人の性格は見る角度によって違って当然なのではないだろうか。若い頃は裏表のないことを美徳と感じていた気がするが、世の中には様々な人がいて様々な形の交流がある。それぞれの出来事に対応するには、整合性を考えつつ自らが変化することが必要になる。誰から見ても変わらないというのはむしろ不自然なことの様な気がする。
漫画のキャラクター設定に際してはそんな変化を細分化する。デコレーションケーキのようにどこで切っても同じ形というわけではない。その結果、様々な切り口で様々なキャラクターとなる。まん丸な性格よりもゴツゴツと変化に富んだ性格の方が切り分けた時に様々な形を生みやすいかもしれない。まん丸な性格であるなら切り分けた後でデコレーションするのも良いだろう。性格の多面性をそれぞれの面で捉え直すのだ。
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今日は一日中自宅で制作。
描いたカットをイラレで配置したら思いがけない躍動感が出てテンションが上がった。1カットずつ別個に描いているので伸び伸び描けるからだろうか。お陰で構成をやり直す必要が生じるという副作用があった。漫画の作品としては必要な躍動感だと思う。小さなコマに入れなくてはならないカットがちょっと辛い。真面目にバカバカしい感じも悪くないはず。
躍動感のあるキャラは、普段のっそりしているボクにはあまりない部分なので性格設定が少々難しい。このまま軽く華麗な躍動感が描けるだろうか。
腕立て伏せ:102回
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