2017年8月19日土曜日

鳴動

 雨のち晴れのち雷雨。
 土曜日のせいかスイッチが切れている感覚。一昨日のカンナ掛けの筋肉痛が今日になって強くなっていた。ジタバタしても思うような成果に繋がらないのは毎週のことだ。ここは無理せず休むつもりの方がいいのかもしれない。朝は涼しい気がしていたが、湿度が高かったようだ。

撮影:2007/08/20

 休むつもりでいてもやはり気になるのは漫画の制作。例によってラクガキしようかとも思ったが、タブレットで制作していたデータをまたMacで作り直す必要がある。フォーマットはある程度出来ているのでセリフを配置し描いてきたカットを配置することで出来ていく予定だ。
 ふと思ったのは、これまでの制作手法だと人物のカットばかりを先行して描いているので後で背景をセットする必要があった。順番としてセリフの配置の後で背景をセットしたらどうなのだろう。そうすると必要なコマの人物のカットは後から描くことになる。人物のカットが描きたいとは言え、多すぎると感じていたのでバランスが取れるようになるかもしれない。  時折電池切れのように眠くなるので無理をしないように休息を取りながらしばらく制作しているとあっという間に夕方になった。いつの間にか日が短くなったようだ。

 買い物を兼ねて外出すると制作サイクルが頭の中で回転しているような気がする。割と高回転でギアチェンジを待っているようだ。エンジンが鳴動するように脳内を振動させている気がする。
 夢の断片だろうか。それともいつかの記憶だったろうか。高速回転から繰り出される高速運動が千手観音のようなイメージを生み出す。自転車を走らせながら思い出そうと試みたが、そもそもそんな体験が自分の経験とシンクロしない。手が届きそうで届かないもどかしさを払拭するように自転車を走らせた。
 DTPの仕事をしている時、数台のMacと幾つかのソフトを駆使して制作に没頭していた。それだけではまだ足りずApplescriptによる自動化をも進めようとしていたのだ。手が届きそうなのは、あの時の感覚だろうか。そうなれば停滞している作品も制作が進行し新たな作品も描けるような気がする。

 西の空の雲の切れ間から夕方の陽射しが射し込んでいた。いい感じだと思って写真を撮ってみたらコントラストが高すぎて思うような写真は撮れない。いつものことだから落胆には及ばない。

 帰宅してしばらくすると雷鳴が聞こえ始めた。
 少し前まで夕方の陽射しが見られていたのに土砂降りになった。少し遅めの夕立だろうか。こんな風に定期的な雨が大地の熱を冷まし潤していくのだろう。

 脳内の鳴動も活力に繋がってくれるだろうか


プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:117回
2回目:132回

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