2017年6月25日日曜日

創活

 曇りのち雨。そろそろ草刈りのために遠出しなくてはならないと考えて天候の様子を見ると何とか降られずに済みそうな雰囲気。なのに身体が重く気持ちが乗らない。遠出に適した気象条件だと身体のコンディションが良いのでもしかすると雨が降るのかもしれないと予感した。
 案の定、天候は徐々に下り坂。体調もそれに呼応するように低調になった。

 机に向かっても集中力どころかやる気が微塵も見当たらない。横になってコンディションの回復を待ちつつ思いついたことがあればおもむろに起き上がって書き留める…それを何度か繰り返した。絵が描ける状態ではないのに文字は辛うじて入力できる。文章の組み立てにはエネルギーを要する。絵を描くということはさらにエネルギーを必要とするらしい。

撮影:2010/06/26

 創作の道を進もうとする時、多くの場合はどうやって生活するかという問題が立ちはだかる。家族の理解と支援が得られたら若いうちから専念することが可能かもしれないが、実際には反対されるのが一般的だろう。それに社会勉強は創作活動と無縁ではないような気がする。では一度社会に出た場合はどうだろう。社会に出れば、利益優先の生活に身を投じることになる。仕事が忙しくなれば時間外での創作活動にさえ支障を来たし、圧迫され、継続が困難になる。

 創作活動はそれほど社会にとって無用なものだろうか。
 実際にはその逆ではないかと思う。田畑や町、都市もまた人間の創造的活動の結果と言えないだろうか。衣料品や食事にしたところでデザインや工夫が施されている。意識しようがしまいが、創作活動は日々の生活の中にあるのだ。
 残念ながら現在の社会システムではまず生活できるかということが問題視される。もちろんそれは昔から変わらないということなのかもしれない。
  良いものを作れば生活できる…という発想が常識化すれば、挑戦する人も増えるのではないだろうか。生活ができるか否か不安を抱えたままの状態をハングリー精神と呼んで良いものを生むこともあるだろう。ただし、それを為せる人はごく一部ではないだろうか。希望した道へ進むことだけが全てではないが、せめて納得できるところまで頑張ったり、再挑戦することが可能な社会になれば良いのにと思う。

 夕方になって買い物のため外出。雨が降っていたので徒歩で外出かと思ったら小降りになっていた。自転車を出してスーパーを二軒はしご。最近、毎週土日はこんな感じになりがちだ。明日は体調が回復するだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:130回
2回目:127回

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