撮影:2013/05/18 |
昨日、1日無駄にしてしまったこともあってか描く意欲だけはあった。これまでの絵がひどい駄作に見える症状が出ていたから自分が成長したからではないかとの錯覚を感じつつ机に向かって描き続けた。こういう時は大抵気持ちばかりが先走ってうまく描けないものである。案の定、鉛筆は快調に走るかに見えて芯を捉えられていない感じだった。それでも描く。
脳がある一定の条件を満たすと意図した線が描けるようになり、思うような絵に近づけることができる気がする。どうすれば条件を満たすことができるのかが解って思うままにスイッチを入れられるようになれば、自然に描けるようになるのではないかと思う。
noteを始めて丸2年。ここまで漫画に取り組むことになるとは思っていなかった。
思えば、転職を繰り返す中で「自分が何をやりたいか」よりも「自分に何ができるか」ということがより重要だと考えるようになっていた。思うような仕事など出来ないのが当たり前だったから気持ちを切り替えなければ生きる道を選ぶことさえ容易ではなかったのだ。それで「自分に何ができるか」と探している間に「自分が何がやりたいか」を見失った。いつのまにか開かずの間に封じ込めてしまった「やりたいこと」は、もしかしたらそのまま一生お蔵入りするはずだったものなのかもしれない。
いっそのこと夢とか希望なんて初めから持たない方が良かったのではないとか思うこともある。社会は意志があることより需要に応えられることや希望に沿った働き方をする人の方が上手な世渡りができるような気がする。
皮肉にも自分のやりたいことは挫折を繰り返した先にあった。最後まで挑戦することがないまま残されたもの。だからこそもう逃げも隠れも出来ないではないかと思う。
もし、夢も希望も持たずに挫折を繰り返していたら立ち直る気になれただろうか。
夢のために挫折があったのか。
挫折のために夢があったのか。
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:103回
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