枕を少し高くして寝たら腰痛がやや緩和されたように感じたのは気のせいだったらしい。記録していない毎日10回の腹筋はパスした。何しろ力が入らないのだ。他のストレッチと腕立て伏せは何とかこなしたもののコンディションは良くない。
《紅葉舞》撮影:2011/12/03 |
しばらく続いていた腹痛は少しずつ治っている様子。単なる食あたりか胃腸風邪と言われるものだったのか定かではない。少し調べてみた限りでは、胃腸風邪と言われる症状はそんな鈍痛で済まされるものではないようだ。食生活の偏りによって胃が荒れていると考えるのが自然だろうか。ただ、重篤な病だったとしても不思議はない年齢になっているのだろうとは思う。
想定外に備えたくてもそんな余裕のない状態がずっと続いている。社会にはもう必要のない存在だとしても生きなくてはならないのは、まだ恩返しできる可能性が残されているかもしれないから。
念願だった漫画を描く機会を得てしまったのは良かったのだろうか。
漫画を描くということだけに焦点を絞ってしまえば夢は達成してしまったことになる。少し前なら商業誌デビューこそが漫画家の定義だったのかもしれない。今やインターネットの普及のおかげで活動の舞台はたくさんある。もちろん漫画を描くことで収入が得られて生活できている人となると限られてくるのだろうとは思う。けれど、漫画を描いて公開することに主眼を置けば、垣根やハードルは限りなく低くなったと言えるだろう。
想定外に備えるのであれば、漫画を描いて公開するだけではなく収入を得て生活できることが必要になる。ここで大きな壁とか険しい山が登場するわけだ。
間に合わない。
…正直な所、そう思う。だからと言って他の道を選択することを近道とは思えない。寝る間際になってそんなことを考えることがある。
「我が身の安定も計れぬ状態で何が恩返しか」と。
ウケ狙いの作品は描きたくないなどと言いながら実のところ描けないだけなのだ。作品どころか漫画家としての商品価値もないに等しいだろう。若い頃は時代に逆らっても意思を通すのが美徳だと思っていた。あれから時は無情に流れ、何も掴めないまま時代に流されて来てしまったような気がする。そもそも木の葉にも満たないような存在に大河に逆らう術があろうはずはなかった。
生きる時間はあとどれくらい残されているのだろう。それまでにどれほどの仕事を残すことができるのだろう。満足な人生を送れる人などそんなに多くはないのかも知れない。ボクはどんな終焉を迎えるのだろう。死の間際、どんな景色を見るのだろう。
プランク:60カウント
腹筋運動(Vシット):60回
背筋運動:20回
腕立て伏せ
1回目:120回
2回目:122回
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