2016年5月16日月曜日

徒労

 月曜日ということもあってかいつも以上にノリがよくない。腕立て伏せが1回目で100回をこなせないのも久しぶりのような気がする。
 このブログでの写真はこれまで写真サービスのPicasaで管理していたが、Google Photosとの統合によりPicasaは終了することがアナウンスされていた。では、このブログでの画像管理はどうなるのだろうと思っているうちにどうやら予告されていた期限になったようだ。今日、いつものように画像を投稿しようとしたら連携機能が使えなくなっていた。以前にもGoogle Photosからリンクする方法を模索したのだが、よく解らないままになっていた。仕方なく改めて調べてみたところ、画像から直接URLを取得してHTMLタグでリンクすれは良かったようだ。HTMLの基本的なタグを忘れてしまっていたのでちょっと慌ててしまった。それだけ便利さに慣れてしまっているのだろう。

撮影:2012/05/17


 昨日、制作していた漫画の準備稿をアップロードしておくことにした。見栄えを確認しつつ次の展開を探る意味もある。
 それからこれまでの作品を確認していたらHDRの記事に目が止まった。更新するつもりでいてそのままになっていたことを思い出した。


「昨日撮影した夕景の写真をHDR風の写真に合成できるかもしれない。」
 本来HDRは同じ構図で露出を変化させて撮影する。撮影した数枚の画像を使用して1枚の写真では再現できない明るすぎる部分や暗すぎる部分をカバーするのだ。したがって、数枚の撮影は構図を固定するために三脚などを使用して連写することが望ましい。ただ、三脚を持ち歩いていないことの方が多い。手持ちのコンパクトデジカメで同じ構図のまま露出を変化させることは容易ではない。そこでいっそのこと2枚の違った画角で露出を変化させた写真をHDR風に合成することを思いついた。夕暮れ色に染まった空と夕闇に沈んでいく麦畑をひとつの画像として成立させるのだ。
 通常、このような撮影の場合、空が白飛びするか大地が黒く潰れるかのどちらかとなる。露出を変えて複数枚撮影することによって適正露出の良いとこ取りするのだ。
 ところが、毎度のようにレンズの歪曲収差のことを忘れている。広角で撮影するとレンズの歪みが生じるのだ。パノラマ撮影の場合なども構図を変えることで歪みが出るため歪曲収差の補正が必要となる。HDR風の画像合成ではパノラマのように左右に構図を移動させて撮影するのではなく上下に構図を移動させる。重なった部分を違和感なく合成させる必要があるが、レンズの歪曲収差によってズレがうまく重ならないことがある。光学的に当然の結果だと思う。そこを半ば力技で合成する。ほとんど写真で写真を描いているような感覚になる。
 今回はこの歪みの調整がどうしてもうまくいかない。以前はどうやっていたのかと不思議に思う。思いつくままに色々な手を試した挙句、結局結果が出せなかった。HDRの画像を編集するならやはり同じ構図で撮影する方があとで悩まなくて済むということだ。

 月曜日は調子が出ないことが多いとは言え、手応えのないまま今日という日が終わって行く。

腕立て伏せ
1回目:90回
2回目:110回

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