2018年2月27日火曜日

細部

 曇り。昨夜も寝つきが悪かった。なんの加減だろう。

 朝食後、食器を洗っていたら水が冷たくて指がちぎれるかと思うほどだった。おそらく雪解け水のせいではないだろうか。春が近くなると水が温むのではなく冷たくなるような気がする。それが春の報せでもあるのだろう。水温むほどの春はまだまだ先とは言え今季も冬を越えられたという安堵感に油断しているとあっという間に山菜シーズンとなる。

《溢れる》撮影:2009/02/28

 食材はなんとか大丈夫そうなので制作の方を手がけたい。
 そのまま漫画の方へ取り掛かりたい気持ちもありつつ気になっていたデジタルアートの作品に挑戦。いつかやりたいと思いつつラクガキを試してはいたもののイマイチ手応えがなかった。今日は数日前から考えていたイメージがある。いきなり細部に取り掛からずに可能な限りざっくりと描いて細部はポイントだけ描き込むというもの。これが意外と難しい。普段、漫画系のイラストで下絵の線画から取り掛かるためかもしれない。

 漫画用のソフトとは別に使っている作画用のソフトを起動。もちろん漫画も描けなくはない。ブラシパターンがとても多く軌跡を描く時に回転するという複雑な動きをするためか若干重くなったり動作がぎこちなくなることがある。油彩タッチや水彩タッチなど線を描くというよりは面を塗りつぶす描き方に向いているのではないだろうか。

 まずはざっくりと描き始める。テーマは冬の森だ。中央には渓流があり水が流れている。すっかり葉を落とした木立の影が雪面に影を落とす。あちこちで見かけた風景の脳内合成である。雪のある山間を流れる川は青くはないだろうと思う。どちらかというと黒に近いだろうか。夏場の渓流もどちらかというと褐色をしているような気がする。そこを敢えて青っぽくする。目に見える色と感じる色は違ってもいいだろう。おかげで少しイラストっぽくなってしまったかもしれない。風景だけ描いていても少し寂しいので何か登場させることにした。うさぎとかカモシカとか…そうすると冬毛で白いだろう。それも悪くはないと思いつつ熊だったら黒っぽいので白い雪の中で存在が明確になるのではないだろうかと考えた。大型の野生動物を小さく描くことで森の大きさを表現することになるかもしれない。そんなことを思いながらペンを走らせていたら思ったよりいい感じに描けたのでそのまま公開することにした。描いていたのは数時間くらいだろう。


 夕方になったので一日1ショットの撮影。買い置きの素材があるのでバリエーションも考えつつ撮影した。あれこれとやっていると一日が過ぎるのが早い。眼精疲労もあってヘトヘトに疲れてしまう。


 公開した作品に反応があると救われる気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:152回
2回目:155回

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