2017年4月15日土曜日

財産

 朝から断続的に雨が降っている様子。
 今日は過去に撮影した写真から漫画の背景に使えるものがないか発掘してみることにした。残っているだけでも10年以上分のデジタル画像データがある。その中には写真の作品として活かせなくても記録の意味を持つ者も少なくない。そして漫画の背景として使える写真というのはむしろなんでもないような街角の写真だったりする。探してみるとそういう写真は多くない。

撮影:2011/04/16

 困ったことにそういう時に限って漫画の背景として利用できなくてもレタッチして写真の作品として仕上げたくなる画像が目についてしまう。ついでなのでレタッチしつつ写真としての作品と漫画の背景として利用する画像を分けて作業することにした。
 撮影した時には後で作品として仕上げようというところまで考えが及んでいない。手間がかかるのだ。手持ちのソフトは古くても写真のレタッチには充分な機能があるのでその気になれば一通りのことはできるはずだ。

 少し前に新しい写真加工ソフトが紹介されていたので試しにインストールしてあった。しばらくGoogleのPicasaを愛用していたが、Picasaの開発が終了してしまったので閲覧や修正と加工が出来るようなソフトを探していたのだ。乗り換えには使い勝手の違いでやりにくい部分もあったので試用感覚が続いていた。しかし、思った以上に機能が充実していて写真から漫画の背景を起こすことにも利用できる気がしたのだ。

 もちろん基本的には写真用のソフトということでレタッチの機能も充実していた。古いデジタルデータはコンデジで撮影していたこともありjpgデータである。本来ならRAWで撮影できればいいのだと思うが、現在の利用方法ならjpgデータでも十分かもしれない。
 jpgデータと言っても新たにインストールしたレタッチソフトはかなり繊細な補正ができるようになっていた。フィルムデータでもないのにいくらか緑色っぽく色が薄く感じられたので色かぶりを除去したり焼き込んだり…と手を加えているうちに画像は見違えるようになっていく。

 煮詰まったり行き詰まったりするのは、工夫の余地がなくなっているからということはないだろうか。工夫出来なければ解決できず、やがて興味を失っていく。三年も経てば、挫折したと言って他に興味が持てることに鞍替えする方が良いのかもしれない。
 鞍替えという道が選べないのなら新たに工夫する方法を見つければ良いのだろう。言うまでもなくそれが簡単でないから苦しんでいるわけだ。工夫の余地が見つかれば、再び興味を取り戻し改めて取り組むことができるのではないだろうか。それが新たな希望でもある。

 それにしても10年分の蓄積は言ってみれば宝の山である。使い方によっては大きな財産になるだろう。


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):50回
背筋運動:10回
腕立て伏せ
1回目:103回
2回目:114回

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