ボクはどういうわけか2年目の調子が良くない。実際には気持ちの問題だけなのかもしれないが、2年目のジンクスというものを警戒している。今年はnoteを始めてから2年目に当たるので不調の波があるだろうことを予想していた。その予想が当たったかどうかはわからないが、思うほど制作が進まず悶々としたまま2年目を終えようとしているのだ。
昨夜、3Dソフトをグリグリやっていたせいか、今朝はしっかり寝坊した。それでも予定したコンビニでのプリントを済ませる。最近は国税庁のサイトでもコンビニでのネットプリントを案内しているようだ。確定申告にマイナンバーが必要になるのは来年からということのようだが、個人情報やセキュリティという部分への問題も出てくるのかもしれない。
コンビニまで出かけてみると穏やかな日和だったので少し自転車で走ってみることにした。春は見つかるだろうか。
通りかかった道の「通行止」の看板を見て思わずニヤリとする。すでに雪の融けた道が田んぼの中をまっすぐに続いている。4月になっても雪が降ることがあるから3月31日まで通行止めというのは不思議なことではない。ましてや農道ということであれば、一般車両の通行を制限する必要もあるのだろう。暖冬で雪融けが早いとは言え、早く開ければいいというものでもないのだろう。
そんな風に人生の春も焦っても仕方ないものなのかもしれない。
自転車で走りながら白鳥の姿を探したが、見つからなかった。今季は寒空を飛ぶ様子を一度も見かけたっきりのような気がする。自転車で30分ほど走ったところに野鳥が集まる沼があるので見に行ってみることにする。道すがらスズメやカラスやムクドリの姿を見かけた。暖かな日和を楽しんでいる様子だ。オオイヌノフグリの花が青い星のように田んぼのあぜ道を飾っている。タンポポが一輪だけ咲き始めていた。いつもの年より早い気がする。通りがかりの梅の木の花もほころび始めているようだった。
田畑の中の住宅地をすり抜けて目的の沼に辿り着くと公園整備の工事をしているようだった。いつものようにカモなどの野鳥が群れて遊んでいる。残念ながら白鳥の姿はなく多くの釣り客が糸を垂れたり談笑したりしている。沼の周りを一周しながらカモの写真を撮っていると一眼レフを手にしたボクよりずっと年上の様子の男性に出会った。「ご年配の方」と表現するには若々しく朗らかなご様子だ。こういう時、カメラを持っているだけで共通の話題があるから自然に仲間意識が生まれる。いつもはこの沼でヘラブナ釣りを楽しんでいるそうだが、腰が痛くてどうも…と苦笑する。18-250mmのズームレンズを装着してこれから撮影とのこと。釣りに写真…ボクが言うのもなんだが、ちょっと羨ましい。
陽が傾きつつあるので買い物をして帰宅することにした。
自転車を走らせながら思う。ボクは真剣味が足りなくなっているのではないだろうか。集中が難しいならとマメに切り換えることで初心に還ることも必要なのではないか。漫画・イラスト・写真・デザイン…優先順位は以前と違っていても、漫画一本で制作が進まないと煮詰まっているよりは出来ることを順次スイッチして出来ることをやった方が良いのではないか。
そろそろ活動に適した気候になりつつあるので自然に湧いてきた想いなのかもしれない。
腕立て伏せ:103回
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