2015年12月30日水曜日

循環

 朝、燃やせるゴミを出そうと外に出ると雪がドンドン降っていた。年末に出しそびれてゴミと年越しするのは毎年恒例のようになっているので今年は回避したかった。ただ、プラスチックゴミは大袋なので容量がまだ残っているため年越しとなってしまった。こういう時のために小袋も用意しておいた方がいいのかも知れない。ただ、またゴミ袋が値上げになるらしく、あまり使わない不燃物やペットボトル用の袋のように無駄になってしまう気がするので余分に持ちたくないという部分もある。それにしてもゴミ袋はこれからまだ値上がりするのだろうか。生ゴミなどはガスを発生させることも出来るのに燃料や肥料になるものにわざわざお金を払って燃やして大気を汚していることになる。経済活動で流通しているものの社会的デザインを考え直すべきではないのだろうか。

 今年も残す所あと2日だという実感が湧かずにいたのだが、スーパーの産直コーナーで地物の大根の入荷予定があるかと訊ねた所、今年の入荷はもうないと言われて年末を感じた。
 意外なことに年末になってやっと作画の調子が出て来ている感じだ。相変わらず失敗を量産しているものの収集がつかなくなることが少なくなっている。描く時に主観的な心理状態を客観的な心理状態に切り換えるとわずかにペン先が安定する。悲しいかな近い所が見えにくくなっているので意地を張らずにシニアグラスを装着すればさらにコントロールが効くようになるだろうか。
 鉛筆で下描き、ペン入れ、薄墨で着色、スキャニング、デジタルで彩色、コマに配置。
 1カット毎に同じ手順が必要になる。アナログでペン入れしているので、修正が必要になったら最初からやり直しである。
 昨日描いていたカットがいい感じになったので使おうと思ったら手にコーヒーを持たせてしまったことでストーリーに影響してしまうことに気がついた。ボツにして描き直すかストーリーを修正するか思案中である。ストーリーの方が弱いと感じていたのでコーヒーで話が膨らませられるならその方がいいかも知れないと思ったのだ。それに同じポーズで描き直そうとしても微妙に違ってしまうので、最初に描いた勢いのある絵が描き直すと若干固くなったりする。躍動感のあるイキイキしたキャラクターが描きたい。

 この時期に調子が悪くないのは欲張ってないからかも知れないとふと思った。コツを掴むまで焦らず欲張らずに取り組むことが大切なのかも知れない。
 試行錯誤は続いている。


腕立て伏せ:110回

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