2016年2月12日金曜日

超然

 挑戦を当然にする。
 腕立て伏せをて始めてどれくらい経ったろう。回数を増やすことを目的にしていた頃も大変だったが、毎日を100回のノルマにしてからも楽になったわけではない。「維持すること」は、これほど大変なのかと思う。丁度100回を目標にすると目標数をこなすことすら難しくなるのだ。それで100回以上で何回出来るかを指標にしている。

 漫画もずっと描き続けていて「あ〜したい。こ〜したい。」という想いは尽きない。それでも考えずとも描けるようになることで次のステップが見える気がするのだ。
 2年…長いようだが、ボクにしては急速な成長期だった。「まだこの程度かよ」と思う一方で「ここまでよくやって来たよ」と想いもある。丁度登山に似ているかも知れない。高い山に登ることが目的ではない。愛する山に登るかどうかが大切なのだ。マイペースでも一歩ずつ。

 今日は外出することもなく制作の時間をとることが出来た。相変わらず思うような線が描けない。今日は眼の調子があまり良くなかったせいかも知れない。理想としては考えなくても当たり前に描ける状態なのだが、ペンの走りも良くない気がした。スキャニングして見ると粗が目立つ。日によって調子に浮き沈みがあるし、些細な出来事で精神状態が左右される。超然という心境に辿り着くにはまだまだらしい。
 描き直しの必要を感じつつ一応レイアウトしてみた。イラレ上で台詞を配置していたのでイラストに合わせて調整した。
 背景に工場を描かなくてはならないと思い「工場建てるのかぁ」と億劫な気持ちが頭をもたげる。始めてしまえば面白くなるだうとは思いつつ、実際は作品に使うというより曖昧なイメージを具体化する作業に近い。
 設定はクリーンルームであるため窓はない。照明と空調は必要だろう。謎の部品を製造しているのだが、この作品中では大きな意味を持たない。

謎の部品工場デザイン

 3Dソフトを使用して制作しているが、こうして見るとちっとも面白い絵になっていない。謎の部品を作っているならもっと不可思議なデザインにした方が愉快ではないか。それをやるとまた例によって脱線してしまう。今回はホントに少ししか使用する予定がないので程々にしなくてはならないのにクリールームなら更衣室が必要だとかトイレだとかタイムカードだとか見えていないものが気になってしまうのだ。

 この流れは小さなアイディアの種を大きくする過程に似ているのだが、まとめる力が足りないだけかも知れない。



 腕立て伏せ:104回

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