撮影:2010/02/22
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午後になって気分転換を兼ねて買い物に出かけようと天候を伺っていたら雨が上がったようなので自転車を出した。スーパーを一軒回ってからホームセンターや書店に寄って帰ろうかと考えていたが、スーパーを出る頃には天候がまた怪しくなり雨が降り始めので慌てて帰宅する予定に切り替えた。もう一軒のいつもスーパーへ立ち寄ると店を出る頃には小降りになっていた。安売りのものも手に入ったからヨシとしよう。
昨日ほどではないが、体調が芳しくない。そのことを再認識したのは夕方になってからだった。予想はしていたことなので無理しないようにしようと思う一方でこのまま一日を終えたくないという想いがせめぎ合う。
何とか机に向かって鉛筆とペンを走らせる。作画の調子は悪くない気がする。しかし、集中力が維持できない。30分も描いただろうか。あえなく撃沈。
考えてみると人生にも似ている。いつかわからなくてもいつかは終わるのが人生なのだ。無理しないように生きようと思う一方でこのまま人生を終えたくないと思う。一歩でも前に進みたいと悪あがきするのだ。
どうして生まれてなぜ死ななくてはならないのかという謎について現代の日本は答えを持たないのではないだろうか。もっとも、仮に答えがあったとしてどうなのだろう。その答えに対して疑問を持ったり反発を覚えたりしないのだろうか。それはそれで窮屈なのかも知れないと思う。謎が謎のままであるからこそ人は生きるのかもしれない。
謎も疑問も残されていないようなそぶりで時は流れ日々は過ぎていく…にも関わらず、人生は21世紀になった今もなお謎に満ちていて人生の目的を個人が自由に設定することが可能なのだ。その意味では問題だらけの世界情勢の中でもやっぱり日本は幸せなのかもしれない。
夜になって日曜美術館の再放送をしていた。なんと尊敬するモネの特集だった。様々な角度からの解説があり、知らなかったこともあって興味深い。
けれど、ボクがモネを尊敬するに至った理由に関する解説はなかった。もしかしたらボクにしかわからないことなんだろうか。それとも作品から受ける印象には個人差があるため技術的な解説などの最小限に留めるのだろうか。
いずれにしてもボクの受けとった感動がモネの狙いだったのかどうかは永遠の謎でありボクとモネの秘密である。
腕立て伏せ:103回
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