2016年11月2日水曜日

遊牧

 曇りのち晴れ。陽が出ればいくらか気温も上がる。
 そのまま作画に取り組んだ方が良いだろうかとも思ったが、天気が良いので先に身体を動かしておこうと思った。
 出がけに数日前に準備していたデータのことを思い出した。中止半端のままにすると忘れてしまいそうなのでコンビニでネットプリントしておいた方がいいだろう。パソコンから登録していざコンビニへ。PDFでまとめてあったのでそのまま両面プリントすれば小冊子のようにプリントできる予定だった。ネットプリントの操作をしていてふと気がついたのは「小冊子印刷機能」があることだった。調べてみると以前からあった様子。小冊子印刷ができるなら両面印刷するためにデータでページを組む労力が軽減される。年に数回しか利用しないし必要な機能しか使わないのであまり詳しくないのだ。


撮影:2010/11/03

 プリンターが故障して以来、必要があればネットプリントを利用しているものの料金が安くなると助かるなぁとは思う。改めて調べてみるとネットプリントよりメディアを使った方が安いのかもしれない。ただ、Macでフォーマットしたメディアが読み込めないという事態を何度も経験しているので、2度手間3度手間になることを考えれば、ネットプリントの方が確実ということになる。
 漫画の作品をプリントしたのは初めてかもしれない。コンビニのプリンターは全面プリントができないので余白が出来てしまうもののWebで見ていた時とはやはり存在感が違う。
 自己満足に酔いしれつつ小銭がなくなったのでおにぎりを買って小銭を作る。休憩スペースがあれば飲み物も買って昼食を済ませたいところだった。用意してあったデータを全てプリントしたら今度は別のコンビニへ向かう。缶コーヒーを購入して休憩スペースで今プリントして来た作品を折って小冊子にしてみる。ここでおにぎりを食べられたらいいのだが、さすがに別のコンビニで買ったおにぎりを鞄から出す気にはなれない。


 最近、ノマドという言葉を聞かないような気がする。リモートワークという言葉も同義なのだろうか。個人的にはノマド(遊牧民)という言葉の方が好きだ。ノマドにしてもリモートワークにしても事務所や会社に縛られないためには必要なものが手の届く所に必要である。休憩スペースのあるコンビニもあるのでネットプリントはそういうコンビニを選べば良いのだろう。たまにネットプリントを利用しただけなのにそういうことが刺激になる。
 缶コーヒーを飲みながら小冊子のようになった漫画を眺めながら悦に入る。プリント料金は市販されている漫画の単行本の数倍かかっているだろう。それはそうだ。世界にたった一冊の自分の漫画である。

 もう散っているかも知れないと思いつつ公園の銀杏並木の様子を見に行った。季節はソロリとゆっくり歩みを進めたようだ。銀杏の黄葉は最盛期を迎えていた。何枚かコンパクトデジカメのシャッターを切る。寄り道をした分、光が弱くなっていたのが少し残念だった。いつも休憩するベンチに座りコンビニで購入したおにぎりとコーヒーで遅い昼食をすませる。もう夕暮れだった。
 明日からまた天候が下り坂になるようだから今年の銀杏並木の黄葉も見納めになるだろうか。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:105回
2回目:115回

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