2017年10月28日土曜日

巡回

 晴れのち曇り。天気概況では晴れになっているのに窓からは白い雲しか見えないので曇っているのかと思い自転車による外出を止めようと思っていた。しかし、何度調べても雨が降っている様子はないし夕方まで晴れの予報。明日からは雨の予報だし台風も北上しているということで今日を逃すと平日になってしまう。平日は何かとやることがあるので避けたかった。雨に降られなければいいだろうということで一旦断念しかかった遠征の予定を復活。昨日は体調がすぐれなかったものの今日は大丈夫そうだ。

《染秋》撮影:2008/10/29

 外に出てみると雲は多めがちながら所々に青空が見えている。これならなんとかなりそうだとペダルを踏み込むとキィキィガタガタ音がした。油切れだろうか。すでにしばらく走っていたので今日はそのまま走ることにした。どうやらペダルの回転部分のベアリングにガタつきがある印象。出がけに後輪のタイヤに空気を入れた時、予想以上に減っていることにも気がついている。近所しか走っていないようでも知らぬ間に消耗しているのだ。

 薄曇りでやや風はありつつも苦になるほどではない。走っているうちに汗がにじむ程度には暑くなった。田園風景はほぼ刈り入れが済んでいて残りわずかになっていた。緑も少なくなる時期なので寂しさも漂い始めている。何年か前から進められている自動車専用道の整備により東西が分断されようとしている。工事はゆっくりでも確実に進められているようだ。その関係か高い電波塔のような設備が作られているところもあった。




 コンビニで水分補給や昼食を済ませつつ風景の写真撮影もそこそこに目的地へたどり着く。そろそろ自転車を新調してもいいタイミングとは思いつつ先立つものがなければ話にならない世の中だ。

  夏の間格闘した植物たちはすっかり勢いを失くし嘘のようにすっきりしている。一応持参していた草むしりの道具や伐採用のノコギリは出番がないようだ。ここ数年、あまり出来が良くなかった柿の木が今年は豊作の様子。高枝切り鋏と運搬のための車が必要なのにどちらもない。写真用に手の届く所の枝を2本ばかり手折って持ち帰ることにする。
 今年はこれで自転車による遠征が最後になるだろうかと少しばかり後ろ髪を引かれつつ帰途に着いた。

  いつも立ち寄る知り合いのデザイナーさんの所へ行ってみると来客の様子。今日は挨拶だけにして帰ろうとしたら名刺はあるかと言われた。来客されていた方は美術や写真に造詣のある方で自己紹介しておいたらどうかということらしかった。お話を伺うと確かにお詳しい様子。何かご縁があるかもしれない。

  しばらくお話をさせていただいてからまた自転車を走らせる。

 いつの間にか太陽の光は弱くなり夕闇も迫る最短コースをひた走る。スーパーを二軒ハシゴして予定通り18時前に帰宅することができた。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:108回
2回目:120回

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