2017年10月14日土曜日

秋祭

 曇りのち晴れ。
 今日は地元の農林水産祭だということを思い出して出かけることにした。寒いような気がして衣類を探すのに30分ほど手間取り、結局いつもの格好で自宅を出た。
 農林水産祭と言っても農産物は産直の店に時々出向いているのでどちらかというと木工だろうか。珍しい農産物があればという興味もある。

《遠き山》撮影:2016/10/15

 駐車場を利用した広い会場にイベント用のテントを設営して農産物や林産物を販売している。木工コーナーはかなりたくさんのテントで家族連れが楽しんでいる様子。お父さんの腕の見せ所だ。
 白いナメコなるものが紹介されていた。突然変異でこれから量産できるようにするらしい。白いナメコの味噌汁というのも面白いかもしれない。ネットでチェックしていた木工屋さんも出店していた。木工には興味があって自分で出来る機会がないかと調べている時に見つけた木工屋さんだ。教室も開いているとのことだが、定員20名がすぐに一杯になるという。それだけ関心も高いのだろう。

 興味深かったのは苔玉を販売しているテントだった。苔は水分が足りなくても枯れないのだという。言われてみれば、石の上に生える青々とした苔を見かけることがある。むしろ水分が多すぎて腐ってしまうことはあるらしい。そして苔にはたくさんの種類がありそれぞれに性質が違っているとか。多くの種類があって分厚い文献もあるのに手頃な図鑑がないらしい。時々写真に撮ることがあるが名前すら知らずに撮っている。奥が深そうだから撮影した苔の名前を調べるところから始めるのもいいかもしれない。

 毎回お腹を空かせながら何も飲み食いしないのもどうかと思い色々悩んだ挙句に芋煮を食べることにした。おばちゃんの具材の入れ方を見ていたら大きな鍋から芋煮やきのこを確実に掬い上げてお椀によそってくれた。そんな名人芸があったのかと感心してしまう手捌きだ。少し薄味に感じたものの里芋はトロリと溶けそうに煮込まれていてきのこが良いアクセントになっていた。キノコの名前を聞いた所、オリミキと言っただろうか。ナラタケのことだそうだ。

 他にも団子やラーメン、焼きそばやトマトパスタなど気になるものはたくさんあったが、いかんせん出かける時間が遅い。しかも財布の中身が寂しい。通り過ぎた女の子が「お金持って来れば良かった」とひとりごとを言って通り過ぎていった。あと少しという所で終了の時刻となった。人の集まりが鈍くて暇そうなテントもあったので明日はぜひ盛り上がって欲しいものだ。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:108回

0 件のコメント:

コメントを投稿

漂泊

 2021年は変化が大きく波に揉まれるような日々だった。2020年が予想外の幸運に恵まれていたのかもしれない。その波に乗れないまま呑まれてしまったようだ。良いこととそうでないことが同時進行し、気持ちの切り替えに苦慮した。元々器用な方ではないからこう言う時には複数の人格の必要性を感...