2017年2月7日火曜日

時計

 雪のち晴れ。
 相変わらず体調が冴えない。気温の低下ばかりが原因ではないだろう。気持ちの問題か、単に運動不足なのか。
 雪が降っていたこともあり外出せずに制作に取り組む。

 今日は少し頭を楽にして取り組もうと思い背景となる風景画に取り組んでみた。ずいぶん長い間遠回りして後回しにしてきた背景である。その間に設定が進んでいたかというと全くそんなことはない。あまりに広大な世界観を設定してしまったがため手に余っているのだ。しかし、漫画の設定を考える上で世界観は重要である。現実世界を舞台にするとしても地域性や気候など考え始めたらいくら時間があっても足りないだろう。それがオリジナルの世界観となったら必要な設定だけでも膨大な情報量と作画が必要になるはずだ。そんなことを知ってか知らずかいくつもの作品を中途半端にしてしまっている。実際には一本の作品を完成させるだけでも大変なはずなのだ。
…とは言え始めてしまったものは仕方ない。描けるところまで描くしかないのだ。
 鉛筆タッチでサラリと描いた背景画は思ったよりいい雰囲気になった。

撮影:2009/02/08

 次にしまい込んでいたアイディアを眺めつつ作品に出来そうなアイディアを引っ張り出す。キャラクターを登場させることにこだわらず台詞回しと挿絵で一枚にすることにした。
 目覚まし時計がテーマになるので記憶が曖昧になっているところを調べながらフリーハンドで描き始めた。基本は円を描けばいいのだということでフリーハンドらしく割り切ってグルグル描いてみる。ベルなどを描き足しながら文字盤をどうしようか考える。アイディアがより活かせるものが良い…と考えついたのが砂時計だった。この辺りでフリーハンドの作画に限界を感じ始めていた。円が円にならないしベルも何がかカッコ良く描けない。さらに彩色が気に入らなかった。円や直線など基本的な図形で構成できるならデジタル定規を使って描いた方がシンプルになるのではないかと思い最初から描き直すことにした。この際、彩色もしない方がいいかもしれない。



 結果的にセリフと線画だけの予想以上にシンプルな仕上がりになった。狙いは外していないので悪くはないと思うのだが、面白くもないだろうか?日々研鑽である。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:100回
2回目:100回

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