2015年12月24日木曜日

血が通う

 朝から脳内でオジさんキャラがダンスしていた。
 この1年、四苦八苦してきたけど、ようやくキャラに血が通い始めたのだろうか。基本的にイラストは1点で完結させるため肖像画のような捉え方でも良いと思う。




 しかし、漫画はコマからコマへの物語や動きの継続性が必要だ。脳内でキャラがダンスをするというのは、継続的な動作を把握するのに重要とも言える。静止画でしかイメージ出来なかったキャラに血が通い始めたと考えていいだろうか。ダンスはまだまだぎこちなく、コマ送りのような動きだ。それはもしかしたらボク自身の脳内ダンスなのかもしれない。

 クリスマスだからといってとりたてていつもと違うコトはない。いつものように日常を過ごしいつものように机に向かう。いつもと少し違うのは作画の際に顎の位置を意識的に描いてみた。漫画と言ってもギャグタッチからリアルなタッチまで幅がある。話の流れのに中で適宜描き分けられればベストだが、最初からそんな風に描き分けられたら苦労はない。顎を意識的に描くことで顔に締まりが出るような気がした。ただ…こんなことで手こずってたかな?という素朴な疑問は払拭出来ない。
 ダンスするオジさんの脳内イメージを描き出すことはまだウマく行かなかった。それでもシワとかたるみとか目の窪みによって年齢を表現することが楽しく線に愛着を感じるのは意外な発見だった。少しずつキャラに血が通って行くような感覚は嬉しい。

 腕立て伏せ:110回

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