気温は低いがよく晴れているので野鳥を見に行きたい衝動に駆られた。自転車なら40分くらいで白鳥や鴨の集まる沼へ行くことが出来る。沼…池との違いは何だろう。
撮影:2012/02/03 |
机に向かって昨日の続き。作画タッチを改造したいと考えていた。
筆のタッチは好きだ。強くて柔らかい印象がある。それで良しとすることが出来ないのは、そのままの線の太さの比率で小さめのカットが描きにくいということがある。頭部の輪郭を描く際には筆の柔軟さが曲線を描くのに向いている気もするので適材適所に使い分けるのがいいのだろう。
せっかくなら使っているGペンやスプーンペンの特性を活かしたらどうだろう。シャープで強い印象。そして繊細さも兼ね備えたい。イメージはあったのだが、それを如何に具体化するかということが問題だ。
昨日と同様、描き損じの裏紙に描いて行く。描いていると少年時代に憧れた漫画のイメージが重なる気がして嬉しい。もちろん絵は似ても似つかないだろう。少年時代に読んでいた漫画の絵はまるで職人の業のようだった。話の面白さはもちろんのこと絵を眺めるのがとても好きだったのだ。
漫画は絵だけでなく話の内容や構成によって成立することは承知している。だが、ボクはやっぱり絵にこだわりたい。極端なことを言えば「話はイマイチだし構成もなってないけど絵はいいね」と言われる作品にしたい。むろんそこに甘えてはいけないのだろう。
個性は美しいとは限らない。美しいことが個性とも限らない。
美しいからと言って面白いものであるとは限らないから、そこを取り違ってもいけないのだろう。
ペンを捻ったり向きを変えたりしながら何枚も描いて行く。線の太さで面の角度を表現したいのだ。
描いた絵はイメージとはほど遠いものだった。当たり前だ。そんなに簡単に改造出来るわけはないしそれでは面白くない。やっかいなのは他の誰でもないボク自身なのだ。
腕立て伏せ:108回
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