストでは水彩フィルタが功を奏したが、どんな場合でも通用するわけではないようだ。たぶんアニメっぽい表現を求めているわけではない。どちらかと言うと写真と漫画の間の表現を求めているような気がする。詳細に描けば良いというものではないし、だからといって描かないのでは楽しくない。順光、逆光、俯瞰、アップ、ロング、接写、望遠…これまでも漫画の表現の中に取り入れられて来たであろうし、また写真にも漫画の表現が取り入れられて来たかも知れない。
ボクは縁あって写真を撮って来た。直接的にではないが、構図の取り方や発想などで絵画を参考にして来たと思う。おそらくこんな風に相互に影響し合いながら表現は人類と共にあったのだろう。
ボクはボクの経験の中で得たことの中から出来ることをする。
それ以外に何があるだろう。
深夜になってこれまでのページを並べてみた。結構描けていたつもりでまだまだ足りない。描いているうちにページが増えるのだから当たり前だ。既に何度も挫けそうになっている。
腕立て伏せ:104回
0 件のコメント:
コメントを投稿