2016年5月8日日曜日

自信

 晴れ。風強し。
 制作を進めようと3Dソフトを起動。古本屋の予定だったが、会議室の方に着手した。設定項目が多いので相変わらず思うように作画が進まない。それでも一歩一歩進んでいるはずだ。たぶん。
 コツコツやっているように言ってはみても基本を教わったけれでもない。ただ必要だから取り組んでいる。準備も訓練もなく目的を決めて山に登るようにものだから道に迷ったり怪我だったり遭難したって不思議ではない。
 ある程度形ができてきたところでイラレにレイアウトしてみる。するとちょっと予想と違う仕上がりになって面白い。前回の作品は色をふんだんに使っていたが、少し絞り込んだ方が良さそうだ。

撮影:2011/05/09

 気のせいかもしれないが、3Dソフトに取り組んだあとは疲労が残る。休憩を入れながら次は手描きでの制作。
 昨日少し掴みかけていると感じた感覚は見事に霧散していた。3Dソフトを挟んだせいだろうか。どうやら使っている脳組織のコンビネーションが違うらしい。いい感じで描けていると思えていた下絵は見事台無しにした。描き込んで描き込んでシンプルなラインに行き着くことが目的。思えば、油彩を描いていた時もそうだった。何度も何度も描き直して塗り重ね、やっと描き上げたシンプルな線は面白味のないつまらない仕上がりだった。その過程を見ていた教室の先生には取り組みを評価していただいた。表現というよりは屁理屈のかたまりだったのかもしれない。
 自信がないせいだろうか。
 おそらく屁理屈の根源は批判や批評に対する自己防衛なのだ。
 子供の頃は、どちらかと言うといじめられる側にいることが多かった。体力もなかったし意図的にいじめられていたのではなく遊ばれていただけだったかもしれない。その傾向は大人になっても続いていた。そのせいで批判を躱したりやり過ごすために屁理屈で自己防衛することが身についてしまっているのではないか。それが作品に出ているのなら良い絵が描けるわけもない。

 自信を持てば自由になれるだろうか。
 本当に描きたい絵は描けるだろうか。


今日の予定
1.手描きによる作画:△
 曲線と曲面を意識。思うように描けなかった。
2.3Dソフトによる制作:△
 会議室

予定外取組状況
1.イラレによるレイアウト。ネームのプロット。


腕立て伏せ
1回目:101回
2回目:101回

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