2016年2月22日月曜日

回想

 最近、体重が増えている。
 寒いこともあって外出する機会が減っていることもあるだろう。でも、noteを始めた頃は夢中になるあまり体重が減っていたことを思うと少し熱量が足りないのかもしれない。

 noteをはじめて4月で丸2年ということになる。当時はクラウドソーシングで成果が出せず方向性に迷っている時期だった。もう何度目かの挫折を認めたくなくて一人で悶々としていたのだ。
 noteが始まった頃の沸騰するのような賑わいは孤独も挫折も霞ませてくれたばかりか新しい目的とやり甲斐を提供してくれた。色んなことがあった。生活のために何とか作品を販売しようと懸命な人もいた。新しい希望を見出し、見失ってしまう人もいた。2年なんて長いようであっという間だ。
 今では様々な機能が追加されているが、起ち上がった当初は実にシンプルだった。故に足りない部分をユーザー同士で協力し合い補い合って盛り上げていた。時に心配になることもあったり頑張りすぎてはみ出したこともあったかもしれない。システムは発展途上だったとしても目一杯楽しかった。その先に夢や希望があると信じられた。今にして思えば、そんな時期を経験させてもらえたことは本当に幸せなことだ。

撮影:2011/02/23

 制作に専念しようとしていたボクの前を時間は車窓から眺める景色のように瞬く間に過ぎ去り、同じ頃に始めた人の姿もひとりまたひとりと途中下車するかのように見かけなくなった。どこへ向かって走っているのかはわからない。もしかして同じところをグルグル回っているのだろうか。noteというプラットホームに集い、励ましあったり競い合ったりしてきたが、それぞれがそれぞれの人生を生きている。夢も希望もみんな違うのだ。

 noteに関わり続けていれば、きっとこれからも新しい出会いと別れがあるのだろう。
 作品でつながり、想いを共有することでお互いの人生に関わり合いながら。


 腕立て伏せ:101回

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