2017年4月2日日曜日

手段

 曇り。気温が上がらず肌寒い日。

 漫画を描き始めて改めて感じるのは「準備の大切さ」である。設定や物語の構成はもちろんのこと作画力や必要なソフトなどの習得…生きていれば生活や暮らしの中で基礎に相当する経験は積み上げているにしてもその中から得られた発想を活かす必要がある。
 今は泥縄式に必要なものをかき集めて描いている感じなので時間ばかりが過ぎて行く気がする。同じ時間をかけるなら準備と割り切ってしっかり時間をかけた方が良い作品になるのかもしれないと思う。一方で公開予定の作品がない状態だとこれまた時間ばかりがズルズルと過ぎて行く。


 効率ばかりを優先すべきではないと思うが、延々描き続けることが目的というわけでもない。作品の完成に向けた手順は工夫する必要があるだろう。
 少し前に3D画像へ直接描き込む作画を進めていた。しかし、描けば描くほど非効率である。特に直線を描く場合や後で角度を変えた場面を描こうとした場合にデータを再利用できれば効率が上がるだろう。それには3Dデータ上で可能な限り作りこんでおくことが必要となる。3Dソフトは直線や透視図が得意だが、曲線や不定形のものを作ろうとすると手間がかかる。つまり不定形のものだけを残して3Dデータになっていれば良いわけだ。

 今日は3Dソフトに戻って制作を進めることにした。目的は可能な限り作り込むということ。少し手描きしたおかげで描きたいものの目星はついている。以前作ったデータから必要なパーツを集めたりしつつ制作を進めた。数値設定で出来上がっていくのである意味楽である。ただ、レンダリングするとなるとまだまだ勉強不足。マシンパワーも圧倒的に足りないらしい。朝食を忘れて制作を始めていたが、大して進んだわけではない。ただ、手描きするよりは効率が良いだろうと思う。舞台となるこうした背景をいくつも制作しておくことは作品世界の構築の準備の一環であることは言うまでもない。
 効率よく進めることが焦りを解消する為であっては本末転倒なので作り込むための手段の一つと考えていきたい。

 夕方になって買い物に出たら風が冷たくて冬が戻ってきたかのようだった。スーパーの店員さんの話ではみぞれが降ったようだ。過去のこの時期の写真を見ると自転車で少し遠出しているようだが、今年はなかなかそういう気候になっていないような気がする。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):30回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:102回

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