心配事が舞い込んだこともあってか机に向かっても集中出来ない。それでも描いてみるが、乾いていないインクを無意識に触ってせっかく描いたカットを台無しにしてしまう有様。恵まれた人って言うのはどういう人なんだろう。求めなくてもあらかじめ持っているのであれば求める必要はない。それは恵まれているということだろうか。そういう意味では、ボクは足りないものばかりである。かといって欲しいという欲求も色褪せて来ている。足りないことに恵まれているんだろうか。
バイオリズムも低調。そして気温も低く暖房を入れてもなかなか室温が上がらない。それもそのはず、設定温度が最低である。そしてどういうわけか出かけたくなった。寒いのにどうしてだろうと自分でも思う。身体が外に出たがっているという他はない。
自転車を出す前に先日中途半端になっていたジーンズの切れ端にボタンをつけてみた。呼称が思い出せなかったが、いわゆる脚絆(きゃはん)ということになるだろう。現代ではスパッツとも言うのではないかと思う。布の素材が違えど昔の人も同じようにスネに布を巻いていたわけだ。イメージでは2つ付ければ足りると思っていたが、実際に手に取ると2つではどう考えても足りない。3つ付けても足りないくらいだった。予定通り斜めに取り付けて裾がしぼむようにする。予定では脚絆がずり落ちないようにジーンズを固定させるボタンをひとつつけるつもりだった。しかし、巻いてみると布が固いためそのままでも行けそうだった。
実際に試着して走ってみることにした。締め付けが強くないためルーズソックスほど緩くないものの若干頼りない。しばらくすると脚絆がだぶつき始めた。そして早速チェーンで汚れた。汚れ対策なのでしっかり役には立ってくれたことになる。
ポタンの見た目のカッコ良さを優先したものの実際に使ってみるとフックでピッタリ留められる方が良かったかもしれない。試行錯誤の結果であっても作ったものは残って行く。脚絆が出来たら次は手甲を作って旅支度かな。
腕立て伏せ:115回
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